KTCC2024
第34回 Kyoto T Cell Conference
日時：2025年6月20日(金) ～ 6月21日(土)
場所：京都大学紫蘭会館（〒606-8315 京都市左京区吉田近衛町京都大学医学部構内）
集会長：縣 保年（滋賀医科大学 生化学・分子生物学講座 分子生理化学部門）
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２０２５年６月２０日（金曜日）
13:00-13:10 開会の辞
セッション１：胸腺細胞分化 （13:10-14:00）
座長：奥山 一生（理化学研究所 免疫転写制御研究チーム）
1-1. T細胞の初期発生におけるトランスフェリン受容体1 (TfR1)の役割
鎌 裕一（東海大・医・免疫）
1-2. 異性型ポリコーム群タンパクPCGF1, 3, 5は性依存的にT細胞分化を制御する
平川 真弓（理科大・生命研・免疫アレルギー）
1-3. Two E-boxes in the Rag1-promoter is essential for the V(D)J recombination of Tcr and Igh genes.
日髙 礼子（京都大・医生研・再生免疫学）
1-4. Satb1はTCRシグナル応答の閾値を制御する
内藤 拓 (東邦大・医・免疫学）
1-5. FADS2欠損およびPUFA欠乏が胸腺機能に与える影響の解析
岩男 行恵（かずさDNA研・オミックス医科学）
セッション２：胸腺上皮細胞と微小環境 （14:00-14:50）
座長：室 龍之介（東京理科大学 生命医科学研究所 分子病態学部門）
2-1. Wnt/β-cateninシグナルが胸腺上皮細胞の分化と維持に果たす役割
藤森 さゆ美（徳島大・先端酵素研・免疫系発生学）
2-2. 幼若期ASCL1発現細胞はAIRE発現細胞を長期にわたり供給する
秋山 伸子（理研・IMS・免疫恒常性）
2-3. 空間トランスクリプトームとシングルセルRNA-seqによる老化胸腺環境の解析
並木 佳乃（理研・IMS・免疫恒常性）
2-4. 胸腺の急性退縮における微小環境の撹乱
橘 卓見（東大・医・免疫、理科大学・生命研）
2-5. Phospholipase C-related but catalytically inactive proteins regulate gut-associated lymphoid tissue development
澤 新一郎（九州大・生医研・粘膜防御学）
セッション３：T細胞の機能調節 （15:20-16:00）
座長：伊藤 甲雄（滋賀医科大学 生化学・分子生物学講座 分子生理化学部門）
3-1. CD69はアゴニストTCRシグナルを制御する
遠藤 将大（千葉大・医・実験免疫学）
3-2. 空間BioID法によるTCR信号伝達系の網羅的解析
原田 淳司（理研・IMS・免疫転写制御）
3-3. T細胞における低分子量Gタンパク質Arfの役割解明に向けたArf経路阻害剤の探索
住吉 麻実（関西医大・生命医学・生体情報）
3-4. 「脂質代謝-自己核酸」によるSTINGの新規免疫制御機構
菅野 敏生（かずさDNA研・オミックス医科学）
セッション４：エフェクター/メモリーT細胞 （16:00-16:40）
座長：近藤 健太（滋賀医科大学 生化学・分子生物学講座 分子生理化学部門）
4-1. Bach2は Utxと協調して作用し、エフェクター CD8 T 細胞の終末分化を制御する
桑原 誠（愛媛大・医・免疫学）
4-2. 記憶ヘルパーT細胞形成の制御機構
大木 こころ（鳥取大・医・免疫学）
4-3. 長期維持能を有する肺粘膜stem様レジデントメモリーCD8+T細胞の同定とその性状解析
北畑 孝祐（理研・IMS・免疫記憶）
4-4. 生体内ビタミンCがCD8+ T細胞に及ぼす影響の解明
近藤 健太（滋賀医科大・生化学・分子生物学）
セッション５：自然リンパ球 （17:10-17:50）
座長：古賀 諭 （大阪大学大学院 医学系研究科 生体防御学教室）
5-1. 潰瘍性大腸炎における潰瘍部特異的IL-33+線維芽細胞の機能解析
福嶋 優希（大阪大・医・生体防御学）
5-2. ILC3-intrinsic Runx/Cbfβ is essential for ILF formation.
小林 怜央（九州大・生医研・粘膜防御学）
5-3. 1型自然リンパ球による皮膚ターンオーバー調節機構
小林 哲郎（理研・IMS・自然免疫システム）
5-4. 「ILC3が駆動する門脈依存的な脂質輸送機構」をより一般的に解釈する
三澤 拓馬（理研・IMS・免疫細胞システム）
17:50-18:30 ポスターセッションⅠ
18:30-20:30 意見交換会
２０２５年６月２１日（土曜日）
セッション６：制御性T細胞と免疫寛容 （9:30-10:20）
座長：里岡 大樹（滋賀医科大学 生命科学講座 生物学）
6-1. Treg-mediated immune homeostasis requires loop-extrusion via cohesin complex
藤原 健太郎（京都大・医生研・再生免疫学）
6-2. 経口免疫寛容による皮膚遅延型過敏反応の抑制機構の解明
赤木 有沙（京都大・医・皮膚科学）
6-3. TIGIT発現を記憶することで、iTreg細胞は抑制機能を伝承する
根岸 尚子（順天堂大・アトピー疾患研究センター）
6-4. iTreg安定化を担うTCR-mTORC1-TET依存的Foxp3エピゲノム制御
中島 啓（東京大・薬・免疫・微生物学）
6-5. 制御性T細胞の免疫制御機能における抗原特異性の役割
津原 萌里（東京大・薬・免疫・微生物学）
セッション７：免疫疾患 （10:20-11:10）
座長：桑原 誠（愛媛大学大学院 医学系研究科 感染防御学講座）
7-1. プロテアーゼアレルゲン気道炎症モデルにおけるレジデントメモリーTh2細胞の解析
上條 清嗣（順天堂大・アトピー疾患研究センター）
7-2. 低分子化合物SH-2251はPARαと結合し、IL-5産生Th2細胞分化と2型アレルギー性気道炎症を抑制する
野村 俊介（愛媛大・医・感染防御学）
7-3. 好中球はIL-23 p19モノマーを介して17型免疫応答を抑制する
小原 乃也（京都大・医生研・統合生体プロセス）
7-4. T細胞のセルフとネオセルフ識別による自己免疫疾患の発症機構
森 俊輔（大阪大・微研・免疫化学）
7-5. MHCクラスII分子はCD4 T細胞とLAG-3依存的機構により大腸 CD8 T細胞の活性化を制御する
千菊 智也（東京大・薬・免疫・微生物学）
セッション８：ヒト免疫とがん免疫 （14:10-15:00）
座長：那須 亮（千葉大学 大学院医学研究院 実験免疫学）
8-1. ヒト肝CD4 T細胞の多様性とCMV監視機構への関与
森田 元（京都大・医・免疫細胞生物学）
8-2. Hepatic macrophage subsets in the human liver: Heterogeneity, Effect of aging, and Alterations in autoimmune diseases
Shuhe Ma（京都大・医・免疫細胞生物学）
8-3. 腫瘍免疫におけるMemory-phenotype CD4 T細胞の役割
河部 剛史（東北大・医・免疫学）
8-4. CAR分子の持続的リン酸化によるCAR-T細胞疲弊を克服するCARの開発
若松 英（東京医科大・免疫学分野）
8-5. The role of thymic pDC in tumor immune tolerance
Wang, Yangsong（千葉大・ 医・実験免疫学）
セッション９：免疫療法 （15:00-15:40）
座長：永野 誠治（京都大学 再生医科学研究所 再生免疫学分野）
9-1. ヒトT/NK前駆細胞の同定および分化制御機構の解明
野間 かりん（理科大・生命研・免疫アレルギー）
9-2. NK細胞による移植片拒絶反応をNK細胞抑制性レセプターに対する膜型抗体を用いて抑制する方法の開発
板原 多勇（京都大・医生研・再生免疫学）
9-3. ドナー由来iPS細胞移植が誘導するドナー抗原特異的免疫寛容の機序解析
鎌谷 智紀（北海道大・遺制研・免疫生物）
9-4. 他家再生T細胞を用いたウイルス感染症治療用細胞製剤の開発
上堀 淳二（京都大・医生研・再生免疫学）
15:40-15:45 閉会の辞
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Last updated; Jun 13, 2025