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難治性ネフローゼ症候群の治療

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副腎皮質ステロイド剤や免疫抑制剤を使っても、治療目標に到達しない難治性のネフロ−ゼ症候群の患者さんもおられます。

浮腫(むくみ)の管理(対症療法)

副腎皮質ステロイド剤免疫抑制剤はいずれも副作用の強いものですから、効果に乏しいのに長期間使うことは出来ません。このため治療目標を断念して、むくみ(浮腫)を管理し、ネフローゼ症候群に伴う合併症が出ないように指導して退院して頂く場合もあります。すなわち、対症療法が中心になります。

むくみ(浮腫)は、体中にたまった余分な水分で、すべての臓器がむくんだ状態です。どこまで我慢できるか、には個人差がありますが、おおまかにむくみ(浮腫)の無い体重の3%以上(50kgの方なら1.5kg)増えないように管理します。5%以上増えたら危険な状態と考えて下さい。

まず塩分制限(6g/日以下)と安静です。安静と言っても、日常生活を送る上で、これを守ることは困難です。このため体重を計りながら、一定の体重以上にむくみ(浮腫)が増えれば利尿薬の助けを借りる必要があります。

利尿薬を飲む時間も大事で、一般に飲んでから約3時間(薬によっても異なる)が最も効果の現れる時間ですが、この時間に安静にしているのと、立ち仕事をしているのでは、効果に大きな差があります。当然、安静にしている方が効果が良いのです。ですから、仕事にでかける朝飲むより、夕方帰宅してから飲んだ方が有効です。しかし、飲むのが遅れると夜中にトイレに行くことになり、睡眠が妨げられるので注意して下さい。

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