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移植された腎臓はどのくらいもつのか?

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日本移植学会が2001年1月に発表した2001年末までの全国統計です。成功率の目安として、何年目に何%移植腎が機能しているかというのが生着率です。シクロスポリンを使った場合、生体腎移植・献腎移植ともに生着率は1年で各々94%、83%、また、5年でも78%、65%です。この数字は腎移植医療は先端医療の段階はとうに過ぎ、もはや通常の日常医療のひとつになったことを示していると言えます。生存率も5年で80%以上を示し、技術が日進月歩の進歩を遂げている透析よりも成績はよいのです。

単純計算では、5年で100人中30人が透析に戻る計算になりますが、うまくいかなかった原因の多くは、やはり慢性拒絶反応です。その他、移植腎に腎炎が再発する場合もあります。慢性拒絶反応、腎炎共々、その発症の原因はまだ解明されていません。この解明と治療法の開発が今後の移植腎の生着率を上げるための大きなポイントだと思います。機能しなくなった移植腎は、体の中で化膿したり、出血したりしない限りはそのまま残しておいて透析を続けていきます。

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