昨年来、指定難病の数が大幅に増え、今では300を超える疾患が指定難病として認定されています。このような施策は国民の期待を反映したものであり、難病克服に果敢にチャレンジする人材の育成は喫緊の課題と考えます。私達、東京大学医療イノベーションイニシアティブは、本事業の創薬プログラムを通じて、このような人材の育成を目指します。
今回は私達の活動をご紹介しつつ、難病に対する治療法開発の現状や可能性、問題点とその解決策、また将来の方向性について、この分野でご活躍の先生方にご講演いただきます。
- 13:00-13:10
- 開会の辞
山崎 力(東京大学医学部附属病院臨床研究支援センター センター長)
- 13:10-13:50
- 難病克服に向けた日本医療研究開発機構(AMED)の取り組み
末松 誠(日本医療研究開発機構 理事長)
- 13:50-14:30
- 難病治療薬の開発に向けたオープンイノベーションと今後の動向
瀬尾 亨(Pfizer Inc. WRD External R&D Innovation 統括部長)
- 14:30-15:10
- 難病・希少疾病治療薬の薬事承認における現状と課題
佐久嶋 研(医薬品医療機器総合機構レギュラトリーサイエンス推進部 推進専門員)
<休憩・ポスター発表*>
- 15:25-16:05
- (特別講演)
Developing New Treatments for Unmet Medical Needs
through Drug Repurposing
Kevin Grimes
(スタンフォード大学医学部創薬人材育成コースSPARK 准教授)
- 16:05-16:25
- 創薬イノベーション人材の育成 ~東京大学の挑戦~
吉本 真(東京大学医療イノベーションイニシアティブ 特任准教授)
- 16:25-17:05
- 難病治療薬開発の課題克服に向けて・患者レジストリーRemudyの現状
中村治雅(国立精神・神経医療研究センター 臨床研究支援室 室長)
- 17:05-17:45
- MCI-186(エダラボン)の筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬としての開発
田中正彦(田辺三菱株式会社 開発本部 臨床開発第一部 部長)
- 17:45-17:50
- 閉会の辞
木村廣道(東京大学医療イノベーションイニシアティブ 特任教授)
-
- *SPARK International Workshopに参加した受講生が成果を発表します。