1. 造血幹細胞に関する論文が Nature Medicine に accept される!!

従来の動脈硬化学の常識に挑戦する画期的な論文だと思います。ネット上で内容を紹介できるようになったら、図を含めて御紹介します。

この論文がacceptされるまでの秘話 (2002 NM)

2. 斎浦先生の移植後動脈硬化に関する論文 Nature Medicine に accept される!!

従来の動脈硬化学の常識に挑戦する画期的な論文だと思います。ネット上で内容を紹介できるようになったら、図を含めて御紹介します( * 第16回「大学と科学」公開シンポジウム )。続編の仕事もいろいろ投稿中です。

この論文がacceptされるまでの秘話 (2001 NM)

3. 留学中の仕事ですが、FasLを用いた移植後動脈硬化の治療に関する論文がJournal of Immunologyに acceptされました。約3年半前に凍らせ、幸いSt. Elizabeth Med Center のdeep freezerに残っていたOCT サンプルを送ってもらい、免染をしなおしてとってもらいもらいました。6/1/01号に載りました。

4. Cerivastatin の血管新生、虚血改善作用に関する論文がFASEB Journal (IF 11.88)に accept されました。 eNOSの活性化が重要であることを示しました。(この論文がとおった日にドイツから別のニュースがきてしまいました)スタチンの興味深い薬理作用に関する続編もいろいろ投稿中です。

5. バルーン傷害による急性、慢性の平滑筋細胞アポトーシスがFas/FasL系を介さなくても生じるという論文がATVBに accept されました(Iowa本部)。12/1号に掲載される予定です。マウス血管傷害モデルはいろいろ報告されていますが、拡張に伴う急性のアポトーシスは、世界中で私のモデルでしかみることができないと自負しています。いろいろな遺伝子改変マウスを用いて、血管拡張術後再狭窄の機序、治療法を分子レベルで検討した論文をいろいろと投稿中です。

6. 斉浦先生の「リザベンによる移植後動脈硬化の抑制」に関する論文がEuropean Journal of Pharmacologyにaccept されました。

7. p21ノックアウトマウスを用いたリザベンに関する論文がATVBにaccept されました。もう少しでCirculationにとおるところだったのですが、PRESTOのnegative な結果がプレスリリースされダメになってしまいました。

8. 名取先生の癌の血管新生に関する論文がBBRCに accept されました。

9. 斎浦先生の移植に関する論文がJournal of Surgical Research に accept されました。

10. 阿部先生のアドレノメジュリンの血管新生に関する論文がBBRCに accept されました。

11. 名取先生のニコチンの血管新生に関する論文が Mol Cells に accept されました。

12. p53ノックアウトマウスを用いた論文がATVBにaccept されました。

13. 田中先生の「血管傷害モデルによる骨髄由来細胞の病変への関与の違い」に関する論文がCirculation Researchにaccept されました。 何度も何度もrevise を要求されましたがreviewers をやっとconvince することができました。 (実はもう少しのところでScienceにとおるところだったのですが)

14. スタチンの善玉血管新生と悪玉血管新生に関する論文がHypertension にとおりました。Circ で全て追加実験をやったのにpolitics で残念な結果となりました。結果は臨床的に非常に重要で Reuters Medical Newsでもとりあげられました。

15. 斎浦先生の移植後動脈硬化に対する遺伝子治療の論文がATVBにとおりました。

16. 福田先生のrapamycin の論文がCirc にとおりました。vivo の追加実験をいろいろと要求されている間、他のラボが同じ実験で同じ結果を得ているのを聞いてヒヤヒヤしていました。最初にpublish することができて、一安心です。

17. 田中先生の加齢に伴う弁硬化に関する論文がJACCにとおりました。4回もrevise しました。世界で初めて、マウスの弁機能不全をエコーでとらえた画期的な論文と思います。今後、遺伝子改変マウスを用いた弁疾患研究に応用されていくと思われます。

18. 佐原先生の「高度に精製した造血幹細胞は病変部血管への関与は少ない」という論文がStem Cellsにアクセプトされました。2002年のNat MedではKSL 3000個を用いて骨髄置換をしましたが、このなかには、高度に精製したhomogeneous な造血幹細胞以外のより未分化な細胞群を含んでいたようです。

19. 墨先生の脂肪組織由来幹細胞を用いた血管再生療法に関する論文がLife Sciences にアクセプトされました。

20. 佐原先生の肺高血圧の病態に関する論文がCirculation にaccept されました。

21. 墨先生の再構成HDLの血管新生促進作用に関する論文がATVB にaccept されました。低HDLの人に他の治療手段と併用する臨床的意義は大きいと思います。

22. 中村先生の徐放出性低分子化合物を用いた血管新生療法に関する論文がClinical Science にaccept されました。

23. 松本先生のEPAの抗動脈硬化作用に関する研究がAtherosclerosis にaccept されました。 大規模臨床試験の結果を説明する分子基盤のひとつになると思います。

23. 田中先生のparabiosis を用いた非照射骨髄置換マウスに関するする研究がFASEB J にaccept されました。 4人のreviewers にいろいろと無理難題をいわれましたが、掲載にこぎつくことができました。モデルの開発、学会発表からかなり時間がたってしまいましたが、無事、掲載されることとなり一安心です。

24. 福田先生の骨髄のRASと動脈硬化に関する論文がATVBにaccept されました。新規的で、かなり綿密な解析が施され、臨床的意義が大きいと自負していたのですが、上位の雑誌で奮闘している間に、似たような仕事がアメリカから出され苦労しました。何が違い、何があたらしいかを示すためいろいろと追加実験を要求されました。苦労の末、無事accept され安心しております。

25. 中村先生のACE2 に関する論文が Hypertension Research にaccept されました。追加実験では、尿量の測定や、微量のAng-(1-7)を質量分析 (nanoLC-ESI-MS) 用いて測定したりと大変苦労しましたが、無事accept していただき安心しております。

 26. 岩田先生のブタを用いた再生医療の前臨床試験に関する論文がLife Sciences にアクセプトされました。

 27. 高岡先生の血管周囲脂肪組織の役割に関する論文がCirculation Research にアクセプトされました。 これからの血管生物学に新しい分野を切り開く画期的な論文と思います。この仕事がpublish され、これからいろいろな続編が次々と発表できると思います。

 28. 榎本先生の内径1.5mm のフィブロイングラフトを用いた論文が Journal of Surgical Research (血管外科学で最も権威のある雑誌)にアクセプトされました。従来の素材より長期開存性、強度、生体吸収性が優れており、血管を創生する素材として期待されます。臨床応用に向けて、いろいろな研究が進行中です。

 29. 平田陽一郎先生の、心筋症ハムスターに対する低分子化合物の有用性に関する再生医療論文がBiomed Pharmacother にアクセプトされました。

 30. 高岡先生の血管周囲脂肪組織に関する第二報が、ATVB にアクセプトされました。TNFα ノックアウトを用いて最初投稿したのですが、IL-6 や MCP-1ノックアウトを用いても追加実験を行うようにreviewersに要求されました。輸入などにかなり費用がかかりましたが、無事accept され安心です。

31. 東邦先生のABCG2/BCRP1と心筋梗塞に関する論文がATVB にアクセプトされました。

 32. 田中先生のVasa Vasorum に関する論文がAtherosclerosis にアクセプトされました。100週齢以上のApoE欠損マウスを解析したりしてかなり時間がかかりましたが、無事論文になり安心です。走査電子顕微鏡や蛍光二重染色など今後注目されると思います。

 33. 平田先生のヒト心臓周囲脂肪に関する論文がJACC にアクセプトされました。今後、多くの研究で引用されると思います。

 

 

 

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