*** 静岡生命科学懇話会 ***

** 静岡ライフサイエンスセミナー **


【生命科学懇話会発足のお知らせ】

 静岡大学東部キャンパスには生命科学の研究・教育に携わる多くの方々がいらっしゃいます。研究は基礎から応用まで、その研究分野は生物学から化学まで、また、研究対象は微生物から哺乳類までと多種多岐に渡っています。そのため、なかなか一つの話題を話し合うことが出来ないのが現状です。しかしながら、生命科学を研究する上で、共通の話題・問題があると思います。そこで、生命科学研究を指向する方々のネットワーク作りを目的として、生命科学懇話会を発足させることにしました(96/05/24 河田雅圭・近江谷克裕)

世話人(14/12/18)
竹内浩昭 @理・生物(takeuchi.hiroaki@shizuoka.ac.jp)


静岡大学 への 交通と地図

 静岡ライフサイエンスセミナーのお知らせは、静岡キャンパス周辺のライフサイエンス関係者へメール送信しています。 お知らせメールの要・不要は、メール(takeuchi.hiroaki@shizuoka.ac.jp) で連絡をお願いします。


2000年11月〜2014年5月は、Yahoo!グループ(旧称:eグループ)の無料グループメール・サービスを利用して、静岡ライフサイエンスセミナーのお知らせを配信することになりました。
・グループ名:     静岡ライフサイエンスセミナーML
・グループアドレス:  SU-LifeScience
・メインページのURL:  http://groups.yahoo.co.jp/group/SU-LifeScience/
・投稿先アドレス(投稿はメンバー限定で、管理者の承認が必要)
            


2014年5月より、このメーリングリストのシステムを UMIN(大学病院医療情報ネットワーク = University Hospital Medical Information Network) 提供の「メーリングリスト開設サービス(MilLion) 」へ移行することになりました。
・投稿用MLアドレス:



[静岡ライフサイエンスセミナー]


15/01/29 サイエンスカフェ in 静岡 第93話
  鈴木 雅一 (静岡大学理学部生物科学科)
  『動物の多様な環境適応』

14/12/24 静岡大学理学部公開講演会
 (第217回 静岡ライフサイエンスセミナー)
   生形 貴男 (京都大学大学院理学研究科 准教授)
  『形態的異質性変動史解明に向けて』

14/12/24
  第20回 静岡大学技術部技術報告会 特別講演
  石垣 幸二 (沼津港深海水族館 館長)
  『「水族館」革命 世界初! 深海水族館のつくり方』

14/12/19
  静岡大学創造科学技術大学院 特別講演会
  (バイオサイエンス特別講義)
  加藤 尚志 (静岡大学 客員教授)
  (早稲田大学 教育学部 理学科 生物学専修/大学院先進理工学研究科 生命理工学専攻 分子生理学)
  『ヒト・ネズミ・ツメガエル・メダカの比較実験血液学的研究の実践と課題』

14/12/18 サイエンスカフェ in 静岡 第92話
  塚越 哲 (静岡大学理学部地球科学科)
  『生物の多様性と分類学 - 名前づけと認識をめぐって -』

14/12/15 静岡大学農学部公開講演会
 (第216回 静岡ライフサイエンスセミナー)
   木下 俊則 (名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 教授)
  『気孔開口のシグナル伝達と細胞膜プロトンポンプの活性制御機構』

14/12/13
  ふじのくに地球環境史ミュージアム“整備中”見学会
  参加者募集中!14/12/10まで)

14/12/01
  静岡大学超領域研究推進本部 「第4回国際シンポジウム」

14/11/21 第70回生命科学若手セミナー
  黒田 裕樹 (慶應義塾大学環境情報学部)
  「脊椎動物のボディプラン:卵に背中を作る機構」

14/11/20 サイエンスカフェ in 静岡 第91話
  松本 正茂 (静岡大学理学部物理学科)
  『物性物理学 - 物質の中のミクロな世界ヘようこそ -』

14/11/15-16
 静岡サイエンススクール
  プレ・サイエンスワークショップ
  キャリアデザインワークショップ
  サイエンススペシャルレクチャー

14/11/13 静岡大学理学部講演会
   長濱 嘉孝 (愛媛大学南予水産研究センター)
  『魚類の生殖機構』

14/11/07-08 第19回静岡健康・長寿学術フォーラム
  『超高齢社会を支える健康長寿科学とセルフケアIII:健康長寿ふじのくに〜さらなる挑戦』

14/11/05 第69回生命科学若手セミナー
  伊澤 大介 (英国Cambridge大学 Gurdon Institute)
  「紡錘体チェックポイント機構における新たな阻害機構の発見」

14/10/30 サイエンスカフェ in 静岡 第90話
  林 愛明 (京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻)
  『駿河トラフ周辺域の活断層と地震』

14/10/27 静岡大学ナノバイオ講演会
   Lars Berglund (スウェーデン王立工科大学)
  『Cellulose nanofibers from wood tissue
        - the nature of an evolving researchfield 』
   矢野浩之 (京都大学 生存圏研究所)
  『セルロースナノファイバー材料における最近の動向』

14/10/17 第68回生命科学若手セミナー
  成川 礼 (静岡大学大学院理学研究科生物科学専攻)
  「光合成原核生物シアノバクテリアの光応答戦略解明とその応用利用」

14/10/09 静岡大学ナノバイオ講演会
   MORAKOT SUKCHOTIRATANA (Chiang Mai University in Thailand)
  『Biotechnology in Thailand』

14/09/26 静岡大学大学院理学研究科化学専攻講演会
 (第215回 静岡ライフサイエンスセミナー)
   山下 雄史 (東京大学先端科学技術研究センター)
  『分子動力学シミュレーションで見るタンパク質の機能』

14/09/24 静岡大学FD研修会
   村山 かなえ (名古屋大学国際教育交流センター)
  『英語で教える大学授業の秘訣 〜これまでの授業実践を振り返って〜』

14/09/16 静岡大学農学部公開講演会
 (第214回 静岡ライフサイエンスセミナー)
   長田 裕之 (理化学研究所環境資源科学研究センター・副センター長)
  『天然物創薬を目指して』

14/09/11 サイエンスカフェ in 静岡 第89話
  木村 榮一 (広島大学名誉教授・静岡大学客員教授)
  『研究人生を俯瞰する歓び - 「まことの花」求めて老活中 - 』

14/08/15
 静岡サイエンススクール 2014年8月イベント
 「サイエンス・サマープログラム2014」
  サイエンススペシャルレクチャー
  キャリアデザインワークショップ

14/08/11-14
 静岡サイエンススクール
 「サイエンス・サマープログラム2014」
  サイエンスワークショップ

14/07/31 サイエンスカフェ in 静岡 第88話
  轟 泰司 (静岡大学農学部応用生物化学科)
  『小分子による植物のストレスマネジメント』

14/07/25 第67回生命科学若手セミナー
  樋口 富彦 (静岡大学創造科学技術大学院)
  「温帯域に生息する造礁サンゴの低水温ストレス応答と生存戦略」

14/07/18 第21回 静岡大学粟井研主催セミナー
   野亦 次郎 (東京工業大学 資源化学研究所)
  『原始酵素の新しい反応機構〜バクテリオクロロフィル生合成系で働く
   光非依存型プロトクロロフィリド還元酵素は新奇ラジカル酵素である』

14/07/16 第42回 GRLバイオサイエンスセミナー
   山岸 真澄 (北海道大学大学院農学研究院)
  『ユリの花における色と模様の制御機構』

14/07/14 静岡大学農学部公開講演会
 (第213回 静岡ライフサイエンスセミナー)
   脇本 敏幸 (東京大学大学院薬学系研究科)
  『多様な天然物を生産する海綿共生バクテリア』

14/07/04 第66回生命科学若手セミナー
  松原 央達 (静岡大学創造科学技術大学院)
  「減数分裂の進行と染色体分配におけるオートファジーの役割」

14/06/27 静岡大学 新任教員 研究紹介セミナー
 (第212回 静岡ライフサイエンスセミナー)
   木村 洋子 (静岡大学大学院農学研究科応用生物化学専攻)
  『ユビキチンシステムとストレス応答の解析』

14/06/20
  静岡大学 第7回超領域研究会

14/06/19 サイエンスカフェ in 静岡 第87話
  小池 亨 (静岡大学理学部生物科学科)
  『細胞工学のススメ 〜培養細胞を用いた遺伝子機能の解析〜』

14/05/29 サイエンスカフェ in 静岡 第86話
  森下 祐一 (静岡大学理学部地球科学科)
  『金、プラチナの輝き:レアメタルは地球のどこにある?』

14/04/25 静岡大学農学部公開講演会
 (第211回 静岡ライフサイエンスセミナー)
   井本 正哉 (慶應義塾大学理工学部 教授)
  『創薬を志向したケミカルバイオロジー』

14/04/22 静岡大学グリーン科学技術研究所研究支援室
 遺伝子実験棟 施設見学会

14/04/18 静岡大学農学部公開講演会
 (第210回 静岡ライフサイエンスセミナー)
  西田 浩志 (新潟薬科大学応用生命科学部)
  『健康寿命延伸につなげるための栄養生化学研究 〜食品成分による疾病の制御〜』

14/04/17 サイエンスカフェ in 静岡 第85話
  徳岡 徹 (静岡大学理学部生物科学科)
  『被子植物の分類と進化』

14/04/17 グリーン科学技術研究所 平成26年度第1回講演会
 Dr. Marzan A. Iskandar (インドネシア技術評価応用庁)
 「Utilization and Technology Development of Energy in Indonesia」

14/03/20 サイエンスカフェ in 静岡 第84話
  山田 裕史 (岡山大学理学部数学科)
  『自然数を分割するーー算数なのか数学なのかーー』

14/03/16   静岡サイエンススクール
  2013 STEP3成果発表会

14/03/15 静岡大学 和田秀樹先生 最終講義
  和田 秀樹
  (静岡大学理学部地球科学科)
  「同位体地球化学の44年 - 元素に付いた目印を追う -」

14/03/08
  第15回 静岡ライフサイエンスシンポジウム
  『健康を支える検出技術のフロンティア』

14/03/07 静岡大学 村井久雄先生 最終講義
  村井 久雄
  (静岡大学理学部地球科学科)
  「位体地球化学の44年」

14/03/06 静岡大学 奥野健二先生 最終講義
  奥野 健二
  (静岡大学理学部附属放射科学研究施設)
  「ホット・アトムとともに三十有余年 〜 トリチウムをやりなさい! 〜」

14/03/04
  静岡大学 第6回超領域研究会

14/02/12 静岡大学人文社会科学部 公開講演会
  加藤 尚武
  (京都大学名誉教授)
  「頼れる専門職の条件--専門職と徳倫理」

14/01/31 第210回 静岡ライフサイエンスセミナー
  中尾 洋一
  (早稲田大学先進理工学部化学・生命化学科ケミカルバイオロジー研究室)
  「海洋天然物化学はどうなってしまうのか?」

14/01/30 サイエンスカフェ in 静岡 第83話
  川田 善正 (静岡大学大学院工学研究科機械工学専攻・電子工学研究所)
  『光でみる-顕微鏡のはなし-』

14/01/17 第209回 静岡ライフサイエンスセミナー
  Beatriz Estela CASARETO
  (静岡大学創造科学技術大学院/理学研究科生物科学専攻)
  「Ecosystem Dynamics in Coastal Marine Environment」

14/01/16 第208回 静岡ライフサイエンスセミナー
  津村 潤
  (オリンパス株式会社マイクロイメージングシステムズ事業部)
  「顕微鏡講習会:最適な顕微鏡観察をしていただくために」








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サイエンスカフェ in 静岡 第93話
日 時 2015年1月29日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 鈴木 雅一 (静岡大学理学部生物科学科)
演 題 『動物の多様な環境適応』
 生物は進化の過程で、様々な環境に適応して、命をつないできました。その適応様式をのぞいてみますと、複雑ですが巧妙なしくみで行われていることが分かります。動物の多様な環境適応の様子について紹介します。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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静岡大学 理学部 公開講演会
(第217回 静岡ライフサイエンスセミナー)
日 時 2014年12月24日(水)16:30-17:30
会 場 静岡大学理学部A棟大会議室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 生形 貴男 (京都大学大学院理学研究科 准教授)
演 題 『形態的異質性変動史解明に向けて』
この3月に京都大学に転出した生形さんが集中講義に来静します。 その機会に公開講演会を開催いたします。多くの方にご参加いただければと思います。
問合先 静岡大学理学部地球科学科 北村晃寿
電子メール seakita@ipc.shizuoka.ac.jp

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第20回 静岡大学技術部技術報告会 特別講演
日 時 2014年12月24日(水)10:00〜
会 場 静岡大学 大学会館 大ホール
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 石垣 幸二 (沼津港深海水族館 館長)
演 題 『「水族館」革命 世界初! 深海水族館のつくり方』



入場無料 どなたでも聴講できます!!
問合先 静岡大学技術部 宮澤 俊義
電子メール sbtmiya@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学創造科学技術大学院 特別講演会(バイオサイエンス特別講義)
日 時 2014年12月19日(金) 15:00-17:00
会 場 静岡大学理学部B棟2階B212講義室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 加藤 尚志 (静岡大学 客員教授)
(早稲田大学 教育学部 理学科 生物学専修/大学院先進理工学研究科 生命理工学専攻 分子生理学)
演 題 『ヒト・ネズミ・ツメガエル・メダカの比較実験血液学的研究の実践と課題』
 血管を流れる血球の起源に関する議論は古くから重ねられてきていますが,ヒト成人の末梢血球が骨髄から派生することが判明したの100年以上前のことです。大気から摂取する酸素を体内の隅々まで運搬する赤血球,生体防御のためにはたらく白血球,さらに,血液を循環系に保持するために止血血栓の形成を担う血小板は,それぞれ役柄上,機能も様々で多様な細胞形態をもちますが,いずれも造血幹細胞(hematopoietic stem cells)に由来しており,造血幹細胞→血球前駆細胞(未熟血球)→末梢血球(成熟血球)へと細胞は増殖・分化して派生します。したがって,造血や血球機能に障害が発生する疾病を治療するためには,造血幹細胞を入れ換えて(すなわち,骨髄移植,臍帯血幹細胞移植,末梢血幹細胞移植),疾病の原因となる異常は「元から絶たれて」治療が成立します。あるいは,抗癌剤の投与や放射線照射などの固形癌の治療では,盛んに分裂する血球前駆細胞も死滅してしまいますから,やはり造血幹細胞移植が行われます。血球前駆細胞に作用して末梢血球を産生する生体機能蛋白質「造血因子」,エリスロポエチン(Erythropoietin; EPO),顆粒球コロニー形成刺激因子(Granulocytecolony-stimulating factor; G-CSF),トロンボポエチン(thrombopoietin; TPO)などは,1980年代に次から次へと発見され,様々な理由で血球が減少する疾病の治療の際に,造血因子の遺伝子組換え体が投与される時代になりました。私は学生時代にイモリの性ステロイド結合蛋白質の研究をしていたのですが,その後に関わるようになった,それらの分子発見の物語を前半でご紹介します。造血因子の研究を進めているうちに,「地球上のほとんどの脊椎動物が赤血球をもっているのに,いろいろな動物の血球の姿や血球産生(造血)の科学的理解が放置されているのだろう??」と興味を持ち始めました。「ほとんどの脊椎動物」の例外は,南極海のコオリウオと,ウナギの幼生です。また,ヒトやネズミの赤血球や血小板は無核になってしまうのに,カエルやトリの赤血球や栓球(血小板に相当する細胞)は有核なのだろう?といった疑問もあります。動物の血球,造血制御には,まだ私達の知識が及ばない様々な謎が多く残されています。どのような謎に対して,どのような実験に取り組んでいるのかについて,また,人間のための生命科学の応用には,基礎科学への取組みが如何に大事な時代になっているのかなど,後半でご紹介する予定です。
問合先 静岡大学大学理学研究科生物科学専攻・岡田 令子
 電子メール drokada@ipc.shizuoka.ac.jp

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サイエンスカフェ in 静岡 第92話
日 時 2014年12月18日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 塚越 哲 (静岡大学理学部地球科学科)
演 題 『生物の多様性と分類学 - 名前づけと認識をめぐって -』
 「生物の多様性」が現代ほど強調されている時代はない。しかし私たちの「知る」生物種は、実体の5%程度かもしれない。「種を知る」という所作は具体的にどういうことなのか、分類学を基礎とした多検性を認識するシステムついて解説する。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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静岡大学 農学部 公開講演会
(第216回 静岡ライフサイエンスセミナー)
日 時 2014年12月15日(月)13:30-
会 場 静岡大学農学部B棟208室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 木下 俊則 (名古屋大学トランスフォーマティブ生命分子研究所 教授)
演 題 『気孔開口のシグナル伝達と細胞膜プロトンポンプの活性制御機構』
 植物の表皮に存在する気孔は、様々な環境シグナルに応答してその開度を調節し、植物と大気間のガス交換を制御している。これまで光による気孔開口のシグナル伝達機構について解析を進め、光シグナルは青色光受容体フォトトロピンに受容され、細胞内シグナル伝達を経て、細胞膜プロトンポンプのリン酸化を引き起こし活性化し、気孔開口の駆動力を形成していることが明らかとなってきた。さらに最近、人為的に気孔開度を制御した植物体の解析により、気孔開度が光合成や生産量の律速となっていることを実験的に証明した。また、気孔開口のキーエンザイムである細胞膜プロトンポンプについて、孔辺細胞以外での活性調節について解析を進めた結果、組織特異的に光合成を誘導する光照射や植物ホルモン・オーキシンによりリン酸化を介した活性調節が行われていることが明らかとなってきた。
 本講演では、現在進めている最新の研究結果も合わせ、「気孔開口のシグナル伝達と細胞膜プロトンポンプの活性制御機構」について紹介したい。
問合先 静岡大学グリーン科学技術研究所(兼,創造大学院,農学研究科) 河岸洋和
電子メール kawagishi.hirokazu@shizuoka.ac.jp 054-238-4885

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ふじのくに地球環境史ミュージアム“整備中”見学会
日 時 2014年12月13日(土) 10:30-12:00(午前の部), 14:30-16:00(午後の部)
会 場 ふじのくに地球環境史ミュージアム
 (静岡市駿河区大谷5762(静岡南高校跡地),アクセス情報
 ふじのくに地球環境史ミュージアム整備課HP http://www.pref.shizuoka.jp/bunka/bk-160/museum.html
内 容 『ふじのくに地球環境史ミュージアム』は、平成28年3月下旬に開館する本県初の自然系博物館です。ミュージアムは、今年、旧県立静岡南高校校舎を博物館とする大規模改修工事を終えたところです。このたび、展示工事が始まる前の今しか見られない「がらんどうのミュージアム」と、当館研究員 が描く、新たなミュージアムの未来像をご覧いただく見学会を企画しました。

第一部「ミュージアム見学会」
第二部「研究員プレゼンテーション」
本県初の県立博物館、ふじのくに地球環境史ミュージアムの見どころを、ミュ ージアム研究員が余すことなく語ります。
(1)山田和芳 准教授 (専門分野:環境史)「地球環境史とはなにか」
(2)岸本年郎 准教授 (専門分野:昆虫)「静岡のすごい生物相」
 
募集要項 対象
どなたでも(小学生以下は保護者同伴でお申込ください)
人数
【1】10:30-12:00(午前の部),【2】14:30-16:00(午後の部) 各50名(先着順)
参加費
無料
申込方法
(1)インターネットまたは(2)往復ハガキのどちらかでお申込ください。

(1)インターネット申込
このページの下の「関連資料」の「インターネット申込」をクリックして、お申込ください。

(2)往復ハガキによる申込方法
下記必要事項をご記入下さい。
【往信面・表】〒420-8601(住所不要)ふじのくに地球環境史ミュージアム整備課見学会係宛
【往信面・裏】1.参加希望者全員の氏名及び職業(例:会社員・自営業・高校生等)、2.御希望の回(午前/午後/どちらでも可)、3.電話番号
【復信面・表】案内状返送先の郵便番号・住所・御氏名
【復信面・裏】白紙(御案内を印刷しますので、何も記入しないでください)

申込期限
2014年11月14日(金)〜12月10日(水)
 
関連資料 ミュージアム見学会「インターネット申込」(コチラをクリックしてください)
ミュージアム見学会「リーフレットダウンロード」(こちらをクリックしてください)(PDF:171KB)
問合先 文化・観光部文化学術局ふじのくに地球環境史ミュージアム整備課
〒420-8601 静岡市葵区追手町9-6
 電話番号:054-221-3756 ファックス番号:054-221-3757
 電子メール museum-seibi@pref.shizuoka.lg.jp
 HP URL: http://www.pref.shizuoka.jp/bunka/bk-160/museum.html
 ふじのくに地球環境史ミュージアム整備課ホームページ
 ふじのくに地球環境史ミュージアム公式Facebook
 ふじのくに地球環境史ミュージアム公式Twitter

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静岡大学超領域研究推進本部「第4回国際シンポジウム」
日 時 2014年12月01-02日(月-火)
    12月1日(月)13:00〜 (18:00〜 意見交換会(1階レストラン))
    12月2日(火)10:00〜
会 場 静岡グランシップ10階会議室
 (〒422-8005 静岡県静岡市駿河区池田79-4,アクセス情報
概 要
対 象 静岡大学の教員・研究員・大学院生,学外研究者など
参加費 意見交換会出席者のみ有料(3,000円、学生は無料)
参加申込  参加される方は11月17日(月)までに「メール本文」又は「FAX又は添付ファイル」で下記必要事項をご連絡願います。
 1.氏名:  
 2.氏名(ローマ字):  
 3.所属・職名:     
 4.メールアドレス:   
  (パソコンからのメールが受信可能なアドレスとして下さい)
 5.シンポジウム
   (  )両日参加
   (  )12月1日(月)のみ参加
   (  )12月2日(火)のみ参加  
 6.意見交換会(3,000円、学生は無料)
   (  )出席
   (  )欠席  
 7.バスの利用(静岡大学浜松キャンパスからの参加者のみ)
   12月1日(月)
   [往路]( )利用する( )利用しない [復路]( )利用する( )利用しない
   12月2日(火)
   [往路]( )利用する( )利用しない [復路]( )利用する( )利用しない

   12月1日(月)往路  9:30浜松キャンパス発〜11:30グランシップ 着
         復路 19:40グランシップ 発〜21:40浜松キャンパス着
   12月2日(火)往路  7:30浜松キャンパス発〜 9:30グランシップ 着
         復路 17:30グランシップ 発〜19:30浜松キャンパス着

参加申込書(Word)※FAX及び添付ファイル用
問合先 静岡大学超領域研究推進本部事務局
E-mail: okenki@ipc.shizuoka.ac.jp
TEL 054-238-5059 FAX 054-237-0089

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第70回生命科学若手セミナー
日 時 2014年11月21日(金) 16:00-17:00 
会 場 静岡大学 大学会館 セミナー室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 黒田 裕樹 (慶應義塾大学環境情報学部)
演 題 『脊椎動物のボディプラン: 卵に背中を作る機構』
“The Body Plan of Vertebrates; How the Dorsal Region is Created in Egg?”

 脊椎動物をそうたらしめる組織。真っ先にその例として挙げられるのが脊索であろう。脊索は自身が背側の中軸中胚葉として胚の中央に君臨するだけでなく、神経や筋肉などの周辺組織も誘導する。自身の役割を果たした後は直ちに消滅する。我々は、この健気なまでに脊椎動物のボディプランに貢献しようとする脊索が形成される機構、ならびにその上流となる機構について調べることにした。
 形成機構について注目したのが、脊索前駆細胞が有する強力な集合能力である。我々はプロトカドヘリンを対象としたPCRスクリーニングを行い、脊索に強い発現を示すAxial protocadherin (AXPC)を発見した。AXPCを強制発現させた表皮細胞は脊索前駆細胞と同様の接着性を有し、また、AXPCの働きを阻害した胚は、脊索構造を完全に失った。以上の結果より、AXPCが脊索の形成に必須の接着分子であると結論づけた。上流機構として注目したのが、Wntシグナルの働き方である。我々は、Wntシグナルが活性化される領域に中胚葉誘導非依存的に持つ役割が存在することを発見した。そして、中胚葉誘導シグナルが働きかけることによって脊椎動物の背側構造が誘導されることを示唆させる結果を得ることができた。
 本研究は、脊椎動物の背側を効率良く誘導する方法の発見とも呼べるだろう。背側だけで脊椎動物ができるわけではない。しかし、背側の存在を人工的に導くことによって、幹細胞からどれだけ完成度の高い脊椎動物生命体が得られるのかについて、今後、検討していきたい。
問合先 静岡大学教育学部 竹下 温子  ehtakes@ipc.shizuoka.ac.jp
静岡生命科学若手フォーラム事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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サイエンスカフェ in 静岡 第91話
日 時 2014年11月20日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 松本 正茂 (静岡大学理学部物理学科)
演 題 『物性物理学 - 物質の中のミクロな世界ヘようこそ -』
 物質は原子や分子が集まってできていますが、原子スケールでの性質が表に現れることがあります。物質の中に潜むミクロな世界とその性質について、基礎となる量子力学を用いてわかりやすく解説します。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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静岡サイエンススクール 2014年11月公開イベント
プレ・サイエンスワークショップ,
キャリアデザインワークショップ&サイエンススペシャルレクチャー
日 時 2014年11月15(土)13:00-16:00, 16(日)13:00-16:00
会 場 静岡大学 理学部B棟2階B211,理学部A棟2階大会議室A209
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
対 象 静岡サイエンススクール受講生(中高生),その他一般
プログラム
  • 2014年11月15日(土)理学部B棟B211室
  • 13:00-16:00 プレ・サイエンスワークショップ
    「音や光の実験」
     音や光を使った実験を行います。
     音に関しては、音の共鳴実験・音のうなり・和音・超音波を使った超指向性スピーカーの実験・骨伝導スピーカーの実験などを予定しています。光に関しては、光の回折の実験・光の3原色についての実験・赤外線を見る実験・紫外線を使って物を見る実験などを予定しています。
     1セット30〜40分の実験を数回繰り返します。どこから見始めても大丈夫です。
     対象年齢は小学生以上ですが、保護者といっしょなら小学生未満の子供でも楽しく参加できると思います。また、ご父兄の方々にも楽しめる実験を用意しておりますので、お子様といっしょにご参加できます。

  • 2014年11月16日(日)理学部A棟A209室
  • 13:00-13:05 開会の挨拶
  • 13:05-14:00 キャリアデザインワークショップ1
    西川(佐藤) 繭子 (理化学研究所 環境資源科学研究センター)
    『電子顕微鏡で明かす世界の不思議』
     「目で見えない小さなものを見たい」という夢が形になった装置、それが電子顕微鏡です。現在私は、電子顕微鏡を使い、細胞内で起こっている現象をナノメートル・マイクロメートルのレベルで明らかにする職に就いています。実際の電子顕微鏡像を紹介しながら、ここに至るまでの道のりと、ミクロの世界の魅力についてお話します。
  • 14:05-15:00 キャリアデザインワークショップ2
    山田 和芳 (ふじのくに地球環境史ミュージアム)
    『ロマンの探求から社会的使命のために』
     地理学を学んだ純粋な理系出身であった演者が、なぜ人文社会系の学問に興味をもち、環境史学を研究する科学者になったのか?そこには、大学・大学院時代、国内外でのポスドク時代、早稲田大学の教員時代の恵まれた出会いと経験がありました。そこで学んだことは、いつの時代も人のつながりはとても大事であること、そして、自分のスキルで社会に役立つために何をすればいいのかを必死で考えることでした。今回はこの話を中心にお話します。そして、平成27年度末にオープンする県立博物館“ふじのくに地球環境史ミュージアム”の全貌をあますことなく本邦初公開! 同時にみなさんに博物館で働く学芸員という仕事について紹介します。
  • 15:05-16:00 サイエンススペシャルレクチャー
    柏野 牧夫 (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
    『錯聴の不思議』
     視覚に錯覚(錯視)があるように、聴覚にも錯覚(錯聴)があります。同じ音が違って聞こえたり、存在しない音が聞こえたり、存在している音が聞こえなかったりと、その種類は多種多様です。これらの錯聴は一見間違いのように思えますが、実は日常生活で大いに役立っているのです。錯聴の具体例を紹介しながら、音を聞くメカニズムを解きあかします。
問合先 静岡サイエンススクール運営委員会
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
Tel: 054-238-3080 Fax: 054-238-6351
E-mail: office@mirai-sss.jp または http://mirai-sss.jp/modules/ccenter/
HP http://www.mirai-sss.jp/

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静岡大学理学部講演会
日 時 2014年11月13日(木)14:00〜15:30 
会 場 静岡大学理学部B棟2階B202室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 長濱 嘉孝 (愛媛大学・南予水産研究センター)
演 題 『魚類の生殖機構』
 卵成熟誘起ホルモンの同定(脊椎動物初)、魚類卵成熟促進因子(MPF)の分 子同定、性決定遺伝子の解明、培養による精子形成など世界的な研究成果を まとめて紹介していただきます。
 学生、教員、教職員の皆さんどなたでもご参加下さい。
主催 静岡大学理学部
問合先 創造科学技術大学院 徳元俊伸 sbttoku@@ipc.shizuoka.ac.jp

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第19回静岡健康・長寿学術フォーラム
「超高齢社会を支える健康長寿科学とセルフケアIII:健康長寿ふじのくに〜さらなる挑戦」
日 時 2014年11月7日(金)-8日(土)
会 場 ふじのくに千本松フォーラム「プラサヴェルデ」1階コンベンションホールA
 (〒410-0801 沼津市大手町1-1-4,アクセス情報
プログラム(仮)
●2014年11月7日(金)
 09:30〜9:45 開会挨拶
     川勝平太 (静岡県知事)
     木苗直秀 (静岡健康・長寿学術フォーラム実行委員会委員長)
 09:45〜10:35 基調講演
   「不飽和脂肪酸の心機能改善作用〜最新の知見〜」(仮)
    座長 静岡県立大学薬食研究推進センター長 特任教授 山田静雄
    講師 IMDEA食品研究所(スペイン) 主席研究員 
       フランチェスコ ビシオリ
 10:45〜12:00 セッションI
   「薬・食をめぐる生命科学の最前線」(仮)
    座長 静岡県立大学 薬学部 教授 奥 直人
       静岡県立大学 薬学部 教授 森本 達也
 10:45 講演1
   「ビタミンE結合蛋白質と先天性ビタミンE欠乏症」
    東京大学大学院薬学系研究科 教授 新井 洋由
 11:30 講演2
   「スパイスの効用〜クルクミンの基礎・臨床研究を通じて〜」
    ピエモンテオリエンタル大学(イタリア) 薬学部教授 
    ジョバンニ アッペンディノ
 12:00〜13:30 ポスターセッション (若手研究者による研究発表)
 13:30〜15:30 セッションII
   「健康長寿社会を作る最先端医療技術」(仮)
    座長 浜松医科大学 医学部 薬理学 教授 梅村 和夫
 13:30 講演1
   (仮)「急性期脳梗塞治療に用いるレーザー血栓溶解システム」
    浜松医科大学 医学部 薬理学 助教 松本 祐直
 14:10 講演2
   「光マンモグラフィー(調整中)」
    浜松医科大学附属病院 乳腺外科科長 小倉 廣之
 14:50 講演3
   (仮)「新規抗がん剤の探索研究」
    静岡県立大学大学院薬学研究院 創薬探究センター 
    教授 浅井 章良
 15:40〜17:40 セッションIII
   「医療へのマルチオミックスの応用」(仮)
    オーガナイザー 静岡がんセンター研究所 副所長 楠原 正俊
 15:40 講演1
   「次世代シーケンサーによる全エキソン解析」
    静岡がんセンター研究所 診断技術開発研究部部長 浦上 研一
 16:20 講演2
   「がんにおける全遺伝子発現プロファイル解析」
    静岡がんセンター研究所 遺伝子診療研究部主任研究員 大島 啓一
 17:00 講演3
   「マルチオミックス解析と医療」
    静岡がんセンター研究所 副所長 楠原 正俊
 17:40〜17:50 総括
 18:10〜19:40 交流会

●2014年11月8日(土)
 09:30〜11:30 セッションIV 実務セッションI
    「セルフケアを支える人と仕組み」
     座長兼オーガナイザー
        静岡県立大学食品栄養科学部 教授 合田 敏尚
     座長 静岡県立大学食品栄養科学部 准教授 市川 陽子
     パネリスト1
      調整中(地域包括支援センター 主任ケアマネジャー)
     パネリスト2
      前富士宮市福祉総合相談課 主任主査 稲垣 康次
     パネリスト3
      株式会社杏林堂薬局 取締役副社長 青田 英行
     パネリスト4
      独立行政法人地域医療推進機構三島総合病院 
      栄養管理室長 杉山 清子
 11:05 討論とまとめ
 11:45〜12:45 ランチョンセミナー
     座長 未定
     講師 未定
 13:00〜15:00 セッションV 実務セッションII
    「目指せ健康長寿!つながりづくりで健康づくり」(仮)
     座長 浜松医科大学 教授  尾島 俊之
        静岡県健康福祉部健康増進課 課長  土屋 厚子
     パネリスト1
      静岡県健康福祉部健康増進課(静岡県総合健康センター)
      技監 稲葉 やす子
     パネリスト2
      三島市健康推進部  部長 小池 満
     パネリスト3
      もうひとつの家(NPO法人たすけあい遠州) 
      代表 稲葉 ゆり子
     パネリスト4
      東京大学医学部健康総合科学科 准教授 近藤 尚己
 14:30 討論とまとめ
 15:10〜17:10 セッションVI 県民フォーラム
   「人々の心に寄り添う長寿社会に向けての提案」
    座長 静岡大学教育学部 教授 中野 美恵子
    オーガナイザー 静岡大学養護教育専攻設置準備室室長補佐 
            鎌塚 優子
 15:15 講演1
   「長寿と心の健康」
    静岡県こころの医療センター・院長  村上 直人
 15:50 講演2
   「高齢者のお口の健康管理」
    静岡県立大学短期大学部歯科衛生学科 准教授 鈴木 温子
 16:25 講演3 (仮)
   「心に寄り添う看護と介護」
    国際医療福祉大学小田原保健医療学部看護学科 教授 吉村 恵美子
 17:00 質疑応答・まとめ
 17:10〜17:20 総括
 17:20     閉会
主催 静岡健康・長寿学術フォーラム http://www.shizuoka-forum.jp/
申込先 https://www.ssl-page.jp/client/btg7899isk6aw0i/
問合先 静岡県立大学 静岡健康・長寿学術フォーラム実行委員会事務局
〒422-8526 静岡県静岡市駿河区谷田52-1
電話:054-264-5156 FAX:054-264-5157
E-mail: health_and_longevity@shizuoka-forum.jp
http://www.shizuoka-forum.jp/new/4_53326bba18149/index.html

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第69回生命科学若手セミナー
日 時 2014年11月5日(水) 16:00-17:00 
会 場 静岡大学理学部B棟212号室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 伊澤 大介 (英国Cambridge大学 Gurdon Institute)
演 題 『紡錘体チェックポイント機構における新たな阻害機構の発見』
 細胞分裂は、均等な染色体分配を経て遺伝的に同一の情報をもつ二つの娘細胞を作り出す過程である。分裂期における均等な染色体分裂を保障するために必須な監視機構が紡錘体チェックポイントである。紡錘体チェックポイントの異常は染色体の不均等分配を引き起こし、細胞死や癌などの重篤な疾患のきっかけとなる。紡錘体チェックポイントは、紡錘体に未接着の動原体に活性化して細胞全体に影響を及ぼす拡散性の染色体分配遅延シグナルを発し、そのシグナルは一つの未接着動原体で染色体分配を遅延するのに十分な強力なシグナルである。しかし、染色体分配遅延シグナルの分子レベルでの理解には至っていない。
 これまでの知見から、紡錘体チェックポイントは染色体分配に必須なユビキンチンリガーゼAPC/C(Anaphase Promoting Complex/Cyclosome)の活性化因子Cdc20タンパク質に働きかけ、Cdc20を紡錘体チェックポイントタンパク質Mad2、BubR1からなる複合体MCC(Mitotic Checkpoint Complex)に取り込むことによりのAPC/Cの活性化を防ぐ。その過程は、まず接着動原体にMad1/Mad2が結合し、さらにもう一つのMad2と結合し構造変化を誘導する。その結果、Mad2が活性化しCdc20への結合が可能となる。その後、Mad2-Cdc20複合体は、BubR1に結合しMCCを形成する。MCCがどの時点で細胞質に拡散するか不明であるが、最終的にAPC/Cと結合しAPC/CとMCCの複合体を形成し、それを不活性状態にする。このMCCの形成機構は酵母からヒトまで真核生物に広く保存されており、MCCの形成は紡錘体チェックポイントの活性に必須である。本セミナーでは、どのようにしてMCCがAPC/Cを阻害するかについて最新の研究成果に触れ、MCC自身が拡散性の染色体分配遅延シグナルの性質を持っていることを紹介する。
問合先 静岡大学大学院理学研究科 丑丸 敬史  takashi.ushimaru@gmail.com
静岡生命科学若手フォーラム事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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サイエンスカフェ in 静岡 第90話
日 時 2014年10月30日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 林 愛明 (京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻)
演 題 『駿河トラフ周辺域の活断層と地震』
 大地震のほとんどは既存の活断層により引き起こされることが知られています。「東海大地震」の震源域とされる駿河湾周辺域に活断層が多く存在しており、頻繁に地震が起きています。これらの活断層と地震について紹介します。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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静岡大学ナノバイオ講演会
日 時 2014年10月27日(月)14:00〜15:30 
会 場 静岡大学総合研究棟総合棟414会議室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 1 Prof. Lars Berglund (スウェーデン王立工科大学)
(KTH Royal Inst of Technology, Wallenberg Wood Sci Ctr, Dept of Fiber and Polymer Technology)
演 題 1 『 Cellulose nanofibers from wood tissue - the nature of an evolving researchfield 』
 Cellulose is one of the oldest research topics in polymer science. It inspires basic interest due to its unique structure in the form of extended chain, fibrous crystallites. Also, it is the main load-bearing building block in plants, including wood. The plant physiologists use the term "microfibril" to describe the reinforcing fibril, which provide stiffness, strength and toughness to the wood tracheid cell wall. Recently these fibrils have been disintegrated from wood pulp and are used in the development of new forest products. New cellulose research questions are posed to the engineering scientist, and many successful research environments are composed of multidisciplinary teams. The presentation will show some categories of new nanocellulose materials, which can be prepared and also suggest some important research areas for the future. 
演 者 2 矢野 浩之 (京都大学 生存圏研究所)
演 題 2 『セルロースナノファイバー材料における最近の動向』
 セルロースナノファイバーは、すべての植物細胞の基本骨格物質である。鋼鉄の1/5の軽さで、その5倍以上の強度を有している。本年6月には、100を越える企業が 参加してナノセルロースフォーラムが設立され、その後、内閣府が発表した成長戦略に“セルロースナノファイバー材料の研究開発促進”が書き込まれるなど、最近、急激な盛り上がりを見せている。本講演では、木材を初めとする植物バイオマスからのナノファイバー製造とその用途、最近の動向について紹介する。
主催 「高齢化・福祉社会を支えるナノバイオ・テクノロジー研究の推進」PJ
後援 グリーン科学技術研究所
問合先 朴龍洙(054-238-4887) biopark@biol.s.u-tokyo.ac.jp
千切麻里衣(054-238-4945) dmchigi@ipc.shizuoka.ac.jp

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第68回生命科学若手セミナー
日 時 2014年10月17日(金) 16:00〜17:00
会 場 静岡大学理学部B棟2階B204講義室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 成川 礼 (静岡大学大学院理学研究科生物科学専攻)
演 題 『光合成原核生物シアノバクテリアの光応答戦略解明とその応用利用』
  光合成生物は光をエネルギーとして利用しており、それ故に、光を最重要な情報としても捉え、高度な光応答機構を備えている。シアノバクテリアは、地球上で最初に酸素発生型光合成を行った原核生物であり、植物の葉緑体と起源を同一としている。シアノバクテリアは、海洋、陸地、淡水域、汽水域、温泉、砂漠、極地など、地球上のあらゆるところに生育している。また、単細胞球菌・桿菌、糸状体、分枝糸状体、螺旋状糸状体など、様々な形態のものが存在している。一部のシアノバクテリアは、窒素固定を専門に行うヘテロシストを形成する分化能を示すものもいる。このように、シアノバクテリアは起源を単一とするにも関わらず、その生理生態的特徴は非常に多様化している。
一方、近年のゲノム解析の急速な進展により、50種以上のシアノバクテリアのゲノム情報が利用可能となっている。これらのゲノムを比較することで、上記の生理生態的多様性と対応するように、ゲノム情報も量的・質的に多様化していることが分かってきている。中でも、淡水、陸生のシアノバクテリアにおいて、環境情報の感知・応答系の遺伝子群が特に豊富に存在することが明らかとなった。これらのことから、形質転換技術が確立している淡水・陸生のシアノバクテリアを対象とすることで、その光応答戦略を分子レベルから細胞・個体レベルまで詳細に理解できると考え、これまで研究を行ってきた。
本発表では、シアノバクテリア固有の光受容体であるシアノバクテリオクロムに焦点を当てて、その光感知・シグナル伝達・形質発現について概説する。また、最近では、私達が発見した光受容体を用いて、細胞を光で制御するオプトジェネティクスや細胞内分子動態を可視化する分子イメージングに資する光スイッチ・蛍光プローブ開発にも着手しているので、その進捗についても簡単に紹介する。
問合先 静岡大学大学院農学研究科・茶山和敏  acksaya@ipc.shizuoka.ac.jp
静岡生命科学若手フォーラム事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学ナノバイオ講演会
日 時 2014年10月9日(木) 14:00-
会 場 静岡大学総合研究棟総合棟414会議室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 MORAKOT SUKCHOTIRATANA (Chiang Mai University in Thailand)
演 題 『Biotechnology in Thailand』
  タイ、チェンマイ大学より講師をお招きしました。  学部生にも聞きやすい内容となっておりますので、多くの先生方、また学生の皆さんに参加いただきたくお願いします。
主催 「高齢化・福祉社会を支えるナノバイオ・テクノロジー研究の推進」PJ
後援 グリーン科学技術研究所
問合先 朴龍洙(054-238-4887) biopark@biol.s.u-tokyo.ac.jp
千切麻里衣(054-238-4945) dmchigi@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学大学院理学研究科化学専攻講演会
(第215回 静岡ライフサイエンスセミナー)
日 時 2014年9月26日(金) 16:30-
会 場 静岡大学理学部B棟B213室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 山下 雄史 (東京大学先端科学技術研究センター)
演 題 『分子動力学シミュレーションで見るタンパク質の機能』
 山下先生は,電子状態計算や分子動力学シミュレーションという計算化学の手法でタンパク質の機能を研究されています。計算化学的手法の薬づくりへの応用を交えながら,タンパク質の物理化学について基礎から最先端まで分かりやすくおはなしいただきます。
問合先 静岡大学大学院理学研究科化学専攻 河合信之輔
電子メール sskawai@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学FD研修会
日 時 2014年9月24日(水) 14:30-16:00
会 場 静岡キャンパス:静岡大学共通教育A棟301室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
浜松キャンパス:静岡大学浜松総合棟24教室
 (〒432-8561 浜松市中区城北3-5-1,アクセス情報
演 者 村山 かなえ (名古屋大学国際教育交流センター)
演 題 『英語で教える大学授業の秘訣 〜これまでの授業実践を振り返って〜』
 社会や高等教育のグローバル化にともない、大学院のみならず学士課程においても「英語による授業」を取り入れた教育プログラムを実施する大学が増えてきています。こうした状況を ふまえ、今年度のFD講演会では、名古屋大学国際教育交流センターの村山かなえ先生に「英語で教える大学授業:「自分なりの教え方」を振り返って」というタイトルでご講演頂きます。
 村山先生は、オーストラリアでの現地での授業経験、立命館大学グローバル・ゲイトウェイプログラムで英語による授業経験など、英語による授業の経験の豊富な先生です。講演会では、これまでの先生のご経験を踏まえ、心構え、授業方法、ノウハウなどを中心にお話を伺う予定です。
 教職員の皆様はもちろんのこと、アカデミックキャリアを目指す学内の大学院生のご参加もお待ちしております。また、本講演会は、新任教員の皆様にはフォーローアップ研修会としてご参加いただけます。みなさまのご参加をお待ちしております。

問合先 静岡大学全学キャリアデザイン教育・FD委員会
電子メール fd@hedc.shizuoka.ac.jp
*本研修会には,高等教育に関わる関係者の皆さんにはご自由に参加頂けます。 学外の方は fd@hedc.shizuoka.ac.jp まで,ご所属,お名前をご記入の上メールにてご連絡ください。

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静岡大学農学部公開講演会
(第214回 静岡ライフサイエンスセミナー)
日 時 2014年9月16日(火) 16:00-
会 場 静岡大学農学部B棟210号室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 長田 裕之 (理化学研究所環境資源科学研究センター・副センター長)
演 題 『天然物創薬を目指して』
 1950年代は、抗生物質発見の黄金期であったが、1990年代半ば以降は、天然物スクリーニングは衰退している。その主な理由は、ハイスループットスクリーニングの流行に伴って、製薬企業が、コンビナトリアルケミストリーで合成したライブラリーを医薬源として重視するようになったためと思われる。本セミナーでは、国内外における天然物創薬の動向を俯瞰して、天然物創薬の可能性を講述したい。
問合先 静岡大学グリーン科学技術研究所(兼,創造大学院,農学研究科) 河岸洋和
電子メール achkawa@ipc.shizuoka.ac.jp 054-238-4885

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サイエンスカフェ in 静岡 第89話
日 時 2014年9月11日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 木村 榮一 (広島大学名誉教授・静岡大学客員教授)
演 題 『研究人生を俯瞰する歓び - 「まことの花」求めて老活中 - 』
 研究人生は、「風姿花伝」(室町時代の能楽達人世阿弥著)の説く年代毎の修行放・心得・美学が手本です。「まことの花」たる研究を目指し「稽古」に励んできましたが、ついに「麒麟(きりん)も置いては駑馬(どば)に劣る。さりながらまことに得たらん能者ならば花はのこるべし」という最終年代に至りました。その「のこるべき花」とは何か。老活中の薬化学研究者のお話です。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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静岡サイエンススクール サイエンス・サマープログラム2014
サイエンススペシャルレクチャー&キャンパスミュージアム見学,
キャリアデザインワークショップ
日 時 2014年8月15(金)10:00-12:00, 13:00-16:00
会 場 静岡大学理学部A棟2階理学部大会議室A209,理学部B棟1階キャンパスミュージアム
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
対 象 静岡サイエンススクール2014サマープログラム受講生(中高生),一般;(定員:先着約80人)
内 容  サイエンススペシャルレクチャーは、国内外で活躍するベテラン科学者の講演です。研究内容に加えて、発見や発明に至った経緯やエピソード、研究に対する姿勢、科学者になった動機、生き方などを語ってもらいます。定員は80人。中学生および高校生を想定していますが、特に意欲がある方ならどなたでも結構です。保護者・学校関係者の参加も歓迎します。今回は、特別にキャンパスミュージアム見学も行いますが、こちらはスペースの都合により、十数名程度の小グループに分かれてミュージアム内を案内します。
 キャリアデザインワークショップは、知っているようで意外と知らない理系の仕事とはどのようなものか、どのような楽しさがあるのか、どうしたら理系の仕事に就けるのか、などについて三名の講師にお話しをしてもらいます。質問の時間もあるので、聞きたいことは何でも聞いてください。
 中学生および高校生を想定していますが、特に意欲がある方ならどなたでも結構です。保護者・学校関係者の参加も歓迎します。
プログラム
  • 10:00-10:05 開会の挨拶

  • 10:05-12:00 サイエンススペシャルレクチャー&キャンパスミュージアム見学
    和田秀樹 (静岡大学理学部 名誉教授)
    『富士山はどんな山?』
     富士山は、日本で最も高い山で、そのすぐ目の前にある駿河湾の深さは、3000mにすぐ届く。高い山に登れば酸素が少なくなり、呼吸困難になり、駿河湾の底に潜れば冷たく押しつぶされてしまう。これほど近いところに、とっても大きな違いのある場所があるのは、世界広しといえども、どこにもない。その謎は富士山の溶岩に隠されている。キャンパスミュージアム秘蔵の標本や資料に触れながら解説する。
    『キャンパスミュージアム見学』
     白亜紀の生物化石と化学化石、オストラコーダという生物の微化石、地球最古の岩石や珍しい鉱物やめずらしい鉱物など、静岡大学の博物館キャンパスミュージアムには貴重な資料が大切に保管され、研究のために使われています。普通では見られないようなものを見学できるチャンスです!

  • 12:00-13:00 昼食休憩

  • 13:00-13:55 キャリアデザインワークショップ1
    藪嵜清香 (静岡科学館る・く・る エデュケータ)
    『科学者と市民をつなぐ 〜サイエンスコミュニケーション〜』
     研究者が扱うような内容でもわかりやすく伝え、市民のみなさんが社会の出来事を自分自身で考える事をお手伝いすることを「サイエンスコミュニケーション」といいます。このようなことを実際に行っている人を「サイエンスコミュニケーター」と呼ばれています。静岡科学館の職員である私自身も、その1人です。サイエンスコミュニケーターの活動について、実例をだしながら紹介をします。

  • 14:00-14:55 キャリアデザインワークショップ2
    加藤英明(静岡大学教育学部 講師)
    『日本の生き物たちの危機 ー生物保護の必要性についてー』
     世界には、全長3mのコモドオオトカゲや体重250kgのガラパゴスゾウガメなど、不思議な生き物が数多く存在します。そんな迫力ある外国の生き物に魅了される人は子供から大人まで数多く、私もその一人でした。しかし、近年は巨大なワニガメやカミツキガメなどの外国の危険な生き物が、私たちの身近な川に出現しています。なぜでしょうか?静岡県における外来生物の現状と、生き物との正しい関わり方について紹介します。

  • 15:00-16:00 キャリアデザインワークショップ3
    三浦有紀子(静岡大学教育研究プロジェクト推進室 特任教授)
    『人生に必要な2つのこと』
     小学生の頃に読んだメンデルやマリー・キュリーの伝記とたんぱく質の本に触発されて、何が何でも「理系」と思ったものの、高校生の頃には、両親の希望もあって(薬剤師になる気は毛頭ないのに)薬学部志望になりました。そこから現在に至るまでの自分の道探しは、幸運の連続でした。博士号取得、米国留学、出産や転職等、いろんな経験があったからこそ、今、研究者とは違う立場で「科学・学術研究の振興」のために働く新しい職業に挑戦できているのだと思います。そんな涙と爆笑の連続をお話します。
参加申込
  • 「サイエンススペシャルレクチャー & キャンパスミュージアム見学 8/15」や「キャリアデザインワークショップ 8/15」のみの参加を希望される方は事前申し込み不要ですが、会場の都合で当日参加できない場合がありますので、予めご了承ください。。
問合先 静岡サイエンススクール運営委員会
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
Tel: 054-238-3080 Fax: 054-238-6351
E-mail: office@mirai-sss.jp
HP http://www.mirai-sss.jp/

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静岡サイエンススクール サイエンス・サマープログラム2014
サイエンスワークショップ
日 時 2014年8月11(月)〜14(木)10:00-16:00
会 場 静岡大学理学部A棟2階理学部大会議室A209など
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
対 象 中学〜高校生(事前申込者:約20人)
内 容  講義と実験がセットになったもので、やや発展的な内容のものです。1日に1つ、4日間で4つのテーマの講座を行います。テーマごとにレポートを提出してもらい、希望者にはコメントをつけて返却します。各テーマの定員は20人で、対象学年は中学校1年生から高校3年生です。テーマは1〜4つの範囲で申し込めますが、受講希望者が多いテーマについては、書類審査で受講生を選抜します。
プログラム
  • 8月11日(月) 「植物を見分けて植物の進化を考えてみよう」
     (徳岡徹 静岡大学理学部生物科学科 准教授)
     花を咲かせる植物はこの地球上におよそ28万種類もあり、静岡県には日本の植物の7割に当たる約3500種が生育しています。この植物の多様性は長い年月をかけて、植物が少しずつ進化してきた結果です。この進化の痕跡は今ある植物の特徴に残っています。身近な植物を観察してその進化の痕跡を見つけ、1つ1つの植物を見分けて(分類して)みましょう。

  • 8月12日(火) 「地震の波で地下を見る」
     (生田領野 静岡大学理学部地球科学科 講師)
     地震はわたしたちの生活を脅かす自然の驚異と捉えられています。しかしその一方で、絶えず起きている中規模の地震は、目で見ることのできない地球の内部を照らす「光源」として使われている側面もあります。この講座では、実際に地震を発生させて、「光源」をもって見ることのできない地下の様子を捉える体験を行ってみましょう。

  • 8月13日(水) 「物理とは何か?-実験を通じて物理を理解しよう-」
     (嶋田大介 静岡大学理学部物理学科 准教授)
     高校に入ると理科の科目がいくつかに分かれます。その一つが物理学です。物理学には力学、電磁気学、波、原子・分子など、いろいろな分野があります。この講座では、物理に関する簡単な実験を見てもらって、物理の面白さを知ってもらうのが目的です。少し難しい内容が含まれていますが、実験を目で見て理解を深めていってもらいたいと思います。

  • 8月14日(木) 「光合成生物が光を見て光を食べる仕組みを理解しよう」
     (成川礼 静岡大学理学部生物科学科 講師)
     光合成生物は光を情報として認識し、変動する光環境に応答します。光合成と聞くと、緑の葉っぱを思い浮かべがちですが、緑色でないカラフルな光合成生物がたくさん存在し、生物の種類によって、光の「色」に対する好みが異なります。また、光は強ければ良いのではなく、光の「強さ」にも好みがあります。光の色や強さを見るタンパク質が光を情報として捉え、効率良く光合成する(光を食べる)ために、自身の体を最適化します。そのような巧みな戦略について、実験を通して理解できます。
参加申込
  • 「サイエンスワークショップ 8/11〜14」受講希望者は、書類をそろえて静岡サイエンススクール運営委員会に郵送して下さい。
  • テーマは1〜4つの範囲で申し込めますが、受講希望者が多いテーマについては、書類審査で受講生を選抜します。
  • 応募〆切は、2014年7月11日(金)必着です。
  • プログラム詳細・参加申込書は、こちらをダウンロードください。
問合先 静岡サイエンススクール運営委員会
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
Tel: 054-238-3080 Fax: 054-238-6351
E-mail: office@mirai-sss.jp
HP http://www.mirai-sss.jp/

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サイエンスカフェ in 静岡 第88話
日 時 2014年7月31日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 轟 泰司 (静岡大学農学部応用生物化学科)
演 題 『小分子による植物のストレスマネジメント』
 動物と違って動くことができない植物は,様々な環境ストレスに耐えて生き延びる術をたくさん持っています。いろいろな仕掛けを施した小さな分子を使って植物のストレス耐性をコントロールしてみましょう。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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第67回生命科学若手セミナー
日 時 2014年07月25日(金) 16:00〜17:00
会 場 静岡大学農学部研究棟(新棟)2階 225室(セミナー室)
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 樋口 富彦 (静岡大学創造科学技術大学院)
演 題 『温帯域に生息する造礁サンゴの低水温ストレス応答と生存戦略』
 造礁サンゴは沖縄など熱帯・亜熱帯地域でしか見られないと思われがちですが、静岡県を含む温帯地域でも生息しています。近年の地球温暖化に伴い、温帯に生息する造礁サンゴの生息域拡大が報告され、温帯域サンゴの動態が注視されています。温帯域のサンゴにとって最も大きなストレスは冬の低水温です。温帯域に生息するサンゴを用いて、低水温ストレスに対する応答を調べたところ、サンゴに共生する褐虫藻の光合成能低下、宿主サンゴによる呼吸や骨格成長速度の低下が見られました。また、褐虫藻がサンゴ体内から減少するサンゴの白化現象も確認されました。サンゴの白化は、沖縄では主に高水温時に確認され、褐虫藻の生成する過剰な活性酸素が原因によるサンゴー褐虫藻の共生関係の崩壊だと考えられています。一方で、温帯域のサンゴでは低水温時に白化が起こりましたが、その際、過剰な活性酸素は認められず、高水温による白化とは違ったメカニズムであることが示唆されました。セミナーでは、用宗フィールドで行った室内実験および伊豆下田で行っている現場での実験結果を併せて紹介します。
問合先 静岡大学大学院農学研究科・小谷真也  askodan@ipc.shizuoka.ac.jp
静岡生命科学若手フォーラム事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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第21回 静岡大学粟井研主催セミナー
日 時 2014年7月18日(金)17:00-18:30
会 場 静岡大学 総合研究棟 4階412室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 野亦 次郎 (東京工業大学 資源化学研究所)
演 題 『原始酵素の新しい反応機構〜バクテリオクロロフィル生合成系で働く光非依存型プロトクロロフィリド還元酵素は新奇ラジカル酵素である』
 クロロフィル(Chl)、バクテリオクロロフィル(BChl)は光合成に必須の色素であり、光エネルギーを化学エネルギーに変換する優れた生体分子である。ChlおよびBChlはクロリン環およびバクテリオクロリン環と呼ばれる主要環構造を有し、その光吸収特性が酸素発生型/酸素非発生型という光合成のタイプを決定づけている。
 Chlの主要環構造であるクロリン環は、プロトクロロフィリド(Pchlide)のポルフィリンD環のC17=C18炭素間二重結合が立体特異的に還元されることで形成される。光合成生物は進化的起源の異なる2つの酵素、光依存型Pchlide還元酵素(LPOR)または光非依存型Pchlide還元酵素(DPOR)によってクロリン環形成を触媒する。LPORは短鎖デヒドロゲナーゼ/リダクターゼファミリーに属し、光を利用したユニークな反応機構によってクロリン環形成を行うことが知られている。一方、DPORは窒素固定酵素ニトロゲナーゼと類似した酵素であり、光に依存せずクロリン環形成を触媒するが、その分子機構は全く不明であった。
 最近、私たちはDPORの触媒コンポーネントであるNB-蛋白質の結晶化に成功した。構造解析の結果、触媒部位にあるアスパラギン酸残基と基質Pchlide自身のC17位のプロピオン酸基がプロトンドナーとなり、ポルフィリンD環の立体特異的な還元が行なわれると推察された。この仮説に基づき、変異導入したNB-蛋白質と基質アナログを組み合わせた解析を行ったところ、反応中間体に由来する有機ラジカル種が検出され、DPORはラジカル中間体を経由する反応を触媒していることが明らかとなった。本発表では、明らかになりつつある“光に依存しない”クロリン環形成の分子機構について紹介したい。
<参考文献>
  • Nomata, J. et al. (2014) Dark-operative protochlorophyllide oxidoreductase generates substrate radicals by an iron-sulphur cluster in bacteriochlorophyll biosynthesis. Sci.Rep. 4, 5455; DOI:10.1038/srep05455.
  • Nomata J. et al. (2013) Nicotinamide is a specific inhibitor of dark-operative protochlorophyllide oxidoreductase, a nitrogenase-like enzyme, from Rhodobacter capsulatus. FEBS letters 587:3142-3147.
  • Muraki N. et al. (2010) X-ray crystal structure of the light-independent protochlorophyllide reductase. Nature 465:110-115.
問合先 静岡大学 大学院 理学研究科 生物科学専攻
粟井光一郎(dkawai@ipc.shizuoka.ac.jp)

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第42回 GRLバイオサイエンスセミナー
http://www.shizuoka.ac.jp/grl_bs/
日 時 2014年7月16日(水) 16:00〜17:30
会 場 静岡大学農学部B棟2階 203号室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 山岸 真澄 (北海道大学大学院農学研究院)
演 題 『ユリの花における色と模様の制御機構』
 ユリ(Lilium spp.)は重要な花き園芸作物である。主に種間交雑によって品種育成が進められている。黄・オレンジ・赤・ピンク・白など、花色が豊富である。また、斑点やバイカラーなど、アントシアニン色素による模様が花弁に現れる。多くの高等植物においてアントシアニンの生合成は主に生合成遺伝子の転写のレベルで調節され、生合成遺伝子の転写は転写因子のR 2R 3-M YBとbH LHによって制御されていることが知られている。また花にアントシアニンによる模様が現れる場合があるが、模様ができるメカニズムの解明は現在の生物学のトピックの一つである。
[アントシアニン生合成の制御機構]
 ユリでは、bH LH 2とR 2R 3-M YBであるM YB 12によってアントシアニンの生合成が制御されている。このうちbH LH 2は花や葉など多くの器官で常に発現しているのに対して、M YB 12は花弁でのみ発現しており、すなわち花弁特異的な着色はM YB 12によって決まる。また、花弁にアントシアニンが貯まるか貯まらないかはMYB12遺伝子の有る無し(分離)によって決まることも分かっている。
[模様ができるメカニズム]
 最近の研究で、MYB12の対立遺伝子が模様の発生にも関わっていることが明らかとなった。品種 'Latvia' にはしぶき状の斑点が現れるが、MYB12のLatvia対立遺伝子があるとしぶき斑点になることが分かった。さらにLilium regalで単離された新規のR2R3-MYB遺伝子がこのユリにおける変わった発色パターンを制御していることも紹介する。
問合先 静岡大学大学院農学研究科共生バイオサイエンス専攻
中塚貴司 (atnakat@ipc.shizuoka.ac.jp 内線4353)

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静岡大学農学部公開講演会
(第213回 静岡ライフサイエンスセミナー)
日 時 2014年7月14日(月) 15:30-
会 場 静岡大学農学部B棟207号室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 脇本 敏幸 (東京大学大学院薬学系研究科)
演 題 『多様な天然物を生産する海綿共生バクテリア』
 最も原始的な多細胞動物である海綿動物からは様々な生物活性物質が報告されてきた。一方で、それら二次代謝産物の生産者は海綿に共生する微生物であることが長年示唆されてきた。本研究では伊豆半島、伊豆諸島に生息する海綿動物を研究対象とし,物質生産を担う新規のバクテリアの存在を明らかにした。
 先生のご研究は,ごく最近,Nature Chemical Biology(Calyculin biogenesis from a pyrophosphate protoxin produced by a sponge symbiont, doi:10.1038/nchembio.1573)に掲載され,日経産業新聞に紹介されました。
問合先 静岡大学グリーン科学技術研究所(兼,創造大学院,農学研究科) 河岸洋和
電子メール achkawa@ipc.shizuoka.ac.jp 054-238-4885

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第66回生命科学若手セミナー
日 時 2014年07月04日(金) 16:00〜17:00
会 場 静岡大学理学部A棟2階・大会議室(209室)
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 松原 央達 (静岡大学創造科学技術大学院)
演 題 『減数分裂の進行と染色体分配におけるオートファジーの役割』
 オートファジーは細胞内のタンパク質やオルガネラを分解する機構の一つで、アミノ酸のリサイクル、エネルギーの供給を行い、低栄養状態における細胞の生存に関わっていると考えられており、様々な病気や老化、がん化などに関わることが指摘されている。酵母ではオートファジーは配偶子形成時に起こる減数分裂の開始に必須であり、分裂開始に必要な窒素源を供給する働きを持つと考えられる。我々は減数分裂期の染色体分配制御機構の解明をめざし、分裂酵母をもちいて減数分裂期に染色体分配異常を示す変異株のスクリーニングを行い、オートファジー変異株を取得した。これらオートファジー変異株は減数分裂の開始だけでなく、進行中にも窒素源を必要とし、オートファジーが進行中にも窒素源供給を行うと考えられた。さらに、変異株は減数分裂において染色体がスピンドルから脱落する異常を示し、これはオーロラキナーゼの異常によって起こることを見いだした。このことより、オートファジーが働かないと窒素源供給が不足し、オーロラキナーゼの働きが異常となり、減数分裂進行異常や染色体分配異常が起こると考えられた。これらの結果はオートファジーが低栄養状態におかれた細胞の生存だけでなく、分裂にも寄与していることを示している。今回得られた知見は酵母の分裂だけでなく、がん細胞の形成や増殖の機構の解明にも有用であると現在考えている。
問合先 静岡大学大学院理学研究科・山本歩  sayamam@ipc.shizuoka.ac.jp
静岡生命科学若手フォーラム事務局 gsbyf@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学農学部 新任教員 研究紹介セミナー
(第212回 静岡ライフサイエンスセミナー)
日 時 2014年6月27日(金) 16:00-17:30
会 場 静岡大学農学部B棟201号室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 木村 洋子 (静岡大学大学院農学研究科応用生物化学専攻)
演 題 『ユビキチンシステムとストレス応答の解析』
 立体構造を持つタンパク質が正常に機能し代謝されるために、細胞内には大きく分けて2つのタンパク質品質管理システムが働いている。一つは、分子シャペロンシステムであり、種々の分子シャペロンはタンパク質の凝集を防ぎ、正常なフォールディングを助ける働きがある。もう一つは分解システムであり、ユビキチン・プロテアソームをはじめとする数多くの分子を用いて、フォールディングがおかしくなったり役目を終えたタンパク質を分解する。これらのシステムは生命活動に必須であり、特にストレス時などの緊急時には、極めて重要な働きをしている。
 ユビキチンは76個のアミノ酸からなるタンパク質で、タンパク質の翻訳後修飾因子である。ユビキチンの機能の一つは、分解されるべきタンパク質に結合し、プロテアソームによる分解の目印となることであるが、タンパク質の機能を制御する修飾分子としても幅広く作用している。ユビキチンの量は細胞の環境や状態に応じて変動し、適切な量に調節されている。私たちは、出芽酵母において脱ユビキチン化酵素(ユビキチンポリマーを単量体ユビキチンに解離させる酵素)とそのインヒビターによる働きがユビキチンレベルの制御機構の一つである事を見いだした。
 今回は、以上のユビキチンの量的制御の研究と、最近研究を始めた持続的な熱ストレス応答の解析について未発表の結果を含めて紹介したい。
問合先 静岡大学グリーン科学技術研究所 原 正和
電子メール amhara@ipc.shizuoka.ac.jp
TEL 054-238-5134

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静岡大学 第7回超領域研究会
日 時 2014年06月20日(金) 13:00-17:45
会 場 静岡大学(浜松キャンパス)佐鳴会館会議室
 (〒432-8561 浜松市中区城北3-5-1,アクセス情報
概 要 ○特別講演
  浜松医科大学産学官共同研究センター長
  メディカルフォトニクス研究センター
  イノベーション光医学研究室
    山本清二 教授
  「光を活用した基礎医学研究と医療機器開発」
○講演「本学の融合研究の推進に向けて」
  清水扇丈 教授 (理学研究科)
  「混相流相転移モデルの数学解析」
  三村秀典 教授 (電子工学研究所)
  「ナノテクノロジーを用いた新しい真空デバイス」
  渡邉修治 教授(創造科学技術大学院)
  「環境ストレス応答性花芽誘導分子・香気成分生合成の分子機構」
○若手研究者による研究発表
  香川景一郎 准教授 (工学研究科)
  「高性能・高機能マルチアパーチャセンサおよびカメラの開発」
  臼杵 深 准教授 (工学研究科)
   「低コヒーレンス干渉を利用した高分解能な工業用顕微鏡の開発」
  日野真吾 助教 (農学研究科)
   「食物繊維と小腸杯細胞応答」
  木村浩之 准教授 (理学研究科)
   「静岡県の地域資源を生かした自立分散型エネルギー生産システム」
  中野貴之 准教授 (工学研究科)
   「III族窒化物半導体を用いた中性子半導体検出器の作製と結晶成長技術の開発」
  福田直樹 講師 (情報学研究科)
   「メカニズムデザインとマルチエージェントシミュレーションによる公平な資源配分機構実現への試み」
○若手研究者によるポスターセッション
対 象 静岡大学の教員・研究員・大学院生他
参加費 懇親会(18:00〜19:15 生協北館)参加者のみ有料(教員2〜3千円、学生は無料)
参加申込  参加される方は、6月12日(木)までにメールで下記必要事項をご連絡願います。
 1.氏名:  
 2.所属:     
 3.メールアドレス:   
 4.懇親会 ( )出席 ( )欠席  
 5.バスの利用(静岡キャンパスからの参加者のみ)
  [往路]( )利用する( )利用しない 
  [復路]( )利用する( )利用しない
問合先 静岡大学企画部企画課企画係
E-mail: okenki@ipc.shizuoka.ac.jp
TEL 054-238-4575/5059

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サイエンスカフェ in 静岡 第87話
日 時 2014年6月19日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 小池 亨 (静岡大学理学部生物科学科)
演 題 『細胞工学のススメ 〜培養細胞を用いた遺伝子機能の解析〜』
 生命科学の研究では様々な培養細胞が用いられています。近年、それら細胞の遺伝子発現を変える技術やゲノム編集技術が飛躍的に発展しています。これら技術の紹介と,培養細胞を用いた遺伝子機能の解析例を紹介します。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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サイエンスカフェ in 静岡 第86話
日 時 2014年5月29日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 森下 祐一 (静岡大学理学部地球科学科)
演 題 『金、プラチナの輝き:レアメタルは地球のどこにある?』
 今話題のレアメタルなどの金属は産業や日常生活で良く使われますが、原料となる鉱物資源は地球のどこにあるのでしょうか? レアメタル探しのため、鉱物資源誕生の仕組みをSIMSなどの最先端分析装置を使って科学的に解明します。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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静岡大学農学部公開講演会
(第211回 静岡ライフサイエンスセミナー)
日 時 2014年4月25日(金) 15:00-
会 場 静岡大学農学部B棟201号室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 井本 正哉 (慶應義塾大学理工学部 教授)
演 題 『創薬を志向したケミカルバイオロジー』
 我々が行なった小分子化合物を用いた細胞応答機構解析研究を紹介し,それらの疾患治療薬シードとしての可能性について概説する。
問合先 静岡大学農学部 河岸洋和
電子メール achkawa@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学グリーン科学技術研究所 遺伝子実験棟 施設見学会
http://www.shizuoka.ac.jp/~idenshi/shisetukenngakukai140422.pdf
日 時 2014年4月22日(火) 14:00〜15:00
会 場 静岡大学グリーン科学技術研究所 研究支援室 ゲノム機能解析部 遺伝子実験棟
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
内 容  静岡大学グリーン科学技術研究所ゲノム機能解析部には、ゲノム機能解析の中核となる次世代シーケンサー、液体クロマトグラフ質量分析装置(LC-MS/MS)、飛行時間型質量分析計(TOF-MS)、DNAマイクロアレイ、蛍光画像解析システム等、高度な最先端機器が備えられており、年間の利用登録者は大学院農学研究科、理学研究科などから200人に及びます。
 今回学内の皆様を対象に、どのような設備があり、どのような研究に応用可能かを広くご理解頂くため、施設見学会を予定しております。奮ってご参加下さい。
 参加人数の把握のため、4月21日(月)までに参加人数を各研究室で取りまとめて鈴木宛(atsuzuk@ipc.shizuoka.ac.jp)にご連絡下さい。
問合先 静岡大学グリーン科学技術研究所
研究支援室 ゲノム機能解析部 鈴木智大
電子メール atsuzuk@ipc.shizuoka.ac.jp
Tel  054-238-5061

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静岡大学農学部公開講演会
(第210回 静岡ライフサイエンスセミナー)
日 時 2014年4月18日(金) 15:00-
会 場 静岡大学農学部B棟207号室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 西田 浩志 (新潟薬科大学応用生命科学部 教授)
演 題 『Utilization and Technology Development of Energy in Indonesia』
 BPPTは、インドネシアを代表する最大規模の公的研究機関であり、ライフサイエンス、環境・エネルギー分野等での科学技術の評価、選択、及び応用を行っています。
 今回は、その長官をお招きして、講演を開催します。ぜひ多くの教員、学生の皆さんにこの機会をとらえて、グローバルな視点での科学技術、特にグリーンエネルギーについて、知見を広めていただければと思います。
問合先 静岡大学農学部 平井浩文
電子メール ahhirai@ipc.shizuoka.ac.jp

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サイエンスカフェ in 静岡 第85話
日 時 2014年4月17日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 徳岡 徹 (静岡大学理学部生物科学科)
演 題 『被子植物の分類と進化』
 私たちの身の回りにはたくさんの植物があります。系統分類学はこのたくさんの植物を一つ一つ見分け、進化の順に整理してきました。近年の遺伝子情報を使った進化の解析とともに、花の「かたち」の進化について紹介します。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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グリーン科学技術研究所平成26年度第1回講演会
http://www.green.shizuoka.ac.jp/event00023.html
日 時 2014年4月17日(木) 15:00-16:00
会 場 静岡大学(静岡キャンパス)共通教育A棟301室
静岡大学(浜松キャンパス)創造科学技術大学院2階会議室  (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 Dr. Marzan A. Iskandar (インドネシア技術評価応用庁BPPT 長官)
演 題 『Utilization and Technology Development of Energy in Indonesia』
 BPPTは、インドネシアを代表する最大規模の公的研究機関であり、ライフサイエンス、環境・エネルギー分野等での科学技術の評価、選択、及び応用を行っています。
 今回は、その長官をお招きして、講演を開催します。ぜひ多くの教員、学生の皆さんにこの機会をとらえて、グローバルな視点での科学技術、特にグリーンエネルギーについて、知見を広めていただければと思います。
問合先 静岡大学グリーン科学技術研究所
朴 龍洙  TEL 054-238-4887
      電子メール acypark@ipc.shizuoka.ac.jp
西納 飯野 TEL 054-238-4264

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サイエンスカフェ in 静岡 第84話
日 時 2014年3月20日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 山田 裕史 (岡山大学理学部数学科)
演 題 『自然数を分割する - 算数なのか数学なのか -』
 例えば自然数4 は4 = 3+1 = 2+2 = 2+1+1 = 1+1+1+1 と自然数の和に書かれます。つまり4 は5 通りの方法で「分割」されます。これを p(4) = 5 と書くことにしましょう。講演では一般の自然数 n の分割の個数p(n) について調べてみることにします。さらには「奇数ばかりによる分割」など制限を付けた分割の個数にも言及します。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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静岡サイエンススクール STEP3 研究発表会,STEP2,3修了式
日 時 2014年3月16日(土) 12:30〜16:15
会 場 静岡科学館る・く・る 9階 イベントホール
静岡市駿河区南町14番25号エスパティオ
TEL: 054-284-6960, FAX:054-284-6988
 アクセス情報
内 容 STEP3受講生による研究成果発表と質疑応答、講評;修了式
参加者 STEP2,3受講者、サマープログラム2013受講者、受講者の保護者、学校教員、一般※
プログラム 12:00-12:30 受 付(静岡科学館る・く・る 10階受付)
12:30-12:35 あいさつ
12:35-13:00 20133001 岩堀 怜・20133006 田村 彩乃
        (瓜谷眞裕@理・化学)
       「分裂酵母のサイクリン依存プロテインキナーゼの局在変化」
13:00-13:15 20133002 小倉 大典 (丑丸敬史@理・生物)
       「細胞がふえる機構を知る−がんとは何か?−」
13:15-13:30 20133003 澤口 夏未 (竹内浩昭@理・生物)
       「ヒトの利他的行動とパーソナリティの関係」
13:30-13:45 20133004 城内 美幸 (竹内浩昭@理・生物)
       「アホロートルの光走性・明暗嗜好性」
13:45-15:55 休憩
13:55-14:20 20133007 中田 真理子・20133009 村田 怜子
        (天野豊己@理・生物)
       「DNA抽出どこまでできる?」
14:20-14:35 20133008 長谷川 花枝 (嶋田大介@理・物理)
       「X線で見る酸化物超伝導体」
14:35-14:50 20133010 山本 大誠 (阪東一毅@理・物理)
       「光物理の研究」
14:50-15:05 20133011 山本 裕紀 (田上陽介@農・共生バイオ)
       「昆虫(特に害虫)の生物学に関する自主研究」
15:05-15:20 講評(来賓)
15:20-15:30 休憩
15:30-16:15 修了式
主 催 静岡サイエンススクール
共 催 静岡科学館る・く・る/A>
問合先 静岡サイエンススクール運営委員会
〒422-8529 静岡県静岡市駿河区大谷836
Tel: 054-238-3080 Fax: 054-238-6351
E-mail: office@mirai-sss.jp

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静岡大学 和田秀樹先生 最終講義
日 時 2014年3月15日(土) 11:00-12:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 和田秀樹 (静岡大学大学院理学研究科地球科学専攻)
演 題 『同位体地球化学の44年 - 元素に付いた目印を追う -』
問合先 静岡大学理学部総務係 山田 恵子
TEL 054-238-4715 FAX 054-238-6351
 E-mail: okyamad@ipc.shizuoka.ac.jp

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第15回 静岡ライフサイエンスシンポジウム
 健康を支える検出技術のフロンティア
日 時 2014年3月8日(土) 09:50-15:30
会 場 静岡理工科大学 300講義室
 (〒437-8555 静岡県袋井市豊沢2200-2,交通アクセスキャンパスマップ
プログラム  09:00- 受付
 09:50- 開会式 開会挨拶:静岡生命科学若手フォーラム代表
     後援者挨拶: 静岡大学 理事/副学長 碓氷 泰市
 10:00- 午前の講演
 10:00- 講演1:「キトサナーゼの構造と基質認識」
      鈴木 道彦(協和発酵キリン)
 10:00- 講演2:「キトサン分解酵素の抗菌作用とキトサン検出用プローブの開発」
      齋藤 明広(静岡理工科大学理工学部)
 11:10- ポスター発表1
 12:10- 交流会 (立食形式:会費500円、高校生は無料)
     主催者挨拶: 静岡理工科大学 学長 荒木 信幸
     高校生研究表彰(静岡理工科大学研究奨励賞)
 13:10- ポスター発表2
 14:20- 午後の講演
 14:20- 講演3:「家族性・若年性がんと生殖細胞遺伝子変異」
      山田 英孝(浜松医科大学腫瘍病理学)
 14:30- 講演4:「遺伝子による食中毒菌の簡易迅速検出技術開発」
      川崎 晋 ((独)農研機構食品総合研究所食品衛生ユニット)
 14:30- 講演5:「生細胞・生菌の検出・定量の開発について」
      山庄司 志朗 (静岡理工科大学理工学部)
 15:50- ポスター賞発表 (受賞者講演)
 16:10- 閉会式
主 催 静岡生命科学若手フォーラム,静岡理工科大学
共 催 日本農芸化学会中部支部
後 援 浜松RAIN房,静岡大学超領域研究推進本部
問合先 奥村 哲 (静岡理工科大学)  E-mail:
   または
静岡生命科学若手フォーラム事務局  E-mail:

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静岡大学 村井久雄先生 最終講義
日 時 2014年3月7日(金) 13:30-15:30
会 場 静岡大学理学部B棟202室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 村井 久雄 (静岡大学大学院理学研究科化学専攻)
演 題 『学生と歩んだ研究生活 - 決して後悔しないこと -』

 静岡大学で長年教鞭をとられた村井久雄教授が本年三月をもって定年退職されます。
つきましては 最終講義を開催いたしますのでぜひご参加ください。

なお、最終講義終了後、理学部A301室にて茶話会を予定しております。

また、記念パーティ(要事前登録)を同日18:00からホテルアソシア静岡15階ベラビスタで行います。
問合先 静岡大学理学部化学科
記念パーティ連絡先
 E-mail: f5044001@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学 奥野健二先生 最終講義
日 時 2014年3月6日(木) 15:00-16:30
会 場 静岡大学理学部B棟202室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 奥野 健二 (静岡大学理学部附属放射科学研究施設)
演 題 『ホット・アトムとともに三十有余年 〜 トリチウムをやりなさい! 〜』

 静岡大学理学部附属放射科学研究施設長・教授として長年、理学部にて教鞭をとられてきた奥野健二先生が今年3月にてご 退職されます。そこで以下の通り、最終講義を行いますので、ふるってご参加ください。

なお、最終講義終了後、理学部A棟大会議室にて茶話会を予定しております。

問合先 静岡大学理学研究科 大矢恭久
E-mail: syoya@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学 第6回超領域研究会
日 時 2014年3月4日(火) 13:30-17:15
会 場 静岡大学(静岡キャンパス)共通教育L棟306号室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
概 要    ○融合研究促進費被支援者による研究発表
    居波渉 准教授、笹浪知宏 准教授、松井信准 教授
   ○静岡生命科学若手フォーラムにおける取組と成果について
    代表:小池亨 講師、雪田聡 講師、大吉崇文 講師
   ○講演「融合研究の新たな展開」
    川田善正 教授、河岸洋和 教授、近藤満 教授 
   ○特別講演
    放射線医学総合研究所分子イメージング研究センター 
    山谷泰賀 チームリーダー
    「健康長寿な未来を切り拓く次世代のPET装置の開発研究」
参加費 懇親会(17:30〜18:45 生協第2食堂)参加者のみ有料(教員2千円、学生は無料)
問合先 静岡大学企画部企画課企画係
E-mail: okenki@ipc.shizuoka.ac.jp

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静岡大学人文社会科学部 公開講演会
日 時 2014年2月12日(水) 18:15-20:00
会 場 静岡大学人文社会科学部E棟201室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 加藤 尚武 (京都大学名誉教授)
演 題 『頼れる専門職の条件--専門職と徳倫理』

※加藤尚武先生プロフィール
 加藤尚武(かとう・ひさたけ) 人間総合科学大学客員教授、京都大学名誉教授東北大学文学部、千葉大学文学部、京都大学文学部、鳥取環境大学、東京大学医学系研究科などを歴任。元日本哲学会委員長、元日本生命倫理学会理事。
 著書は『バイオエシックスとは何か』(未来社、1986)、『現代倫理学入門』(講談社、1997)、『先端技術と人間』(NHKライブラリー、2001)、『災害論』(世界思想社、2011)など。
演題に関連する著作等:(編著)『医療と貢献心』 (ホモコントリビューエンス叢書、芙蓉書房出版、2011)「専門職の倫理」『倫理への問いと大学の使命』京都大学学術出版会,2010年など。
 哲学奨励山崎賞(1979年)、和辻哲郎文化賞(1994年)紫綬褒章(2000年)、建築協会文化賞(2002年)、瑞宝中綬章(2012年)。
主催 静岡大学人文社会科学部、大学院人文社会科学研究科、同臨床人間科学専攻
後援 介護と在宅医療の倫理的・法的問題研究プロジェクト
問合先 静岡大学人文社会科学部 松田純
E-mail: jsjmatu@ipc.shizuoka.ac.jp

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第210回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2014年1月31日(金)15:00-
会 場 静岡大学農学部B211室   ★★場所の修正★★
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 中尾 洋一  
(早稲田大学先進理工学部化学・生命化学科ケミカルバイオロジー研究室)
演 題 『海洋天然物化学はどうなってしまうのか?』

 我が国での海洋天然物化学が盛んになり始めてから50年近くになる。この間研究を支える科学技術は大きく進歩し、この分野の発展に大きく寄与してきた。その結果「海洋天然物<化学>研究者にしかできないこと・やるべきこと」も大きく変化していると思われる。海洋天然物化学が海洋天然<記念>物化学になってしまわないために、何をどうやるべきか?ともに考える機会としたい。

問合先 静岡大学グリーン科学技術研究所(兼 農学研究科,創造科学技術大学院)
河岸 洋和 E-mail: achkawa@ipc.shizuoka.ac.jp,電話054-238-4885

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サイエンスカフェ in 静岡 第83話
日 時 2014年1月30日(木) 18:00-19:30
会 場 B-nest 静岡市産学交流センター
 (静岡市葵区御幸町3-21 ペガサート6階プレゼンテーションルーム,アクセス情報
演 者 川田 善正 (静岡大学大学院工学研究科機械工学専攻・電子工学研究所)
演 題 『光でみる-顕微鏡のはなし-』
 カメラ、望遠鏡、顕微鏡など光をつかって見る装置は、私たちの回りにたくさんあります。その中でも顕微鏡は小さなものを拡大してみる装置です。顕微鏡をつかってどれぐらい小さいものまでみることができるのでしょうか? 小さいものをみるための挑戦について紹介します。
問合先 サイエンスカフェ6代目店主 浅芝秀人
〒422-8529 静岡市駿河区大谷836 静岡大学理学部総務係
 電話/FAX 054-238-4751 電子メール sci-cafe@ipc.shizuoka.ac.jp
 http://www.sci.shizuoka.ac.jp/sciencecafe/index.html  http://sciencecafe.eshizuoka.jp/

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第209回 静岡ライフサイエンスセミナー
日 時 2014年1月17日(金)14:00-15:30
会 場 静岡大学理学部B棟2階B202室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 Beatriz Estela CASARETO (静岡大学創造科学技術大学院/理学研究科生物科学専攻)
環境リーダー育成プログラム
演 題 『Ecosystem Dynamics in Coastal Marine Environment』

Part 1: Plankton ecosystem dynamics and Linkage to Carbon and Nitrogen cycles.
  a) The paradox of deep-sea water
  b) Marine plankton biomass
Part 2: Coral reefs.
  a) Role of cyanobacteria in reef ecosystems
  b) Impacts of Climate Change: bleaching, diseases and phase-shifts


 2013年12月1日から理学研究科生物科学専攻に来られた Beatriz Estela CASARETO 先生(前職:創造科学技術大学院 特任教授)に日本語で研究紹介をしていただきます。


参考サイト:
  平成22年科学技術振興調整費「戦略的環境リーダー育成拠点形成」

  Members
問合先 静岡大学大学院理学研究科生物科学専攻・竹内浩昭 
 E-mail: takeuchi.hiroaki@ipc.shizuoka.ac.jp

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第208回 静岡ライフサイエンスセミナー 顕微鏡講習会
日 時 2014年1月16日(木)14:00-15:00
会 場 静岡大学理学部B棟2階B209大会議室
 (〒422-8529 静岡市駿河区大谷836,アクセス情報
演 者 津村 潤 (オリンパス株式会社マイクロイメージングシステムズ事業部)
演 題 『最適な顕微鏡観察をしていただくために』

 顕微鏡の種類,観察方法,よりよく見えるコツの紹介

※下記製品のデモ機展示もあります。
 ・ 倒立顕微鏡 IX73 蛍光位相差 + デジカメ DP73
 ・ 正立顕微鏡 BX53 蛍光    + デジカメ DP80
 ・ 実体顕微鏡 SZX16      + デジカメ DP21

問合先 遠藤科学株式会社静岡営業所 植田和行(ue@mail.endokagaku.co.jp)
静岡大学大学院理学研究科 生物科学専攻 竹内浩昭( sbhtake@ipc.shizuoka.ac.jp)
 E-mail: stkoike

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