〜ケトン食、アトキンス変法に使える食材を求めて〜
私が、ケトン食の普及活動を始めて、様々な方々とお話を伺う中で、ケトン食を実施する上で糖質をあまり含まない食材を探すのに苦労しているという話をお聞きします。
一方で、アトキンス変法を行っておられる「glut-1異常症患者会」の方々からは、「昼食のお弁当には、ふすまパンという糖質を含まないパンを使っています。」という夢のようなお話を伺います。
過去にケトン食を体験した小生にとって、「糖質を含まないパン」はありえないと思っていましたが、もし、そのようなパンが存在するのなら、ケトン食の普及活動の中で大変有用な情報であると思い、インターネットで検索してみました。
ヒットしたのは、『Dr.荒木のノンカーボダイエット』、『健康ふすまパン』等の言葉でした。荒木先生ってどんな方だろうと思い、荒木先生が開業されている「崇高クリニック」の所在を確認すると、「兵庫県東加古川市」でした。小生は兵庫県相生市に住んでいるので、一度伺うこととしました。
事前に電話で確認したところ、小生が求める食材は、「崇高クリニック」に隣接する「アスター薬局」というところで購入できることがわかり、平成22年6月のある土曜日にお邪魔しました。
そのときの写真がこれです。
アスター薬局の店内です。 この方が、薬剤師の先生です。 専門知識を駆使して「荒木式ノンカーボダイエット」 いわゆる断糖食のレシピを考案される方です。 |
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この棚には、万能だし、万能ソースなど断糖食 用の食材として独自に開発した調味料や食材が 陳列されています。 |
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この棚には、体内で代謝されない人工甘味料を 独自のノウハウで組み合わせて開発された 甘味料が陳列されています。 健康ふすまパンを乾燥させて作ったおやつも あります。 とろみ剤の代わりになる「オオバコ種皮」も販売 されています。 |
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Dr.荒木の著書の数々を購入することができます。 荒木式ノンカーボダイエットのノウハウを習得する ことができます。 ケトン食は栄養が偏って、体に悪いと思っていまし たが、この本を読んで考え方が変わりました。 |
といっても、おいしくなければケトン食の食材としてお勧めすることはできません。
当日小生は、幾つかの食材を購入し、食してみましたので、ここにご紹介します。
てりやきハンバーガーです。 | 自然解凍し、 ふすまパンは軽くオーブントースター で「チン」をしました。 てりやきチキンは電子レンジで暖めて 盛り付けてみました。 レタスを添えてもいいかもしれません。 ふすまパンの味は甘みに欠けますが、 てりやきチキンは炭火焼き?の味で 抜群でした。 |
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チーズバーガーです。 | てりやきハンバーガーと同じように 調理しました。 てりやきチキンに比べ、ふすまパンと 一体化しておいしかったです。 レタスやトマトを添えると、色合いも 良くなりますね。 |
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冷凍状態で販売されている 卵とひき肉のそぼろ丼です。 アミノライスを使っています。 (豆腐の水を切って、 裏ごししたものです。) |
電子レンジで解凍した状態です。 アミノライスが若干パサパサしますが 美味しかったです。 |
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これが冷凍状態の アミノライスです。 |
アミノライスを電子レンジで解凍し、 マグロとアボガドを使った丼にして みました。 味付けは、万能だしに少しわさびを 加えました。 美味しかったです。 |
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万能だしです。 糖質を含まないしょうゆに、 代謝されない人工甘味料 を使ったものだと思います。 糖質ゼロだそうです。 味は抜群です。 |
万能ソースです。 市販のソーズは、糖質が多くて使え ませんが、これならOKです。 糖質ゼロだそうです。 味は同じく美味しいです。 |
崇高クリニックでは、糖尿病治療や精神疾患の治療に『荒木式ノンカーボダイエット』を取り入れており、治療は2週間の入院で行われます。1週間目は、プロテイン飲料のみを飲み、毎日歩き、体内の糖質を使い切るそうです。
2週間目から、断糖食が始まり、1週間で断糖食に慣れてもらい、退院だそうです。
退院後もレシピの相談などには気軽に応じてくれるそうです。
実際に伺ってみると、入院患者への断糖食のレシピやノウハウを惜しげもなく教えてくださいます。
皆さん、是非、一度行ってみてください。