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透析療法とは

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1967年(昭和42年)に透析療法が健康保険の適応を受け、さらに昭和47年には身体障害者福祉法による更生医療が適応され、患者さんの経済的負担がほとんどなくなりました。それまではお金がなければ透析を受けることができず、《金の切れ目が命の切れ目》という時代でした。《透析に入ったら終わりだ》という言葉も多分にこのような経済的背景を反映していたのです。

もちろん技術も未熟で、われわれ医療従事者すら、透析患者さんを何年延命出来るのかもわからなかった時代です。実際昭和47年当時の透析患者さんの5年生存率はほぼ0%でした。従ってこの頃の状況を知っている方の中には今でも、《透析恐怖症》の人が多いのです。

しかし、経済的負担が無くなった昭和47年頃から、透析技術が急速に進歩し、透析施設も急激に増え、患者さんの数も飛躍的に増加し、今では27万人以上の患者さんが透析を受けておられます。昔は若くて腎臓以外に合併症の無い患者さんでも透析は非常につらい治療法でしたが、現在では90歳を超す高齢者でも透析を受けている患者さんが全国で400人を超えています。合併症を持っているからといって透析を受けられないことはまったくなくなりました。

また透析技術の進歩によって予後は非常に向上し、最長39年間透析を受けられている患者さんがおられます。さらに10年以上透析療法を続けている患者さんが25%以上に達しています。4人に1人は10年以上透析で元気に暮らしておられるわけで、今では透析を受けている限り腎不全で亡くなることは有りません。

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