トップページ > 腎臓病とは > 腎臓病の種類と原因 > 多発性のう胞腎(嚢胞腎)

多発性のう胞腎(嚢胞腎)

ブックマーク: はてなブックマークに登録 このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

遺伝的な病気で、腎臓の中に無数ののう胞嚢胞)と呼ばれる水袋ができます。のう胞とは内に液が詰まった風船みたいなものです。内の液は無色透明で、血液の上澄み(血漿)に近い成分です。

気づかずに一生を終える方もたくさんおられますが、中には"のう胞"(嚢胞)が大きくなり、ネフロンが圧迫されて働けなくなり、慢性腎不全の原因となる場合もあります。また腎臓がはれて大きくなるため、お腹が大きくなったり、一部が破れて血尿が出たりして気づくこともあります。また、"のう胞"(嚢胞)に細菌が付くと、普通の腎盂腎炎のように抗生物質が効きにくく、治療が困難となることがあります。

腎臓だけではなく、肝臓や膵臓にも"のう胞"(嚢胞)ができる場合もありますが、あまり問題となりません。一方、脳動脈に動脈瘤ができ、まれにはこれが破れて脳出血を呈することもあります。

多発性のう胞腎(嚢胞腎)と異なり、腎臓に1個あるいは数個の"のう胞"(嚢胞)が見られる事があります。これは腎のう胞(嚢胞)と呼ばれ、多発性のう胞腎(嚢胞腎)とは全く異なります。高齢者では"のう胞"(嚢胞)が1〜2個見られても普通で、特に病気と呼ぶほどでもありません。

先頭へ戻るこのページの先頭へ

【関連記事】

検尿異常:血尿とは

慢性腎不全