第33回 てんかん基礎講座 2日目へのサポート

主催 社団法人 日本てんかん協会

 「てんかん基礎講座」は、日本てんかん協会が主催し、「てんかんのある人々と関わり合うすべての方々に、てんかんについての正しい理解と知識を得ていただくための講座」として東京及び大阪で毎年開催されており、今年は33回目を迎えるようです。
 今年の「てんかん基礎講座」の2日目に、国立病院機構 静岡てんかん・神経医療センター小児科医長であります、今井 克美先生が、「ケトン食療法」について講演してくださいます。
 

 ケトン食普及会としましては、今井先生の講演に併せて、冊子「はじめてのケトン食」の無料配布を実施したいと考えており、日本てんかん協会に対して、ボランティアとして「てんかん基礎講座」の2日目をサポートすることを考えています。
 当日、どのような形で関わることになるのか未定ですが、この度の「てんかん基礎講座」に参加される方々の中に、「ケトン食療法」に興味がある方がおられる場合は、冊子「はじめてのケトン食」を無料配布しておりますので、気軽に声をかけてください。
 お待ちしております。

 また、当日は、ケトン食の解説、実践、献立、Q&Aから成り、特に献立がカラー写真付きで具体的にわかりやすく解説された「ケトン食の本〜奇跡の食事療法〜」のパンフレットを配布することも考えています。 

冊子「はじめてのケトン食」
(無料配布)
ケトン食の本〜奇跡の食事療法〜
(有料販売、税込み1890円)

「第33回 てんかん基礎講座 2010」 2日目に参加して(7月30日:大阪、8月4日:東京)

 7月30日の午前中に、チサンホテル新大阪で行われた「講演4 −古くて新しいー 難治性てんかんに対するケトン食療法」を聴講させていただくとともに、この講演の中でも今井先生からご紹介いただいた冊子「はじめてのケトン食」の無料配布を行いました。
 講演での主な内容であった「ケトン食療法」は、難治性てんかん等の治療に用いられますが、日本では現在でもあまり普及しておらず、参加してくださった方々からは、「初めて聞きました。」とか「実際にはどのような効果があるのですか。」などのご質問を頂きました。
 これは、前日の7月29日に行われた「講演3 成人自閉症の診断と治療」で「ノンカーボダイエット療法」という食事療法が紹介されたことも影響したのかもわかりません。
 大阪では、200冊の冊子を用意し、今井先生の講演後に出口付近で配布を行いましたが、あっという間に全ての冊子の配布が終わり、その場では私の名刺をお配りし、後日メールにてお問い合わせいただき、別途お送りすることとなった方々もおられます。お手数をおかけして、申し訳ありませんでした。
 

 また、8月4日の午前中には、大田区産業プラザPiOにて「講演4 −古くて新しいー 難治性てんかんに対するケトン食療法」が行われました。
 東京では、冊子「はじめてのケトン食」を300冊用意し、講演前から会場入り口で冊子の無料配布を行いました。会場に入られる多くの方々に興味を持って頂け、開演前には200冊以上の配布を終えました。今井先生の講演を聞いて、ケトン食療法に興味を持たれた方もおられ、結局300冊全てを配布することができました。

 大阪会場、東京会場にて、今井先生の講演をお聞きになられて、「ケトン食療法」に興味を持たれた方がおられましたら、ケトン食普及会までご連絡ください。日程を調整し、体験談のご紹介などをさせていただきます。

 また、残念ながら、今回の今井先生の講演を聞き逃してしまったという方には、少し高額ですが、『小児てんかん診断マニュアル 改定第2版』の購入をお勧めします。このマニュアルは、静岡てんかん・神経医療センターの医師が中心となって、てんかんについて詳しく執筆してくださっています。その中で、今井先生が執筆を担当された「小児てんかんに対するケトン食療法」の章に、今回の講演でお話された内容が書かれています。是非、ご覧になってください。