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腎移植の拒絶反応とは?

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予防的に免疫抑制剤を飲んでいれば大丈夫かというとそうではありません。いつ何時、体がこんな腎臓は要らないといい出すかもしれません。これが拒絶反応です。拒絶反応には急性と慢性があります。

リンパ球が主役となって起こるのが、急性拒絶反応です。この拒絶反応は、大部分は1カ月以内に発症しますが、時には3カ月以降に起こってくることもあります。突然の発熱、尿量減少、浮腫がみられ、移植した腎臓は体表からさわると硬く触れ、圧痛のあることもあります。血液検査ではクレアチニン(Cr)、尿素窒素(BUN)などが上昇し、血小板が減少し、尿中には蛋白が出てきます。これらが典型的な症状・所見ですが、免疫抑制剤の発達に伴いこのような典型例をみることは少なく、軽度のCr上昇だけということもあります。疑わしい場合は移植腎の生検を行います。

慢性拒絶反応は、移植後3〜6カ月以降に数カ月から数年にわたって徐々に腎機能が悪くなっていくもので、移植腎が働かなくなり再び透析を必要とする原因となります。高血圧、Crの上昇、尿中蛋白量の増加などが起こり慢性腎不全が悪化していく場合と似ています。

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