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難治性ネフローゼ症候群の食事療法

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ステロイド剤がよく効くタイプのネフローゼ症候群では、むくみ(浮腫)のある間だけ塩分制限が必要です。一方、ネフロ−ゼ症候群が持続する難治性の場合は、むくみ(浮腫)や高血圧の予防の目的からも、塩分制限(5g/日)を続ける必要があります。

従来、尿にもれる蛋白質を補充するという観点から、高蛋白食が良いとされてきました。しかし、必ずしも蛋白質をたくさん食べたからと言って、低蛋白血症が改善する訳では有りません。逆に、高蛋白食によって腎臓に負担がかかって、かえって尿蛋白が増加することから、一般には体重kg当り0.8g、プラス尿蛋白量(例えば標準体重が60kgで、5gの蛋白尿の場合は 60 x 0.8 + 5 = 53g)程度が妥当と考えられています。後で述べるように慢性腎不全を合併している場合には、もう少し蛋白制限が必要となります。

ネフロ−ゼ症候群が長く続き、ステロイド剤を長期間服用している場合には、安静を強いられることもあって、肥満傾向になる患者さんが多いのですが、これは、ステロイド剤の副作用を招くだけでなく、効き目も悪くなります。一般に、薬は体重当りで作用しますから、体重が2倍になれば、効き目は半分になり、薬を増量することが必要になります。

標準体重以上に肥えないように気を付けましょう。

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