トップページ > 腎臓病とは > 腎代替療法とは? > 拒絶反応の治療法とは?

腎移植の拒絶反応の治療法とは?

ブックマーク: はてなブックマークに登録 このエントリーを含むはてなブックマーク Yahoo!ブックマークに登録

急性拒絶反応と診断したら、拒絶反応治療薬を使います。一般的には副腎皮質ホルモンのソルメドロールを点滴で投与します。無効の場合はアールブリン(別名プレスイムン)〔リンパ球を全部抑える薬〕やオルソクローンOKT3〔Tリンパ球だけを抑える薬〕やスパニジンという薬が使われます。

このような治療で急性拒絶反応の90%近くは治ります。しかし軽度といえども移植された腎臓に急性拒絶反応を一度でも起こすと、長期的な予後に影響することが統計的に証明されています。急性拒絶反応を起こさず、かつ合併症ができるだけおきない《多すぎず、少なすぎず》の維持免疫抑制剤の投与量の決定が移植管理のポイントになります。

慢性拒絶反応は起こるしくみが分からないので、有効な治療法がないのが現状です。パナルジン、ペルサンチン、ワーファリンなどによる抗凝固療法が主体ですがあまり効きません。いずれにしても治療の効果が無く腎機能が悪化していく場合は、全身状態をみながら最終的には慢性腎不全に準じて透析療法へ再導入になります。

先頭へ戻るこのページの先頭へ

【関連記事】

腎移植の拒絶反応とは?

腎移植から退院までの経過は?

腎移植による合併症とは?