国立大学リハビリテーション療法士協議会
会長あいさつ

国立大学リハビリテーション療法士協議会
会 長 横田 一彦

   このたびは、国立大学リハビリテーション療法士協議会のウェブをご覧いただき、誠にありがとうございます。
   本協議会は1976年9月に発足した国立大学医学部附属病院理学療法士会を前身としています。その後、国立大学理学療法士会、国立大学法人理学療法士協議会と名称変更し、2010年には国立大学リハビリテーション療法士協議会として、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士といったリハビリテーション専門職が集う組織となり、現在では国立大学病院に所属するリハビリテーション専門職300名を超える会となりました。
   これまで、国家公務員として人員増員もままならない時代、1992年の医療機関の機能別区分としての特定機能病院の制定、2004年の国立大学法人化など、様々な社会情勢の変化の中、各大学はいろいろな工夫をしながら診療サービスの向上を図って来ました。本協議会は、各大学の情報交換の場、学術・技術の研鑽の場としてその役割を担ってきました。
   本協議会は「国立大学法人に勤務する理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等の品位、人格、倫理を向上し、学術、技能の研鑽に努め、もって理学療法士・作業療法士・言語聴覚士等の模範となり、併せて理学療法・作業療法・言語聴覚療法等の普及に努めるとともに国民保健の発展に寄与すること」を目的としています。本協議会主催で行われる国立大学リハビリテーション療法士学術大会、学術誌の発行などにより学術・技能の研鑽に努めており、一部は本ウェブでも紹介させていただいています。また、リハビリテーション診療の現場での様々な問題の解決が図れるよう、各大学持ち回りで行われる国立大学病院リハビリテーション部門技師長主任者等会議とも連携しています。これらの活動を通し、今後も各大学病院における理学療法・作業療法・言語療法の各部門の診療機能の向上と、国民健康保健の充実・発展に寄与できるよう努力していく所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

平成26年5月吉日