shizuoka.ac.jp）
静岡大学東部キャンパスには生命科学の研究・教育に携わる多くの方々がいらっしゃいます。研究は基礎から応用まで、その研究分野は生物学から化学まで、また、研究対象は微生物から哺乳類までと多種多岐に渡っています。そのため、なかなか一つの話題を話し合うことが出来ないのが現状です。しかしながら、生命科学を研究する上で、共通の話題・問題があると思います。そこで、生命科学研究を指向する方々のネットワーク作りを目的として、生命科学懇話会を発足させることにしました（96/05/24 河田雅圭・近江谷克裕）。
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で連絡をお願いします。|
公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年12月25日（火）14:30-16:00 |
| 会 場 |
静岡大学理学部B棟212号室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
森 仁志 （名古屋大学大学院生命農学研究科） |
| 演 題 |
『質量分析計でタンパク質の何がわかるの？』
質量分析計は言うまでもなく物質の質量を測定する分析機械です。最もよく使われているのは低分子物質の検出です。余りなじみのない人に説明する例として、ドーピングや、覚醒剤、危険ドラッグ、残留農薬の検出を上げることができます。こういう化学物質と比較するとタンパク質は高分子物質ですが、検出することができます。質量分析計でタンパク質を測定する点で田中耕一やJohn.Fennが2002年にノーベル賞を受賞しました。 このセミナーでは、タンパク質の何が分かるのか、生命科学に関する学問的な話だけではなく、食品の話などまとまりのない雑ぱくな話をします。 |
| 問合先 |
静岡大学理学部生物科学科 木嵜 暁子 電子メール kozaki.akiko shizuoka.ac.jp |
| サイエンスカフェ in 静岡 第130話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年12月13日(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 | 竹下 温子 （静岡大学教育学部家政教育学講座） |
| 演 題 |
『「食」について考える』
食中毒は知識がワクチンとなるといっても過言ではないように、健康を持続させるには、食に関する知識を増やす必要があります。知ったうえで、その人自身がどのように選択または行動に移すかが鍵。そのきっかけづくりのお話を提供します。 
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| 問合先 |
サイエンスカフェ９代目店主 大吉崇文 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-3080 電子メール sci-cafe suml.cii.shizuoka.ac.jp公式HP http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/ メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001680853.html |
| サイエンスカフェ in 静岡 第130話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年11月15(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 | 土屋 麻人 （静岡大学理学部物理学科） |
| 演 題 |
『重力と量子論の融合 〜 新しい時空概念の探求 〜』
私たちに最も身近な力である重力。実は現代物理学においては大きな謎を秘めています。宇宙のはじまりや成りたちを理解するうえで鍵となっている、重力と量子論の融合。そのための新しい時空概念を探求する研究についてお話します。
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| 問合先 |
サイエンスカフェ９代目店主 大吉崇文 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-3080 電子メール sci-cafe suml.cii.shizuoka.ac.jp公式HP http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/ メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001680853.html |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年10月24日（水）17:00-19:00 |
| 会 場 |
静岡大学理学部Ａ棟３階A301室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 1 |
川井 清彦 （大阪大学産業科学研究所） |
| 演 題 1 |
『バイオマーカーの１分子検出』
ごく微量のバイオマーカーを検出するために、PCR、ELISAと言ったシグナル増幅法がしばしば用いられています。私達は、１分子蛍光観測により、バイオマーカーを１分子レベルで検出する手法開発に取り組んでいます。 詳しい研究内容は： http://www.sanken.osaka-u.ac.jp/labs/mec/kawairesearch.html |
| 演 者 2 |
中村 卓 （長浜バイオ大学バイオサイエンス学部） |
| 演 題 2 |
『量子化学計算による酵素反応機構解析』
酵素は、産業分野、医療分野などで広く利用されています。我々は量子化学計算を利用して得られた知見を、酵素の反応機構解析や機能改良に活用する方法の開発を目指しています。本発表では、脱ハロゲン化酵素を例にその内容を紹介いたします。 |
| 演 者 3 |
田邉 一仁 （青山学院大学理工学部・化学・生命科学科） |
| 演 題 3 |
『会合体を形成する核酸の機能と応用』
疎水性官能基を備えたDNAやRNAのオリゴマーは水溶液中で会合体を形成します。私たちは核酸会合体が、高い細胞内浸透性と安定性を示すことを明らかにしてきました。本発表では、これら人工核酸の設計と細胞機能制御への応用について議論します。 |
|
|
| 問合先 |
静岡大学理学部化学科 大吉 崇文 電子メール oyoshi.takanori shizuoka.ac.jp |
| サイエンスカフェ in 静岡 第129話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年10月18(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 | 増澤 武弘 （静岡大学客員教授） |
| 演 題 |
『富士山に学ぶ 〜 富士山の自然が育んだ世界文化遺産 〜』
富士山頂の永久凍土や麓のブナの森、青木ヶ原。また、富士山を守る江戸時代のビジターセンターなど、まだまだ分かっていない、世界遺産「富士山の自然」の現状と将来について、画像を見ながら解説します。
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| 問合先 |
サイエンスカフェ９代目店主 大吉崇文 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-3080 電子メール sci-cafe suml.cii.shizuoka.ac.jp公式HP http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/ メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001680853.html |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年9月21日（金）15:00-16:30 |
| 会 場 |
静岡大学理学部B棟213号室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
山東 信介 （東京大学大学院工学系研究科） |
| 演 題 |
『細胞機能・運命を制御する人工細胞増殖因子』
細胞増殖因子は、特定の細胞膜受容体に働きかけ、受容体の活性化と細胞内下流シグナルを誘起することで、細胞の増殖、遊走、分化と行った極めて重要な細胞機能を引き起こす。また近年、再生医療への期待の高まりにともない、細胞増殖や組織再生、分化制御に必須である「細胞増殖因子」の工学的応用に注目が集まっている。しかし天然の「細胞増殖因子」は、安定性や品質管理など実応用面での課題、またその改変が容易でないことから細胞シグナル研究への応用が難しいなどの問題点を抱えてきた。そのため、多様な細胞膜受容体活性化を引き起こせる「人工細胞増殖因子」の開発が望まれている。我々は、細胞膜受容体の活性化を厳密に制御できる人工細胞増殖因子の開発に挑戦している。本発表では特に、核酸を基本とした人工細胞増殖因子の設計、開発、および細胞機能・運命制御への応用について講演する。 
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| 問合先 |
静岡大学理学部化学科 大吉 崇文 電子メール oyoshi.takanori shizuoka.ac.jp |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年9月20日（木）15:30- |
| 会 場 |
静岡大学静岡大学農学総合棟講義室９（504室） （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
荒井 緑 （千葉大学大学院薬学研究院 活性構造化学） |
| 演 題 |
『天然物を基盤とした生物活性分子の探索と創製』
二つの魚釣りのお話です。一つ目は，えさをタンパク質とし、転写因子に結合する天然物を釣り上げる「標的タンパク質指向型天然物単離」について、二つ目は，えさを化合物（Fuligocandin B）とし、細胞内の標的タンパク質を釣り上げ、がんに効く作用機序解明についてです（がんに対するTRAIL耐性克服作用）、また、最近取り組んでいるNotchシグナル阻害剤探索にも触れたいと思います。 |
| 問合先 |
静岡大学グリーン科学技術研究所（兼 農学部） 河岸 洋和 電子メール kawagishi.hirokazu shizuoka.ac.jp |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年9月13日（木）16:00-17:30 |
| 会 場 |
静岡大学 静岡キャンパス 総合研究棟4階 414室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
濤川 一彦 （ドイツ・ブラウンシュバイク工科大学・動物学研究所） |
| 演 題 |
『ゼブラフィッシュを使って知る脊髄小脳変性症の発症の仕組み』
脊髄小脳変性症という神経難病を耳にされたことありますか？ この難病と闘い続けた木藤亜也さんの手記「1リットルの涙」は今から30年ほど前に出版され、大反響を呼びました。その実話に基づいたテレビドラマを視聴して、この病気を知った方も多いのではないでしょうか。不幸にもこの病気に侵されてしまった患者さんは運動の協調性を司る小脳が萎縮していくことが原因で、歩行時にふらつくようになり、箸などを上手に使えなくなったり、呂律が回らないなどの症状が出てきます。このような運動失調の症状は10−20年かけて徐々に悪化し、最後は寝たきりになり、予後が非常に不良の難病です。 私達は医学・創薬分野での利用への期待が高まってきている小型熱帯魚ゼブラフィッシュに遺伝子操作を施す事によって、生体内蛍光イメージングを可能とする新たな脊髄小脳変性症のモデル動物を作製しました。今回のセミナーでは、私達の作成したゼブラフィッシュモデルを紹介し、さらに培養細胞で行っている脊髄小脳変性症の原因遺伝子の細胞生物学的な解析も交えながら、この難病の発症機序の解明に向けた私達の研究活動の一端を紹介させていただきたいと思います。 静岡大学とドイツ・ブラウンシュバイク工科大学とは大学間協定を締結しています。研究交流に興味をお持ちの先生方、また研究留学に興味のある学部生・大学院生の方々のご参集の程宜しくお願い致します。 |
| 問合先 |
静岡大学理学部生物科学科 成川 礼 電子メール narikawa.rei shizuoka.ac.jp |
| サイエンスカフェ in 静岡 第128話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年9月6日(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 | 吉村 仁 （静岡大学工学部数理システム工学科） |
| 演 題 |
『素数ゼミの謎 〜 進化物語の科学 〜』
17年または13年に一度の周期で大発生する素数ゼミ（周期ゼミ）と呼ばれるユニークなセミをご存じですか？ 長年の生物学者の謎、その進化史を科学的思考と数理モデルから明らかにします。またセミ採りの必殺技も公開します。
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| 問合先 |
サイエンスカフェ９代目店主 大吉崇文 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-3080 電子メール sci-cafe suml.cii.shizuoka.ac.jp公式HP http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/ メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001680853.html |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年9月6日(木)15:00-16:30 |
| 会 場 |
静岡大学農学総合棟5F講義室9（504室） （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
小林 達彦 （筑波大学大学院生命環境科学研究科） |
| 演 題 |
『ニトリル代謝に関わる酵素の分子機能解析と物質生産への応用』
ニトリルやシアンは、炭素-窒素三重結合のシアノ基を有するため毒性を示し、生物分解に対しては極めて難分解性の化合物であるが、一方で、化学工業の中間体や農薬など幅広い用途で使用されている。我々はこれ迄、特に微生物によるニトリル分解代謝に関わる以下の反応を触媒する酵素群を対象とした基礎・応用研究を行ってきた。放線菌Rhodococcus rhodochrous J1菌のニトリル分解代謝は、ニトリルを酸とアンモニアに分解するNitrilase系と、ニトリルをアミドに分解するNitrile hydratase（NHase）系に大別できる。後者に関しては、コバルト(Co)存在下で、培地に尿素あるいはシクロヘキサンカルボキサミドを添加した場合、高分子量型H-NHaseあるいは低分子量型L-NHaseが各々選択的に誘導発現する。特に、H-NHaseの生成は無細胞抽出液の50％以上を占めることから、現在、本酵素はアクリルアミド工業生産に使用されている。 我々は、これらのニトリル関連酵素群の反応機構や酵素遺伝子の発現調節機構を詳細に検討するとともに、それらの知見を利用した高度発現系の構築も行ってきた。即ち、生理活性物質生産菌として工業的に広く利用されているStreptomyces属放線菌の重要性を鑑み、NitrilaseやH-NHaseの両構造遺伝子の発現機構およびプロモーターを基盤にした本属で機能する発現プラスミドの開発に成功した。また、NHaseの発現機構を解析している過程で、従来の機構とは異なる新規な翻訳後修飾機構（self-subunit swappingと命名）を発見した。即ち、NHase遺伝子クラスター上の特定のORFがNHaseの成熟化に関わることを明らかにした。さらに、本遺伝子クラスター上の他のORFのユニークな機能も解明した。 |
| 問合先 |
静岡大学農学部 小谷 真也 電子メール kodani.shinya shizuoka.ac.jp |
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静岡サイエンススクール 「サイエンス・サマープログラム2018」 (1) サイエンスワークショップ， (2) プレ・サイエンスワークショップ | |
|---|---|
| 日 時 |
2018年8月16日(木) 10:00-16:00 サイエンスワークショップ１ 2018年8月17日(金) 10:00-16:00 サイエンスワークショップ２ 2018年8月18日(土) 10:00-16:00 プレ・サイエンスワークショップ |
| 会 場 |
静岡大学理学部Ａ棟２階理学部大会議室A209など （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 対 象 |
中学〜高校生（事前申込者：約20人）：サイエンスワークショップ１ 中学〜高校生（事前申込者：約20人）：サイエンスワークショップ２ 小学生〜一般（事前申込不要：約80人）：プレ・サイエンスワークショップ |
| 内 容 |
サイエンスワークショップ 8月16日(木)，17日(金) 10:00-16:00 講義と実験がセットになったもので、やや発展的な内容のものです。 １日に１つ、２日間で２つのテーマの講座を行います。各テーマの定員は20人（事前申込制）で、対象学年は中学校1年生から高校3年生です。テーマは１〜２つの範囲で申し込めますが、受講希望者が多いテーマについては、書類審査で受講生を選抜します。 プレ・サイエンスワークショップ 8月18日(土) 10:00-16:00 やややさしい内容の科学教室です。実際に簡単な実験・観察・考察を体験することで自然科学に興味を持ってもらうことがねらいです。8月18日(土)の10:00〜12:00と13:00-16:00を予定しています。いくつかのブースを廻ってもらいます。ブース当たりの所要時間は20分から30分程度です。定員は約80人（事前申込不要）。小学生でも理解できる程度の内容ですが、大人でも楽しめます。中高生や保護者・学校関係者の参加も歓迎します。 |
| プログラム |
サイエンスワークショップ 8月16日(木)，17日(金) 10:00-16:00
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| 参加申込 | |
| 問合先 |
静岡大学理学部 静岡サイエンススクール運営委員会 〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836 Tel: 054-238-3080 Fax: 054-238-6351 E-mail： office mirai-sss.jp公式HP http://www.mirai-sss.jp/ オンライン問合せ http://mirai-sss.jp/modules/ccenter/ |
| サイエンスカフェ in 静岡 第127話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年7月26日(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 |
山内 清志 （静岡大学理学部生物科学科） |
| 演 題 |
『環境が遺伝子の働き方を変える』
2003年ヒトゲノム計画が完了し、これでヒトの病気の原因はすべて解明されると大きな期待が寄せられました。しかし、そこで明らかとなってきたものは、ゲノムだけでは説明できない生物の持つ可塑性でした。遺伝子の働き方に環境がどのように影響を与えるかについて紹介します。 
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| 問合先 |
サイエンスカフェ９代目店主 大吉崇文 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-3080 電子メール sci-cafe suml.cii.shizuoka.ac.jp公式HP http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/ メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001680853.html |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年7月6日(金) 16:00〜 |
| 会 場 |
静岡大学総合研究棟4階会議室（413号室） （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
Changcheng Xu （米国 ブルックヘブン国立研究所） |
| 演 題 |
『Regulation of Membrane Lipid Homeostasis in Plants』
講演者の Changcheng Xu 博士は植物や藻類の脂質合成で顕著な業績を挙げられている研究者で（EMBO，Plant Cellなど多数），特に葉緑体チラコイド膜脂質の２つの合成経路のうち，真核型経路と呼ばれる経路を担う脂質トランスポーターの同定で有名です。本講演ではその話を中心に，脂質代謝経路を改変することでバイオディーゼルの原料となるトリアシルグリセロールの蓄積を制御する方法についても議論して頂く予定です。 Maintaining the proper lipid composition of cellular membranes is vital for numerous metabolic processes including photosynthesis and respiration, yet how lipid homeostasis is achieved remains poorly understood. Photosynthetic tissues of higher plants are particularly enriched in galactolipids that are critical for the functional integrity of photosynthetic membranes. In many plants, galactolipid biosynthesis involves two parallel pathways compartmentalized in either the chloroplast or the endoplasmic reticulum (ER). Arabidopsis mutants defective in either pathway were isolated and used to explore the regulation of lipid metabolism in plants. In the presentation, I will describe how mutants defective in the ER-pathway of galactolipid synthesis reprogram their lipid metabolism to maintain membrane lipid composition and thus normal photosynthetic structure and function. In addition, I will discuss the potential genetic engineering strategies to enhance lipid accumulation in photosynthetic tissues of plants by harnessing the mechanism of lipid homeostatic regulation. |
| 問合先 |
静岡大学理学部生物科学科 粟井光一郎 電子メール awai.koichiro shizuoka.ac.jp |
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国立遺伝学研究所国際シンポジウム 2018「ゲノム編集と機能ゲノム学」 NIG International Symposium 2018 "Genome Editing and Functional Genomics" | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 日 時 | 2018年7月4日(木), 5日(金) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 会 場 |
三島市民文化会館（ゆうゆうホール） （〒411-0036 静岡県三島市一番町20番5号，アクセス情報） | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| 演 者 |
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| スケジュール |
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| Poster presentation |
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| Registration (free except Welcome Mixer) |
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| 問合先 |
国立遺伝学研究所 川上 浩一 電子メール kokawaka nig.ac.jphttp://kawakami.lab.nig.ac.jp/sympo2018/index.html | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
| サイエンスカフェ in 静岡 第126話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年6月28日(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 |
鈴木 信行 （静岡大学理学部数学科） |
| 演 題 |
『論理の理論、理論の論理』
数理論理学（理学的論理学）の考え方を、思い切って簡略化して紹介しましょう。その雰囲気だけでもお伝えできれほ嬉しいです。巷間に名高いゲーデルの不完全性定理についても、内容とアイデアの一端に触れたいと思います。
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| 問合先 |
サイエンスカフェ９代目店主 大吉崇文 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-3080 電子メール sci-cafe suml.cii.shizuoka.ac.jp公式HP http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/ メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001680853.html |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年6月18日(月) 16:00〜 約1時間 |
| 会 場 |
静岡大学農学総合棟4階講義室7（405講義室） （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
下川 哲昭 （高崎健康福祉大学・大学院健康福祉学研究科・教授） |
| 演 題 |
『育児放棄は育児ホルモンのプロラクチンが関係している －脳内環境の破綻と行動異常の解析－多動性や育児放棄への一考察ー』 下川先生は、育児放棄には、その母親が胎児の時期に、泌乳や育児に関係するホルモンであるプロラクチンにどのくらい暴露されていたか（母親が祖母のおなかの中にいた時に暴露されたプロラクチンの量）が関係していることを、マウスを使った研究で初めて明らかにしました。 この研究は、アメリカ科学アカデミーの学術雑誌に発表されて、日本でも新聞や報道で特集されるなど、とても注目された研究内容です。 どなたでも参加できますので、是非講演を聞きに来てください。 細胞膜上に存在する受容体はリガンドと結合し情報を細胞内に伝えた後、細胞内にインターナリゼーションされ、エンドゾームを経て分解やリサイクル過程に選別される。この機構は過剰な情報の曝露から細胞機能を守る極めて重要な仕組みで、この一連の受容体の細胞膜を介した輸送には、様々な分子と機構が複雑かつ精巧に関わっている。このメカニズムの破綻がいくつかの神経・精神異常の原因であるという報告が蓄積しつつある。 現在、私達はRING型のubiquitin ligaseとして機能するCblと相互作用を持つCIN85の機能解析を進めている。これまでにCIN85は受容体チロシンキナーゼのユビキチン化を介した分解過程に関与していることを明らかにした。そのノックアウトマウスは「多動」と「育仔放棄」の表現型を示した。「多動」の表現型は脳線条体のドパミン受容体エンドサイトーシスの破綻により引き起こされることを明らかにした。また、「育仔放棄」の表現型の原因は胎児期の脳内環境、特に母体からの適正なドパミン–PRLシグナルが決定的な役割を担うことを突きとめた。 本セミナーではCIN85欠損における表現型の解析結果を示すとともに、脳内環境の破綻による行動異常、特に育児放棄についての研究成果を紹介したい。 多くの方の参加をお待ちしています。 |
| 問合先 |
静岡大学農学部 茶山和敏 電子メール sayama.kazutoshi shizuoka.ac.jp |
| サイエンスカフェ in 静岡 第125話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年5月31日(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 |
三重野 哲 （静岡大学理学部物理学科） |
| 演 題 |
『小惑星衝突による破壊と創造（ガス銃を用いた衝突模擬実験）』
太陽系の長い歴史では、小惑星衝突が頻繁に起き、惑星が変化してきました。地球や惑星への衝突が破壊を起こしました。 一方、物質を生み出す反応も起きています。今回、タイタン（土星の衛星）への衝突の模擬実験と有機分子合成について紹介します。
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| 問合先 |
サイエンスカフェ９代目店主 大吉崇文 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-3080 電子メール sci-cafe suml.cii.shizuoka.ac.jp公式HP http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/ メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001680853.html |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年5月16日(水) 16:00-17:00 |
| 会 場 |
静岡大学理学部Ａ棟２階A209大会議室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
Lucian Gorgan （Alexandru Ioan Cuza University of Iasi, Faculty of Biology） |
| 演 題 |
『NEW INSIGHTS IN QUALITATIVE AND QUANTITATIVE DNA ASSESSMENT PHYLOGENETICS AND GENE EXPRESSION』
The presentation aims to introduce the audience into the research themes developed within the Laboratory of molecular genetics, to locate and describe it as an integral part of the “Alexandru Ioan Cuza University of Iasi, Faculty of Biology”. The main research activities are targeting various molecular studies that involve the structure and evolution of certain nuclear and mitochondrial genes for different endemic species or species with invasive potential. In addition to the genetic diversity studies, for different species of cyprinids, over the four years of postdoctoral research, other topics have been also explored by our research team: Genetic diversity studies for Perccottus glenii species, based on the use of mitochondrial molecular markers, Molecular studies of symbiotic relationships between rhizobia strains and leguminous plants, Identification of interspecific and intrapopulation polymorphism in Bison bonasus, Phylogenetic relationships within superfamily Sylvioidea, as well as interdisciplinary topics, aimed at testing the effect of different new chemical compounds and physical factors on animal models or cell cultures, with the identification of the structural and functional changes induced in informational molecules, gene expression and quantification of gene expression. 
興味のある方はぜひご参加ください。 |
| 問合先 |
静岡大学理学部創造理学コース 日下部 誠 電子メール kusakabe.makoto shizuoka.ac.jp |
| サイエンスカフェ in 静岡 第124話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年4月26日(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 |
小林 健二 （静岡大学理学部化学科） |
| 演 題 |
『分子のかたちと集合：分子から超分子へ』
生命は様々な分子の集合体です。分子は、２次元・３次元的なかたちをもって個性を発揮し、弱い力で集まると新たな性質を発現します。今回、分子がかたちをつくる仕組み、集合する仕組み、超分子について紹介します。
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| 問合先 |
サイエンスカフェ９代目店主 大吉崇文 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-3080 電子メール sci-cafe suml.cii.shizuoka.ac.jp公式HP http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/ メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001680853.html |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年4月25日(水) 16:00-17:00 |
| 会 場 |
静岡大学 静岡キャンパス 総合研究棟4階 414室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
東 義明 Yoshiaki Azuma （Dept of Molecular Biosciences, Univ. of Kansas Professor） |
| 演 題 |
『Role of Mitotic SUMOylation on checkpoint signaling and centromeric structure』
A post-translational modification by Small Ubiquitin-like modifier (SUMO), SUMOylation, conserved among eukaryotes, has essential roles during mitosis for chromosome segregation in eukaryotes. Although its requirement for mitosis has been shown in many model systems, the molecular consequences of these modifications in mitosis have not been fully determined due to the difficulty of studying SUMOylated proteins during mitosis in physiological conditions. SUMOylation during mitosis was majorly observed at mitotic centromeres, thus mitotic SUMOylation is predicted to be involved in centromeric function of mitotic chromosomes for ensuring faithful sister chromatids segregation in anaphase. Mitotic centromeres play a critical role in chromosome segregation by providing the foundation for kinetochore structure in mitotic spindle attachment, mediating cohesion of sister chromatids, and contributing to mitotic checkpoint regulation. We have utilized Xenopus egg extract (XEE) cell-free assays, a well-established system for studying nuclear functions and events during the cell cycle, to address the role of centromeric SUMOylation on chromosome segregation. Our initial study of SUMOylated proteins on mitotic chromosome led us to identify two major SUMOylated proteins on mitotic chromosomes, DNA topoisomerase IIa (TopoIIa), poly (ADP-ribose) polymerase1 (PARP1). These proteins were exclusively modified by SUMO2/3 isoforms, and not by SUMO1 isoform. In part, SUMOylation of these enzymes can control their enzymatic activities. Our recent study demonstrated that SUMOylation of TopoIIa and PARP1 can create a binding site for proteins containing a SUMO-Interacting Motif (SIM). This can cause efficient recruitment to mitotic centromeres and/or regulation of their activity at the mitotic centromeres of these SIM-containing proteins. These SUMOylation-dependent binding proteins can be involved in; 1) mitotic checkpoint signaling by controlling Aunroa B kinase, Claspin & Haspin and 2) histone codes regulators, as such nucleosome remodeling factors and histone modification enzymes. These findings led us to hypothesize that mitotic SUMOylation can control centromeric signaling as well as structural organization of mitotic centromeres. In this presentation, I would like to summarize our findings and discuss current projects aiming to address our hypotheses. 卒業生（理学部生物学科1988卒，理学研究科1990修）の東義明先生が静大に来られていますのでセミナーをお願いしました。 興味のある方はぜひご参加ください。 |
| 問合先 |
静岡大学理学部生物科学科 徳元俊伸 電子メール tokumoto.toshinobu shizuoka.ac.jp |
| 公開イベント：日本平動物園「雷鳥 小さな愛おしい命」高橋広平写真展 （日本平動物園サイト） | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年04月24日(日)〜06月10日(日) |
| 会 場 |
静岡市立 日本平動物園 ビジターセンター （〒422-8005 静岡市駿河区池田1767-6，アクセス情報） |
| 概 要 |
◇◆「雷鳥 小さな愛おしい命」高橋広平写真展◆◇ ◇特別展◇ ライチョウのもぐもぐタイム （写真 高橋広平 × コメント 増澤武弘（静岡大学客員教授）） 【期間】平成30年４月24日(火)〜６月10日(日) 【会場】ビジターセンター ◆◇オープニングトークイベント◇◆ 高橋広平 （ 雷鳥写真家 ） × 朝倉俊治 （ 静岡ライチョウ研究会 会長 ） 【日時】平成30年４月28日(土)14:00〜15:30 【会場】ビジターセンター 
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| 問合先 |
静岡市立日本平動物園 〒422-8017 静岡市駿河区池田1767-6 Tel 054-262-3251 http://www.nhdzoo.jp/ |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年4月20日(金) 15:30-17:00 |
| 会 場 |
静岡大学 総合農学棟・講義室９（504室） （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 | 野尻 秀昭 （東京大学生物生産工学研究センター） |
| 演 題 |
『可動性遺伝因子はどのように細菌を進化させるのか』
細菌の世界では、可動性遺伝因子によって遺伝子の水平伝播が比較的高頻度で起きており、細菌の環境中での振る舞いに大きな影響を与えている。本講演では、可動性遺伝因子の一つであるプラスミドは環境中でどの様に接合伝達するのか、伝播したプラスミドはどの様に細菌細胞の機能を変化させるのかについての研究成果を紹介すると共に、環境中での細菌の進化に対してプラスミドがどの様な生態学的意義を持つのかについて議論する。 |
| 問合先 |
静岡大学グリーン科学技術研究所・農学部 河岸 洋和 電子メール kawagishi.hirokazu shizuoka.ac.jp |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年4月16日(月) 16:30-18:00 |
| 会 場 |
静岡大学 静岡キャンパス 総合研究棟4階414室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 | 大西 雅之 （スタンフォード大学） |
| 演 題 |
『細胞はアクチン繊維を使わずに分裂できるか -酵母と緑藻を用いた研究から得られる細胞質分裂の進化へのヒント-』
動物や酵母の細胞は分裂溝を形成することで細胞質分裂を行う。分裂溝の貫入に必要な力は、溝の直下に形成されるアクトミオシン収縮環に含まれるII型ミオシンモーターがアクチン繊維間に発生させる張力によって生み出されると考えられてきた。しかし、我々のこれまでの研究などから、酵母の細胞質分裂においてミオシンモーター活性は必要ではなく、細胞外キチン糖鎖の合成が分裂溝の貫入に重要であることが明らかになった。近年、動物でも同様にミオシン活性欠損条件下でも分裂する細胞が報告されており、「収縮環に代わる分裂メカニズム」の発見が急がれている。 さらに重要なことに、II型ミオシンは動物・酵母・粘菌にしか保存されていないにも関わらず、植物以外のほぼ全ての真生物が分裂溝を形成することが知られている。すなわち、収縮環に代わる分裂メカニズムは進化的に古い、全ての真核生物の共通祖先から受け継がれた仕組みである可能性が高い。我々は、植物の近縁でありながら分裂溝を形成する緑藻クラミドモナスを用い、アクチン繊維欠損条件下でも分裂溝が形成されるという驚くべき知見を得た。今回は、酵母での研究、クラミドモナスでの新知見に至る経緯、その過程で発見したアクチンホメオスタシス経路、また微小管が分裂溝形成に果たす役割とその進化などについて議論したい。 |
| 問合先 |
静岡大学理学部生物科学科 成川 礼 電子メール narikawa.rei shizuoka.ac.jp |
| サイエンスカフェ in 静岡 第123話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年3月29日(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 |
鴫海 哲夫 （静岡大学工学部化学バイオ工学科） |
| 演 題 |
『人類の健康と福祉に貢献する分子科学』
我々は自分でデザインした有機分子を自分の手で合成し、人類の健康と福祉に分子のチカラで貢献することを目指しています。本講演では、我々が近年研究を進める医薬品開発を加速する分子について紹介します。
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| 問合先 |
サイエンスカフェ９代目店主 大吉崇文 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-3080 電子メール sci-cafe suml.cii.shizuoka.ac.jp公式HP http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/ メールマガジン http://www.mag2.com/m/0001680853.html |
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第19回 静岡ライフサイエンスシンポジウム 「いのちのカタチ - 小さな世界を目で見てみよう -」 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年3月4日(日) 09:20-16:45 |
| 会 場 |
静岡大学 大学会館3階大ホール （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，交通アクセス，キャンパスマップ）） |
| プログラム |
09:00- 受付 09:20-09:30 開会式 09:30-10:10 講演1： 「N結合型糖鎖プロセシング酵素と相同性を有する 細菌由来酵素の構造と機能」 宮崎 剛亜（静岡大学グリーン科学技術研究所） 10:10-10:50 講演2： 「薬はどこに行ったのか - 光る化合物と体内での動き -」 浅川 倫宏（東海大学創造科学技術研究機構） 10:50-12:00 ポスター発表（前半） 12:00-13:00 交流会 （静岡大学大ホールの隣のセミナールーム） 13:00-14:10 ポスター発表（後半） 14:10-14:50 講演3： 「細胞内のエネルギー通貨「ATP」の濃度を可視化する」 今村 博臣（京都大学大学院生命科学研究科） 14:50-15:30 講演4： 「DNAオリガミを使った１分子の観察」 遠藤 政幸（京都大学大学院理学研究科） 15:30-16:10 講演5： 「生命を司る分子を観る、操る新しいテクノロジー」 山東 信介（東京大学大学院工学系研究科） 16:10-16:40 ポスター賞発表および受賞者講演 16:40-16:45 開会式： 
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| ※ |
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| 主 催 | 静岡生命科学若手フォーラム |
| 共 催 | 日本農芸化学会中部支部，静岡大学テニュアトラック普及定着事業 |
| 後 援 | 静岡大学超領域研究推進本部，静岡理工科大学 |
| 問合先 |
大吉 崇文（静岡大学理学部) E-mail：
または 静岡生命科学若手フォーラム事務局 E-mail： |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年2月23日（金）15:00~16:30/TD> |
| 会 場 |
静岡大学理学部A棟3階 A301室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
Dr. Ee Sin Chen （Department of Biochemistry, Yong Loo Lin School of Medicine, National University Health System, National University of Singapore） |
| 演 題 |
『Ani one ‘writes’ GRANT on CENP‐ A to ensure genomic stability in fission yeast』
Centromere is the chromosomal locus that is essential for the construction of kinetochore for microtubule‐chromosomal attachment, which in turn forms the basis for orchestrating precise segregation of genome during mitosis. The function and location of centromere centres epigenetically on the incorporation of a centromere‐specific histone H3 variant, CENP‐A into centromeric chromatin. Because loss of CENP‐A is detrimental to the cells owing to the disruption of centromeric architecture, the cell possesses a concerted series of chaperones that ensure centromeric targeting of CENP‐A throughout the cell cycle stages. Centromeric targeting of CENP‐A relies on a conserved stretch of residues within its histone fold domain termed the CENP‐A targeting domain (CATD). For a long time, the implication of amino terminal tail (NTD) in centromeric localization of CENP‐A was unclear. Aiming to clarify this issue, we systematically interrogated each of the residues of the NTD of fission yeast CENP‐A, and surprisingly discovered a ‘genomic integrity regulating site within CENP‐A NTD’ (GRANT). The GRANT motif hosts several conserved proline residues that govern chromosome segregation in a CATD‐independent manner. Proteomic analysis revealed a novel FK506 binding protein (FKBP)‐type prolyl cis‐trans isomerase, which we named as Ani1 (for CENP‐A NTD isomerase 1) binds the CENP‐A NTD. Using nuclear magnetic resonance (NMR) spectroscopy, we observed conformational change imposed on a GRANT‐proline residue by Ani1. Interestingly, GRANT motif directly interacts with the CENP‐A loading chaperone Sim3 in a manner strictly dependent upon the isomerized proline residue and Ani1. Taken together, our results uncover a novel epigenetic mechanism that governs genomic integrity of the cell that entails Ani1 ‘writing’ on the GRANT motif of CENP‐A NTD via prolyl cis‐trans isomerization. |
| 問合先 |
静岡大学総合科学技術大学院・理学専攻化学コース 山本 歩 電子メール yamamoto.ayumu shizuoka.ac.jp |
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公開セミナー | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年2月6日（火）16:00-17:30 |
| 会 場 |
静岡大学理学部A棟2階 A209大会義室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 | Nathan C. Rockwell （カリフォルニア大学デービス校） |
| 演 題 |
『Cyanobacteriochromes: a rainbow of sensors and possibilities』
Human civilization depends on agricultural cultivation of crop plants. Such photosynthetic organisms use photosensory proteins to adapt their biology to changing natural light environments. For example, land plants use phytochrome photoreceptors to measure the ratio of red and far-red light, allowing a plant to detect shading from neighboring plants. Cyanobacteria contain both phytochromes and distantly related cyanobacteriochromes (CBCRs). Like phytochromes, CBCRs photoconvert between two states with distinct spectral and biochemical properties. However, CBCRs are much more diverse than phytochromes and are able to sense near-ultraviolet and visible light. More recently, we reported CBCRs able to detect far-red and even near-infrared light. An ongoing survey of these proteins has demonstrated that far-red sensing has evolved multiple times using different protein-chromophore interactions and is associated with a broad range of photoproducts. CBCRs thus seem poised to become useful tools in synthetic biology, imaging applications, and beyond. 
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| 問合先 |
静岡大学理学部生物科学科 成川礼 電子メール narikawa.rei shizuoka.ac.jp |
| 公開イベント：日本平動物園「静岡市 まるごと動物園！？」 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年01月30日(火)〜04月01日(日) |
| 会 場 |
静岡市立 日本平動物園 ビジターセンター （〒422-8005 静岡市駿河区池田1767-6，アクセス情報） |
| 概 要 |
『静岡市 まるごと動物園！？ 〜静岡市は野生動物のホットスポット〜』 ・展示：『知って！見つけて！哺乳類！』 動物園の動物は観察しやすいけれど、野生の動物は簡単には見られないよね。 今回は、静岡市全体を一つの動物園に見立てて、地域の動物たちを紹介するよ！ ここで学んで、君も野生動物たちを見つけられるようになろう！ ・体験講座：2/18 野生動物クイズラリー アニマル★プラ板作り 2/25 骨パズル（初級・中級・上級） 3/04 野生動物クイズラリー アニマル★プラ板作り 3/18 骨パズル（初級・中級・上級） 
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| 問合先 |
NPO法人 静岡県自然史博物館ネットワーク 〒422-8017 静岡市駿河区大谷5762 Tel 054-237-1411 webinfo spmnh.jp |
| 公開イベント：「ENGLISH SCIENTIFIC COMMUNICATION CONTEST」 | |
|---|---|
| 日 時 |
2018年1月30日(火)14:25-15:55 2018年1月30日(火)18:00-19:30 |
| 会 場 |
静岡大学理学部Ｂ棟２階B202室 （14:25-15:55） 静岡大学理学部Ａ棟２階大会議室（18:00-19:30） （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 概 要 |
静岡大学理学部創造理学コース２年生がコース科目「科学英語表現I,II」の一環として、興味深いトピックについての科学英語３分間スピーチと科学英語ポスター発表で「ENGLISH SCIENTIFIC COMMUNICATION CONTEST」を行います。 ＜数学＞ How to improve percentage of victory? ＜物理学＞ Falls Crocodile Paradox Why is Hakuho strong? Destiny of your entwined code ＜化学＞ An onion enzyme that makes the eyes water Which is better, raw veggies or vegetable juice? Apricot by-products ＜生物科学＞ Were dinosaurs homeotherms? Analysis of liver regeneration How to be tall? Establishment of the strain of mPRγ gene knockout in zebrafish ＜地球科学＞ Solve the mystery – actual reason for Northeast Japan's moving Genesis of ultra-high Ni olivine in high-Mg andesite lava Happening in the deep Antarctic ice layer The earliest lives and hot springs from 3.5 billion years ago "Zipangu" in the sea Conservation of Coral Reef ぜひお立ち寄りいただき、アドバイスや投票に協力いただきたく、お願いします。 
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| 問合先 |
静岡大学理学部創造理学コース 竹内浩昭 （takeuchi.hiroaki shizuoka.ac.jp）Dur Gaël （dur.gael shizuoka.ac.jp） |
| サイエンスカフェ in 静岡 第122話 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年1月18日(木) 18:00-19:30 |
| 会 場 |
B-nest 静岡市産学交流センター （静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート６階プレゼンテーションルーム，アクセス情報） |
| 演 者 |
デュア ガエル （静岡大学理学部創造理学コース） |
| 演 題 |
『すばらしきコペポーダ・ワールド』
コペポーダ（カイアシ類）は、水域で最も豊富かつ広範に存在する種です。これらの生物はサイズとしては小さいものの、 地球上の全生物の中で最も重要な位置を占めています。彼等の素晴らしき世界について、ご紹介します。 
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| 問合先 |
サイエンスカフェ８代目店主 天野豊己 〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe ipc.shizuoka.ac.jphttp://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html http://sciencecafe.eshizuoka.jp/ |
| 静岡大学理学部講演会 | |
|---|---|
| 日 時 | 2018年01月11日(木) 14:00- |
| 会 場 |
静岡大学理学部Ｂ棟２階B202教室 （〒422-8529 静岡市駿河区大谷836，アクセス情報） |
| 演 者 |
石原 秀樹 （大阪市立大学大学院理学研究科） |
| 演 題 |
『ブラックホールと重力波』
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| 問合先 |
静岡大学理学部物理学科 佐藤信一 電子メール sato.shinichi.a shizuoka.ac.jp
|
ipc.shizuoka.ac.jp).
