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血液透析療法の食事療法とは

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透析を始めると、蛋白制限などの食事療法や安静療法は無用になります。この意味で《腎臓病》は治ったと考えていただいて結構です。しかし、透析療法を長く続けると徐々に尿の出が悪くなり、飲み食いしたものはすべて体内に貯留することになります。(「体液の調節の項」も参照してください。)これは非常に重大なことです。

例えば、調子に乗ってビールなどをどんどん飲むと、普通なら尿に出るはずですが、透析患者さんでは、これがすべて体に貯まり、心臓に大きな負担となって急性心不全などの原因となり、命を落とすことも多いのです。また、カリウムの多いものをたくさん食べると血中のカリウム濃度が上昇し、たかだか正常の2倍(6mEq/l以上;正常は3.5〜5.0mEq/l)程度に上昇しただけでも、怖い不整脈が現れ、心臓が止まって命取りとなることも多いのです。

このように透析療法では食事療法が最も重要な治療となります。このため、十分なエネルギーや蛋白質の摂取はもちろんですが、塩分、水分、カリウム、リンなどの制限はさらに厳密に行う必要が有ります。透析療法は食事療法との闘い、と言っても過言では有りません。

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