こだまの(新)世界

訳詞集


INDEX


Paperback Writer

編集者さん、わたしの本を読んでくれませんか?
何年もかかったんで、一読してもらえませんかね?
リアという男の小説に基いてるんです
仕事が必要なんです、だから物書きになりたいんです
物書きになりたい

これは汚ない男の汚ない物語です
彼にべったりの奥さんはちっとも理解しません
彼の息子はデイリーメールに勤めてます
堅気の仕事だけど彼は物書きになりたがっているんです
物書きになりたがってる

千ページほどあるので、足しても削ってもかまいません
1週間かそこらでもっと書き足しますよ
スタイルが気に入ってもらえたならもっと長くもできます
書き直すこともできます、物書きになりたいんです
物書きになりたい

気に入ってもらえたなら権利は差し上げます
一晩で大金持ちになれますよ
どうしても気に入らないのなら、ここに送り返してください
だけど成功する必要があるんです、だから物書きになりたいんです
物書きになりたい

---The Beatles


Have You Never Been Mellow

わたしにも生き急いでいたときがあった
ちょうど今のあなたみたいに
自分の意見を言わずにはいられないときもあった
ちょうど今のあなたみたいに

あなたを怒らせるつもりはないの
ただあなたに落ち着いてもらいたいだけ

あなた、優しい気持ちになったことはない?
試したことはない? 心の中に癒しを求めたことは?
自分の歌を聴くだけで幸せになったことはない?
自分以外の他の人を立てたことはない?

わたしにも高慢ちきだったときがあった
ちょうど今のあなたみたいに
ゆっくり靴を抜いで目を閉じる暇なんてなかった
ちょうど今のあなたみたいに

あなたを理解するのは難しいことじゃない
あなたには手をつないでくれる人が必要なの

あなた、優しい気持ちになったことはない?
試したことはない? 心の中に癒しを求めたことは?
自分の歌を聴くだけで幸せになったことはない?
自分以外の他の人を立てたことはない?

---Olivia Newton-John


Me and Bobby McGee

1.
バトンルージュですっからかん
電車が来るのを待ってたら
気持ちがジーンズみたいに色あせた

ボビーがトラックをつかまえた
雨が降り出す寸前のこと
ヒッチハイクでニューオーリンズへ

あたしはハーモニカを取り出した
うす汚ない赤のバンダナに入ってた
静かに吹くとボビーがブルースを歌う

トラックのワイパーがリズムを刻み
あたしはボビーの手をにぎってた
運転手が知ってた歌はすべて歌った

自由とは失うものが何もないってこと
自由でなければ意味がない
あたしはいつでも楽しかった
彼がブルースを歌うだけで
そう、あたしは楽しければ十分だった
十分だった、あたしとボビー・マギーには

2.
ケンタッキーの炭坑から
カリフォルニアの太陽まで
ボビーとあたしは心の秘密を分かちあった

どんな天気でも
何をするときでも
ボビーはあたしを寒さから守ってくれた

ある日サリーナスの近くで
あたしは彼を手放した
彼は家を探してた
見つかることを祈ってるわ

だけどすべての明日を失っても構わない
一日だけでも昨日に戻れるのなら
もう一度ボビーを抱きしめたい

自由とは失うものが何もないってこと
ボビーがいなくなって何もなくなった
あたしはいつでも楽しかった
彼がブルースを歌うだけで
そう、あたしは楽しければ十分だった
十分だった、あたしとボビー・マギーには

---Janis Joplin


Trouble With Love Is

愛はたしかに素敵なもの
その喜びは否定できない
多くの花とダイヤの指輪
次々出てくる夢とおとぎ話

恋愛をすると交響曲が聞こえてくる
世界のみんなに見せつけたくなる
だけど薬と同じで盲目となり
毎回かならずだまされる

愛することの問題は
胸が奥まで引き裂かれること
ウソとわかってても信じてしまうこと
プライドがずたずたされること

愛することの問題は
落ちてく速さは問題にならないこと
その力には抵抗できない
ほら、自分ではどうにもならないでしょう?

昔はわたしもバカだった
規則を守って恋愛してた
今や世界は青に染まった
悲しみは多いけど賢くなった

恋愛は二度としないと誓った
傷ついた心は治らないと思った
恋愛は苦しいばかりで割に合わないって
するとまた恋愛のお呼びがかかってくる

愛することの問題は
胸が奥まで引き裂かれること
ウソとわかってても信じてしまうこと
プライドがずたずたになること

愛することの問題は
落ちてく速さは問題にならないこと
その力には抵抗できない
ほら、自分ではどうにもならないでしょう?

声をかけられて振り向くと
今度こそ大丈夫だと思ってしまう
愛を求めるたびに失意に終わる
何度も同じことの繰り返し

悲しい物語はいつも同じ終わり方
大雨の中で立ちつくす役ばかり
何をやってみたとしても
いつも胸が引き裂かれるだけ

愛することの問題は
胸が奥まで引き裂かれること
ウソとわかってても信じてしまうこと
プライドがずたずたになること

愛することの問題は
(愛は心の中、魂の中にある)
落ちてく速さは問題にならないこと
(まったくコントロールできなくなる)
その力には抵抗できない
ほら、自分ではどうにもならないでしょう?

---Kelly Clarkson


Blowin' in the Wind

1. どれだけ道を歩いたら
彼は人だとされるのか
どれだけ海を越えたなら
白鳩の羽は休まるのか
どれだけ砲弾が飛び交えば
その使用が永久に禁じられるのか

答は風の中
答は風に吹かれてる

2. 何回上を向いたなら
青い空を見れるのか
耳がいくつあったなら
人々の泣き声が聞こえるのか
いくつの命が失くなれば
死者の多さに気づくのか

答は風の中
答は風に吹かれてる

3. 山は何年かかったら
消えて海へと戻るのか
人は何年かかったら
自由の身へとなれるのか
人は何回顔をそむけ
見えないふりができるのか

答は風の中
答は風に吹かれてる

---Bob Dylan


Dry Your Eyes

人生は一瞬で変わってしまう
オレはしばらく立ったまま
まっすぐ地面を見つめてた
すこし左を向いてから
ふたたび地面を見つめ出す
世界に穴が開いたみたいだ
オレはみじめな顔になった

「ねえ、よく考えようよ、オレたちのこと
オレは変われる、大人になるよ、うまく行くはずさ
オレたちのいいところはいつもお互いを信用してるとこだろ
友だちからやりなおしたっていいんだ、どうしてもって言うんなら」

オレが彼女を見つめたら
彼女はまっすぐオレを見つめかえしきた
けど彼女の瞳は力なく
まるでオレの向こう側を見てるようだった
すると彼女は目を閉じた
永遠と思えるほどの時が経ち
彼女がふたたび目を開けたとき
彼女はうつむいて足元を見ていた

涙ふきなよ、男だろ
認めたくないのはわかるけど
彼女はもう決めたんだから
女は世の中にたくさんいるさ

涙ふきなよ、男だろ
気持ちはよくわかるよ
どんなにつらいか彼女にわからせたいって
けど今すぐ立ち去らなきゃだめだ
もう終わったんだから

そこでオレは手を上げたり下げたりしてみた
手が震えてる、オレの人生が目の前で崩れていく
手の平を裏返し、空にかざしてみた
彼女のあごに触れ、ためいきをついた

「だって君のいない生活なんて考えられない
何をするにも何を見るにも君がいないなんて
初めから簡単じゃないのはわかってた、もちろんさ
頼むから、ねえ、お願いだから」

彼女は手を持ちあげ、オレの手に近づけた
生まれついてのやわらかな指でオレの指をにぎる
オレの指をひきはがし、オレを見て、そして合図した
手をオレの胸へと押し返し、彼女から遠ざけた

涙ふきなよ、男だろ
認めたくないのはわかるけど
彼女はもう決めたんだから
女は世の中にたくさんいるさ

涙ふきなよ、男だろ
気持ちはわかるよ
どんなにつらいか彼女にわからせたいって
けど今すぐ立ち去らなきゃだめだ
もう終わったんだから

そしてオレは立ちつくす、何も言えない
だってすべてが失なわれたから
オレには何もなくなった
まったく何もなくなった

オレは必死になって彼女を引き寄せようとした
両肩に腕を回して彼女の考えを変えようとした
頭を彼女の高さまで下げて彼女の気を引こうとした
彼女の目を見て話を聞いてもらおうとした

「オレは絶対、絶対に別れないよ
だって永遠だって言ってたじゃないか
そう誓ったはずだろ
なのに二人の仲を終わらせて台無しにするなんて
おかしいだろ、こんなのめちゃくちゃだよ」

彼女はあとずさりする
オレの腕は彼女の腰をしっかり巻いてる
やさしくオレを押し返してオレをまっすぐに見つめる
彼女は背を向け、オレは彼女の背中を見ることに
彼女は一歩あるいて振り返り、そして去っていった

涙ふきなよ、男だろ
認めたくないのはわかるけど
彼女はもう決めたんだから
女は世の中にたくさんいるさ

涙ふきなよ、男だろ
気持ちはわかるよ
どんなにつらいか彼女にわからせたいって
けど今すぐ立ち去らなきゃだめだ
もう終わったんだから

今までは言いたくても言えなかった
何か言うときでも、直接には言えなかった
けど君の手をひっぱって言えば言うほど
君はますます手をひっこめてしまう

涙ふきなよ、男だろ
認めたくないのはわかるけど
彼女はもう決めたんだから
女は世の中にたくさんいるさ

涙ふきなよ、男だろ
気持ちはわかるよ
どんなにつらいか彼女にわからせたいって
けど立ち去るんだ、今すぐに

---The Streets


Precious Time

かけがえのない時間は過ぎ去っていく
王様でいられるのは一日だけ
どの神様に祈っても
かけがえのない時間は過ぎ去っていく

どんな道のりを行くにしても
遅かれ早かれ鼓動は止まる
理由も何も、台本もない
涅槃もなければ約束の地もない

だって、かけがえのない時間は過ぎ去っていくから
王様でいられるのは一日だけ
どの神様に祈っても
かけがえのない時間は過ぎ去っていく

ケセラ、なるようになるさと言いながら
死なない方法を探し続けてる
彼女はきれいだがいつか死ぬんだ
生きてるものは亡くなるのが常だから

だって、かけがえのない時間は過ぎ去っていくから
女王様でいられるのは一日だけ
どの神様に祈っても
かけがえのない時間は過ぎ去っていく

そう、この世は残酷で、思いがけない展開ばかり
でも心には炎が宿り、情熱が燃え続けている
死ぬその日までメドレーを歌おう
地獄が凍り、川が干上がるまで

かけがえのない時間は過ぎ去っていくから
女王様でいられるのは一日だけ
どの神様に祈っても
かけがえのない時間は過ぎ去っていく

かけがえのない時間は過ぎ去っていくから
王様でいられるのは一日だけ
どの神様に祈っても
かけがえのない時間は過ぎ去っていく

---Van Morrison


Love Isn't Easy

男:
初めて会ったときのこと、覚えているかい?
君の甘美な語り口
その後あんまり聞かれないね

女:
なに言っているのかしら、この男は
いつもわたしを泣かせてばかり
振るだけ振って
さよならと言うだけ

男:
だけどぼくが選べるなら別れたりはしない
時間をかければきっと愛が育つはずさ
わかってるんだ

男と女:
大事なのはがまんすること
愛は感情だけじゃない
ときには喧嘩することもある
愛は簡単じゃない、とても難しいもの

コーラス:愛しい人、愛は苦くて甘いもの

男と女:
愛を与えること、それが人生の意味
いくつか大変なこともある
愛は簡単じゃない、とても難しいもの

コーラス:愛しい人、愛は苦くて甘いもの

男:
初めて会ったときから
女王のように大事にした
贈り物もたくさん捧げた

女:
今の話を聞いた?
あのドラ猫を見てよ
天使のように見えるけど
話すことはでたらめばかり

男:
だけどぼくが選べるなら別れたりはしない
時間をかければきっと愛が育つはずさ
わかってるんだ

男と女:
大事なのはがまんすること
愛は感情だけじゃない
ときには喧嘩することもある
愛は簡単じゃない、とても難しいもの

コーラス:愛しい人、愛は苦くて甘いもの

男と女:
愛を与えること、それが人生の意味
いくつか大変なこともある
愛は簡単じゃない、とても難しいもの

コーラス:愛しい人、愛は苦くて甘いもの

---By ABBA


Big Yellow Taxi

天国は舗装され
駐車場が作られた
ピンクのホテルとブティックと
いかしたクラブが作られた

ねえ、いつもそうじゃない?
大事なものの大事さは
失くしてみないとわからない
天国は舗装され
駐車場が作られた

木々はみんな切りとられ
木の博物館に入れられた
人々は入場料をとられ
木を見るだけで1ドル半

ねえ、いつもそうじゃない?
大事なものの大事さは
失くしてみないとわからない
天国は舗装され
駐車場が作られた

ちょっと、農家の人たち
そのDDTを使わないで
リンゴは痛んでてもいいから
鳥や蜂を殺さないで
お願いだから

ねえ、いつもそうじゃない?
大事なものの大事さは
失くしてみないとわからない
天国は舗装され
駐車場が作られた

昨日の夜遅くに
網戸がバタンと閉まる音
大きな黄色のタクシーが
あたしの夫を奪っていった

ねえ、いつもそうじゃない?
大事なものの大事さは
失くしてみないとわからない
天国は舗装され
駐車場が作られた

天国は舗装され
駐車場が作られた
天国は舗装され
駐車場が作られた

---by Joni Mitchell


Woman is the nigger of the world

女性は世界の黒ん坊
その通りさ…考えてみろよ
女性は世界の黒ん坊
考えてみろよ…そして何かしなよ

顔を塗りたくらせて踊らせる
奴隷にならなければ、愛情がないと言う
優秀であれば、「男になろうとしている」と言う
貶めておきながら、敬っているフリをする

女性は世界の黒ん坊
その通りさ…
信じられなければ自分の相手を見てみなよ
女性は奴隷たちの奴隷
その通りさ…声を上げた方がいい

子どもを産んで育てさせる
そして太ったおばさんになったと言って冷たくあたる
家がおまえの唯一の居場所だと言い聞かせる
そして世の中のことを何も知らないのでつまらないと文句を言う

女性は世界の黒ん坊
その通りさ…
信じられなければ自分の相手を見てみなよ
女性は奴隷たちの奴隷
その通りさ…考えてみろよ

毎日テレビで中傷しておきながら
女性はやる気も自信もないと不思議がる
若いときに自由への意志を奪い取り
「あまり賢くなりなさんな」と言っておきながら
馬鹿であることを非難して落ちこませる

女性は世界の黒ん坊
その通りさ…
信じられなければ自分の相手を見てみなよ
女性は奴隷たちの奴隷
その通りさ…
わかったなら声を上げた方がいい

---John Lennon


People Get Ready

みんな、用意はいいかい、列車が来るぞ
荷物はいらない、ただ乗るだけさ
信仰があれば、ディーゼルの音が聞こえるはず
切符はいらない、神に感謝しな

みんな、用意はいいかい、ヨルダン行きの列車が来るぞ
客を乗せるために、全国くまなく走ってる
信仰が鍵だ、扉を開けて乗せてやってくれ
神の愛が強き者は、みんな希望を持っていい

どうしようもない罪人は乗せてもらえない
そう、人々を傷つけて自分だけ助かろうとする罪人は
憐れんでやろう、救いの見込みの薄き人々を
神の玉座の前じゃ、隠れるところはどこにもないから

みんな、用意はいいかい、列車が来るぞ
荷物はいらない、ただ乗るだけさ
信仰があれば、ディーゼルの音が聞こえるはず
切符はいらない、神に感謝しな

---Lyrics by Curtis Mayfield, sung by Eva Cassidy


The First Cut is the Deepest

きみにすべてをあげたいけれど
ぼくの心は切り裂かれたまま
彼女がすべてを奪っていった

けど、その気だったら試してみるよ
その気なら、もう一度試してみるよ
だけどね、わかってるんだ

最初の傷が一番深いって
そう、最初の傷が一番深いんだ
ツイてないよ、彼女に惚れるなんて
愛しちゃくれず、ひどいもんさ

ぼくのそばにいてほしい
流した涙が渇くように
もちろん、きみが試すのはかまわないよ
その気なら、ぼくも試してみるよ
その気だったら、もう一度やってみるよ
だけどわかってるんだ

最初の傷が一番深いって
そう、最初の傷が一番深いんだ
ツイてないよ、彼女に惚れるなんて
愛しちゃくれず、ひどいもんさ

ぼくのそばにいてほしい
流した涙が渇くように
もちろん、きみが試すのはかまわないよ
その気なら、ぼくも試してみるよ
その気だったら、もう一度やってみるよ
だけどわかってるんだ

最初の傷が一番深いって
そう、最初の傷が一番深いんだ
ツイてないよ、彼女に惚れるなんて
愛しちゃくれず、ひどいもんさ

最初の傷が一番深い
そう、最初の傷が一番深いんだ

もう一度、試してみるよ

---Sung by Sheryl Crow


Life for rent

自分の家と呼べる場所をまだ見つけたことがない
そんなに長く同じ場所にいたことがなかったから
ごめんなさい、今度も本気の恋愛じゃなかったみたい
気にしてるわけじゃないの、あなたがそんなに落ちこんでないことを
そう、ただの思いつき、ちょっと考えてみただけ

あたしの人生が借りもので
買い取ることを学ばなければ
人生なんてこんなものだわ
だってほんとはあたしのものじゃないもの

海のそばに住めたらって思ってた
一人で世界を旅行して、 もっとシンプルに生きたいって
あの夢はどうなったのかしら
だって、やろうと思えばできるはずなのに
そう、ただの思いつき、ちょっと思いついただけ

あたしの人生が借りもので
買い取ることを学ばなければ
人生なんてこんなものだわ
だってほんとはあたしのものじゃないもの

あたしの心が盾になり
それを降ろそうとしなければ
失敗を恐れるあまり
やってみようとしなければ
どうして言えるのかしら
あたしは生きてるって

あたしの人生が借りもので
買い取ることを学ばなければ
人生なんてこんなものだわ
だってほんとはあたしのものじゃないもの
ほんとはあたしのものじゃない
ほんとはあたしのものじゃない…

---Dido


Don't Explain

もういいの、何も言わないで
どこにも行かないとだけ言って
うれしいの、戻ってきてくれただけで
何も言わないで

もういいから、何も言わないで
何にもなりはしないから
もういいの、口紅のことは
何も言わないで

知ってるでしょう、愛してること
愛のために耐えてることも
ずっとあなたのことを考えてたわ
あたしはあなたのものだから

うわさを聞いては泣いてたの
浮気してるって知ってるわ
でも善いも悪いも関係ないの
あなたがいれば、それだけで

もういいの、何も言わないで
あなたはあたしの喜びと苦しみ
あたしの人生はあなたのもの
何も言わないで

---Billy Holiday, Arthur Herzog Jr.


Both Sides, Now

重なりあっては流れる天使の髪
空に浮かぶアイスクリームのお城
羽毛でできた峡谷がいっぱい
そんな風に雲を見てきた

けど今では雲は太陽をさえぎるだけ
人びとの上に雨と雪を降らせる
もっとたくさんのことをしたかったのに
雲に邪魔されてしまった

わたしは雲をどちら側からも見た
上からも下からも
だけど頭に浮んでくるのは雲の幻影
ほんとは雲のことをちっともわかってないみたい

お月さまと六月と観覧車
くるくる踊って目の回る感じ
夢物語がすべて現実になるような
そんな風に愛を見てきた

だけど今では愛もただのお芝居にすぎない
退場するときは笑いものにされる
もし本気なら、知られないように注意して
気持ちを隠しておくことよ

わたしは愛をどちら側からも見た
与える側からも受けとる側からも
だけど頭に浮んでくるのは愛の幻影
ほんとは愛のことをちっともわかってないみたい

涙を流したり恐れを抱いたり誇りに思ったり
大きな声で「愛してる」と言ったり
夢と計画とサーカスの観客
そんな風に人生を見てきた

だけど今では昔の友人の態度が変わり
頭を横に振ってこう言う
きみは変わったね、って
そうね、たしかに何かを失なったわ
けど代わりに何かを手に入れたのよ
毎日の生活の中でね

わたしは人生をどちら側からも見た
勝つ側からも負ける側からも
だけど頭に浮んでくるのは人生の幻影
ほんとは人生のことをちっともわかってないみたい

わたしは人生をどちら側からも見た
勝つ側からも負ける側からも
だけど頭に浮んでくるのは人生の幻影
ほんとは人生のことをちっともわかってないみたい

---Joni Mitchell


Here, There And Everywhere

よい暮らしを送るには
彼女がここにいてくれないと

ここで…
一年の毎日を作りあげる
彼女が手を振るだけでぼくの人生が変わる
否定できない、そこには特別な何かがあるんだ

そこで…
彼女の髪に指を走らせる
二人ともどんなに幸せになれるか考えている
誰かが話している、けど彼女はそれに気付かない

どこでも彼女にいてほしい
彼女がそばにいれば、心配いらないってわかってる
だけど愛することは必要とすることなんだ

どこでも…
愛は分かちあうものと知っている
二人とも愛は死なないって信じている
彼女の目を見て、いつも一緒にいられるようにと願う

どこでも彼女にいてほしい
彼女がそばにいれば、心配いらないってわかってる
だけど愛することは必要とすることなんだ

どこでも…
愛は分かちあうことと知っている
二人とも愛は死なないって信じている
彼女の目を見て、いつも一緒にいられるようにと願う

ぼくは一緒にいるよ、どこでも一緒に
ここに、そこに、そしてどこにでも

---the Beatles


For What It's Worth

なにかが起きてる
よくわからないけど
銃を持った男がいて
「気をつけろ」って言ってる

ねえ、もうやめるべきだよ
ほら、あれは何の音?
みんなが心配そうに見つめてる

戦線が引かれた
みんなが悪いなら誰も正しくない
自己主張する若者たち
背後からの激しい抵抗

ねえ、もうやめるべきだよ
ほら、あれは何の音?
みんなが心配そうに見つめてる

野外に出るには暑すぎる日
路上には千人もの人々
歌を歌ってカードを掲げて
たいていは味方を応援してる

ねえ、もうやめるべきだよ
ほら、あれは何の音?
みんなが心配そうに見つめてる

妄想は深く深く
生活の中に入りこむ
恐怖心からそれは始まる
道を踏み外すと男が来て連行される

ねえ、もうやめるべきだよ
ほら、あれは何の音?
みんなが心配そうに見つめてる

ねえ、もうやめるべきだよ
ほら、あれは何の音?
みんなが心配そうに見つめてる

---Buffalo Springfield


The Nearness of You

あの青白い月じゃない
ぼくの心をかきたてるのは
ぼくの心をときめかせ
悦びを与えてくれるのは
そうじゃなくって
きみがそばにいることさ

きみの甘いささやきじゃない
この心地良さのみなもとは
そうじゃなくって
きみがそばにいることさ

腕の中にはきみがいて
すぐそばにいるのを感じる
叶うべくもなかった夢が
今宵すべてかなえられる

たとえ優しい月がなくても
いつでもその気になるだろう
ぼくに許してくれさえすれば
きみをしっかり抱きしめて
月のあかりに照らされながら
きみのそばにいることを

---Sung by Norah Jones


Let's Be Natural

時は過ぎさる、みんな知ってる
自然なことさ
人は出会って、そして別れる
自然なことさ

自然になろうよ
世界の始まりからずっと
自然になろうよ
女も男も区別なく
自然になろうよ
自然の摂理に従ってきた
自然になろうよ

お星さまは頭上に輝く
自然なことさ
別れたと思えばまた恋に落ちる
自然なことさ

自然になろうよ
世界の始まりからずっと
自然になろうよ
女も男も区別なく
自然になろうよ
自然の摂理に従ってきた
自然になろうよ

あらゆるものはあらゆるもの
自然なことさ
泣いて、笑って、そして歌う
自然なことさ

自然になろうよ
世界の始まりからずっと
自然になろうよ
女も男も区別なく
自然になろうよ
自然の摂理に従ってきた
自然になろうよ

みんな自然になろう
みんな自然になろうよ

---The Rutles


Wouldn't It Be Nice

いいだろうね、ぼくらが子供じゃなかったら
そしたらずっと待たなくてもいいから
いいだろうね、二人で一緒に暮らせたら
ぼくら二人の世界の中で

ねえ、すばらしいと思わないかい
おやすみのあいさつをした後も一緒にいられるなんて

すてきじゃないかい? 二人で目覚めるなんて
朝起きると新しい一日が始まり
一日中一緒に過ごしたあとは
一晩中二人で抱きしめあう

二人で過ごすだろう幸福な時間
いつまでもキスを続けられたら…
すてきじゃないかい?

もし二人が望み、願うなら
できないことはなんにもない
結婚だってできるはず
そしたら幸せになれるさ
ねえ、すてきじゃないかい?

この話をすればするほど
居ても立ってもいられなくなる
だけどもっと話そうよ
ねえ、すてきじゃないかい?

By The Beach Boys


If Not For You

君がいなけりゃ
ドアも開けられない
床も見えやしない
悲しみにくれるだろう
君がいなけりゃ

君がいなけりゃ
一晩中眠れやしない
夜明けは来るけれど
新しい日じゃない
君がいなけりゃ

君がいなけりゃ
空が落ちてくる
雨も降りだすだろう
君の愛がなくちゃ
途方に暮れる
どうしたらいい?
君がいなけりゃ

君がいなけりゃ
冬のあとに春は来ない
コマドリが鳴くのも聞こえない
どうしようもないよ
君がいなけりゃ

---by Bob Dylan (Sung by George Harrison)


Thank You For The Music

1.
あたしは普通の女の子
実を言うと、ちょっと退屈な方かも
あたしの言うジョークは
たぶん聞いたことのあるものばかりよ

けどあたしには才能があるわ
とてもすばらしいものよ
だってみんながハッとするもの
あたしが歌を歌いだしたら

とても感謝してるし、誇りにしてるの
だから声を高らかにして歌いたいの

音楽よ、ありがとう
あたしの歌う歌たちも
ありがとう、喜びをもたらしてくれて

みんな音楽なしには生きてはいけない
本気でそう思うの
どうなるかしら
歌や踊りがなかったら
きっと生きてはいけないわ

だからありがとうって言おう、音楽に
すべてをあたしに与えてくれて

2.
お母さんに言わせると
あたしは歩ける前から踊ってた
あたしが歌を歌ったのは
話ができるようになるずっと前だったって

ときどき不思議に思うの
どうやって始まったんだろうって
最初に誰が気づいたのかしら
メロディほど人の心をつかむものはないって

でもまあ、それが誰だって
その人のことが大好きよ

音楽よ、ありがとう
あたしの歌う歌たちも
ありがとう、喜びをもたらしてくれて

みんな音楽なしには生きてはいけない
本気でそう思うの
どうなるかしら
歌や踊りがなかったら
きっと生きてはいけないわ

だからありがとうって言おう、音楽に
すべてをあたしに与えてくれて

3.
あたしはとても運がいい
あたしは金色の髪の女の子
みんなに向けて歌いたいの
この喜びを
人生のすばらしさを
この幸運を

音楽よ、ありがとう
あたしの歌う歌たちも
ありがとう、喜びをもたらしてくれて

みんな音楽なしには生きてはいけない
本気でそう思うの
どうなるかしら
歌や踊りがなかったら
きっと生きてはいけないわ

だからありがとうって言おう、音楽に
すべてをあたしに与えてくれて

音楽よ、ありがとう
すべてをあたしに与えてくれて

---By ABBA


What Is Life

どんな気持ちか
うまくは言えない
だけどいつでも君を愛してる
もしこの愛が
君のほしい愛じゃないのなら
うまくいくようになんとかしてみるから

ねえ教えてよ
ぼくの人生に意味はあるのかい
君の愛がなかったら?
ねえ教えてよ
ぼくはいったい何者なんだい
君がそばにいなかったら?

知ってることを
やってみることはできる
君みたいな人すべてを愛してみるなら
もしこの愛が
君のほしい愛じゃないのなら
うまくいくようになんとかしてみるから

ねえ教えてよ
ぼくの人生に意味はあるのかい
君の愛がなかったら?
ねえ教えてよ
ぼくはいったい何者なんだい
君がそばにいなかったら?

ねえ教えてよ
ぼくの人生に意味はあるのかい
君の愛がなかったら?
ねえ教えてよ
ぼくはいったい何者なんだい
君がそばにいなかったら?

---George Harrison


Trust Me

あたしを信じて
時間をちょうだい
時間がほしいの
時間が必要なの

誰かが言ってたわ
ブドウは熟した方が
ワインがおいしくなるって

そう、あたしの愛は種子のよう
大きくなるには時間がかかるの
日ましにだんだん強くなるから
もう少しだけ待ってほしいの

あたしを信じて
時間をちょうだい
時間がほしいの
あともう少しだけ

時間がかかるの
もう少しだけ
心を決めるために
そう、心を決めなくちゃいけないから

あたしの愛は種子のよう
大きくなるには時間がかかるの
日ましにだんだん強くなるから
もう少しだけ待ってほしいの

知る必要があるの
心の準備ができてるかどうか
一緒になる準備ができてるかどうか
あなたの愛のことばかり考えているわ
あなたの人生をもて遊ぶつもりはないの

だからほんとにあたしを愛してるのなら
もう少し待ってくれてもいいはずよ
愛はとても特別なものだそうよ
すべてを捧げてもいいと思わせるって

そう、あたしの愛は種子のよう
大きくなるには時間がかかるの
日ましにだんだん強くなるから
もう少しだけ待ってほしいの

あたしを信じて
あたしを信じて
あたしの愛を
あたしの心を
信じてほしいの
あたしのことを
あたしの愛を…

---Sung by Janis Joplin


I've Just Seen Her Face

たった今、彼女に出逢った
会った時間も場所も忘れられない
彼女はぼくにぴったりの女性
世界中に知らせたい、二人が出逢ったことを

もし他の日だったなら
別の方向を見ていたのかも
そしたら彼女に気付かなかったろう
だけど気付いてしまったから
今夜は彼女の夢を見る

落ちていく
そう、ぼくは落ちていく
彼女は呼んでいる
ぼくをずっと呼んでいる

こんなのは初めてさ
ずっと独りぼっちだった
何も見ないで近づかないようにしてた
他の子たちはこんなに良くなかったから

落ちていく
そう、ぼくは落ちていく
彼女は呼んでいる
ぼくをずっと呼んでいる

落ちていく
そう、ぼくは落ちていく
彼女は呼んでいる
ぼくをずっと呼んでいる

---Paul McCartney


A Change Is Gonna Come

生まれたのは川のほとりの小さなテント
それからはずっと川のように流れ者の人生
長いことかかったけど
そろそろ流れが変わるはずさ

生きるのはつらいけど死ぬのもこわくて
空の向こうに何があるのかわからないから
長いことかかったけど
そろそろ流れが変わるはずさ

映画に行っても町に出かけても
「ここをうろつくな」と言われる
長いことかかったけど
そろそろ流れが変わるはずさ

兄弟のところに行って「兄弟、オレを助けてくれ」と言っても
殴られて土下座させられるのがオチさ

長くはもたないと思ったことは何度もある
だけどなんとかなる気がしてきたよ
長いことかかったけど
そろそろ流れが変わるはずさ
そう、流れは変わるはずさ

---by Sam Cooke


I Don't Love You Anymore

今朝彼女に会いに行った
子供がどうしてるかと思って
彼女はおれのタバコを吸ってた
三人掛けのテーブルに座って

泣きそうだった
涙が出てきた
彼女がこう言ったとき--

あんたなんかもう愛してないわ
オレは打ちのめされ
彼女はドアを指さした
あんたの部屋はもうないわ
あたしに助けを求めないで
もっと苦しめばいいのよ
全部あんたのせいなんだから

友人たちに会いに行った
助けを求めに行ったんだ
けどみんな同じでこう言った
「自分で何とかするんだな」

泣きそうだった
涙が出てきた
彼女がこう言ったとき--

あんたなんかもう愛してないわ
オレは打ちのめされ
彼女はドアを指さした
あんたの部屋はもうないわ
あたしに助けを求めないで
もっと苦しめばいいのよ
全部あんたのせいなんだから

オレが欲しかったのは君だけ
必要だったのは君だけ
君の顔を見るたびに
昔のことを思い出す
とても寂しくなるんだ、とても…

ずっと落ちこんでる
いつもからっぽの気分
毎晩祈りつづけてるけど
神さまだってかまっちゃくれない
そう、かまっちゃくれないんだ

泣きそうだった
涙が出てきた
彼女がこう言ったとき--

あんたなんかもう愛してないわ
オレは打ちのめされ
彼女はドアを指さした
あんたの部屋はもうないわ
あたしに助けを求めないで
もっと苦しめばいいのよ
全部あんたのせいなんだから

---Quireboys


Heart Like A Wheel

こう聞いたことがある
「心は車輪のようなもの
一度曲げると元には戻らぬ」
あたしの愛は沈みゆく船
あたしの心はその船の中

「傷をつけたら愛は得られぬ」
それは知ってる、よく起きることだもの
だけどわからないのは
--神さま、お願い手を握って--
なぜあたしに起きたのかってこと

そう、愛だけが、愛だけが
人を引き裂き、千々に砕く

こう聞いたことがある
「心は車輪のようなもの
一度曲げると元には戻らぬ」
あたしの愛は沈みゆく船
あたしの心はその船の中

---Sung by Linda Ronstadt


You've Got To Hide Your Love Away

頭を抱えて立ちつくす
壁に向かって考えこむ
彼女と別れちゃ生きちゃいけない
二フィートは小さくなった気分さ

どこに行ってもみんなが見てる
毎日毎日変わることなく
オレのことを笑いながら
こう言ってるのが聞こえる

おい、愛を隠すんだよ
そう、愛を隠すことさ

やってみたって何になるんだ?
絶対に勝てやしない
何を聞いても何を見ても
このザマじゃどうしようもない

「愛があればなんとかなるわ」
よく言えるね、そんなこと
道化たちに囲まれた君が
こう言うのを聞かせてくれ

ねえ、愛は隠すものよ
そう、愛を隠すことよ

---By John Lennon/Paul McCartney


I'm Down

君はウソをつく、オレにはわかりゃしないと思って
君は泣けるもんか、だってオレのこと笑ってんだから

ああウツだ
(ほんとにウツだ)
ああウツだ
(ウツだ死のう)
ああウツだ
(ほんとにウツだ)
なんで笑ってるんだい? オレがウツだって知ってるくせに
(なんで笑ってるんだい?) オレがウツだって知ってるくせに

男が指輪を買い、女がそれを放り捨てる
毎日毎日同じことのくりかえし

ああウツだ
(ほんとにウツだ)
ああウツだ
(ウツだ死のう)
ああウツだ
(ほんとにウツだ)
なんで笑ってるんだい? オレがウツだって知ってるくせに
(なんで笑ってるんだい?) オレがウツだって知ってるくせに

オレたちは二人きり、他には誰もいやしない
君はそれでも「あたしに手を出さないで」だってさ

ああウツだ
(ほんとにウツだ)
ああウツだ
(ウツだ死のう)
ああウツだ
(ほんとにウツだ)
なんで笑ってるんだい? オレがウツだって知ってるくせに
(なんで笑ってるんだい?) オレがウツだって知ってるくせに


It's Too Late

お昼が来るまでベッドで寝てた
とにかく時間をつぶすために
何かがおかしい
疑いようがない
あたしたちのどちらかが変わってしまった
あるいはもうあきらめてしまったのかも

もう手遅れなの、あなた
もうおしまいなの
二人でがんばってはみたけれど
心の中の何かが死んで
もう隠すことができないの
愛してるふりができないの

あなたと一緒に暮らすのは
むかしはあんなに簡単だった
あなたは明るくほがらかで
あたしは自然にふるまった
今のあなたはとてもつらそう
あたしは自分がバカみたい

もう手遅れなの、あなた
もうおしまいなの
二人でがんばってはみたけれど
心の中の何かが死んで
もう隠すことができないの
愛してるふりができないの

あなたとあたしもまたいつか
仲良くなれるわ、きっとまた
だけどもう一緒には暮らせない
あなたもわかってくれるでしょ
でも二人で暮らしたことは大事な思い出
あたしがあなたを愛したことも

もう手遅れなの、あなた
もうおしまいなの
二人でがんばってはみたけれど
心の中の何かが死んで
もう隠すことができないの
愛してるふりができないの

もう手遅れなの、あなた
もうおしまいなの
もうおしまい

---By Carole King


Bright Side of Life

生きてりゃヤなことあるもんで
ほんっとに頭に来ることもある
わめきだしたくなるときもある
生きているのがつらいときには
愚痴を言わずに口笛吹こう
そしたら人生うまく行くかも
そうそう、だから…

人生明るく生きて行こう
いっつも明るく生きて行こう

人生クソだと思うなら
あんたは何かを忘れてる
それは笑って踊って歌うこと
すこしウツが入ったときには
深刻そうな顔してないで
口をすぼめて口笛吹きなよ
そうそう、それだよ
その調子

人生明るく生きて行こう
いっつも明るく生きて行こう

なんていっても人生は不条理
死んだらそれでおしまいさ
幕が降りたらお辞儀をしなきゃ
罪は忘れて、ニコっとやりなよ
楽しまなくちゃ、人生どうせこれっきり
そうそう、だから…

死ぬのもそんなに悪かないって
死んじゃう前に気づかなきゃ

人生ってのはくそったれ
考えてみりゃわかること
生はお笑い、死は冗談、だろ?
人生は一つの猿芝居
みんなに笑わせとけばいい
最後に自分が笑えれば
そうそう、だから…

人生明るく生きて行こう
いっつも明るく生きて行こう
人生明るく生きて行こう
いっつも明るく生きて行こう

By Eric Idle


Sweethearts Together

肩を寄せあう恋人たち
二人はまだ始まったばかり
二人一緒の恋人たち
これから二人で生きていく
恋人たちはいつまでも
二人の心はかさなって
一つになる

みんな誰かを必要としてる
悩みを打ち明けられる人を
苦しみと笑いを分かちあう
愚か者だらけの世の中で
良いときも悪いときも助けてくれる
傷を癒してくれる人を

だから
二人一緒の恋人たち
二人の鼓動が一つになる
肩を寄せあう恋人たち
二人はまだ始まったばかり
恋人たちはいつまでも
二人の心はかさなりあい
一つになる
一つに…

みんなはとてもひねていて
愛は続かないと言ってる
未来を見ろよ
過去に生きてちゃいけない
時間は止まっちゃいない
その色メガネで物を見てちゃいけないんだ

肩を寄せあう恋人たち
二人はまだ始まったばかり
二人一緒の恋人たち
君を見つけてよかった
恋人たちはいつまでも
二人の心はかさなりあい
一つになる
一つに…

だけど愛は決して簡単じゃない
絹のように滑らかには行かない
いつも何かに誘惑されてる
若いときはいろいろあるから
だけど君のそばから離れないよ
それが真実、君も気付くだろう

だから
肩を寄せあう恋人たち
二人はまだ始まったばかり
二人一緒の恋人たち
君を見つけてよかった
恋人たちはいつまでも
二人の心はかさなりあい
一つになる
一つに…

By the Rolling Stones


Look Through My Window

雨がぼくの屋根を打つ
それはあまりに明らかなこと

恋人がやさしくないわけじゃない
彼女の口ぐせは「やがてはいつか
一人が去ってもう一人が残るってこと」

人は変わることがあるって二人とも知っていた
そしてときには恋人が入れかわるってことも
そして変化ほど確実なものはないってことも
(雨がぼくの屋根を打つ)

ぼくは窓から外を眺める
下の通りを
人々が急ぎ足で歩くのが見える
だれかに会うために
どこかに行くために
わかってる、ぼくはあきらめるしかない

彼女の口ぐせは「あなたとは違うの
愛が死んだら、もう終わりなの
また誰か新しい人を見つけて愛するの」

ぼくは窓から外を眺める
下の通りを
人々が急ぎ足で歩くのが見える
だれかに会うために
どこかに行くために
わかってる、ぼくはあきらめるしかない

彼女の意志ははっきりしてる
彼女はすぐに見つけるだろう
太陽の輝く新たな場所を

雨がぼくの屋根を打つ
それがいい証拠さ
雨がぼくの屋根を打つ
それがいい証拠さ
彼女は去った
彼女は去った
ぼくは窓から外を眺める…

By The Mamas & The Papas


Love In Vain

彼女について駅まで行った
スーツケースを抱えて
彼女について駅まで行った
スーツケースを抱えて

このなんとも言えない気持ち
愛してもムダだとわかったとき

電車が駅にやってきて
おれは彼女の目を見つめた
電車が駅にやってきて
おれは彼女の目を見つめた

おれは悲しくて寂しくて
たまらなくなって泣きだした

電車が駅を出発した
二つの光をあとに残して
電車が駅を出発した
二つの光をあとに残して

青い光は彼女のもの
赤い光はおれのこころ

おれの愛はムダだった
おれの愛はムダだった

Traditional


Warm and Beautiful

とても暖かくて美しい愛
時が流れさっても消えることはない
とても暖かくて美しい愛
けっして消えることはない

愛、信頼、希望は美しい
君の世界が悲しみに包まれても
君には君のものを与えよう
けっして色あせない愛を

日の光を浴びる朝顔が
ぼくらの愛を語り出す
水に映える月の光が
ぼくに永遠の感動をもたらす

とても暖かくて美しい愛
時が流れさっても消えることはない
とても暖かくて美しい愛
けっして消えることはない
けっして消えることはない

Written by Paul McCartney


Something

彼女のふるまいはどこかしら
他の誰にもない魅力がある
彼女はなんだか気になるんだ
彼女から離れたくない
彼女を信じてるんだ

彼女のほほえみはどこかしら
彼女しかいないって気にさせる
彼女のしぐさに何かがあるんだ
彼女から離れたくない
彼女を信じてるんだ

ぼくの愛が大きくなるかだって?
わからない、そんなことはわからない
もうすこしすれば気づくかもしれないけど
わからない、そんなことはわからない

彼女には何かがわかってる
ぼくは彼女のことを考えるだけでいい
彼女がぼくに見せてくれるんだ
彼女から離れたくない
彼女を信じてるんだ

By George Harrison


I Need to Be in Love

これまでにやった一番困難なこと
それは信じ続けること
この狂った世界にわたしを待っててくれる人がいる、と
つかのまの人生にやってきては去る人々
だけどいつかわたしにも幸運がおとずれるかもしれない

昔はよくこう言ってた
「約束はなしよ。難しくするのはやめましょう」
だけどそんな自由が役に立ったのは
さよならを言うことだけ

時間がかかったけどようやく学んだわ
タダで手に入るものなんてないってこと
もうすでにかなりの費用を払ったつもりよ

わかってる、愛がなくちゃ生きていけないって
わかってる、ずいぶん時間をムダにしてきたって
わかってる、こんなに不完全な世界に完全さを求めてるって
…そしておろかにもいつかそれを見つけられるって思ってるって

ポケットにいっぱいの善意
だけどそれじゃ今夜の慰めにはならない
朝の4時になっても目が覚めたまま
友だちもいずに一人ぼっち
すがりつけるのは希望だけ
だけど心配しないで

わかってる、愛がなくちゃ生きていけないって
わかってる、ずいぶん時間をムダにしてきたって
わかってる、こんなに不完全な世界に完全さを求めてるって
…そしておろかにもいつかそれを見つけられるって思ってるって

By Carpenters


Knowing Me, Knowing You

気楽な笑い声はもう聞こえない
沈黙がいつまでも続く
空っぽの家の中を歩く
目には涙をためながら
これが物語の終わりなのね
これでさよならなのね

あたしのこと、あなたのこと、よくわかってるから
二人にできることは何もない
あたしのこと、あなたのこと、よくわかってるから
現実を受けいれるしかないわ
あたしたちはもう終わり
別れるのはいつでもつらいこと
だけどあたしは出ていくわ
あたしのこと、あなたのこと、よくわかってるから
これがあたしにできる精一杯のこと

思い出--楽しかった日々、喧嘩した日々
いつまでも忘れないわ
このなつかしい部屋で
子供たちが遊んでたことも
けど今はもうからっぽ
何も言うことはないわ

あたしのこと、あなたのこと、よくわかってるから
二人にできることは何もない
あたしのこと、あなたのこと、よくわかってるから
現実を受けいれるしかないわ
あたしたちはもう終わり
別れるのはいつでもつらいこと
だけどあたしは出ていくわ
あたしのこと、あなたのこと、よくわかってるから
これがあたしにできる精一杯のこと

By ABBA


What If

あたしはもうひとりぼっち
胸の中には重い気持ち
消えさってくれそうにない

頭の中では過去を振り返ってばかり
出会ったときから終わりのことまで
あなたの心を変えたのは何だったのかしらと

がんばってみたけど
あきらめなくちゃならなかった
でも一つの問いが今も心をかきみだす

あなたを手放さなかったらどうなってたかしら
むかしのあなたに戻ってくれてたかしら
あたしが留まっていたなら
あなたが努力していたなら
時間を遡ることができたなら
だけど答えは永遠に知られないでしょうね

道はたくさんあり
喜びにいたる道も
悲しみにいたる道もある

誰だって道を迷うもの
もしあたしが道をひきかえして
一からやりなおそうって言ったら
あなたはうなずいてやりなおしてくれるかしら

こうしておけばよかったって考えたりする?
あたしがあなたのそばを離れなければよかったって思う?

あなたを手放さなかったらどうなってたかしら
むかしのあなたに戻ってくれてたかしら
あたしが留まっていたなら
あなたが努力していたなら
時間を遡ることができたなら
だけど答えは永遠に知られないでしょうね

時間を取り戻せたなら
やりなおせるならあなたはあたしのものになってくれる?

だってがんばってみたけど
あきらめなくちゃならなかったから
でも一つの問いが今も心をかきみだす

あなたを手放さなかったらどうなってたかしら
むかしのあなたに戻ってくれてたかしら
あたしが立ち去らなかったらどうなってたかしら
あたしはまだあなたのことを愛しているから
あたしが留まっていたなら
あなたが努力していたなら
時間を遡ることができたなら
だけど答えは永遠に知られないでしょうね
答えは永遠に知られないでしょう

Sung by Kate Winslet (Written by Steve Mac/Wayne Hector)


Something Stupid

ぼくは順番待ちさ
きみに時間ができるまで
二人で夜を過ごす時間をね

どこかにダンスに行けたなら
ぼくの運さえよかったら
きみはさよならを言わないかも

そのあと二人で寄り道さ
静かで小さな場所へ行き
お酒をいくらか飲んだりね

だけどすべては台無しさ
ぼくがバカなことを言って
「愛してる」とかね

きみの目を見ればわかる
ありふれたセリフは大嫌いだって
同じセリフは昨夜も聞いたって

きみにはキザなセリフでも
ぼくにはまじめなセリフなんだ
こんな気持ちははじめてさ

ぼくは毎日練習してる
気の利いたセリフを言って
気持ちをうまく伝えようって

だけど待つことにするよ
夜も遅くなり
きみと二人になれるまで

時はほどよく
きみの香りはぼくを満たし
星は赤く夜は青い

だけどすべては台無しさ
ぼくがバカなことを言って
「愛してる」とかね
「愛してる」とかね

Sung by Robbie Williams / Nicole Kidman


The Winner Takes It All

話すつもりはないの
今までの二人のことは
まだ心が痛むけれど
もう過去の話だから

切り札はすべて出したわ
それはあなたも同じこと
言うべきことはもう何もない
エースももう持ちあわせてない

勝者がみんな奪っていく
敗者は立ちつくすだけ
勝利の脇に小さくなって
それが彼女の運命なのね

あたしはあなたの腕に抱かれて
そこが自分の居場所と思ってた
当然のことと考えて
垣根を作り
家を立て
これで大丈夫と思ってた
だけどあたしがバカだった
ルールは守っていたけれど

神はサイコロをお投げになる
神の御心は氷のように無情
そしてこの世に暮らす誰かさんが
大切な人を失なうの

勝者がみんな奪っていく
敗者はただ倒れるのみ
単純で明白なこと
文句を言ってもはじまらない

だけど教えて彼女のキスは
あたしのキスと似てるのかしら
同じように感じるの
彼女に名前を呼ばれたら

心のどこか奥深くでは
あたしにはあなたが必要だって知ってるんでしょ
けどあたしにはどうしようもない
規則は守らなきゃならない
判事は判決を出さなきゃならない
あたしと同じ境遇の人は規則を守り
この見せ物の観客は
いつでもじっと見つめてる

ゲームがまた始まる
恋人でも友人でも
大きなものでも小さなものでも
勝者がみんな奪っていく

話すつもりはないの
あなたを悲しませるのなら
あたしはわかっているつもり
あたしと握手しに来たんでしょ

あやまるわごめんなさい
あなたに嫌な思いをさせたなら
あたしはこんなに張りつめていて
これっぽっちの自信もない

だけどおわかりの通り
勝者がみんな奪っていく
勝者がみんな奪っていくの

Sung by ABBA


I'm a Believer

愛なんておとぎ話に出てくるだけだと思ってた
ほかの人はともかく、ぼくには無縁だろうって
愛が始まるのかなと思ったときでも
いつだってぼくの夢は破れてばかり

そのとき彼女の顔を見たんだ
今は愛を信じてる
ひとかけらの
疑いすらない

彼女を愛してる
そう、ぼくは愛を信じてる
もう彼女から離れられない
どうしようもないぐらい

愛ってなんていうか一定の大きさのもので
自分から与えれば与えるほど受け取る量は少なくなると思ってた
がんばってみてもどうしようもない
得るものといえば苦しみだけ
お日さまが必要なときに雨が降りそそぐ

だけど彼女の顔を見たんだ
今は愛を信じてる
これっぽっちの
疑いすらない

彼女を愛してる
そう、ぼくは愛を信じてる
もう彼女から離れられない
どうしようもないぐらい

Sung by the Monkees


Ooh La La

おれのじいさんはあわれな老人さ
いつもじいさんの言うことを馬鹿にしてた
つらい人生を送ってきたみたいで
女性のことばかり話してた

女はお前をわなにはめて、利用するだろう
それもお前が気づかないうちにな
恋は盲目でお前はやさしすぎるから
いいか、女に心を開いちゃだめだぞ

ああ、若かったときに
このことを知っていたらなあ
ああ、強かったときに
このことを知っていたらなあ

カンカン踊りは素敵な見せ物
踊り子はお前の心を奪うだろう
だけど舞台裏は元の現実で
楽屋は灰色なのさ

女は色目でお前を誘い、それこそあっという間さ
お前が一人前の男だって実感するのは
だけど恋は盲目でお前はすぐに気づくだろう
自分はやっぱり坊やにすぎないってことに

口づけを求めてもほっぺにキスされるだけ
自分は彼女のなんなんだろうって思わされる
もっと求めても彼女はさっさと寝てしまう
そしてお星さまと一緒に踊るのさ

わしの孫よ、気の毒だが言うべきことはなにもない
自分で学ばなきゃならんのだ、わしのようにな
つらいことだが仕方ないんだ
Ooh la la...

ああ、若かったときに
このことを知っていたらなあ
ああ、強かったときに
このことを知っていたらなあ

By Ronnie Lane, Ron Wood


We Can Work It Out

ぼくの見方をしてごらん
言うことがなくなるまでしゃべり続けなきゃならないのかい?
きみが見方を変えないかぎり
ぼくらの恋は終わってしまうかも
なんとかなるはずさ
なんとかなるはずさ

きみの言い分をよく考えてごらん
思いちがいをしてるのに自分が正しいって思うこともあるだろう?
ぼくの言い分をよく考えてごらん
うまくいけば、わかりあえるかおやすみを言えるはず
なんとかなるはずさ
なんとかなるはずさ

人生はとても短かいから
もめたりけんかしたりしてる時間はない
ずっと思ってた、そんなのは愚行だって
だからもう一度きみに頼もう

ぼくの見方をしてごらん
時がくればぼくが正しいかどうかわかるはず
きみが見方を変えないかぎり
ぼくらはもうすぐバラバラになるかも
なんとかなるはずさ
なんとかなるはずさ

by the Beatles


Crying

1.
なんとかなってた
しばらくのあいだは
笑うこともできた
しばらくのあいだは

だけど昨日君に会ったとき
君がぼくの手をにぎったとき
君が立ち止まってあいさつをしたとき

君は元気でねって言ってくれたけど
君は気づかなかったようだね
ぼくがずっと泣いてたことを
君のことで泣いてたことを

それから君はさよならと言い
ぼくを残して去っていった
独りで泣いてるこのぼくを

どうしてなのかよくわからない
君の手にふれたことで
涙があふれてしまうのか

2.
もう気持の整理はつけたつもりだった
だけどほんとはそうじゃなかった
ぜんぜんそうじゃなかったんだ

君のことを愛してる
これまで以上に愛してる
だけど、ああ、どうしようもない
君がぼくを愛していないから

だからぼくはこれからずっと
君のことで泣きつづける
君を思って泣きつづける

そう、君はいなくなった
だからこれからいつまでも
ぼくはずっと泣きつづける
君を思って泣きつづける

Written by Roy Orbison
Covered by Don Mclean


If We Try

きみを道で見かけると
ぼーっとしてしまう
きみに会えるんじゃないかと思っただけで
うきうきしてしまう

立ちさるまえにふりむいてくれないか
ぼくの目を見れば言いたいことがわかるはず

昼も夜もきみのことを考えてた
うまくいくかどうかわからないけど
なんとかなるんじゃないかと思うんだ
二人でやってみれば

いろいろな顔を思い出す
頭の中をぐるぐるとまわってる
けどなにかが育ちつつあるんだ
これはたんなる恋じゃない

立ちさるまえにふりむいてくれないか
ぼくの目を見れば言いたいことがわかるはず

きみのせいでぼくはなにも見えないし聞こえない
愛は気持の問題でしかないだろう?
ほら、なにか見つかるかもしれない
二人でやってみれば

きみの歩いている方向は
ぼくが今まで会った人とは違ってる
きみが示してくれる愛情は
ぼくがめったに手に入れられないもの

きみに将来を誓ってほしいわけじゃない
未来はだれにもわからないから
もうすこしだけそこに立っていてほしいだけ
きみのことを見つめていたいんだ

きみを道で見かけると
ぼーっとしてしまう
きみに会えるんじゃないかと思っただけで
うきうきしてしまう

立ちさるまえにふりむいてくれないか
ぼくの目を見れば言いたいことがわかるはず

昼も夜もきみのことを考えてた
うまくいくかどうかわからないけど
なんとかなるんじゃないかと思うんだ
二人でやってみれば

なんとかなるんじゃないかと思うんだ
二人でやってみれば

by Don McLean


Get it While You Can

この世の中
新聞を読めばわかるとおり
みんな争いあってばかり
頼れる人なんかいやしないわ
たとえ自分の兄弟でもね

だから誰かがやってきて
愛をあたえてくれるなら
受けとった方がいいわよ
ほら、手に入るうちに
受けとった方がいい
背を向けちゃもったいないわ

だれかを愛するってことは
うまくいかなきゃ悲しい思いをするってこと
だけどそれがなんだっていうの
だって明日はもう生きちゃいないかもしれないじゃない

だから誰かがやってきて
愛をあたえてくれるなら
受けとった方がいいわよ
ほら、手に入るうちに
受けとった方がいい
背を向けちゃもったいないわ

むかしあたしにも男がいたわ
けどそのときは自分がついてることに気がつかなかった
今のあたしの泣いてる姿を見てちょうだい
痛い目にあってようやくわかったの

誰かがやってきて
愛情をそそいでくれるなら
受けとった方がいいわよ
ほら、手に入るうちに
受けとった方がいい
背を向けちゃもったいないわ

受けとった方がいいわよ
ほら、手に入るうちに
受けとった方がいい
受けとった方がいい

Sung by Janis Joplin


THE KKK TOOK MY BABY AWAY

あの娘は休暇で出かけていった
LAに行くって言い残して
だけど彼女は辿りつかなかった
LAには辿りつかなかった
辿りつかなかったってみんな言うんだ

KKKが彼女をさらっていった
さらっていったんだ
ぼくの彼女をさらっていった
KKKが彼女をさらっていった
さらっていったんだ
ぼくの彼女をさらっていった

ぼくにはわからない
あの娘がどこにいるのか
あいつらが彼女をさらったんだ
ぼくの彼女をさらったんだ
ぼくにはわからない
あの娘がどこにいるのか
あいつらが彼女をさらったんだ
ぼくの彼女をさらったんだ

電話をかけよう
大統領に
調べてもらうんだ
あの娘がどこに行ったのか
電話をかけよう
FBIに
調べてもらうんだ
彼女がまだ生きてるかどうか

あの娘は休暇で出かけていった
LAに行くって言い残して
だけど彼女は辿りつかなかった
LAには辿りつかなかった
辿りつかなかったってみんな言うんだ

KKKが彼女をさらっていった
さらっていったんだ
ぼくの彼女をさらっていった
KKKが彼女をさらっていった
さらっていったんだ
ぼくの彼女をさらっていった

by the Ramones


(There's A) Devil In Her Heart

(Drapkin)

「彼女は悪い女だぞ」
けど彼女の目はほんとにたまらないんだ
「彼女は君の心を引き裂くぞ」
けど彼女のくちびるにはぞくぞくするんだ

ぼくは賭けに乗ることにするよ
だって恋愛はぼくの生きがいなんだから
彼女はぼくを傷つけないさ
ぼくを見捨てたりしないさ
彼女はぼくの天使に決まってる

「彼女は悪い女だぞ」
いや、いや、そんなことは信じられない
「彼女は君の心を引き裂くぞ」
いや、いや、彼女はぼくをだましたりしない

彼女がぼくを置いてくなんて信じられない
彼女はぼくを抱きしめて好きでたまらないって言ってくれるのに
彼女はぼくを傷つけないさ
ぼくを見捨てたりしないさ
ほら、わからないのかい

「彼女は悪い女だぞ」
いや、いや、そんなことは信じられない
「彼女は君の心を引き裂くぞ」
いや、いや、彼女はぼくをだましたりしない

「賭けに乗っちゃいけない
もし恋愛がきみの生きがいなんだったら」
彼女はぼくを傷つけないさ
ぼくを見捨てたりしないさ
彼女はぼくの天使に決まってる

「彼女は悪い女だぞ」
いや、いや、そんなことは信じられない
「彼女は君の心を引き裂くぞ」
いや、いや、彼女はぼくをだましたりしない

「彼女は悪い女だぞ」
いや、彼女はぼくの天使に決まってる
「彼女は君の心を引き裂くぞ」
いや、彼女はぼくの天使に決まってる


I Need You

ぼくの気持ちがわからないのかい
ずっと愛してる一人にはさせない
もどってきてほしい
死ぬほど寂しいんだ
きみが必要なんだ

きみは少し話があるって言ったね
何を話すつもりかわからなかった
きみの目を見つめても気づかなかった
きみはこう言った

そう、きみはこう言った
もうぼくの愛はいらないって
ぼくは傷つき、こう思った
もう生きていけそうにないって

覚えておいてほしいぼくの気持ちを
きみなしでは生きてけないんだ
ほら、もどってきて見てごらん
ぼくがどんなに苦しんでるか
きみが必要なんだ

だけど、きみはこう言った
もうぼくの愛はいらないって
ぼくは傷つき、こう思った
もう生きていけそうにないって

覚えておいてほしいぼくの気持ちを
きみなしでは生きてけないんだ
ほら、もどってきて見てごらん
ぼくがどんなに苦しんでるか
きみが必要なんだ

きみが必要なんだ
きみが必要なんだ

by George Harrison


Will You Love Me Tomorrow?

今夜あなたはあたしのもの
あなたはとてもやさしく愛してくれる
あなたのひとみには愛の光がともってる
だけど、明日もまだあたしのこと好きでいてくれるの?

これは永遠に続く宝物なの?
それともつかのまの快楽なの?
あなたの吐息の魔法を信じていいの?
明日もまだあたしのこと好きでいてくれる?

今夜はあたしが何も言わなくても
「君だけさ」って囁いてくれる
だけどあたしの恋はどうなるのかしら
夜が明けて朝日が昇ったら?

どうしても知りたいの、あなたの愛が
心配しなくていいものなのかどうか
だから教えて、二度とは聞かないから
明日もまだあたしのこと好きでいてくれる?

by Gerry Goffin & Carole King


Tired Of Waiting

もうウンザリなんだ
待たされるのは
君に待たされるのは

もうウンザリなんだ
待たされるのは
君に待たされるのは

かつてのおれは独りぼっちで
君に会うまで寂しく生きてた
けど君はおれを待たせてばかり
ずっとそうさ
どうすりゃいいんだい?

君の人生だから
やりたいことをやればいい
好きにすればいい
けどおれを待たせるのはやめてくれ
待たせるのだけはやめてくれ

もうウンザリなんだ
待たされるのは
君に待たされるのは

もうウンザリなんだ
待たされるのは
君に待たされるのは
君に待たされるのは

The Kinks, `Tired of Waiting'


God Only Knows

愛は永遠じゃないかも
けど夜空に星が輝くかぎり
君は安心してていい
心配なんてさせやしない

神さまだけが知っている
君なしではぼくがどうなるか

君がいなくなっても
人生は続くだろう
けどこの世には何の価値もない
生きてたって仕方ないよ

神さまだけが知っている
君なしではぼくがどうなるか

君がいなくなっても
人生は続くだろう
けどこの世には何の価値もない
生きてたって仕方ないよ

神さまだけが知ってる
君なしではぼくがどうなるか

神さまだけが知ってる
君なしじゃ生きちゃいけない
神さまだけが知ってる
君なしじゃ生きちゃいけない

By Brian Wilson/Tony Asher


Jealous Guy

むかしのことを思い出していたら
鼓動が速くなりだした
自分を抑えられなくなってきた
自分を抑えられなくなってきたんだ

傷つけるつもりじゃなかったんだ
泣かせちゃってごめん
ほんとに傷つけるつもりはなかったんだ
ただ嫉妬深いだけ

心配でしかたがなかった
君はもうぼくを愛してないんじゃないかって
心の中じゃ震えてた
心の中じゃ震えてたんだ

傷つけるつもりじゃなかったんだ
泣かせちゃってごめん
ほんとに傷つけるつもりはなかったんだ
ただ嫉妬深いだけ

君の気を引こうとしてたんだ
君がどこかに行ってしまうんじゃないかと思って
苦しいのをがまんしてた
苦しいのをがまんしてたんだ

傷つけるつもりじゃなかったんだ
泣かせちゃってごめん
ほんとに傷つけるつもりはなかったんだ
ただ嫉妬深いだけ
ただ嫉妬深いだけ

By John Lennon


FOR NO ONE

君は目覚める
頭が痛む
恋人の優しい言葉を思い出す
けれど彼女はもう君を愛していない

彼女は目覚める
化粧を始める
時間をかけて
急ぐ気はない
もう君を必要としていないから

彼女の瞳には何も映っていない
涙の向こうに愛のしるしはない
彼女の涙は誰のためでもない
ずっと続くはずだった愛…

君は彼女を求める
彼女を必要としてる
だけど君は彼女の言葉が信じられない
「もう愛は終わったの」
君は彼女には自分が必要だと思っている

彼女の瞳には何も映っていない
涙の向こうに愛のしるしはない
彼女の涙は誰のためでもない
ずっと続くはずだった愛…

君は家に残る
彼女は外に出かける
彼女は言う
「ずっと昔
ある人を好きだったけど
もう過去の人
もう必要ないの」

君は目覚める
頭が痛む
いつか彼女の言葉が君の心を満たすときが来る
君は彼女のことを忘れないだろう

彼女の瞳には何も映っていない
涙の向こうに愛のしるしはない
彼女の涙は誰のためでもない
ずっと続くはずだった愛…


Nowhere Man

By John Lennon, Paul McCartney

あいつはほんとにダメなやつ
ひとりぼっちで座りこみ
ものにならない計画を立ててる

自分の見解ってものがない
何がしたいのかわかってない
…あいつ、おれたちとちょっと似てないかい?

おい、おまえさん、まあ話をききなよ
どうすりゃいいのかわかんないのかい?
おまえさん、世の中あんたの思いのままなんだぜ

あいつは何にも見えちゃいない
見たいものしか見れてない
おまえさん、おれがちゃんと見えてるかい?

おまえさん、心配すんなよ
時間はあるから、いそがなくたっていい
ほっておきなよ、そのうち誰かが助けてくれるさ

自分の見解ってものがない
何がしたいのかわかってない
…あいつ、おれたちとちょっと似てないかい?

おい、おまえさん、まあ話をききなよ
どうすりゃいいのかわかんないのかい?
おまえさん、世の中あんたの思いのままなんだぜ

あいつはほんとにダメなやつ
ひとりぼっちで座りこみ
ものにならない計画を立ててる

誰の役にも立たない計画を
誰の役にも立たない計画を


CRY TO ME

あなたの彼女がつれなくて
だれも電話をくれないとき
泣きたくならないの?
泣きたいんじゃないの?
だったらあたしのところにきて
泣いてくれたらいい

あなたは部屋で一人ぼっち
あるのは彼女の香水の匂いだけ
泣きたくならないの?
泣きたいんじゃないの?
だったらあたしのところにきて
泣いてくれたらいい

ワインのグラスが一つだけなんて悲しすぎる
独りでいるのは時間の無駄だわ
もう一人ぼっちで歩くことはしないで
ねえ、あたしの手を取って
一緒に歩こう

だれかに声をかけてほしいのに
真夜中でそばにだれもいないとき
泣きたくならないの?
泣きたいんじゃないの?
だったらあたしのところにきて
泣いてくれたらいい

あたしのところにきて
泣いてくれたらいい


EVERY BREATH YOU TAKE

君の息づかいを
君の動く姿を
君が枷を外すのを
君の歩く姿を
ずっと見つめているよ

来る日も来る日も
君の使う言葉を
君の遊ぶ姿を
君の過ごす夜を
ずっと見つめているよ

わからないのかい
君はぼくのものだってこと
ぼくの心がどれだけ痛むか
君が一歩進むたびに

君の動く姿を
君が誓いを破るのを
君の作り笑いを
君の言い張る姿を
ずっと見つめているよ

君が去ってから
ぼくは何もできやしない
夜に夢を見ても
君の顔しか出てこない
まわりを見ても
君に代わる人はいない
とても寒くて
君に抱いてもらいたい
ぼくは泣きっぱなし
ねえ、おねがいだから

どうしてわからないんだい
君はぼくのものだってこと
ぼくの心がどれだけ痛むか
君が一歩進むたびに

君の動く姿を
君が誓いを破るのを
君の作り笑いを
君の言い張る姿を
ずっと見つめているよ
君の動く姿を
君の歩く姿を
ずっと見つめているよ
ずっと見つめているよ


In My Room

ぼくの秘密を打ちあけられる小さな世界がここにある
ぼくの部屋、ぼくのこの部屋
この世界では、悩みも恐れも閉め出されている
ぼくの部屋、ぼくのこの部屋

夢を見たり計画を立てたり
寝そべったまま祈るんだ
涙を流し溜息をつく
昨日の自分を笑うんだ

外は暗くてぼくは独り
だけど少しも怖くはないよ
この部屋にいるから、ぼくの部屋にいるから
この部屋にいるから、ぼくの部屋にいるから
ぼくの部屋、ぼくのこの部屋

The Beach Boys


ローリング・ストーン

16のときから旅してた / あなたが見たこともないことやってたわ
人にだまされたりおかしくなったりもしたけど / 自分らしく生きてきたつもり
あたしに文句を言わないで / なにか勘違いしてるわ
一度も満足したことはなかったのよ / あなたの言うこと聞いてあげてたけど

あたしに指図をしないでよ / どう暮らそうと勝手でしょ
隠すことなんかありはしない / 自分のしたいことをするわ
あたしの心はあたしのもの

あたしには太陽の瞳と / 太陽の笑みがある
ときどき淋しいこともあるけれど / 自分の行きたいとこに行くわ
あたしの時間はあたしのもの

カバンを詰めたら旅に出るわ / 何が起こるか知らないけれど
今日来るものを受けいれて / 明日にはすべてを置いていく
ほら大丈夫、心配ないわ / 旅したいならすればいい
転がる石は誰にも頼らない / 止まってしまうわけにはいかない

Sung by Suzi Quatro


アメリカンパイ

ずいぶん昔の話になるけれど
ぼくは今でも覚えてる
音楽がぼくを陽気にしてくれたあの頃を
「うまくいったら」とぼくは思っていた
「ぼくもみんなを踊らせることができるだろう
みんなをちょっとのあいだ幸せにすることも」

だけど2月がぼくを震えさせた
ぼくが配達していた新聞のせいさ
郵便受けに悪い知らせを配ってまわった
ぼくはもう動けなかった

泣いたかどうかは思い出せない
未亡人になった彼の花嫁の話を読んだときに
だけど胸の奥に何かが刻みこまれたんだ
音楽が死んだ日に

だから、
さよならミス・アメリカンパイ
シボレーであぜ道まで行ったけど あぜはもう乾いてた
連中はウイスキーを飲んで歌っている
「まさかこんなことになるなんて
こんなことになるなんて」

愛の書を記したのは君かい?
神さまを信じるかい
聖書にそう書いてあったら?

ロックンロールを信じるかい?
音楽は君の魂を救うだろうか?
ゆっくり踊る仕方を教えてくれるかい?

ぼくは君があいつとできてることを知ってるよ
君とあいつが体育館で踊ってるのを見たんだ
二人は靴をけって脱いでたね
リズムアンドブルーズの意味がよくわかったよ

ぼくは孤独な十代の若造だった
ピンクのカーネーションと小型トラックを持ってた
だけど自分がついてないことがわかったよ
音楽が死んだ日に

ぼくは歌いだした、
さよならミス・アメリカンパイ
シボレーであぜ道まで行ったけど あぜはもう乾いてた
連中はウイスキーを飲んで歌っている
「まさかこんなことになるなんて
こんなことになるなんて」

ぼくらだけになってもう十年になる
転がる石にもたっぷり苔がついた
だけど昔はこうじゃなかった
道化師が王と女王のために歌っていたころは
彼がジェームズ・ディーンから借りたコートを着て
君やぼくの気持ちを代弁していたころは

ほら、王がうつむいているあいだに
道化師はイバラの王冠を盗んでしまった
法廷は休廷になり
判決は下されなかった

レノンがマルクスの本を読んでいるあいだに
4人組は広場で練習していた
そして暗闇で哀歌を歌った
音楽が死んだ日に

ぼくらは歌った、
さよならミス・アメリカンパイ
シボレーであぜ道まで行ったけど あぜはもう乾いてた
連中はウイスキーを飲んで歌っている
「まさかこんなことになるなんて
こんなことになるなんて」

夏の炎天下のヘルタースケルター
鳥たちは核シェルターを背負って飛び去った
8マイル上空からまっすぐ落ちてきた
一匹は芝生に降りてつかまった

プレイヤーたちはフォワードパスをしようとした
道化師はギプスをはめてサイドラインの外にいた
ハーフタイムには香水の甘い香り
軍曹たちが行進曲を演奏してるあいだ
ぼくらは立ち上がって踊ろうとした
だけどその機会はなかった

プレイヤーたちが競技場を占拠しようとしたけれど
楽隊は降伏しようとしなかった
何が明らかにされたか覚えているかい
音楽が死んだ日に?

ぼくらは歌い出した、
さよならミス・アメリカンパイ
シボレーであぜ道まで行ったけど あぜはもう乾いてた
連中はウイスキーを飲んで歌っている
「まさかこんなことになるなんて
こんなことになるなんて」

ぼくらはみんな一つの場所にいた
宇宙の迷い子の世代
一からやりなおす時間は残されていない
だから、ジャック、さっさとやるんだ
ジャックフラッシュはろうそく立てに座った
悪魔の友だちは炎だけだから

ステージ上の彼を見ていたら
ぼくの両手は怒りのこぶしをつくっていた
地獄で生まれた天使は
魔王の力からは自由になれない

炎が夜空高くに舞い上がり
いけにえの儀式を照らしたとき
魔王が喜び笑っていた
音楽が死んだ日に

彼は歌っていた、
さよならミス・アメリカンパイ
シボレーであぜ道まで行ったけど あぜはもう乾いてた
連中はウイスキーを飲んで歌っている
「まさかこんなことになるなんて
こんなことになるなんて」

ぼくはブルーズを歌う女の子に会った
「なにかいいことあるかい」と訊いたけど
彼女は微笑んで去っていった

ぼくは聖なる店に行った
何年も前によく音楽を聴いていた場所に
だけどそこの店員は音楽はもうかけないと言った

路上では子供が泣き叫んでいた
恋人は悲しみ詩人は夢を見ていた
だけど言葉は一つも語られない
教会の鐘はすべて壊れていた

ぼくがいちばん尊敬してたのは
父と子と聖霊の三人
彼らは海岸行きの最後の列車に乗った
音楽が死んだ日に

彼らは歌っていた、
さよならミス・アメリカンパイ
シボレーであぜ道まで行ったけど あぜはもう乾いてた
連中はウイスキーを飲んで歌っている
「まさかこんなことになるなんて
こんなことになるなんて」

Written by Don McLean


A Day In The Life

今日ニュースを読んだよ、びっくりさ
うまくやったツイてる男の記事のことだよ
どっちかというと悲しいニュースだったけど
笑わずにはいられなかった
写真を見たんだ

そいつは車の中でぶっとんでたんだ
信号が変わったのにも気づかずに
おおぜいの人が立ちどまって見ていた
みんな彼の顔には見覚えがあったんだ
彼が貴族院の人間かどうか
だれにもはっきりとはわからなかったけど

今日映画を見たよ、びっくりさ
英国軍がちょうど戦争に勝ったところだったんだ
おおぜいの人は背を向けたけど
ぼくは目をそらすことはできなかった
本を読んでいたから
君に教えてあげたい

目が覚めて、ベッドから転げだす
頭をクシでとく
どうにか階段をおりて一杯飲む
見上げると遅刻してることに気づく
コートを見つけ帽子をつかむ
ぎりぎりバスに間に合う
どうにか階段をのぼって一服やる
だれかがしゃべりぼくは夢の中へ

今日ニュースを読んだよ、びっくりさ
ランカシャーのブラックバーンに四千もの穴だって
穴はけっこう小さかったけど
全部数えなくちゃならなかったんだって
アルバート・ホールを一杯にするのにいくつの穴が必要かを学んだだろうね
君に教えてあげたい


In My Life

ずっと忘れられない場所(とこ)がたくさんある
変わってしまった場所もあるけれど
相変わらずの場所もある
無くなってしまった場所もそのままの場所も

そしてすべての場所に忘れられない瞬間(とき)がある
そこにいた恋人や友人たちの姿が今でも思い浮かぶ
死んだやつもいるし、生きてるやつもいる
ずっと彼らのことを愛しているよ

だけどこうした友人や恋人たちでも
君とは比べられやしない
それに愛が新しいものだとすれば
思い出なんて意味はないさ

過ぎ去った人々やものごとに対して
愛着を失なうことは絶対にないし
ときどき立ち止まってはむかしのことを考えたりもするだろうけど
君のことを一番愛してる

過ぎ去った人々やものごとに対して
愛着を失なうことは絶対にないし
ときどき立ち止まってはむかしのことを考えたりもするだろうけど
君のことを一番愛してる
君のことが一番好きさ

注: 「場所」はすべて「とこ」と読み、 「瞬間」は「とき」と読みましょう。


Janie's Got a Gun

ドン、ドン、ドン ねえ君、なにをしたんだい?
ドン、ドン、ドン 今のはおれの銃の音じゃないのか
ドン、ドン、ドン ねえ、なにをしたんだい?
ドン、ドン、ドン 今のは銃の音じゃないのか

ジェニーは銃を手に入れた
ジェニーは銃を手に入れた
彼女の世界は元に戻った
太陽をまっすぐ見つめることで

あの子の父親はなにをしたんだろう?
ねえ、きみは父親になにをされたんだい?
ジェニーが補導されたとき、 父親は電車の下に隠れてたんだってさ
だけどあの父親ならそれが当然さ
ジェニーは銃を手に入れたから
もう今までどおりにはいかないはずさ

ジェニーは銃を手に入れた
ジェニーは銃を手に入れた
追いかけっこは始まったばかり
みんな走りまわってる

え、うそだろ?
あの子の父親がなにをしたって?
彼は小さなあの子にいたずらしたんだ
あの男は頭がイカれてるぜ
彼はなにかにとりつかれてたんだ
雷に稲光、だれかが雨を止めなくちゃならないことはわかってた

逃げるんだ、苦痛から逃げるんだ
逃げるんだ、苦痛から逃げるんだ
逃げなきゃ 逃げなきゃ 逃げなきゃ

ジェニーは銃を手に入れた
ジェニーは銃を手に入れた
追いかけっこは始まったばかり
みんな走りまわってる

あの子の父親がなにをしたって?
ジェニーの最後の親孝行さ
彼女は父親に腰を降ろさせて頭に弾丸を打ちこまなきゃならなかった
「だって、だれもあたしの言うこと信じてくれないんだもの。
あいつは最低よ。もう二度とあんなことさせないわ」

逃げるんだ、苦痛から逃げるんだ
逃げるんだ、苦痛から逃げるんだ
逃げなきゃ 逃げなきゃ 逃げなきゃ

ジェニーは銃を手に入れた
ジェニーは銃を手に入れた
ジェニーは銃を手に入れた
みんな走りまわってる

ジェニーは銃を手に入れた
追いかけっこは始まったばかり
みんな走りまわってる
ジェニーが銃を手に入れたから

ジェニーは銃を手に入れた
追いかけっこは始まったばかり
みんな走りまわってる
ジェニーは銃を手に入れた


Hello In There

わたしたち、街なかに部屋を借りてたの
わたしと夫はそこが気にいってたわ
子どもたちが大人になってからずいぶん経つわね
それぞれの人生を歩むために
わたしたちのところを去って行ったわ

ジョンとリンダはオマハに住んでるの
ジョーはどこかを旅してるわ
デイヴィーは死んでしまったの
朝鮮戦争でね
なんのために死んでいったのか、まだわからないわ
今さら言ったって始まらないけれど

ほら、年をとった木々はどんどん強くなって行くでしょ
それに、年をとった川も毎日荒々しくなって行くわ
だけど、年をとった人々はただ寂しくなって行くだけよ
誰かが声をかけてくれるのを待ってるの
「やあ、こんにちは」って

わたしと夫はもうあんまりしゃべらないわ
夫は座って網戸から裏庭を眺めてるだけ
ニュースはどれも同じことの繰り返し
まるで、もう忘れてしまったけれど、 わたしと夫が見ていた夢のように

そのうちジュディに会いにいくわ
工場で一緒に働いた仲だもの
だけど、何て言えばいいかしら
彼女に「最近何かあった?」って訊かれたら?
こう言おう、
「何も。あなたはどう? わたしはたいしてすることがないの」

ほら、年をとった木々はどんどん強くなって行くでしょ
それに、年をとった川も毎日荒々しくなって行くわ
だけど、年をとった人々はただ寂しくなって行くだけよ
誰かが声をかけてくれるのを待ってるの
「やあ、こんにちは」って

だから、もしあなたがいつか家の前を通りかかって
うつろな老いた目に気付くことがあったら
知らんぷりをしたり
どうでもいいなんて目つきで見ないで
「やあ、こんにちは」って声をかけてね
「こんにちは」って

Bette Midler, Hello in There


ほんまにやりたいこと

きみと競争したいなんて思てへん
ぶったり、 だましたり、 いやなことしたりなんて
きみのこと単純化したり、 分類したりとか
否定したり、 無視したり、 苦しめたりしたいなんて思てへん
おれ、ほんまのとこな、
きみと仲良うしたいだけやねん

ちゃうねん、きみとけんかしたいなんて思てへんねん
おどかしたり、緊張させたりなんて
きみのこと引きずりおろしたり、 疲れはてさせたりとか
しばりつけたり、 落ちこませたりしたいなんて思てへん
おれ、ほんまはな、
きみと仲良うしたいだけやねん

きみのじゃましたいなんて思てへんて
びっくりさせたり、 傷つけたり、 閉じこめたりなんて
きみのこと分析したり、 分類したりとか
完成させたり、 宣伝したりしたいなんて思てへん
おれ、ほんまはな、
きみと仲良うしたいだけやねん

きみと真面目に顔を突き合わせたいなんて思てへん
追っかけまわしたり、 跡をつけまわしたりなんて
恥かかせたり、 追いだしたりとか
定義してみたり、 限定してみたりしたいなんて思てへんて
おれ、ほんまのとこ、
きみと仲良うしたいだけやねん

きみの家族に会いたいなんて思てへん
きみを混乱させたり、 だましたりなんて
きみのこと選択したり、 解剖したりとか
調査したり、 拒否したりしたいなんて思てへん
おれ、ほんまはな、
きみと仲良うしたいだけやねんて

きみをかつごうなんて思てへん
殺ったり、動揺させたり、見捨てたりなんて
おれと同じふうに感じてほしいなんて思てへん
おれと同じように見たり、 おれみたいになってほしいなんて
おれ、ほんまのとこ、
きみと仲良うなりたいだけやねん

Bob Dylan, All I Really Want to Do


I Still Haven't Found What I'm Looking For

一番高い山に登りました
野原を駆け抜けたこともあります
あなたに会うためだけに
あなたに会うためだけに

走ったこともあります
這ったこともあります
街の壁をよじのぼったこともあります
あの壁を
あなたに会うためだけに

だけどまだ見つからないんです、ぼくが探しているものは
まだ見つからないんです、ぼくが探しているものは

愛しい女性と口づけをしたとき
彼女の指先に癒しを感じました
まるで炎のように燃えていました
この焼けつくような欲望

天使と話をしたこともあります
悪魔の手を握ったこともあります
夜は暖かかったけれど
身体は石のように冷たかった

だけどまだ見つからないんです、ぼくが探しているものは
まだ見つからないんです、ぼくが探しているものは

来世は存在すると思ってます
そこではすべての色が溶け合って一つになるでしょう
溶け合って一つに
だけど、そう、ぼくはまだ走り続けています

あなたは枷を壊し
鎖を外してくれた
そして十字架を背負った
ぼくのために
ぼくの代わりになって

だけどまだ見つからないんです、ぼくが探しているものは
まだ見つからないんです、ぼくが探しているものは


She's Leaving Home

水曜の朝5時、一日が始まる頃
彼女はそっと寝室の扉を閉じる
「もっと話し合いたかったけど」と書き置きを残して

彼女は一階へ降りて台所へ
手にはハンカチをにぎりしめ
静かに裏口の鍵を開ける
外に出る、彼女はもう自由だ

彼女は (わたしたちは彼女のために生きてきたのに)
家を (彼女のために人生を犠牲にしてきたのに)
出ていく (金で買えるものは何でも与えてやったのに)
何年もの孤独な生活を後にして、 彼女は家を出ていく (さよなら、さよなら)

父親がまだいびきをかいて寝ているとき、 母親は部屋着を羽織る
置いてある手紙を拾って
階段の上に独り立つ

彼女は崩れ落ちる
そして夫に大声で言う
「父さん、あの子が行ってしまったわ」
どうしてあの子はこんな自分勝手なことをするのだろう
どうしてわたしにこんな仕打ちを?

彼女は (わたしたちは自分のことなんか考えなかった)
家を (自分のことなんかこれっぽっちも)
出ていく (わたしたちは生きるために必死になってやってきたのに)
何年もの孤独な生活を後にして、 彼女は家を出ていく (さよなら、さよなら)

金曜日の朝9時、彼女はずっと遠くにいる
約束した待ち合わせの場所で待っている
もうすぐ自動車業の男が来るはずだ

彼女は (いったいわたしたちのどこがいけなかったんだ?)
今 (わたしたちにはわからなかったんだ)
楽しんでいる (楽しみはお金で買うことができない)
それは何年もの間、ずっと手に入らなかったもの

彼女は家を出ていく (さよなら、さよなら)

The Beatles, `She's Leaving Home'


Within You Without You

ぼくらはみんなの間にある空間について話していた
幻影の壁のうしろに隠れている人々は
決して真実を見ることがない
----死んでからでは遅すぎるのに

ぼくらはみんなが分かちあえる愛について話していた
愛をもって努力すればいいことに気がつけば
愛があれば----ぼくらは世界を救うことができるかもしれない
かれらがこのことを知ってさえいれば

すべてが君の心の中にあることを知ろうとするんだ
君だけが君を変えることができる
そして君が本当はとても小さいことを知ろうとするんだ
そして生命が君の中へ君の外へと流れていることを

ぼくらはとても冷たくなった愛について話していた
世界を獲得し魂を失なった人々
かれらは知ることができない かれらは見ることができない
君はかれらの一人かい?

君が自分の向こう側を見たとき
そこに心の平穏が待っていることを知るだろう
そしていつか君はみんなが一つであることを知るだろう
そして生命が君の中へ君の外へと流れていることを

George Harrison, `Within You Without You'


Child of Mine

あなたはわたしとは違った風に世界を見ているけれど
ときどきあなたの驚きに触れることができます
あなたが新しい色を使って描くすべて絵の中に

かわいい坊や
とてもうれしいの、あなたがわたしの子どもであることが
わたしの子
わたしの子
とてもうれしいの、あなたがわたしの子どもであることが

あなたは行き先を教えてもらう必要はありません
どっちへ行けばいいのか知っていますもの
あなたの邪魔をするつもりはありません
ただあなたが育つのを見ていたいだけ
あなたはわたしに教えてくれました
うしろを振り返る必要はないことを

かわいい坊や
とてもうれしいの、あなたがわたしの子どもであることが
わたしの子
わたしの子
とてもうれしいの、あなたがわたしの子どもであることが

だれもあなたの夢を壊したりしないし
現実的になれとも言いません
あなたをつらい目にあわせる人も出てくるでしょうが
かれらの考えも変わるでしょう
あなたが微笑むのを見れば

あなたの生まれた時代は最良のものとは言えないかもしれません
でもあなたは未来を最高のものにすることができます
あなたは自分に誠実に生きるでしょう
たとえ常に親切であることはできないにしても

かわいい坊や
とてもうれしいの、あなたがわたしの子どもであることが
わたしの子
わたしの子
とてもうれしいの、あなたがわたしの子どもであることが

Carole King, `Child Of Mine'


Crackin' Up

おまえはいつもおれがどこにいたのかってギャーギャー言う
おまえはいつもおれが使った金についてキーキー言う
どこかおかしいんじゃないのかい?
気が狂ってるぜ

おれはおまえのために洗濯もやるし料理もやってる
男性のおれが女性のためにこれ以上できることってあるかい?
おれのどこが悪いってんだ
気が狂ってるぜ

ずいぶん前に、おまえのこと少し甘やかしすぎたんだ
昔はおまえのために料理を作ってドアのところまで持って行ってた
もううんざりだ
いらいらするぜ

Bo Diddley, `Crackin' Up'


What's Going On (Incomplete)

母さん、母さん、 泣いてる母さんが多すぎる
兄弟、兄弟、兄弟、 死ぬ兄弟たちがあまりにも多すぎる
愛をもたらす方法を見つけなきゃ

父さん、父さん、 これ以上やる必要はないよ
戦争は答えじゃないだろ
だって、憎しみに打ち勝つことができるのは愛だけなんだから
愛をもたらす方法を見つけなきゃ

ピケ線とピケの合図
暴力をふるうのはやめて
話をしよう、そしたらわかるはずさ
何が起きてるのか、どうなってるのか
何が起きてるのか、どうなってるのか

(Marvin Gaye, What's Going On)


昼も夜もずっと

昼間一緒にいるだけじゃ満足できない
ねえ、きみと一日中いたいんだ
ぼくの気分がいいのはきみのそばにいるときだけだから

ねえ、きみと一日中いたいんだ
昼も夜もずっと
昼も夜もずっと
昼も夜もずっと

きみとぼくは永く続くはず
一年中、一日中、一晩中きみのもの
ぼくを絶対一人にしないで
ぼくの気分がいいのはきみのそばにいるときだけだから

ねえ、きみと一日中いたいんだ
昼も夜もずっと
昼も夜もずっと
昼も夜もずっと

All Day and All of the Night, Words and Music by the Kinks


起きてよ、スージー

起きてよ、スージー、起きて
起きてよ、スージー、起きてったら
ぼくらはぐっすり寝ちゃってた
起きてよ、スージー、泣きそうだってば
映画はとっくに終わってもう4時だよ、
大変なことになっちゃった

起きてよ、スージー、起きて
起きてよ、スージー、起きてったら
ねえ、君の母さんになんて言うの
君の父さんになんて言うの
ぼくらの友達になんて言うの、
みんなに「ウーララ」ってひやかされたら?

起きてよ、スージー、起きて
起きてよ、スージー、起きてったら
あ〜あ、ぼく、君の母さんに10時には戻るって言ったのに
あ〜あ、スージー、ぼくらまたへまをやっちゃったみたいだよ
起きてよ、スージー、起きて
起きてよ、スージー、起きてったら
家に帰らなきゃ

起きてよ、スージー、起きて
起きてよ、スージー、起きてったら
映画はあんまりおもしろくなかった
筋らしき筋もなくってさ
ぼくらは眠っちゃって、
せっかくの計画もおじゃんになり、
二人の評判はがた落ちさ

起きてよ、スージー、起きて
起きてよ、スージー、起きてったら
ねえ、君の母さんになんて言うの
君の父さんになんて言うの
ぼくらの友達になんて言うの、
みんなに「ウーララ」ってひやかされたら?

起きてよ、スージー、起きて
起きてよ、スージー、起きてったら
起きてよ、スージー、起きてったら

(Wake Up, Little Susie: Lyrics and Music by Everly Brothers)


もうどうでもいいこと

君は向こうに行って、ぼくはここに残る
まあ君がぼくを一人にしてくれたおかげで、 ぼくはしゃがみこんで泣くことができるんだけど
ちくしょう、きみはいったいぼくに何をしたんだ?
ああ、もうどうでもいいことみたいだね

君はこないだの9月のことを覚えているかい?
君が毎晩毎晩ぼくをきつく抱きしめてくれたことを
君がどんなにぼくを夢中にさせたことか
けど、もうどうでもいいことみたいだね

もう泣いてみたってしょうがない
いろいろやってみたけど、もうやる気もなくなった
君のために夜を浪費し、昼を無駄にしてきたけど

これから君は君の道を行き、ぼくはぼくの道を行く
時間の果てまで永遠に
ぼくは新しい人を見つけて、ぼくたちはお別れを言うだろう
そしたら君のことはもうどうでもよくなるだろう

(Buddy Holly: It Doesn't Matter Anymore)


お母さんの小さなお手伝い (Mother's Little Helper)

ローリング・ストーンズ

年をとるって何ていやなことなんだろう

「今時の子供たちにはついていけないわ」
母親たちはみんなそう言ってる
母親は気を静めるための何かを必要としてる
だからそれほど病気ってわけでもないのに
小さな黄色の薬が一つ
彼女は「お母さんの小さなお手伝い」っていう避難所に駆け込む
そしてその薬は彼女がやるべきことをして、 忙しい一日を切り抜けるのを手伝ってくれる

「近頃の出来事は理解できないわ」
母親たちはみんなそう言ってる
夫のために新鮮な食事を作るのはつかれるだけ
だから彼女はインスタントのパンケーキを買って冷凍ステーキを焼く
それから「お母さんの小さなお手伝い」っていう避難所に駆け込む
そして2錠の薬は彼女がやるべきことをして、 忙しい一日を切り抜けるのを手伝ってくれる

「ねえ先生、このお薬もう少し増やしていただけません?」
扉の外で彼女はもう4錠飲んだ
年をとるって何ていやなことなんだろう

「最近男たちは変わってしまったわ」
母親たちはみんなそう言ってる
男たちは君らが疲れていることを理解していない
彼らは中々満足しないから、君たちは落ちつくことができない
だから「お母さんの小さなお手伝い」っていう避難所に駆け込む
そして4錠飲めばその夜を切り抜け、苦痛を最小限に抑えることができる

「ねえ先生、このお薬もう少し増やしていただけません?」
扉の外で彼女はもう4錠飲んだ
年をとるって何ていやなことなんだろう

「最近生きていることに耐えられない」
母親たちはみんなそう言ってる
幸福の追求なんてくだらないことに思える
それ以上その薬を飲んだら君は死んでしまう
もう「お母さんの小さなお手伝い」っていう避難所に駆け込むこともなくなる
結局その薬は君が死に至る忙しい日々を切り抜けるのを手伝ってくれてたんだ


Satoshi Kodama
kodama@ethics.bun.kyoto-u.ac.jp
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Last modified: Thu Aug 31 11:06:19 JST 2006