特発性浮腫とは
特発性浮腫の原因と対処法
特発性とは原因不明と言うことです。
むくみ(浮腫)という症状は別の項で説明したように、重症の病気で見られることが多いのですが、むくみ(浮腫)があるにもかかわらず、いくら原因を調べてもわからないことがあります。このような場合、特発性のむくみ(浮腫)と呼んでいます。
原因は不明ですが、いくつかの特徴があります。まず、ほとんどが女性です。ストレスの多い職業に従事している場合が多く、ストレスが多いとむくみ(浮腫)も強くなる傾向があります。生理前にむくみ(浮腫)が強くなることもあり、ホルモンバランスの異常が関係していると思われる患者さんもいます。
むくみ(浮腫)のメカニズムとしては、毛細血管が蛋白質や水分を通しやすくなることが原因として考えられています。
放置しても大きな異常につながることは無いと考えられていますが、女性に多いこともあって、顔がむくんでいると美容的につらい、と訴えます。利尿薬をのむとすっきりすることが多いので、習慣になっている場合もあります。利尿薬をのみ続けるとかえって腎臓を悪くしたり、他の病気の原因となることがあります。このようにならないように治療する必要がありますが、今のところ原因は不明ですから特効薬はありません。
まず、ほんとうにむくんでいるのか調べる必要があります。通常、夕方の体重は朝の体重より1〜1.5kg増え、次の日の朝にはもとの体重にもどるのが普通です。特発性浮腫の患者さんは、この体重の増加が1.5kg以上であるのが特徴で、次の日の朝、もとの体重にもどらない場合もあります。これ以下の場合には正常で、特に気にする必要はありません。単にむくんでいるように感じているということが多いのです。ただし、本当にむくんでいる方は、特発性と決めつけず、一度専門医を受診して下さい。
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