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腎臓のその他の働き

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腎臓は体内の水分や電解質の調節、老廃物の除去以外に、造血ホルモン(エリスロポエチン)や、骨を丈夫にする活性型ビタミンDを作ったり、血圧の調節なども同時に行っています。

1) 造血ホルモン(エリスロポエチン)の分泌

2) 骨を丈夫にする活性型ビタミンD

造血ホルモン(エリスロポエチン)の分泌

エリスロポエチンは腎臓で作られ、骨髄に作用して主に赤血球(血が赤く見えるのは赤血球に含まれる血色素のためです)を作る働きをうながす役目をしています。

赤血球自体は肺で酸素を受け取り、体のすみずみまで運ぶ働きをしています。赤血球が少なくなった状態を貧血と言います(一般の人は頭がふらついたり、めまいをすることを貧血と呼びますが、これはいわゆる脳貧血のことで、医学的な意味で言う貧血ではありません)。腎機能が悪くなるとエリスロポエチンの作られ方も悪くなり、腎不全の患者さんの多くは貧血になります。

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骨を丈夫にする活性型ビタミンD

ビタミンDは様々な食品に含まれていますが、これだけでは作用しません。体内に入ると、肝臓と腎臓で活性型に変化して初めて作用出来るようになります。活性型ビタミンDは、腸管からカルシウムの吸収を促進し、骨をじょうぶに保つ働きがあります。活性型ビタミンDが欠乏すると、ご存じのようにクル病と言う骨がもろくなる病気になります。

腎不全ではビタミンDの腎臓での活性化がうまくいかず、骨がもろくなることがあります。

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