ラジオアイソトープ検査 |
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| Q.なんという名の検査ですか? | |
| A.この検査は、放射性医薬品(ラジオアイソトープを含んだ薬:以下薬)を利用する検査で、病院によりラジオアイソトープ(Radio Isotope)検査と呼んだり、その頭文字をとったRI検査、または核医学検査と呼ばれています。どの名称の検査も内容は全く同じものです。ラジオアイソトープとは、自ら放射線を出す物質で、その放射線の量は、時間と共に減っていきます。 |
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| Q.どんな検査ですか? | |
| A.X線検査では、X線が身体を透過してフィルムに写し出されます。 ラジオアイソトープ検査では、薬を注射したり飲み込むことにより、それが肝臓や骨などの臓器に集まり、その薬から微量の放射線を放出します。その放射線を専用のカメラで検出し、肝臓や骨などの像としてフィルムに写し出すものです。それによって臓器の形や働きがわかります。 |
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| Q.どんなことをするのですか? | |
| A.ほとんどの検査は、ベッドの上で寝ているだけで済み、とても楽なものです。ただ、使用する薬の量により、検査に時間がかかることがあります。 |
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| Q.どうして待ち時間があるのですか? | |
| A.薬によって臓器に集まる時間が違うため、注射後すぐに検査が出来る臓器と、時間をおいてからでないとできない臓器があるからです。 | ![]() |
| Q.身体への影響はありませんか? | |
| A.薬による副作用の心配はありません。 検査で受ける放射線の量は、胸や胃のX線撮影と同じ程度かそれ以下です。また、その放射線も時間と共に少なくなり、体外に排出されますので、身体についての影響についても心配ありません。 |
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| Q.それでもまだ不安なんですが? | |
| A.私たちが行ったアンケートの調査では、検査の前に不安があった人でも、検査後にはほとんどの人から「とても楽だった」といった感想を聞くことができました。また、検査には、専用の知識と技術をもって当たっていますので、ご安心ください。 |
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| 主に行われている検査名 | |
| ・脳シンチグラム ・甲状腺シンチグラム ・肺シンチグラム ・心アンギオグラム ・心筋シンチグラム ・腫瘍・炎症 ・肝シンチグラム ・腎シンチグラム ・骨シンチグラム |
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| ★なお、スリッパの履き替えや、いろいろな標識はラジオアイソトープを安全に、正しく使用するためのもので、法律に定められています。 ★わからないことや不安がありましたら、、担当の医師、技師、看護婦におたずねください。 ★このパンフレットがあなたのために少しでもお役にたてば幸いです。 |
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| 神奈川核医学研究会 | |
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