その他の血液検査
ナトリウム、カリウム、カルシウム、リンなどもときどき異常値を示すため大切な検査です。たとえば、むくみがあり、強力な利尿剤を用いて治療すると、ナトリウムやカリウムが下がることがあり、腎不全ではカリウムが上がることがあります。
ネフローゼ症候群では、尿から蛋白が失われて血液中の蛋白成分(アルブミン、グロブリン)が減り、「むくみ」の原因となります。また、ネフローゼ症候群ではコレステロールが増えます。これらの検査はこの症候群の診断や病状経過を知るのに参考になります。
急性腎炎で、溶連菌が関係しているかどうかをみるのに抗ストレプトリジン-O(ASLO)や補体の検査が行われます。この値の異常が診断の助けになります。
また高血圧の患者さんの大部分は原因不明な本態性高血圧ですが、中には腎動脈が細くなって起こる腎血管性高血圧の場合もあり、腎臓からレニンというホルモンがたくさん分泌されます。このため血中のレニンを測定して高ければ腎血管性高血圧を疑います。高血圧の原因にはこの他にもたくさんはっきりした原因の見つかることがあり、安易に降圧薬を開始する前に血液検査などを行う必要があります。
その他、様々な検査によって腎臓病の種類や活動性などが評価されます。
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