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腎硬化症

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腎硬化症は一般に、良性腎硬化症と悪性腎硬化症に分けられます。

1) 良性腎硬化症

2) 悪性腎硬化症

良性腎硬化症

高血圧は身体中の動脈硬化の原因となりますが、腎臓は身体中で最も血管の多い臓器の1つですから、動脈硬化によって血液の流れが悪くなり、徐々に腎の傷害が進行し、慢性腎不全の原因となります。

腎硬化症で慢性腎不全になった患者は、同時に腎臓以外の動脈硬化も進行しているため、生命にかかわる心筋梗塞脳卒中などの危険が高い重篤な病状と考えられます。

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悪性腎硬化症

比較的若年者で、最低血圧が130mmHg以上の状態が続くと、身体の中の動脈で唯一外から見える眼底網膜の細動脈の病変が進行し、うっ血乳頭(網膜の乳頭部の浮腫)が見られる緊急病態です。

効果的な降圧薬が無い時期には、ほとんどの患者さんが脳卒中や心不全で死亡したため、悪性高血圧と言う名前が付けられていますが、癌のような病気ではなく、最近では強力な降圧療法により、悪性ではなくなったと言えます。しかし、早急に血圧を下げなければ、死を招く病気であり、死亡しなくても腎不全の原因となります。重篤な高血圧により、頭痛、むかつき、視力低下、全身倦怠などの症状で受診される患者さんが多いようです。

このように重症の高血圧が発症する原因には腎臓が関与しています。血圧が著明に上昇すると、腎臓はみずからの臓器を保護するために血管が収縮し、中を流れる血圧を下げようと反応します。しかし、腎臓の血流が減少すると腎臓から、血圧を上げるホルモンであるレニンが分泌され、全身の血圧はさらに上昇し悪循環となるわけです。強力な降圧剤の無い時代には、救命の目的で、悪循環の原因であるレニンを下げるため両方の腎臓摘出まで行われました。

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