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概要

抄集録

55P-109 当院におけるフィットネスサークル活動の取り組みについて渡邉亜美1),児玉美香1),笠原啓介1),鈴木瞳1),加野彩香1),高橋裕那1),原悠一1)1)国保直営総合病院 君津中央病院key words 健康増進・フィットネスサークル・行動変容【背景】 近年、生産年齢期における健康増進も重要と言われている。しかし医療施設での健康増進の取り組みは少なく、当院でも実施されていない現状がある。そこで当院職員の健康増進を目的にフィットネスサークル活動を行なった。【方法】 対象者:院内のポスターを見て参加希望のあった女性職員6 名倫理的配慮:対象者には口頭と文書で十分な説明を行い同意を得た。方 法:昼休憩中(12 時~ 13 時)にリハビリテーション室にて1 クール3 か月の活動を実施した。評 価:BMI、握力、腹囲、筋肉量、セルフエフィカシーは開始時と1 クール終了時に計測し、アンケートは1 クール終了時に実施した。運 動:有酸素運動(エルゴメーター、トレッドミル)、スロートレーニングとし、頻度は最低1 回/ 週以上とした。【結果】 1 クール終了時、開始時と比較し改善した者はBMI3 名、握力2 名、腹囲3 名、筋肉量2 名、セルフエフィカシー2 名であった。当サークル以外の運動習慣は開始時0 名であったが終了時は4 名となり、運動量は一人あたり147分/ 週であった。アンケート結果では自己目標を達成できた者4 名、運動の効果を実感できた者4 名、週1 回参加できた者4 名であった。自由記載欄では肯定的な意見(同僚と一緒に続けられた。体力がついた。今後も継続参加したい。むくみや疲れが減り代謝が良くなった気がする。自分で振り返りをした。動機づけ、具体的な教育、継続のための支援が重なり健康的な身体が出来た。)と、今後の課題(肩こり、腰痛軽減のストレッチが知りたい。体重が変化しない。昼休み以外に実施したい。)が挙がった。【結論】 今回の参加者はサークル希望者であり健康増進の意識が高かった者が多い。1 クール終了後、肯定的な意見も多く運動量は約150 分/ 週と生活習慣病予防の量に達することができた。今後さらなる参加者の増員方法、サークル活動による行動変容、効果を検証していくことが課題である。P-110 活動量計を使った健康づくり事業~活動量計購入者のアンケート結果について~林駿佑1),浜達哉1),青柳幸利2)1)駒ヶ根市役所 地域保健課2)東京都健康長寿医療センター研究所key words 活動量計・健康づくり・介護予防【目的】 当市は人口33,082 名(高齢化率30.1%)のまちである.平成27 年11 月から健康づくり・介護予防を目的に,活動量計を使った健康づくり事業(こまがね健康ステーション事業)を立ち上げ,1年以上が経過した.今回,活動量計購入者に対してアンケートを実施する機会を得たので報告する.【方法】 こまがね健康ステーション事業は,県内企業の無線通信機能付き活動量計を使って,歩数などのデータを読み取り・表示するシステムを開発し,市内24 箇所(医療機関や公共施設等)に専用端末を設置したものである.活動量計は市民に購入してもらい,月1 回,端末に活動量計をかざしてもらうように伝えた.平成29 年3 月1 日現在で,市内の購入者は939 名(男性344 名,女性595 名)になった.このうち,40 歳以上で活動量計の使用期間が4 ヶ月以上になる702 名の中で,直近2 ヶ月以内に端末に活動量計をかざした437 名(男性155 名,女性282 名)に対し,アンケート調査を実施した.倫理的配慮として,市民には活動量計購入時に書面で包括的同意を得た.【結果】 アンケート回答者は341 名であった(回答率78.0%).回答者の75.4%が60-70 代であった.活動量計の平均使用期間は10 ヶ月で,毎日活動量計を付けている者は245名(71.8%)であった.活動量計を付けたことによる変化として,「生きがい(励み)の1 つになった」(26.7%),「体が軽くなった」(15.1%),「体調を崩すことが少なくなった」(11.1%)などが挙がった.また,定期的に医療機関を受診している者は248 名(72.7%)で,受診目的は高血圧・脂質異常・糖尿病の順に高かった.このうち現在の状態は,「状態は安定・悪化していない」190 名(76.6%),「検査値で改善がみられた」28 名(11.3%),「お薬の量が減った」12 名(4.8%)などであった.【考察】 今回の取り組みが,市民の健康意識を高めるきっかけとなり,健康づくり・介護予防につながる可能性を感じた.