日本医科大学大学院 医学研究科 脳病態画像解析学講座

脳病態画像解析学講座について

 このたび、関係各位のご助力の元、日本医科大学大学院内の寄附講座として、脳病態画像解析学講座が開設されました。

 日本医科大学の脳神経内科の前進、第二内科は、昭和35年に新城之介先生が第3代教授に就任以来、神経内科がメインテーマとなりました。昭和37年赫彰郎先生が養育院(現東京都健康長寿医療センター)に派遣され、その後脳循環測定の研究が始まります。赫先生が第4代教授に就任後、北村伸先生を中心に、PET・SPECTを用いた脳循環代謝の研究が本格化します。昭和56年から国立中野病院との共同研究がスタート、氏家隆先生らの脳血管性認知症における前頭葉の血流低下に代表される数々の成果が発表されました。平成2年養育院に東京都老人総合研究所ポジトロン医学研究施設が開設、かつての縁から大山雅史先生が出向、脳梗塞後の失語の回復過程に言語野が左から右に移動する様子を画像化したStroke論文が発表されます。後に三品雅洋も出入りするようになり、ベンゾジアゼピン受容体、シグマ1受容体、アデノシン受容体の研究で成果をあげました。脳病態画像解析学講座は、この旧第二内科の流れを汲んだ講座であります。

 

ミッション

  1. PET・SPECT・MRI・ECHO・脳血管撮影など、画像診断装置を駆使して、脳神経疾患の病態を解明する。
  2. 分子イメージングなど各種脳画像の手法・解析方法を開発し、他の研究チームとの共同研究、医療連携を推進、サポートする。

 

設置期間

平成26年12月1日 から 令和3年4月30日 まで

 

寄附者の概要

 寿泉堂綜合病院は福島県郡山市にある中核病院です。明治20年湯浅為之進先生が設立した湯浅医院から始まる長い歴史があります。東北新幹線の停車駅である郡山駅の駅前にあり、都心からも非常にアクセスが良い病院です。

 

スタッフ

寄附講座教授

 

寄附講座講師

  • 酒巻 雅典

 

沿革

2021年4月30日 講座が終了しました。

2020年7月19日 2015年〜2019年の活動報告をアップしました。

2018年12月1日 2018年の活動報告をアップしました。

2017年12月9日 2017年の活動報告をアップしました。

2016年12月7日 2016年の活動報告をアップしました。

2015年12月4日 2015年の活動報告をアップしました。

2015年10月1日 本部が日本医科大学武蔵小杉病院に移動しました。

2014年12月16日 寿泉堂綜合病院を表敬訪問しました。

2014年12月1日 脳病態画像解析学講座が開設されました。

2014年11月12日 教授会で寄附講座設置が承認されました。

2014年10月10日 寄附講座設置審議会

2014年8月25日 脳病態画像解析学講座 寄附講座設置の申し込み

 

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