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日本皮膚病理組織学会事務局

〒 683-8504
鳥取県米子市西町36-1
鳥取大学医学部皮膚科
事務局長 山田七子
■TEL:0859-38-6597
■FAX:0859-38-6599
■e-mail: jdhpa@med.tottori-u.ac.jp



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教育講演について

教育後援について

1. 目的

 本邦の皮膚科学/病理学の世界において、米国における皮膚病理専門医のような存在が、はたして意義や現実性があるかどうかについては以前より議論のあるところです。しかしその是非はともかく、皮膚科診療において、皮膚病理学は根幹をなすもののひとつです。したがって、皮膚科専門医や皮膚疾患を扱う病理専門医にとって、皮膚病理学の生涯学習は必須であることは疑う余地はありません。
 米国皮膚病理学会(機関誌Journal of Cutaneous Pathology)や国際皮膚病理学会(機関誌American Journal of Dermatopathology)では、その総会学術大会開催日に、毎回充実した教育講演を提供して、皮膚病理専門医や皮膚科専門医の皮膚病理学の診断能力の向上を図っています。
 本邦の皮膚科診療の発展のためにも、日本皮膚病理組織学会が中心となって、専門医取得前の皮膚科医、皮膚科専門医、そして皮膚疾患を扱う病理専門医を対象とした、教育講演が常時提供される必要があります。教育講演は、これらの医師を対象として、皮膚病理学の知識の発展、診断能力の向上を目的とするものです。

2. 概要

 本学会が企画する皮膚病理組織学の教育活動は、この教育講演ともうひとつの皮膚病理講習会に大別されます。これらの活動は、日本皮膚科学会総会学術大会や日本皮膚病理組織学会学術大会などをその主たる場としております。受講者にとって、能動的・実践的な講習会とは反対に教育講演は受動的なものですが、教育講演では、役に立つ基本的な内容を中心に、それぞれの専門家から効率よく講演していただいており、今後もその予定です。
 日本皮膚科学会総会・学術大会では、従来から本学会が会頭から委託されるかたちで、“皮膚病理へのいざない”というテーマで、皮膚病理組織学の教育講演を提供して参りました。2013(平成25)年からは、装いも新たにして、前半を教育講演に、後半を実践編にあてており、皮膚病理教育のさらなる充実を図っております。従来3回を1クールとして、主要な皮膚疾患の病理組織学を一通り学べるよう企画して参りましたが、新たなシリーズでは4回(腫瘍2回、炎症2回)に分けて、さらに充実した内容で皮膚病理組織学のエッセンスを提供できるよう計画しました。このような教育活動は今後も継続していきたいと考えています。
 また日本皮膚病理組織学会学術大会でも、特に最新情報、トピック、議論のあるテーマなどのより発展的な内容の教育講演を行う予定です。
 今後の企画案内はホームページ上で公開予定ですので、皆様奮ってご参加下さい。

3. 予定

1)日本皮膚科学会総会学術大会での教育講演(2013ー2017)

1)第112回日本皮膚科学会総会(2013年)(終了)   

  皮膚腫瘍の病理 – Part 1-

  1. 皮膚病理総論と皮膚生検の実際
    梅林芳弘(秋田大学皮膚科)
  2. 表皮系良性腫瘍(疣贅を含む)と有棘細胞癌(前駆症を含む)
    河野通浩(名古屋大学皮膚科)
  3. 毛包/脂腺に分化する腫瘍(基底細胞癌を含む)
    三砂範幸(佐賀大学皮膚科)
  4. 汗腺に分化する腫瘍(乳房外Paget病を含む)
    安齋眞一(日本医大武蔵小杉病院皮膚科)

2)第113回日本皮膚科学会総会(2014年)(終了)   

  皮膚腫瘍の病理 – Part 2-

  1. melanoma or not : その病理診断の基本的な考え方
  2. melanomaとの鑑別を要する色素細胞母斑(Spitz母斑その他)
  3. わかりやすい間葉系腫瘍
  4. リンフォーマの病理診断の基本

3)第114回日本皮膚科学会総会(2015年)(終了) 

  炎症性皮膚疾患の病理 – Part 1-(代表的炎症性皮膚疾患について)

  1. 真皮表皮接合部皮膚炎(interface dermatitis)の鑑別
  2. 脂肪織炎の鑑別
  3. 肉芽腫性皮膚疾患の鑑別のポイント
  4. 血管炎の病理の基本

4)第115回日本皮膚科学会総会(2016年)

  炎症性皮膚疾患の病理 – Part 2-

  (代表的炎症性皮膚疾患の病理)

  1. 海綿状態を呈する血管周囲のみ炎症細胞浸潤のある疾患
  2. 乾癬様パターンをとる炎症性疾患
  3. 水疱症および棘融解を示す疾患
  4. 膿疱症

5)第116回日本皮膚科学会総会(2017年)

  炎症性皮膚疾患の病理 – Part 3-

  (代表的炎症性皮膚疾患、感染症の病理)

  1. 未定
  2. 未定
  3. 未定
  4. 未定

2)日本皮膚病理組織学会での教育講演・特別講演


未定。決まり次第、掲載の予定です。