溶血性尿毒症症候群(HUS)
溶血性尿毒症症候群(HUS)はO-157大腸菌が出す毒素が腎臓の細胞や赤血球に作用して血管の中で溶血(赤血球が壊れる)が起こり、同時に急性腎不全が起こる病気です。
通常、血便などの強い腸炎に続いて起こることがほとんどで、症状は激烈で、時に透析療法まで必要なこともありますが、ほとんどは完治します。しかし、O-157大腸菌が犯人ではなく腸炎を伴わずに起こることも有り、こちらの方が脳症などを併発することも多く重症となる可能性が高いとされています。
1996年に集団発生したO-157という種類の大腸菌による腸炎に続発して、多数のHUSが発症しました。大阪府立急性期・総合医療センターにも多くの患者さんが入院されました。
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