日本医療マネジメント学会　第6回群馬県支部学術集会　会長
山本　康次郎
群馬大学医学部附属病院　薬剤部長

　このたび、日本医療マネジメント学会第6回群馬県支部学術集会を、平成29年2月5日（日）に群馬大学昭和キャンパスにて開催する運びとなりました。
　本学術集会は、群馬県内の医療の質向上を目的として、2011年に第1回目を開催し、5回の学術集会を通してクリティカルパスをはじめ、医療安全、医療連携、電子化等、医療現場における課題の研究・提案を重ねてまいりました。
　第6回学術集会におきましては、群馬大学医学部附属病院が担当し、「チーム医療と地域連携の展望～医療における安全の確保と質の向上を目指して～」をメインテーマといたしました。「2025年問題」を間近に控え、地域包括ケアシステムの実現にむけて様々な職種間、組織間の連携が進められております。医療機関間や職種間の役割分担により医療の効率化が期待される一方で、十分な情報共有により医療安全の確保にも配慮する必要があります。学術集会では特別講演をはじめ、シンポジウム、パネルディスカッション、ワークショップなどを通して多くの知識を得ていただくと共に、参加者同士の交流を深めていただいて、新しい医療を築く礎になることを期待しております。
　これまで開催されました本学術大会では、200名を超える会員が参加し、有意義な討論がなされ、地域医療の発展に貢献しているものと思っております。第6回大会を実りある有意義な大会にすべく、実行委員は鋭意準備を進めております。できる限り多くの皆様に学術集会をお楽しみいただき、活発な討論をお願い申し上げます。

平成28年9月吉日

日本医療マネジメント学会第6回学術集会
　大会　会長　山本康次郎
　実行委員長　大林恭子