日本生体防御学会 概要

日本生体防御学会 会長からのご挨拶

この度、平成30年1月1付けで、松崎吾朗前会長の後任として日本生体防御学会会長を拝命いたしました。設立以来28年の永い伝統のある日本生体防御学会の会長の重責と高い使命に身の引き締まる思いがいたしますが、会員の皆様のご支援、ご協力のもと、本学会のさらなる発展のために全身全霊を注ぐ所存です。

日本生体防御学会は、野本亀久雄先生らをFounding Membersとして発足した生体防御シンポジウムを 前身として1990年2月3日に正式に設立されました。爾来、野本亀久雄先生、金ヶ嵜史朗先生、仙道富士郎先生、岡田秀親先生、光山正雄先生、吉開泰信先生、川上和義先生、松崎吾朗先生らの歴代会長の強力なリーダーシップのもと、原核細胞・細菌から真核細胞、さらに、単細胞生物から多細胞生物、植物、動物、ほ乳類、ヒトにいたるまで生物種横断的な幅広い視点から、生体防御機構を理解することを趣旨とした活発な学会活動が展開されてまいりました。また、生体防御分野を取り巻く生命科学領域の多彩で学際的な学術交流と人材育成や市民啓発など着実に成果を上げてまいりました。さらに、年2回のニュースレター発刊を通じた生体防御研究や学会活動に関する情報発信、Microbiology & Immunology誌運営など、活発な広報、学術支援に取り組んできました。

昨今は多くの学協会において、学会会員の維持、学会活動の予算運用、広報、社会貢献など学会運営上の沢山の課題が懸案事項として蓄積しています。幸い本学会は、多様な生物種横断的な感染防御応答に焦点をあてることで、各種学協会の橋渡し、異分野融合に先駆けて取り組んできた大きな実績がございますので、これまで日本のアカデミアにおいて他の学会にない学術的に意義の高い活動を展開していると言えます。この様な異分野連携を通じて、多様な学術領域の多彩な研究者、学会等との強力な連携と活発で精力的な学術交流を強化することで、日本生体防御学会の発足の趣旨に永年にわたり唱われてきた学会活動のミッションと創設時からの学術活動の特色である異分野間学術交流の歴史と実績を継承してまいります。

本学会の持ち味、大いなる栄誉と伝統・ミッションを、さらに深化することで、これまで四半世紀以上も脈々と継承されてきた日本生体防御学会の学術振興と人材育成を強力に推進する所存でございます。会員の皆様におかれましては、本学会のさらなる発展に向けて、ご理解、ご厚情とご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願いいたします。

                                   日本生体防御学会会長 赤池 孝章


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