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透析患者さんとは

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透析技術の進歩で重症な合併症を持った患者さんでも透析が可能となりましたが、これに伴って透析療法を受ける患者さんの背景も非常に変化しています。

まず高齢化があげられます。長期間透析を受けておられる患者さんは毎年約1歳ずつ高齢化し、平均年齢が64歳を越えています。新しく透析を始める患者さんの年齢も毎年約1歳づつ高齢化し、平均年齢が66歳を越え、人口の高齢化以上のスピ−ドで高齢者の透析患者さんが増えています。また、透析療法が必要となる腎不全の原因でも、従来は慢性糸球体腎炎(腎臓だけの病気)の患者さんが大半でしたが、最近では糖尿病性腎不全の患者さん(腎臓だけでなく全身の病気)の患者さんが急激に増加しています。現在は、透析導入患者さんの実に43%を越え、1998年以降は、最も多い原因疾患となっています。

高齢の患者さんや、糖尿病のほとんどの患者さんは腎不全以外の障害(合併症)を持っています。これが透析を続けていく上でやっかいで、透析技術の進歩にもかかわらず患者さんはもとより、我々透析に従事する職員にとっても大きな問題となっています。知り合いに透析患者さんがいて、非常に苦しんでいる、などという話を聞くとついつい透析が怖くなると思います。しかし、このような透析患者さんは透析に入る前から様々な合併症を持っておられるか、透析とのつき合い、特に食事療法をうまく守っていないことが大部分です。

現在の透析技術では、大きな合併症が無く、食事療法さえうまく行えば、時間的な制約以外に大きな問題はありません。

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