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日本皮膚病理組織学会事務局

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鳥取大学医学部皮膚科
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1. 韓国皮膚病理学会参加紀行(平成 25年 6月)

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韓国皮膚病理組織学会の Dong Youn Lee 事務局長(Sungkyunkwan University Samsung Medical Center 皮膚科教授)のお招きで第 12回韓国皮膚病理シンポジウムに日本皮膚病理組織学会の有志メンバーとともに参加して参りました。日本側参加者は山元をはじめ、安齋眞一先生(日本医大武蔵小杉)、鶴田大輔先生(大阪市大)、宇原久先生(信州大)、三砂範幸先生(佐賀大)、山田七子事務局長(鳥取大)、高坂卓馬先生(広島大)、伊東孝通先生(九州大)の 8名でした(後 4者は CPC 演者)。

 韓国皮膚病理シンポジウムは年1回開催され、毎年テーマが決まっており、午前中に、皮膚科専門医試験を控えたレジデント向けのセルフアセスメントコースプログラム(実際に顕微鏡を覗いて訓練する)が設けられ、その後テーマに沿って解説講演、教育講演、招請講演、一般演題というプログラムで行っているようです。今年のテーマは "Melanoma and nevus" でした。招請講演は海外から招いているようで、近いということもあり日本から呼ばれることが多いようです。今年は宇原先生が "Pathological evaluation of melanocytic lesions" というテーマで素晴らしい英語講演をされました。

 さて、本年度は特に韓国と日本とで出題し合う CPC が計画されました。今回は正式なジョイント事業ではありませんでしたが、Lee 事務局長より是非に、との参加依頼があり、有志で出かけたというわけです。CPC は、日本、韓国の演者1人ずつのペアで4組作り、自分の症例を提示すると同時に、ペアの相方の症例のコメントも行う、という形式で進められました。三砂先生は Catholic大学の Gyong Moon Kim 先生と、山田先生は Inha大学の Jeonghyun Shin 先生と、伊東先生は Chonnam大学の Sook Jung Yun 先生と、高坂先生は Yonsei大学の Sang Ho Oh 先生とペアを組み、それぞれが素晴らしいプレゼンテーションを行い、主催の韓国側からも高く評価されました。

 午前中のセルフアセスメントプログラムを見て感じたことは、韓国の若い皮膚科医レジデントの高い学習意欲です。そして彼らを教育する韓国皮膚病理学会の意識の高さです。この調子でいけば早晩韓国皮膚科学界の勢いに日本は押されてしまうのでは、と危惧いたしました。韓国の皮膚病理に関する教育体制には我々も深く考えさせられましたが、今後も韓国皮膚病理学会と連携を強め、良い点はどんどん吸収していきたいという思いを新たにして帰って参りました。

 なお、今回の CPC は2名がベテラン、2名が新進気鋭の若手という布陣で演題を出してもらいましたが、若手の伊東先生、高坂先生より本サブコンテンツ内に参加紀行をアップしてもらいますので、是非ご覧になって下さい。(文責 山元 平成25年 6月)

日本側参加者と韓国 KSDP の主要メンバーが一同に会した歓迎会にて(左写真左手前は韓国皮膚病理学会の重鎮、Cho ソウル大教授、右写真中央日本人若手ホープに囲まれる KSDP 事務局長 Lee 教授
日本側参加者と韓国 KSDP の主要メンバーが一同に会した歓迎会にて(左写真左手前は韓国皮膚病理学会の重鎮、Cho ソウル大教授、右写真中央日本人若手ホープに囲まれる KSDP 事務局長 Lee 教授
シンポジウム会場の高麗大学玄関前に勢揃いした日本側参加メンバー(左)と、セルフアセスメント会場にずらりと並ぶ顕微鏡(右)(若手受講生は皆さん熱心に顕微鏡を覗いていました)
シンポジウム会場の高麗大学玄関前に勢揃いした日本側参加メンバー(左)と、セルフアセスメント会場にずらりと並ぶ顕微鏡(右)(若手受講生は皆さん熱心に顕微鏡を覗いていました)
宇原先生(信州大)の流暢な英語による特別講演(右写真は講演終了後 Won 理事長から感謝状を贈呈される宇原先生)
宇原先生(信州大)の流暢な英語による特別講演(右写真は講演終了後 Won 理事長から感謝状を贈呈される宇原先生)
CPC 終了後 Won 理事長より certificate を授与される三砂・山田両先生
CPC 終了後 Won 理事長より certificate を授与される三砂・山田両先生
シンポジウム終了後の懇親会にて(右写真右は、KSDP 新理事長 Kim 教授)
シンポジウム終了後の懇親会にて(右写真右は、KSDP 新理事長 Kim 教授)