上の3図は、微山県両城画像石に見られるもので、
いずれも『山東画像石選集』の解説で「神医」と言ってます。
下は、嘉祥県宋山画像石に見られるもので、
これも『山東画像石選集』の解説では「神医」です。


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人面鳥身の前の頭部だけの人物は、酷似するもう一面の画像では、単なる鳥です。

下は、武氏祠漢画像石に見られるものです。宋山画像石に見られるものとそっくりです。
これはさすがに治療しているとは見えません。


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こうして眺めてくると、一番上の画像も心配になりませんか。
「乃ち左にその手を握り、右にこれに書を授けて曰く、これを慎めこれを慎め、と」
の場面のようにも、私には見えるんですが。
いくら神医だからって、跪いて針治療をうけるのが普通なのかね。