■ 活動趣旨
日本産業衛生学会では、化学物質に対しては許容濃度、物理的因子に対しては許容基準を勧告している。しかし、作業現場では、許容濃度並びに許容基準の意味をよく理解できずこれらの数値等をどのように活用すべきかに戸惑い、作業場の管理等に有効に活用できていない事例も多く見受けられる。そのような状況を踏まえ、労働衛生マネージメントを行うに当たり、環境のリスク評価に対してどの様な測定と組み合わせて許容濃度を用いたらよいのか等、技術部会として許容濃度等の作業現場での活用に関して以下のような検討を行う。
a 許容濃度、許容基準および生物学的モニタリングが勧告されている物質等の測定マニュアルについて文献検索し、情報を整理し、作業現場で使いやすい形に作成する。
b 測定法と絡めた許容濃度の具体的な使い方
c 環境リスクを評価するために必要な各種測定法の検討を行う。
d 許容濃度、許容基準および生物学的モニタリングの作業現場での活用例を収集する。
e 作業環境管理の将来のあるべき姿について検討する。
■ 委員会構成
委員長 名古屋俊士、
副委員長 小西淑人、山野優子
当委員会では検討中の事項について部会員全体による幅広い議論を期待し,部会メーリングリスト上においての意見交換もお願いしております。
なお本委員会で検討してきた事項は、2003年から日本産業衛生学会内に発足した作業環境測定検討委員会において検討され、2005年9月にその検討結果が報告されました(報告書へのリンク)。この検討結果を引継ぎ、2006年度から当部会において会員からの意見を聴取するなどにより、上記報告で残された今後の課題について検討する予定です。詳細は追って掲載いたします。 |