[327] ミトコンドリア・イブ 投稿者:ひろ 投稿日:2002/02/25(Mon) 15:03:47


 むかしむかし、40億年ぐらい前のことです。

 先カンブリア時代と呼ばれるその頃は、生命が地球で多様性を獲得する時代でした。はじめの生命とは、1個の細胞からなる単細胞生物でしたが、鞭毛を有して活動性を獲得するなど、それなりに進化を遂げつつありました。

 浮遊から活動へと進化した一部の生命たち(動物)が直面した最大の問題は、エネルギー確保の問題でした。なんだか現代人の悩みって、実は生命発生以来の悩みだったんですねぇ ^^; で、先カンブリア時代の単細胞生物はというと、やっぱり互いに食べあったりして、エネルギーを確保していたのです。

 さて、そんななかでも格好のエサとされたのが、ミトコンドリアという単細胞生物でした。こいつは「TCAサイクル」という抜群のエネルギー獲得手段を有していたので、ATPという栄養がたっぷりだったんです。で、ミトコンドリアはパクパク食べられまくってたんですが、一部のやつは上手く進化して、食われた細胞のなかで生き延びる術を身につけました。つまり、原核細胞のなかで生きる小さな生命となり、エネルギーを提供するかわりに保護してもらう共生関係が始まったのでした。

 御存知のように、このミトコンドリアという寄生体は、私たち人類のすべての細胞に存在しています。言ってみれば、私たちはみんなキメラなんですね。ところが、例外として、精子にはミトコンドリアは寄生していません。精子は一発勝負のはかない命で、せいぜい数日すれば死に絶えます。一方、卵子にはミトコンドリアがたくさんいます。受精した卵子は分裂し、着床し、胎芽から胎児へ、そして新生児へと成長しますが、同時にミトコンドリアも、すべての細胞へとくまなく増殖してゆくのです。このミトコンドリアたちは有性生殖ではない(遺伝子の交配がない)ので、すべて母親由来ですし、と同時にすべて祖母由来なのですね。

 さて、前置きが長くなりました。

 人類の多様性ははじめからあったのか、それとも後天的なものなのか、ということです。つまり、サルからヒトへの進化(突然変異)は5大陸の各地で散発的に起きて、それぞれがアジア人の先祖だったり、アフリカ人の先祖だったりするのか(散発発生説)。あるいは、たったひとつの突然変異があって、それが爆発的に増えて60億匹にまで増えたのか(ノアの箱舟説)。

 この命題は、長らくサイエンスの重要なテーマでした。キリスト教としては、当然「ノアの箱舟説」なのですが(サルから進化したかどうかは別として^^;)、一部の科学者は「散発発生説」に期待しました。なぜなら、奇跡とも言える人類誕生の突然変異が、ほぼ同時代に世界各地で起きたとすれば、生命誕生の奇跡も宇宙各地で起きているかもしれない。となると、宇宙探査の必要性の強い根拠となりえたからです。まあ、人種差別論者も「散発発生説」に期待したでしょうね。

 散発発生か、ノアの箱舟か、これは考古学者の仕事とされていました。各地の古代文明の類似性を明らかにし、ルーツをたどっていく作業により、完全解明は不可能でも、答えに肉薄はできるだろうと考えられていました。ところが、この命題が最近、ひょんなことから解明されてしまったのです。これが、「ミトコンドリア・イブ」の発見です。

 90年代になって、遺伝子解析の技術が急成長し、ヒトの遺伝子もほぼ解明されました。と、同時に、私たちの寄生体ミトコンドリアの遺伝子解析もすすめられました。前置きで述べたように、このミトコンドリア遺伝子は母系をずっとたどってゆくことができます。そこで、世界各地の民族のミトコンドリア遺伝子を比較検討するプロジェクトが行われました。ミトコンドリア遺伝子にも、多少の突然変異が稀に起きますので、その突然変異を起こしている部分が引き継がれているかどうかで、ルーツを辿ってゆくことが可能となるのです。そして、複数のミトコンドリアへとルーツが分散するなら「散発発生説」が正解であり、ひとつのミトコンドリア遺伝子に収束するなら「ノアの箱舟説」が正解だということになるはずです。

 結果は・・・ ひとつのミトコンドリア遺伝子に収束しました。そのルーツの流れを地図上に書いてゆくと、アフリカのヌビア地域を指していたということです。現在の科学の結論としては、こういうことのようです。

「1人の女性がサルから突然変異により誕生し、これがサルと交配して男の子が生まれた。その男の子が成長して母親と交わり、ついに完全なるヒトの兄弟姉妹が誕生し、これが人類の祖となった」

 この母親を旧約聖書にならって「ミトコンドリア・イブ」と呼びます。聖書と違うのは、アダムからイブが生まれたのではなく、イブからアダムが生まれたってことでしょうか ^^; やはり女性は偉大です。


[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:もも 投稿日:2002/02/25(Mon) 15:35:35

そうです、女性は偉大です(なんちって)。軽い陣痛が始まったんでもうすぐかなあ??昔は男になりたかったと思った事もあったけど、今は女に産まれた事を感謝しています。生命って不思議、、、でも力強いです。


[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/25(Mon) 17:08:14

なるほど、面白い解説をありがとうございます。人類の祖先と言われるアウストラロピテクスがアフリカ南部あたりに生息していたらしいことと一致しますね。そのミトコンドリア・イブさんを起源として、(一部では海を隔てた)世界各地にこれだけの人種、言語が出来たというのが、ちょっとイメージが沸きません。その後も地域別に突然変異があったのでしょうか。
(おそらく余談ですが、人種、言語の多様性に関連して、旧約聖書にバベルの塔の話がありますね。)

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今回の話題からは逸れますが、高山さんに、時間が空いた時で構いませんので、ちょっと軽い気持ちで質問してみます。世界の四大文明は、ほぼ同時期に発生していますが、あれは”散発発生”と思われますか。


[327へのレス] アダムと奇跡と実存主義 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/02/26(Tue) 08:30:29



イスラムに於けるアダムの創造は「神の奇跡」としての
解釈がなされております。この「奇跡」と言うことば、
トルコの国語辞典では

「人智を越え、極めて稀有な奇怪かつ奇妙な出来事」

という解釈がなされておりますが
イスラムの中で、またはコーランのなかでは通常

「アラーによる、預言者の活動を正し援助する為に
与えられた、人間の模倣を不可能とする稀有な出来事」
・宗教省発行教義問答書改訂版・信仰と教義・「奇跡」項抜粋
     (ILMIHAL 1 Iman ve Ibadetler -Turkiye diyanet vakfi
                     Islam arastirmalari merkezi)

となっているのを考えると、アダムの創造は前者の意に近いと
とらえて良いでしょう。そもそも地上に於ける「代理者」と
して造られた、ということ自体が大いに解釈を必要とする
人間発生の成り立ちでありまして、なおさら当地の人々は
「人間は神の奇跡の結果生まれたのだ」という事で
自身の探究心は落ち着いている模様。

であるからして、このイスラム圏では人々の背後に
神の存在が強くあるが故に、あらゆる物事を「その結果」と
して考えるわけで、当然の如く人々の探究心が届かない→
研究追求不十分→技術や学問の停滞(事実)、と言う結果に
なりえるものの、このイスラムというものに関係する古の森羅万象
を遡っていくと、真摯にある一つの結果に辿り着かざるを得ない
場面が暫し。

たとえば類稀なる景観を誇るイスタンブール。
これは当たり前に信仰の姿勢と(権力とその鼓舞のために
利用された場合もないわけではないけども)して建立された
モスクとその併設建築や土着文化と土地がが混在した結果で
あるということは言うまでも無いが、建築というものに少しでも
関わったことのある人間や、当時の時代背景を知るものにとっては
何故これまで圧倒的で、極めて高度な技術と芸術性を誇るものが、
人間の手によって重機も特殊建材もなにも用いられずに造る事が
出来たのか、また度重なる大地震に壊滅する事無く、今も残って
いるのかというのを考えたときに、やはりそれに携わった人々、
建築家の筆と素紙を用いて、平面より力学と数学を駆使した結果、
一歩でも神の元に近づこうとする枯渇する事の無い美の
大伽藍が築かれ、それをもとに鑿と鎚で髪が白皙に染まる程の
時間を石と対峙した職人達や、天空の彼方まで届かんばかりの
高空にそれを組み上げ妖艶たる金色の三日月を掲げた人夫等の
背後には、或る何かが明らかに存在していたのではないかと
考えられるのではありませぬか。

西洋音楽の基礎がオマケ程度の影響としてギリシャ旋法に
裏付けられてはいるが、16世紀にワイマールで活動した
幸福な教会オルガニストの戯れによって生まれたのは
明らかであります。反面イスラムに於ける音楽の成立はエザーン
(礼拝時朗唱)であるにしても、実はその中にはどう考えても
それだけでは計りにくい何物かがあり、それは今現在も
生きた音楽体系として成立し、未だに色あせる事無く
人々の内面に往時と同じくする異世界を投影しているというのは
はたしてこれらは或る何物かの影響を欠いて造りだすことが
できるのか、という単純な疑問に辿り着くのが実感であります。

12世紀に殺伐たる荒野の中で生まれ育った一高僧は
ネイ、と呼ばれる単純な葦笛の音に、神を求め彷徨う人々の
憂いを託し、唯一なるものとの合致を切望して一大音楽舞踏
体系を完成させた。16世紀のオスマントルコでは、幾多の
ペルシャ・アラブ圏から集めた音楽の影響をもとに、
独自のコーラン朗唱、預言者賛美歌に始まる、唯一無比の
オスマントルコイスラム音楽体系を率いて、500年の間
イスラムの頂点に君臨した。

このように確実になにかの「或ルモノ」が人々の背後に
当たり前に存在したであろう時代から察するに、はたして
現代の人間とその世界が抱える問題というのは物理的で
生命的なものだけから起因しただけである
とは考えにくいと、俄かに感じるところであります。

図書館の司書として働き、ささやかな情事で日常を打っちゃって
いた平凡なフランス人が実存と無について哲学を論じたとしても
アルジェ出身の感受性甚だしい美男子が、アラブ人を殺した事を
太陽の責任にして本を書くのも、この背景にはある「問題」が
強かに根を張っていたのではないかと考えております。

であるわけで、現在の人間達は己の根拠を
「ミトコンドリア」、「アフリカのヌビア地区」と言う結論まで達する
事は出来たとしても、ではその先に何があるのか?というのを
繰り返していけば遅かれ早かれ、やがて全ての物事はある絶対に
超越できない壁に激突するわけで、あらゆる学問や芸術等
を遡っていけば自ずと神格論に終結してしまわざるを得なく
なると思われます。これはどうしても知識という恩恵を得た
人間の不幸なところで有る故に、人類の発生と分布の回答
は「ノアの箱舟」だとか「アッラーの奇跡」という解釈も、想像を
強かに掻き立てられ、ふとした刹那に楽しめる白想というもので
は有りませぬか。















[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:もも 投稿日:2002/02/26(Tue) 11:30:41

FURUYAさんの書き込みは難しいですねえ、漢字も含めて。数年前、芥川賞と取った日蝕を読んだ時の感じがよみがえります。あれも難しかったねえ。でも、漢字も含め、日本語のいい勉強になります。

物事を大きく考えると、ほとんどの日常の”わだかまり”や、”苦悩”がどうでもよくなったりしますね。人間にとって、一番”難しく”、そして、一番”優しく”また、一番”単純”で、普段気付か無い物を気付かしてくれて、それで時には”癒し”てくれ、時には、”鼓舞”してくれくれるものは、芸術かなと私は思います。今度の旦那の休みにまた美術館に、一緒にいってみようかなと今思っています。言葉ではなんとも表現できない、複雑な生命の息吹を感じる事がまたしてみたいです。うーん、私は人間が好き。


[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/27(Wed) 22:57:51

なんだか「突然」という感じですが、興味深い話です。

というか私は友人からこの話を聞いていて、やはりフルヤさんのようなことを考えて、そんなことに意味はあるのか、と思いました。いやフルヤさんほど壮大な想像はしませんでしたけどね。しかし今回改めてひろさんの説明を聞いてようやく、この話の重要な点がなんなのかが分かりました。宇宙で人間のほかに知性を持った生き物が同時に生まれている可能性、ですか。こういう目的があるのならば、単なる知的好奇心だけではない重要な意味がこの研究にあると言えるでしょう。

でも、アフリカにいた一人の女性、なんていうロマンチック(?)な話は、大衆受けを狙って作られたチープなあとづけ話としか思えません。

ミトコンドリアがそんなに栄養たっぷりで、寄生への道を歩んでいったというのが一番興味深いです。どうやって寄生したのか、さっぱり分かりませんが。寄生というか、うーん、なんなのでしょう。逆に、ミトコンドリア風の構造の設計図をコピーされた、と言ったほうがいいような気がしますけど、違うのでしょうか。あ、独自に遺伝子を持っているんでしたっけ。遺伝子というか、うーん、生き物の定義の問題にもなりますけど、何か釈然としない。我々自身の遺伝子には、ミトコンドリアを作る部分はなくて、あくまで細胞分裂で卵子にまでミトコンドリア遺伝子が引き継がれるってことですよね。

雌雄でかき混ぜられない遺伝子は多様性がないので、それでもうまくいくってことは、よっぽど単純なのではないでしょうか。初期のうちに、うまく動く組み合わせが固定しちゃったとか。それだとしたら、ミトコンドリアなんて単なる部品なのだから、人種の違いと似たようなものです。

なんだかまだ納得のいかない点が多いです。本を読まないとダメかなあ。

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[327へのレス] 「女は生きているだけで偉大なのよ」 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/27(Wed) 23:16:03

言い忘れましたが、というか敢えて言うべきことではないのでしょうが、私は「女性は偉大だ」という言葉が嫌いです。なぜかムカムカしてきます。それに、この言葉が言われ続けているうちは、女性の立場は多分弱いままでしょう。今日 Gnutella で落としてきたアニメで「女は生きているだけで偉大なのよ」というセリフを聞いたせいも。

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[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:ひろ 投稿日:2002/02/28(Thu) 15:42:09


ごみさんの指摘には共感できます。

「女は偉大だ!」という言葉は、な〜んも考えてないアホな男か、裏を狙っている汚い男か、あるいはイヤミたっぷりな男ぐらいからしか出てこないもんです。少なくとも日本人男性については、これは少なからず当たっていると思います。

ただ、ちょっと言い分けさせてもらいますとね。1ヵ月後に迫っている医師国家試験の550問のうち、例年50問ぐらいは産婦人科領域なんです。ですんで、女性の体について理解、とくに妊娠についての理解はかなり求められています。逆に、男性の体については放棄しても合格可能なんですよ。

で、産婦人科を学習していると、やっぱりこれは奇跡なんです。大いなる意図を受け入れざるをえないほど奇跡的です。遺伝子も、ときに血液型すら違う異物を、自らを犠牲にしながら体内で養育してんですからね。人間が生まれるまでには、星の数ほどの難関がありますが(その数だけ疾患もある)、母体はまるでアメフト選手のように体当たりで、それを跳ねのけ、かわしながら児を出生させるんです。

先の投稿の最後の言葉は、純粋にサイエンスへの驚きであり、口先のフェミニズムとは、出自が異なると御理解ください。


[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/02/28(Thu) 21:52:28

>>というか私は友人からこの話を聞いていて、
やはりフルヤさんのようなことを考えて、そんなことに
>>意味はあるのか、と思いました。

あ、誤解です。当方の書いたものをとくと読まれると
御分かりになられると思いますが、自身では
ミトコンドリアイヴなるものの発見はまた一つ人間発生の
謎に迫る事が出来たという、「大きな意味」が
有る、と存じております。逆にいえることで、科学の進歩で
「人体の構成はタンパク質で、、、そのタンパクの構成は
?と?で、、、」と続いたり、「アフリカのヌビア地区で
突然変異によって発生したヒトの雌が近親交配をした
結果増殖、、、」と、あらゆる糸を辿り尽くそうとすると、
ある時点で不可解な現象に遭遇せざるを得ない、と
いうことで、じゃあそういう風に考えれば、宗教物語の
中での話しに帰結させるのも、それはまた面白い
ものじゃないの、と夏の藤棚の下で椅子に腰掛けながら
ワインを飲んでいる戯れ、のように解釈していただければ幸い。


[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/03/01(Fri) 10:53:54

であるからして、偶然にせよ天界の使命にせよ、
「俺達は何にせよこの世に生まれちまったわけで、
テメエの意思は神ちゃんにはかなわねえから
死の舞踏だって下手に踊るよりかは上手くやったほうが
良いに決まってるぜ」という考えも大好きです。
これはどちらかと言うと、真冬のモスクワの路上で
紙袋に入れたメチルアルコールをカッ喰らうという
解釈に近いでせうか。


[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/03/01(Fri) 12:22:32

 ハワイでなくアフリカでしたか。アフリカはエイズの発症の地でもあると聞いたような。エボラ出血熱も…、全ての発生は、アフリカにあり?

 しかし、そのアフリカの1人がどうやって全世界に広がるんでしょうね。飛行機もない車もないのに。


[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:ごみ 投稿日:2002/03/01(Fri) 15:07:31

ルビィさんの冗談は面白いですねえ。

フルヤさんの文章を読み返してみました。俗物のつまらない解釈で言うならば、高度な科学的事実が、現代の庶民にとっての新たな神秘となっている、ということでしょうか。フルヤさんの文章には、断定のようなものが含まれていないので、何を言いたいのかを考えながら読むと難解になります。

多分、アフリカにいた一人の女性、という言い方は、科学的結論から導き出した一つの分かりやすい表現であって、ほかに色々な言い方はあったと思うのですが、結局こんなロマンティックな形の言葉が残ったのでしょう。科学者が一生懸命新聞記者に説明しているうちに、科学者の誰かが詩心を出して…。なんてところではないでしょうか。

余談ですが、最近コンピュータサイエンスの研究で、私の母校の教授の研究成果が新聞に載っていました。私は自分が一応専門なので読めば何かが分かると思って記事を読んでみましたが、さっぱり分かりませんでした。新聞記者は多分なにも分かっていないで記事を書いたのでしょう。全然別の話ですが、量子
コンピュータがなぜ速いのかの説明も「0でも1でもない状態が…」という表現が紋切り型のように色々な紙面で見られます。


昨日週刊誌を読んでいたら、こんな部分がありました。女性は子供を三人も生むと、明らかに自分がいくぶんか衰弱したのではないかと自覚するそうです。そう考えると、なるほど、分裂、というのはももさんの冗談でしょうけど、身を削っているのは確かなのでしょう。日々無駄弾を飛ばしている男とは…。

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[327へのレス] Re: ミトコンドリア・イブ 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/03/02(Sat) 06:18:56

>>フルヤさんの文章を読み返してみました。俗物のつまらない
解釈で言うならば、高度な科学的事実が、現代の庶民にとっての
新たな神秘となっている、ということでしょうか。フルヤさんの
文章には、断定のようなものが含まれていないので、何を言いたい
>>のかを考えながら読むと難解になります。

一連のBBC内における当方の書いた物をトクトトクト読まれると
御分かりになられるかもしれませんが、或る文章においては
或る視点を明確にし、仮想や仮説であったとしても
断定的な筆調で記述されているものもあれば、そうでない
物とに分かれている場合があると。

残念ながら新たな解釈も意図とは違っております。
自分の書いたものに解説を加えたくは無いのでありますが
提示されると否定せざるを得ないので、ご自身の解釈に
お任せいたします。


[326] 国際結婚に関連して 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/24(Sun) 00:15:22

ルビィさんの[325]の書き込みに対する質問をしてみます。(論点が変わると思われるので、スレッドを分けました。)

・ “国際結婚”と“子供を多く作る傾向がある”ことは、何か関連性があるのでしょうか。
・ (昔、このBBSで議論した件を思い出させるようで恐縮ですが)私の偏見かもしれませんが、混血のお子さんを作られるということに、特に抵抗とかはありませんでしたでしょうか。
・ 以前に質問した内容でしたらすみませんが、(ルビィさんに限らず)国際結婚されて良かったこと、悪かったこととかありましたら、お願いします。

今の日本では、一人の子供を育てるのにかなりの費用がかかると思われ、経済的に余裕が無ければ数多くの子供を作るのは難しいと感じます。一方で、主に途上国での人口増加問題は深刻で、個人的にはある程度の人口抑制政策は必要と思っています。
ところで、疑っている訳ではありませんが、昔、ルビィさんが示された「東京では14組に1組」というデータが未だに信じられないのですけど。お相手の外人の国籍は何処が一番多いのでしょう。


[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/02/24(Sun) 09:16:26

>>[325] 日本国の存亡

にも言える事でありますが、純血種維持や混血の子供が
できるのが果たして問題なのデショウカネ。

多民族が共存するという環境で暮らしていたり
白人の親に黒人の子供がいる場合等、レズビアンや
ゲイ、性不能のカップルに子供がいる、ということが
当たり前の環境で過ごしていると、重要なのは見かけや
生物的な人種の差ではなくて、別のところで国家や共同体と
いう枠組みの定義をしなければならない、
と真摯に痛感させられる事デスガ。

90年代にボスニアで起こっていた民族浄化、
セルビア人とクロアチア人の親を持つということでセルビア側に
処刑されたり、トルコ名を持つからといって、劣悪モスリムの
駄血が入っている、と虐殺されたボスニア人を彷彿とさせる
話題デシタ。


この前日本国領事館に行って驚愕、「重国籍者は国籍の
選択を」との通達。これを日本の価値と受け止めてよい物か。

@@@

ところで話は変わり、当国トルコでも人口爆発は社会的問題
として随分長く取り沙汰されております。主に東部のクルド系
住民を中心として6,7人は当たり前、知り合いには14人兄弟
という大家族出身者もアリ。娯楽が無いからか、有り余る
エネルギーの発散にやり場が無いのか、若しくはクルド系の
人口を増やし、トルコ・イラン・イラク・シリアに跨る
クルディスタン・メソポタミア国家を造ろうと目論んでいるのか。

トルコの人口政策に一番効果的な方法は、EU加盟をすれば
良いわけで、これを果たしたならばトルコ国内の人口は
一気に3分の1程度に減少すると思われます。
かわりにヨーロッパが「自分達が欧州人」と勘違いをしたトルコ人
で溢れ返り、これもまた大きな社会問題になるでしょう。
17世紀(だっけ?)、ウイーン攻略の雪辱を果たす事になるか。



[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/02/24(Sun) 15:10:01

 最近、別のBBSで話題になったことからこの問題を出してみました。そうです。このBBSデビューもこんな問題でしたしね。

小川さん

>・ “国際結婚”と“子供を多く作る傾向がある”ことは、何か関連性があるのでしょうか。<

 無いでしょう。ただ、宗教的な意味あいとパキスタンでの人手や住宅事情などが子供何人でもOKということでしょうか。

>・ (昔、このBBSで議論した件を思い出させるようで恐縮ですが)私の偏見かもしれませんが、混血のお子さんを作られるということに、特に抵抗とかはありませんでしたでしょうか。<

 はっきり言って、全然ありません。他のBBSで日本でハーフの子供を羨ましがられた話しを憤慨なさっていた方がいました。「ハーフの子欲しさに結婚した訳じゃない。」ってね。結婚は、個人の結びつきで人種の問題じぁありませんから。ハーフ或はダブルスの子は、結果です。

 しかし、多くの方が、日本で育てることには、あまり賛同していないようです。理由は、差別です。異人種、異宗教に対する配慮が、教育現場にも欠如しているということのようです。ですから、みなさん移住の方向に向かっているようですね。

>・ 以前に質問した内容でしたらすみませんが、(ルビィさんに限らず)国際結婚されて良かったこと、悪かったこととかありましたら、お願いします。<

 ここで暮らせることが、良かった事。悪かった事は、今は、無いです。ここに至る過程では、異文化や習慣を理解し、妥協点を見つけ出す葛藤がありましたが、これは、大なり小なり誰にでもあることですから。

>東京では14組に1組」というデータが未だに信じられないのですけど。お相手の外人の国籍は何処が一番多いのでしょう。<

 これは、当時(99年)日本でのニュースで聞いたことなので、人種など分かりません。でも、確か当時の論議の時、別のHPでそうした活動をなさっているえみこさんが、日本人男性と外国人女性の組合せの方が多いといってましたよね。

 私たちのような外国人夫と日本人妻は、東京で手をつないで歩く口ですから目立ちますが、日本人夫は外国人妻と手つないでおでかけというのも少ないので目立たない。で、目立たないカップルの数の方が、圧倒的に多いのです。以前、子供を遊ばせにデパートの子供の遊び場に行くと、ハーフの子供にお母さんでしかも外国人妻ばっかしでした。何故?日本のお母さんは、子供保育園に預けて働いてるから会わないんですね。その時、日本人夫を持つ、外国人妻が多いのに驚きました。私は、東京の大田区に住んでいました。

フルヤさん
>純血種維持や混血の子供ができるのが果たして問題なのデショウカネ。<

 いえ、基本的には、問題無しだと思います。ただ、生物学的には、問題あるのかもと思いました。トキみたいにね。今のアメリカを見れば、民族の血が国家への結集軸ではないのが分かります。おまけに、ああいった結集ならし無いほうが良いのじゃないかと思えますから。

 個人的には、こうしたハーフの子供たちが増えることは、良い結果を生むのではないかと思っています。もっとも、風が吹けば桶屋がもうかる的な段階の考えでしかありませんが。


[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:もも 投稿日:2002/02/24(Sun) 17:01:26

日本も2000年程前は、今のアメリカのように多民族国家だったはずです。日本人を韓国人、または中国人を比べると、違いがわかります。韓国人、または中国人は、かなり大陸系の顔をしているが、日本人はかなりいろんな血が混ざったんだろうというのがわかります。もちろん、基本的には同じアジア系ですが。アメリカ人もそう、アメリカの白人系もヨーロッパの白人と比べるとやはり違いがわかる。ヨーロッパの白人は、かなり大陸系の顔をしていますが、アメリカの白人はかなり血が混ざっているのがわかる。

いいんじゃないでしょうか?基本的には人類みな兄弟。もとをだどればみんな同じ。特に日本は、今いろんな意味で変化が起きています。価値観もどんどん変わっている。あんな小さな国なのに、経済大国になって、過労死する人まで出てきて、、、もう、いいでしょう。休んでも。別に2位から20位までおちてもいいでしょう。それより、家族や友達と時を過ごしたり、人生を楽しんでもいいでしょう。物はそんなにいらないでしょう、食べるものさえなんとかあればいいでしょう。人口が減ったら減ったで、人口一人あたりのスペースが広がっていいでしょう。年金が減って、税金が増えて、生活のレベルが落ちてもいいでしょう。その分心が豊になるかもしれない。物と金が少なくなって、海外旅行にもいけなくなっても、ブランド品が買えなくなっても、ふと周りをみれば日本がどんな美しい国であるか気が付くかも。そして、新日本人として、新しい仲間と新しい日本を築いていってもいいんじゃないのかなあ。未来は明るい、それも自分次第。


[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/24(Sun) 21:46:06

ルビィさん、お返事ありがとうございます。“国際結婚”する人が“子供を多く作る傾向がある”みたいな件について、私が思ったのは、国際結婚される方々は結婚に対するものの考え方が違うのか、或は活力旺盛な方が多いのかということでした。その辺を探ってみたかったのでした。
フルヤさんも言われる通り、混血児に変にこだわることは偏見みたいですね。ただ、また文句を言われそうですが、「結婚は、個人の結びつきで人種の問題じぁありませんから。ハーフ或はダブルスの子は、結果です。」という考えにはちょっと賛同しかねます。人種の問題云々は置いといて、結婚とは二人だけの問題ではなく、家同士が絡む問題ではないですか。お互いの家が親戚同士となるわけで、そうなってもうまくやっていけるかとか、子供を産むつもりの場合は産まれた後のこととかも考えておいた方が良いと思われ、そういう意味でも国際結婚には慎重にすべきと思います。

私からの素朴な疑問ですが、「“人種にはこだわることはない”とおっしゃるなら、そもそも人類史における人種の多様性って、何の為にあったのでしょう。」

――――――――――――

ところで、フルヤさんのおっしゃる「白人の親に黒人の子供がいる」「レズビアンやゲイ、性不能のカップルに子供がいる」という話は、背景がよくわかりません。単純に“養子だ”と考えればよいのでしょうか。


[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/02/25(Mon) 00:22:11

小川さん
>結婚とは二人だけの問題ではなく、家同士が絡む問題ではないですか。お互いの家が親戚同士となるわけで、<

 現象としては、その通りです。でも、これは、パキスタンなどの途上国に強い傾向で、日本などは、もう痕跡程度しか残っていないのではないですか。だって、日本の付き合いは、せいぜいイトコどまりじゃありません?それに、個人の結婚の顛末を親兄弟(姉妹)以外、何の関与もしないかと思いますが。

>人類史における人種の多様性って、何の為にあったのでしょう。<

 人類のDNAをたどって行くとハワイの1女性(?)に行きつくなんて話しをTVで見たことがありましたが、ま、これは、どうなのか分かりません。しかし、発生はいざ知らず、人類の繁栄(繁殖)の広がりと共に、異人種が交じり合って行く過程が始ったのだと思います。

 遺伝学的には、似通った遺伝子同士だと劣性遺伝による弱点が現れやすく、遺伝子の遠く離れた異人種だと強い子孫が生まれると聞きました。

 これに強引に当てはめると、我が息子は、私と同じアレルジー体質です。私の母もそうでした。母より私のアレルジーは、強く、酷い小児喘息でした。息子も小児喘息ですが、私よりはるかに軽いものです。又、姉は私より軽い小児喘息でした。姉の夫は、アレルジー体質ではありません。しかし、姉の息子は、私の息子よりひどい小児喘息でした。

ももさん
>未来は明るい、それも自分次第。

 私は、外国に暮らすまで国家に守られているなんて考えたこともありませんでした。しかし、何か事が起こった時、最終的に国家が救出の対象にしてくれるのは、日本国籍を持っている者。

 あたりまえ?1985年以前(確かそうだったと)に結婚なさった日本人女性とそのお子様たちは、日本国籍すらないのです。つまり、救出対象外なのです。又、国際結婚している者にとって、夫や両親の問題を抜きにして脱出を選択できないと考えた者も多かったようです。

 私は、ニューヨークテロ以降の情勢の中で、自分次第ということで腹を括りました。私だけでなく、何人かの友人たちもそうです。そうできなかった方たちは、パニックに陥りました。

 そして、今、思います。ももさんの言う通り、未来は自分次第だと。未来は、例えどんなことがあっても自分次第で明るく過ごせるぞぉと思います。


[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/02/25(Mon) 02:35:00

>>小川サン

>>ところで、フルヤさんのおっしゃる「白人の親に黒人の
子供がいる」「レズビアンやゲイ、性不能のカップルに子供がいる」
という話は、背景がよくわかりません。単純に“養子だ”と考えれば
>>よいのでしょうか。

養子、腹違いの子供、種違いの子供、道で拾った子供、
昔の配偶者の子、連れ子、みなし子、友達の子、兄弟の子、
試験管の子、等など。私が白人の人形みたいな女の子を
連れて歩いていて、警察に尋問されない世の中というのは
素晴らしいですね。あ、あと男がベビーシッターとして
働けるという環境も。


>>私からの素朴な疑問ですが、「“人種にはこだわることはない”
とおっしゃるなら、そもそも人類史における人種の多様性って、
>>何の為にあったのでしょう。」

それはもしかして何故世の中にはコカコーラとぺプシコーラと
ファンタとスプライトがあるのか?というのと同じ問題デショウカ。
トルコではチャムルジャ、フルコ、イェディギュン、という
炭酸水が美味い。輸出したら外貨稼げるとハズ。


@@@

>>ルビイサン

>>個人的には、こうしたハーフの子供たちが増えることは、
>>良い結果を生むのではないかと思っています。

同感です。ハーフでなくても、多民族と多文化の混在した
状況で、かつそれが発展している場所で育った子供と
には素晴らしい影響があると思われます。
部族内結婚を繰り返して、ひたすら純血を守る
風通しの悪さは果たして何か良い影響があるのかな?
それに比べると、アジア地域等に見られる「遇客婚」と言うのが
発生した環境というのは興味深い。


>>ただ、生物学的には、問題あるのかもと思いました

トルコ人はおおいに混血民族ですが、どうでも良い話として
美人が極めて多いですよ。欧米のモデル並みの女の子なんて
その辺に幾らでもいるし、純血のアングロサクソン女性だとかに
比べると、肌の木目細やかさや張り、体の伸びやかで
平均的に整った健康的な発育は混血の結果からなのでしょうか。
インド、パキスタン系女性の細さと彫の深さ、アラブ系の豊満で
女性ホルモン漲る傾向、スラブ系の色白と体躯の
美しさ、そういうのを混ぜ合わせた末に出来たような
女性美(可愛さも大いにある)なんです(コレで中身が
整ってさえいればネ、、、)。

だとしたら混血→生物的に良、とかんがえられられるのかも。
御医者サマに御意見を仰ぎましょう。



[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/02/25(Mon) 06:42:03

>>私は、外国に暮らすまで国家に守られているなんて
考えたこともありませんでした。何か事が起こった時、
最終的に国家が救出の対象にしてくれるのは、日本国籍
>>を持っている者。


まったく関係ない話しですが、思い出したこと。

以前イスタンブールの日本領事館でパスポートの更新を
行いました。てっきり古いパスポートは更新済みのものが
送られてくる1週間は持っていられるものと思いきや
要提出とのこと。その期間の身分証明(私は滞在許可を
持っていないため、現地のIDがない)に関するものが
一切無いので、大使館に抗議した所、公式の預かり証明も
発行せず、有事の際の対応も不透明なまま。

というのはトルコではよく道路やバス路線などで、臨時の
検問がはられていることがあり、身分証明書の不携帯は
それだけで何かの犯人扱いされ、拷問、暴行は当たり前。
行き過ぎた「公務」による死者も随分と出ており、公式発表では
「取り調べ中の自殺、自然死」として扱われることが
未だにしばしば見受けられます。はたして国家と
その領事部は国民の安全に関してどのような努力をしているのか。


パスポートの一項目に書いてある

The Minister for Forign Affairs of Japan requests all those
whom it may concern to allow the bearer a Japanese national
to pass freely and without hindrance and, in case of need, to
afford him or her every possible aid and protection

というのを、ただでさえ低脳なトルコの警官が理解できると
思えるわけが無い。

結局国のやることなぞ事後の死体を日本に輸送する手配をして
くれる程度なのかも。


[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/25(Mon) 10:03:24

私が発言しました「そもそも人類史における人種の多様性って、何の為にあったのでしょう」について、もう少し説明しますと、「はじめに神様はどうして全ての人間を同じ人種として作らず、多様な人種に分けて作り上げたのだろうか」というような意味合いです。様々な人種が存在してそれぞれの役割を持ちながらバランスを取り合っているのは、宗教的にも政治的にも、何か意味があるように思えるのです。私には分かりませんけど。
それとも、人種の違いとは「私と○○さんとは顔も体格も性格も違う」というようなことの延長でしかないのでしょうか。
尚、私は決して差別意識で言っているつもりはありませんので。

異人種が交じり合うことへの医学的見地、私も知りたいですね。


[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/02/26(Tue) 10:44:02

>>人種の違いとは「私と○○さんとは顔も体格も性格も違う」
>>というようなことの延長でしかないのでしょうか


「或る二人の人物の場合」

A ジェラール・ラシッド・ハンサ・ヨコヤマ氏

父日本人とサウジアラビア人のハーフ、母フランス人
の間に生まれる。パリで出生、仏国籍を取り
幼年をパリで過ごし、その後両親とともにロンドン、
ニューヨーク、東京、ドバイを転勤、現在は貿易関係の
父の会社を継ぎ、社長として活躍する。モスリム。


B イーン・カーティス

北アイルランド、ベルファスト出生。純血アングロサクソンの家系
に生まれる。父親アル中のヒモ、母親売春婦。
家庭環境は幼少より劣悪、10代半ばにして、酔った父親が
母親を殺害したところから家庭崩壊、単身ロンドンに脱出し
キングズクロス近辺の路上を根城にする。職務意欲無し、
勤労心に著しく欠け、ヤクの密売、マフィアのチンピラをこなし
日銭を稼ぐが、その大半はヤクと酒と女に消える。
一応プロテスタント(の洗礼は受けたらしい)。


この二人がひょんなところで遭遇。ケンブリッジの出張から
帰り、ヒースロー空港に向かうハンサ・ヨコヤマはキングズクロス駅
構内の人込の中でヤク切れから発狂したカーティスに
アタッシュケースを引っ手繰られるが、空手で鍛えた体に
自己管理の行き届いた健康生活の為、追撃。賊はナイフで
応戦するもヨコヤマの武道には太刀打ちできず、御用。
この二人は警察署でご対面となった。

興奮し、禁断症状のため、支離滅裂で荒れ狂うカーティス
の前でヨコヤマは冷静に事情聴取に応じ、誠意と礼儀ある
態度で警察に「若者は常に過ちを犯すものだ。特に麻薬に
浸っている場合はまずこれを治療してから、社会復帰の為に
しかるべき構成プログラムに参加させ、態度の変化が見られない
場合は出所を許さなければよい。どうか彼に重罪を与える事無く
チャンスを作ってやって欲しい」と懇願。幼少より培った
国際感覚により、あふれ出る自身と品の前では警察官も
乱暴にはカーティスを扱う事が出来ない。ひっきりなしに
かかってくる多国語の携帯電話に応じる彼を見て、肩書きの
真意を実感する。しかしカーティスの卑劣な罵倒慣用に満ちた
きついアイルランド訛りの英語には、ロンドンの警察官も
理解に苦しむ場面が暫し。ハンサ・ヨコヤマは極上の
スーツに身を包み、顔は浅黒いアジア系の容姿であるものの、
目は底の入った輝きを帯び、精悍で魅力的な顔立ちをしており、
鍛えられた体と振る舞いの美しさを誇る彼。しかしながら
不潔さゆえに悪臭を放ち、いかに彼が純血なアングロサクソン
であったとしても、不精に伸びきった頭髪と髭、幼少の環境で
影響されてしまった暴力的で卑屈な態度はハンサ・ヨコヤマの
魅力の前には傷一つ付けることすらできない。

その後ハンサ・ヨコヤマはアメリカ企業との5万ドルにのぼる
新規契約を得る為カイロへ向かい、カーティスの裁判は
結果、強盗傷害致死未遂で懲役15年ののち、更生プログラムに
参加し改善が見られない場合は無期懲役に延長される判決
が下った。


Fin,the end,halas,oshimai


@@@

というのが凄まじく極端な私の言いたい「生物的人種差と
生活環境の差」による人間の違い、です。


注※登場人物は仮名、架空の想定。北アイルランドに
対する著しい先入観を植え付ける恐れのある記述が
見られるものの、事実とは無関係です。実は私は
北アイルランドが大好きです。




[326へのレス] Re: 国際結婚に関連して 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/27(Wed) 23:11:42

まだ早い話ですが、私がぜひ知りたいのは、ハーフ同士が結婚して、四つぐらいの文化がまじったところに子供が生まれたらどうするのか。純血同士が結婚して、子供に両親の文化を両方伝えようね、というのはまだ可能ですけど、じゃあそのハーフが大人になってさらに別の人と結婚することになったら、片方の文化を子供に伝えることを放棄するのでしょうか。それとも強引に?

「或る二人の人物の場合」
とても分かりやすいというか実話だと思ってしまいました。ただ、統計的に見れば…。紳士淑女とは言えなくても、平均的な身なりに平均的な道徳を持った白人と、劣悪な環境に育った有色人種、というのが一般的ではないでしょうか。アメリカの人種ごとの犯罪率でも明らかです。あくまで統計的にですが。

ヨーロッパ人が白いのは、太陽のあまり当たらない土地は地価の下水道と似たような環境で、そういうところでワニが白くなるのと同じ、と欧米人の集まる掲示板で言ってみたことがあります。色の違いはそれだけの話でしょう。文化の違いは、やはり極大だからでしょう。中間はありえないので、それぞれの人種が効率を追求するとこうなったと。

http://manuke.com


[325] 日本国の存亡 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/02/22(Fri) 23:22:22

 日本の少子化が進む一方で、私の周囲の国際結婚をした日本人女性は、3人くらいみんな子供産んでるんですよね。

 カラチで友人関係のある日本人妻たち。
Aさん(元スッチー、ダンナパイロット)3人、Bさん(ダンナ会社経営)4人(5人目妊娠中)、Cさん(ダンナ日本で単身赴任)昨年12月4人目出産、Dさん(ダンナ学校経営)3人、Eさん(ダンナ家具販売)4人、Fさん(ダンナ日本とカラチ行き来)4人、Gさん(ダンナ日本単身赴任)3人、Hさん(ダンナレストラン経営)2人、イスラマ方面のIさんJさん各3人。

 他に2人という方が何人かいますが、まだ20代の方たちなので増える可能性大。1人という方は、欲しいができないという人たちばかり。

 あくまで、私の周囲ですが、日本在住の方々も2〜3人ですね。これって、日本純血種は、確実に減少しているということですね。少子化を食い止めるのに保育制度などの充実など言われていますが、そうした側面だけでは、食い止められないというのが私の持論です。


[325へのレス] Re: 日本国の存亡 投稿者:ごみ 投稿日:2002/03/01(Fri) 15:17:15

なぜでしょうね。一般に言われている理由よりもさらに大きな原因があると考えた方が良いと私も思います。

私の例でいうと、まずほとんど子供を見ない。近所に小学校があるけど、選挙のときしか行かない。たまに登校中の子供を見ますけど、方向が逆なのでほとんど見ません。通勤中も、学生とくに女子学生を見るのが私は好きですけど、反面ラッシュがウザいので時間帯を避けたくなる。朝から晩まで会社なので子供を見ない。

まあそれでも私は子供が好きなので欲しいんですけど、そうじゃない人が、子供を好きになる理由なんて、あるんでしょうかね。ごくたまに、社会科見学の子供が大量に電車に乗ってくると…、うっとうしいったらありません。親戚の子供なんて核家族ですしそんなに見ないでしょうねえ。

一度、会社休んで、一日中小学校の校庭を眺めてみたいと思ったり。

http://manuke.com


[324] 金熊賞受賞! 投稿者:potresti 投稿日:2002/02/19(Tue) 14:11:46

 宮崎駿監督の「千と千尋の神隠し」が、欧州のベルリン国際映画祭で最高の賞を取ったそうですね。
 宮崎監督の作品は、アメリカよりも欧州の方が受けが良いように思います。キリスト教以前は多神教だった先祖の血が騒ぐのでしょうか(笑)。


[324へのレス] Re: 金熊賞受賞! 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/20(Wed) 13:30:37

監督自身が「アメリカの友人たちは理解してくれなかったけど、ヨーロッパの友人たちは理解してくれた」とテレビのインタビューで言っていました。何か恨み言のようなニュアンスも感じます。どんな裏が隠されているのかご存じのかたはいますか。ともかく、欧州の方が受けが良いというのは本当でしょう。


にしてもフルヤさんのお話は圧巻です。凡百の旅行記を軽く吹き飛ばします。

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[324へのレス] Re: 金熊賞受賞! 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/21(Thu) 01:05:01

「千と千尋の神隠し」は私も観て感激しましたが、この作品が持つ感性的なものや画面で出てくる文化は東洋人向けであり、欧米では日本ほどの評価を受けることはまず無いと思っていました。今回の受賞は、おそらくアニメというジャンルが多少特別扱いされたという感じはあります。でも、私としても好きな作品が世界で注目を浴びたのは嬉しいです。ところで、アメリカや他の国では、この作品の評価はどうなのでしょうか。ももさん。

フルヤさん、BBSへようこそ。ルビィさんや他の人にレスをさせる余裕を与えないほど一方的な(?)面白い書き込みを有り難うございます。出来ましたら、スレッドが長くなりましたらスレッドを分けて書き込んでいただけたらと思います。
同じイスラム教でもトルコとパキスタンでは違うようですね。マホメットが作ったコーラン(私は見たことも無い)はおそらく1種類しか無いのに。
イスタンブールは昔はコンスタンチノーブルでしたね。その影響で今でもキリスト教の文化や伝統も混在しているとか、でしょうか。よく分かりませんが。


[324へのレス] Re: 金熊賞受賞! 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/02/24(Sun) 09:14:36

>>他の人にレスをさせる余裕を与えないほど一方的な(?)

仰る通りです、読み返してそう思いました。
こういう言いにくい事を直感では分っているのに
なかなか上手く説明できないものですから尚の事。


>>イスタンブールは昔はコンスタンチノーブルでしたね。
その影響で今でもキリスト教の文化や伝統も混在しているとか、

いろいろ残っておりますが、イスタンブールの
「亜」洋折衷に直接の影響があるのは、19世紀からの
ヨーロッパの影響、特にフランス文化の流入でしょう。
この当時に舶来文化とイスラムの粋を用いた練金の
結果生まれた鉱山が、爛熟を極めたオスマントルコの文化であり、
イスタンブールをイスタンブールにした大きな要素であり
(これはトルコ文化ではない)当地の絢爛たる陽の部分は
まさしくこれです。

私の家の周囲には正教系の教会が10個ほど大小あわせて
立ち並び、家の真横にはコーラ修道院という1500年前の
世界遺産に登録されたビザンツ時代のモザイク博物館があります。
このエディルネカプと呼ばれる辺りから、フェティエ、フェネル
(城壁沿いから始まり、金閣湾に面した旧市街の丘から、
湾に下る斜面の辺り)といった一連の地域には未だに
1000年以上前の教会が残り、パトリックハネと呼ばれる
ギリシャ正教の総司教座もあります。現在でもこの辺りには
黒い帽子と僧衣を纏った司祭がチャイハネでくつろいでいたり、
ふとトルコから遊離する光景多数。

しかしこの地域にはもう一つ重要な文化構成要素があって、
特に我がエディルネカプはトルコでも屈指のジプシー系住民の
居住地として有名。このあたりは正確にはトルコではなくて
失われた古きよきイスタンブール、若しくはトラキヤ
(ヨーロッパ側のトルコ領)の文化圏に属しているのでは、
と考えております。で、もう一つ重要なイスタンブールの、
倦怠と憂鬱の靄に包まれた闇の部分はコレではないかと。

肝心のトルコは確かに欧米文化やキリスト教系の文化の
定着化が進んでいますが、テヘランでコカコーラを飲んでいる
イラン人がアメリカナイズされているわけで無いのと一緒で、
文化とそれを行使する人々の間には今でも大きな開きアリ。


[324へのレス] Re: 金熊賞受賞! 投稿者:もも 投稿日:2002/02/24(Sun) 15:44:09

アメリカでは、この映画は、まだ一般国民には届いていないと思います。アメリカって、アニメは子供向けという先入観があるからなかなかその価値観を動かすのも大変だと思います。

アメリカもテロ事件や、このオリンピックの色々な批判で、”何故アメリカは嫌われるのか?”という疑問を、皆が少しだけど認識するようになってきたので、異国や、異文化に対する認識と尊敬が、前よりは少しはでてきたと思う。もののけ姫よりは、いい評価が出るかもしれません。でるといいな。

それにしても、このオリンピックで、アンチアメリカが世界中に浸透している事をしみじみ感じました。まあ、アメリカも他の国を尊重しなくて自分勝手な行動ととる傾向があると思いますが、他の国々もアメリカの事を結構誤解している部分もあるかなと思います。この多民族の寄席集まりの国の一般国民は、一生懸命頑張っていますよ。外から見るアメリカは、軍隊とか、マクドナルドとか、メリルリンチとか、ジョージ ブッシュとか(笑)一部しか見えないけど、一般人は素朴に生きてます。アメリカの犠牲になった国は世界中にあるけど、アメリカの一般人もある意味では犠牲者です。よく、Corporate Americaという言い方をしますがこのCorporate Americaの犠牲になって命を失ったり、すっと貯めてきた年金をねこそぎ奪われたり、Family value もめちゃくちゃになってしまったし、、。消費が幸せと教え込まれて、気が付くと、心は砂漠、どうしたらいいのかわからない。

だけど、基本的にアメリカ人は、まがった事が嫌いで、とても純粋で、いい人間になろうと努力している人が一般国民には多いです。自由を守るとか、かたよった理想を念仏のように唱えているけど、それをやめるというのは、残酷でしょう。その力で彼らは、いい人間になろうとし、生きているんですから。

ちなみにあと2週間以内に、二人に分裂する予定です。うー気持ち悪い。


[324へのレス] ナカゾノクニ 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/27(Wed) 23:32:45

皆が少しだけど認識するようになってきた? だとしたら興味深いことです。

よくまあアメリカ人はここまで鼻が高くなったものです。アメリカは他国からモノを買っても「買ってあげている」ですからね。まあ確かにアメリカが不況になったらアメリカへ輸出している国々も不景気になってしまうのは確かなようですけど、でも聞いた話だと日本の輸出は国内の経済規模の 1% ぐらいだそうです。政治家に対して影響力を行使できる、輸出主体の企業が、自分たちの利益を守るために、という筋書きだとか。それはいいとして、海外からモノを買わなくちゃいけないのに、また一方で自国はぜいたく品を輸出して儲けているのに、よくまあ買ってやってると言えるものです。我々日本人は、中国の安くてそれなりにいい品質の製品を「買ってやってる」と思っていますか?

やはりアメリカ人は洗脳されていて、単純なプロパガンダに踊らされているとしか思えません。こういう念仏を唱えることで生きていく人たちなのだとしたら、アメリカは際限なく暴走し続けることができるでしょう。

ヨーロッパの数カ国の子供たちと、アメリカの高官とが、テレビで対談だか討論だかで、のっけから子供たちがアメリカに対して強烈なことを言った、というのをどこかで読みました。言われた高官はただ平坦なプロパガンダを言い返すだけ。


電波少年のナカゾノクニの話をメーリングリストでフルヤさんが随分前に教えてくださいました。最近になって新聞でも、トルコ国内での反応についてレポートがありました。それだけを読むと、へえ、せっかくのトルコの人たちの気持ちを、なんて思いましたけど、冷静になって考えるとたかがあんなことで国会にまで影響が及ぶなんてトルコの方がおかしいんじゃないの、なんて思いました。電波少年がどんなバカなことをやったのか期待してテレビを見てたのですが、やってることはごく平凡なことです。まあそりゃ現地のテレビ局まで企画に巻き込むのはちょっとやりすぎだとは思いましたけどね。むしろ、あそこで何人もの男性のなかから一人選んじゃったほうがバカくさくなったと思います。

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[324へのレス] なかぞのくに 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/02/28(Thu) 21:49:18

>>電波少年のナカゾノクニの話を

このような低劣で興味本位の下らないものを
企画して通して予算を組んで撮影に行って実現して
撮って来て非難を浴びて釈明をして放映延期をして
それでもなお放映を実現させようとする、姿勢自体が
おかしくてバカくさいのではないですかね。


[324へのレス] Re: 金熊賞受賞! 投稿者:ごみ 投稿日:2002/03/01(Fri) 15:35:24

ははは。そりゃまあそうです。

この一つ前の企画で、占いで幸せになる、とかで、二人組の女性のうちの一人がトルコ人のリー君と互いに惚れ合って、結婚一歩手前までいくも、最終的に日本人女性のほうが踏ん切りをつけなくておしまい、というのがありました。その企画、というかなんでもない二人の恋愛をテレビで放映するというのもくだらないといえばくだらないのですが、異国でかっこいい男と恋に落ちることを夢見る女性が視聴率を押し上げたのではないでしょうか。

それで二番煎じを、といってもあのナカゾノクニ嬢はキツかったです。ルックスやスタイルだけでなく性格も。まあしょうがないと思います。ナレーションにもあったように、ああいう外見をした人だと、近づいてくる人に悪意を感じるようになるかもしれません。

それはいいとして、以下は私の想像ですが、番組を企画する側の人間にも、町中で外人といちゃつく女性をよく思わない人がいたのだと思います。それで、あれだけヤバい人を連れてきて、いかにそういう外人かぶれの女性がアホっぽいかを示したいと思ったのではないでしょうか。

という悪意の想像もあれば、逆に、日本ではウソっぽくなるので海外で、普通の女性が素敵な男性を得られる夢物語を作るためだった、という善意の想像もできます。で、ゲットしてめでたしめでたし、というのも何か後ろめたいものがあるというか、逆に視聴者の女性たちがナカゾノクニ嬢を妬むだろうということで、「選べません」と言って日本に帰って夢物語完結。そんな線かもしれません。

日本の低俗な番組に、トルコの低俗なマスコミが関わったぐらいで、国会まで騒いでしまうトルコ。それをやれ「友好の危機」と騒ぐ日本の(低俗ではないと言われている)マスコミ。そんなところではないでしょうか。

http://manuke.com


[324へのレス] なかぞのくに 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/03/02(Sat) 05:48:10

>>日本の低俗な番組に、トルコの低俗なマスコミが関わった
ぐらいで、国会まで騒いでしまうトルコ。それをやれ「友好の危機」
と騒ぐ日本の(低俗ではないと言われている)マスコミ。そんな
>>ところではないでしょうか。

昨年のアメリカテロの時、当事国の随分上の官僚が
「第二の真珠湾」と評したことが有りました。
これは日本国人民に対しては極めて挑発的で
当のアメリカ人は「卑劣な黄色い猿共の悪夢再来」と
いうような図式が簡単に思い浮かんだだろうし、ただ単に
国家を脅かす重大な武力攻撃である、ということで
形容したにせよ、アメリカの人々にはなんでもない
ことが、遠く海を離れた国では随分と物議をかもし出す(ベキ)
事実なわけで、そういう風に騒いでいるものを
「あいつらおかしいんじゃないの?」というので
一蹴できるのかどうか、甚だ疑問。これもまた
他国に対する「傲慢と無恥」たる態度なのでは。


>>日本の低俗な番組に、トルコの低俗なマスコミが
関わったぐらいで、国会まで騒いでしまうトルコ。それをやれ
「友好の危機」と騒ぐ日本の(低俗ではないと言われている)
>>マスコミ。そんなところではないでしょうか。

いや、トルコのマスコミは意外と有能な局や取材班も多いですよ。
たとえばアフガンの時に一番前線に近く、北部同盟とつながって
いたのはBBCでもCNN本部でもなく、CNNのトルコ支局が
ラシッド・ドストゥムと直に連絡がつながっておりました。
と言うのも彼らは第二国語としてロシア語や母語のペルシャ語を多少話すにせよ、幹部クラスの人間にはかなりのトルコ(共和国)語の知識があり、朝などは電話中継でその日の戦況の解説だとか、
そういうのがよくやっておりました。またCNBCEだとかNTV局のニュースや経済動向解説、番組特集はなかなか面白いです。

では低俗なものは何か、というと視聴者と新聞の購読者
なんですよ。たとえば上記2局はこれだけの質を誇るのに
SHOW−TV,KANAL−Dだとかの下らない低俗興味本位の
どうしようもない局のレギュラー番組よりも明らかに視聴率が低く、
CUMHURIYET,ZAMANといったような第一級の
内容を誇る新聞がゴシップには売上でいつも負けています。
盗んだ大学入試の答えを載せたり、幼女強姦殺人現場の死体や
派手な交通事故で黒焦げになった死体だとか、中東の
どこかで手に入れたイスラエル兵の潰れた生首を載せているような
ものが、国際政治の動向や、経済活動の解説を載せたような
教養紙よりも売れているわけで、大多数の老若男女は
この手の情報源から知識ともいえない悪影響を仕入れるわけで
マスコミ自体が低俗というわけではないです。あくまでも
そういう傾向があるのであって、全てではない。まただからと
いってそういう番組を見て、そういう新聞を買う人々が
全て低俗であるのか、というわけでもないので、
大まかな傾向として、と受け止めていただきたいです。
第一誰だって堅苦しいニュースよりかは、有名人の裸や
人間の死体を見たがることはあるでしょうし。

そして日本のマスコミに対しては「第二の真珠湾」発言や日本への中・韓の内政干渉問題を弾劾できない態度、または
外国の微妙な習慣差による問題を正しく解説して分析できない、
ということこそが低俗であるなしにかかわらず、マスコミとしての質
を欠いていると思えます。これは大いに問題があるのでは。

@@@

さて、これからか実は本題ですが、何故トルコでナカゾノクニ
事件が大きな問題になったのかというのは、私が以前書いた
ことに大いに関係していると感じています。つまり
トルコ男児が日本女と日本のマスコミに「舐められ見下げられた」
というのが正直な反応でしょう。

トルコの人々は「自分に甘く他人に厳しい」というような
傾向があります。これはどういうことかというと、他人が
怒髪するようなことを悪気なしに笑顔で平気でするくせに
同じ事を自分にされるとカサにきて切れる、ということです。
つまり他人の事を考えて行動するという習慣自体が今のトルコには
根付いていないので(田舎や昔の家族には大いにあるの
ですが)、こういう頭の悪く間の抜けたことを、日常生活で
当たり前に人々が振舞う。だから世界中から「低脳トルコ人」
と馬鹿にされているわけですな。これは半分事実で
半分は偏見とはいえるでしょうけど。

であるからしてまあこういう過剰な反応になったとは思いますが
微妙な「民族間の習慣差」というものを考えずに、この手の
無恥な番組を組んだ方と、逆にそれにそのまま乗せられて
見ず知らずの外国からきた日本女性なのに、ろくに時間を
ともにせずそれで結婚できると考え、遠路遥遥イスタンブール
にやってきて奮闘している姿が海を隔てた国ではどういう風に
人々の目に映るか、というのを考えずに奮闘し騒いでいた方とに
大いに問題があるわけで、それが相互に高まり、社会で
大きな問題になりかけそうになったところ、マスコミと
国会までもが便乗した騒ぎではないでしょうかね。

これは少し語弊があるのを承知で書きますが、その場や
またトルコに日常的にいる男児に当てはまることで、たった一目
会っただけ、若しくは2,3回のデートで結婚というのに
こぎつける考えをするのも随分と現実から逃避した
安易かつ、ともすると軽薄な行為だというのが分らない
というのに問題を感じます。「その場で愛を感じたから」
などと大義名分を熱情的に語ったところで、その後簡単に
妻子を捨てて別の女に走るなんてことはトルコでは
日常茶飯事なのですし、女性を口説くときに自分のただ
性欲的、感情的高ぶりを「愛」と言う表現で押し付けがましく
女性の耳元で囁くわけで、勿論純粋な男児が多いのも
事実ですが、はたしてこういうものを信じられる女性が
いるというのも、世の中はまだまだ純粋培養無菌室で
そだったような何の免疫も抗体も持たない女性諸姉
いるわけで人間はもう少し希望を持てるのか、とは実感。
早い話が男達が何も考えていないだけ、というのが
正直な結論です。同じ事をロンドンの女の子にしたらその場
で張り手喰らわされるかその場で男の信用は地に
落ちるってのにね。また同時にその場で女性が舐められている
というのにも気付くべきでしょう。


[324へのレス] 雄雌 投稿者:フルヤ 投稿日:2002/03/02(Sat) 11:23:51

>>町中で外人といちゃつく女性をよく思わない人がいたの
>>だと思います。

例のナカゾノクニとは少し話題が外れますが、これは
何処の国でも同じですね。私がたとえばロンドンやパリ、
ベルリンや其の他の大都市以外のヨーロッパで
白人女性と連れて歩いていたとすると、やはり明らかに
周りの目が違うし、すれ違う人間にはもろに敵意を
表してくる男もいたり。さらにすごい反応を示されるのが
トルコ。この大都市イスタンブールに於いても、私と
トルコ人女性が一緒にいるというだけで、周囲の男の視線は
極めて暗く敵意をあからさまにして、我等二人を凝視(時には
数分にわたって)しているわけで、稀に何の関係もない人間から
こちらの関係性(既婚か何なのか)を問われる場合もあり、
まったく性の閉鎖環境と男の嫉妬の強さに嘔吐をもよおす事暫し。

特に何処の国の女性であったとしても、一度外国から出れば
当地の男の欲望に晒されるわけで、引く手あまたとはいかずとも
男性関係に不自由する事はないと思われますが、しかし
男性の場合は外国に出たところで時間と手間と神経と金を
使った挙句、なしのつぶてなんて事が良くあるわけで(相手の
女性に何を求めるのかにもよるのダケドネ)、自ずとこの差に
無意識ながらもコンプレックスを感じる事はあるでしょうし、
ましてや当地の男性の場合、現地女性が外国人男性と一緒に
連れ立って歩いていれば、それは快く思わないのは、
理解できるとは言わずとも察する事はできるでしょう。

しかしよく考えると(恋愛という言葉で糖衣はしたくないので
あえてゲスを覚悟で書きますが)男も女もそれは
沢山の異性や異人種と、年頃と若い盛りであれば
セックスやイロハの経験を積みたいのは当たり前であって、
夫の浮気が甲斐性であり、妻の貞操は美徳、のような
価値観自体がどうも時代錯誤というべきか、何かを
歪ませているような気もしますな。男が女遊びをしたいのが
公に出来て、女性がなぜ「売女」、「尻軽」扱いされなければ
ならないのか、という事自体に疑問が残ることでしょう。

「男は女の最初の男になる事を望み
 女は男の最後の女になる事を望む」

と言った誰かさんが居りましたが、幾ら性的な男女差や
肉体差を出したところで、これは人類に於ける大きな
謎として議論されつづけるでせう。

19世紀には命を賭けて大陸を横断していたのが
21世紀ではあっというまに苦労も無く地球の裏側に
居る事ができるわけであって、同じ事を言うならば
19世紀には人生を賭けて一人の相手と家庭を創っていたのが
21世紀にはだれでも手軽に恋愛をしてセックスをして
妊娠して避妊して結婚して離婚して親権を勝ち得て
養育権を失って嫉妬して恨まれて殺し殺されて
いつの間にか墓場にいるわけで、男女間の真相は
未だに闇の中。

「数多くの異性と性関係を結ぶ事にこそ価値がある」
という人間がいたとしてもそれを「100人の娼婦より
1人の愛する相手との目合が勝る」という人間は否定できない
わけであって、じゃあその間にある軋轢は何か、というと
それはやはり男の愚かさゆえ、女性の恐ろしさ故の
イタチゴッコではないのでしょうか。

女は苗床を作る側、受身であり、男は種を蒔く側であるから、
という女性の保守必然性説を唱える場合もありますが、
実際は女性の本能に悩まされているのは野郎の場合であって、
本当の受動側は愚昧な男共であり、生得的風来嬢素質たる
ヒト科雌種族こそが男性的に男を扱えるのではありませぬか。


[322] オリンピック 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/02/10(Sun) 04:21:10

 私は見ていないのですが、オリンピックの開会式で何かアメリカにブーイングの嵐のようですが…。ももさん、アメリカでは、どうなんでしょうか?

 オリンピックやってたのも知らなかったわ。


[322へのレス] Re: オリンピック 投稿者:もも 投稿日:2002/02/10(Sun) 09:19:58

私も観なかったです。最近ほとんどテレビは観ません。ニュースによれば、どうやらオリンピックというのにも関わらず、の犠牲者の追悼とか、なんだかアメリカのアメリカの為のアメリカによるオリンピックみたいになってたみたいです。国際イベントなのにね。いつか書き込みしたこれがアメリカ人の”しがみつき”の象徴でしょうね。怒るより、”あーあーあー、またか、、”とため息をつたほうがいいと思う。でも、アメリカ人の気持ちもわかります。それにまあ、いいじゃないですかとも思う、オリンピックは誰も殺さないし。日本も暗いけど、こっちも暗いです。友達との会話も、国際関係とか、アメリカの国自体の話はみんな避けますね、映画とかもっと身近で楽しい話題にもっていこうとする。

私個人的には日本の方が心配です、大丈夫かなあ?でも、ほんと日本の報道は嫌いです。なにかなんだかどうなっているのかわからない。なるでけ多くの情報を取って、自分で解釈していますが、難しいです。でも、改革もだいぶ進んでいるみたいですね、新聞はきちんと書かないが。とりあえず、善玉も日本の政府内には沢山いるみたいに見えるので、一応、期待は持ってます。

アメリカも、政府の腐敗が一般国民に明らかになってきました。エンロン事件は大きなインパクトです。アメリカも日本と同じように、抵抗勢力とか、改革派とか色々いるみたいです。日本とアメリカどっちが、善玉多いかなあ?


[321] Untitled 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/01(Fri) 10:38:01

ネットサーフィンしていたら、海外の日本人女性を挑発するような記事を見つけました。

ヒシャブで隠されたイスラムの女性 http://vote.co.jp/magazine/editorials/editorial29102075.phtml

このコラムの最後の方に以下の文章があります。


===

アメリカやイギリスの語学学校にはイスラム圏からやってきた人々も多い。彼らにとっては、道行く女性、隣りの席で勉強する半そで姿が、ドキドキする対象になる。自分達の文化圏の女性を口説くことは厳禁だが、異教徒で異国地にいるとなると、話が違う。抑圧された本能の歪みが全開となり、語学学校にいる外国人を口説きまくる事になる。ターゲットは落としやすい日本人女性。ヨーロッパ人は宗教観が強いから、アジア人が自ずとターゲットになる。韓国人女性は儒教の思想が強いし、コミュニティ意識も強いため、ガードが固い。そのため、語学学校周辺では、中東系の男性と日本人女性のカップルを目にする。

 中東系の男性は、もちろん、同じ宗教同士結婚することが多いから、まあ、「遊び」ということになってしまう。しかし、文化的事情の違いに疎く、嵌ってしまう日本人女性も後を絶たないらしく、エジプトには、日本人女性の淫な姿を撮影した生写真の市場がある、という。

===

日本人は男性は三流だけど女性は一流、なんていうことが言われていますけど、女性も男性と変わらないのではありませんか。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[321へのレス] 問題発言なのかな? これって・・・ 投稿者:ひろ 投稿日:2002/02/01(Fri) 19:23:48



 こないだBBCの教育番組を見ていたら、『平均すると、ヒトは一生の間に2回の真剣な恋をし、4人の異性との間に性的関係を結ぶ』って言ってましたよ。彼らの前提としてヒト=イギリス人なのか、ヒト=プロテスタントなのか、あるいはムスリム=ヒトなのかどうかは、述べていませんでしたがね。

 反対意見も多いかもしれないけど、僕は、性的放埓な女性が三流だとは思いませんよ。7年ぐらい前につきあっていた女性は、私の前はイスラエル人、さらにその前はカナダ人、私のあとはネイティブ・アメリカ人と付き合っておりますが、極めて有能で、尊敬すべき女性です。「性的放埓であれ」とまでは思いませんが、そうであることは、ひとつの魅力ある個性になりうると、私は思っています。まあ、その女性次第ですね。

 ともあれ、たくさんの異民族と寝る女=三流、たくさんの異民族と寝る男=一流といった発想が、なんか抜けきれませんよね。保守的なヒトは・・・  民族浄化というのも、そうした発想が根源にあって発露するのかな?

 ただ、アジアに氾濫する日本のビデオ(とくにブルセラ物)には、ちょっと困ったなぁという印象はありますね。私が中学生ぐらいのときは、裏ビデオといえば「スウェーデン製がすごいらしい」という神話みたいなのがあって、その延長線上で「スウェーデン人はすごいらしい」という噂がありました。それと同じような誤解を一部のアジア人に与えているとすれば、「まいったなぁ」という感じです(的確な日本語が見つからなくってすいません)。でも、それは中学生レベルの反応ですから、さして日本国民として不利益をこうむるってほどではないと思いますよ。まともに信じているのはごく一部でしょう。いいじゃないですか、カワイイ日本人とのいい夢を見させてあげれば。これだけ日本文化がアジアで氾濫しているんですから、そういったビデオが流出するのは仕方がないでしょう。事実、これだって日本の「文化」ですしね。

 ただ、上記コラムで「そうかな〜?」と思ったのは、「韓国人女性は儒教の思想が強いし、コミュニティ意識も強いため、ガードが固い」って部分です。

 私個人の印象ですから、決して一般化するつもりはありませんが、でも「韓国人女性のガードの甘さは印象的」なほどです。一人旅をしていると、同じく一人旅をしている女性と夕食を共にするのは、ささやかな幸せをあじわう瞬間でもあるのですね。別に、下心なんて(「まったく」と言えば嘘ですが)ありません。むさ苦しい男同士で、情報交換しながら食べるのとは、別のやすらぎが得られるものです。で、韓国人女性と食事をすることもあります。英語の発音や文法も近いので、欧米人や中国人(彼らは極めて流暢なことが多い)と違って、コミュニケーションも取りやすいし、また食事のマナーも似通っているので気が楽です。僕は基本的に韓国人と行動を共にするのが好きなんです。

 で、彼女たちはですね。印象的なほど放埓ですよ。旅先の恋愛話が好きで、そして自分をその渦中に置きたがる。ついでに韓国人男性のことをクソミソに言う。「韓国人の男って威張ってばっかり。でも、日本人ってとってもやさしいから好き」と平気で言う。そして、何も言わないのにホテルまで着いてくることもある。なんだか、バリ島あたりにハマっている日本人女性が、インドネシア人にしてる行動とよく似ていますねぇ。

 つまり、「日本も韓国も大差ないんじゃないかな?」てのが僕なりの結論です。ただし、一人旅をしている日本人女性はカネがありますからね。この威力あるジャパンマネーの使い方を知らない、あるいは威力あること自体を知らないことが、彼女たちの次なる悲劇と喜劇をもたらす可能性が多分にあることは否めません。



[321へのレス] Re: Untitled 投稿者:もも 投稿日:2002/02/01(Fri) 20:03:20

>日本人は男性は三流だけど女性は一流???これは聞いた事ないです。何が根拠なんだろう?誰が何人が言っているのでしょう。なんかむかつきますね、こんな事言われると。

私も昔、サウジアラビア人に告白されました。彼はやはり女性との交際経験がまったくなかったのか、まるで日本の中学生のように純粋だったので、なんか感動しちゃいましたよ。でも、その彼本人には恋愛感情は持てませんでした。別に下心というよりあの時は、子供の頃とか、日本の一昔前のプラトニックな恋心って感じだったんです。いやあ、懐かしい。


>ただし、一人旅をしている日本人女性はカネがありますからね。この威力あるジャパンマネーの使い方を知らない、あるいは威力あること自体を知らないことが、彼女たちの次なる悲劇と喜劇をもたらす可能性が多分にあることは否めません。


そうなんでしょうね。それに、異国の男性にしろ女性にしろ、異国人と恋をする時は、自分の日本の価値観で全てを考えると危険ですよね。同じ日本人同士さえ恋愛は難しいのに、常識や、価値観、文化が違う場合はその相手の文化もふくめて考慮していかないと、悲劇も喜劇もどんどん生まれそう。家も(日本とアメリカ)結婚してもう7年めですが、沢山の悲劇と喜劇を乗り越えたと思います。ん、これからもきっとあるだろうなあ。


[321へのレス] 御詫び 投稿者:もも 投稿日:2002/02/01(Fri) 20:14:53

私、ももは、漢字のミスが多いのでここでお詫びします。しかも”性的放埓”もはっきりいって読み方がわかりません。下の書き込みでは機械を機会と打ってしまう始末です。確かに漢字を使わない生活がもう長い間続き、日本にいた時でさえ、使う機会はほどんど無かったので、最善をつくしても、またミスがでるかもしれませんが、とりあえす、最善をつくします。不快に思った方、申し訳ありませんでした。、、いやあ、恥ずかしいです、本当に。


[321へのレス] Re: 御詫び 投稿者:ひろ 投稿日:2002/02/01(Fri) 21:06:05


>ももさん他

性的放埓(せいてきほうらつ)
 = 性行動について気ままにふるまうこと

すいません、分かりにくい表現をしていました。広辞苑によると、「埓(らち)」とは馬の囲いのことで、「放埓」とは、馬が囲いを離れて気ままに歩き回っていることに由来するようです。


[321へのレス] 価値観 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/02/02(Sat) 02:04:59

 まず、ごみさんの紹介してくれたサイトの文は、日本や欧米の価値観から、イスラムの外観だけをなぞったに過ぎないたいへん浅薄な内容だと思います。


>中東系の男性は、もちろん、同じ宗教同士結婚することが多いから、まあ、「遊び」ということになってしまう。
====

 何と言うか、確かに、ここでもパキスタン人と結婚しているモンゴル系の顔の女性は、アフガニーを除けば、まず、日本人が多いですね。韓国人で結婚された方とつきあいのある知人の話しでは、『パキスタン人と結婚したことで、同じ韓国人から見下されるので韓国人とは付き合わない。』と韓国人女性が言っていたそうです。

 シンガポールの友人の話しでは、『中国人女性は、同じ中国人と結婚し、インド系の上流層と結婚している人も少しいるんだけれど、マレー系と結婚している中国人は見た事無い。』そうです。彼女は、中国人女性は、打算的だという感想を持っています。

 ちなみに中国人と結婚した方たちの話しでは、日本人女性を妻にした中国人は自慢しているそうです。

 いくつかの事例を見ると、宗教とかいうより中国の方も韓国の方も自分の国(或は階層)の人間より上層(経済力)の人種としか結婚しないといったように感じます。その点日本人女性は、好きならば人種を問題にしないといった感じがします。

 パキスタンやイラン・エジプトなどの男性ですが、遊びで女性を追いかけることは、滅多にないと思います。ももさんが書かれたように、純情で真剣で好きになるとたった1回か2回の単なるデートで結婚を申し込みますよ。ですいから、>「遊び」ということになってしまうという。<という記述は、日本的というか欧米的な観点で見ているだけで、実情を知らない方だと思います。

>日本人は男性は三流だけど女性は一流、

 経済は一流だけど政治は三流の日本というのは、聞いたことあります。海外に売春ツアーをしている話しを随分前に聞いた時、やはり『日本の男は』という感じで言われていたような気がします。

 それに対して日本女性は、海外での評価が非常に高かったですよね。でも、イエローキャブということが言われたりもしました。この売春ツアーのおじさんとイエローキャブといわれた女性たちが同じか?と言われると、やはり違うなぁと思います。


[321へのレス] Re: Untitled 投稿者:もも 投稿日:2002/02/02(Sat) 05:02:57

これって、数年前の NY TIMES に載ってた、”日本女性はレイプされるのが好き”とかいうての記事と、日本の男性が”アメリカ人の女性と結婚すると離婚になってとんでもない金額を離婚訴訟で払わなければならなくなる”とかいうての話と同じなんじゃないでしょうか?みんな”なんだかなあー”という感じですよね。

アメリカでは、レイプが多発しています。とにかく多いんです。日本はそんなでもない。その理由はおそらく日本では性にオープンで、風俗もあるし、男性達もかなり発散できているのでしょう。やはり”たまってしまった”男性はそれなりに発散しないと、精神的にも、体にも悪いと思う。私は男じゃないからよくわかりませんがね。でも、売春はこの世からはなくならないんじゃないかなあ、人間はそういう生き物かなあと思います。なんとかくそう思いますね。国によってはそれが女のたった一つの生活をしていく方法になったりしているし、、それはとても悲しい事ですが。でも、表では、紳士の顔して、裏でレイプをしている男にくらべたら、たまりすぎたら、風俗で解消してもらったほうがいいと私は思う。ある意味では風俗の女性達もそれで生活しているんですからね。

この話題は非常に複雑で何がいいのか、悪いのか難しい所ですね。それに、私は男性の事はよくわかりません。


[321へのレス] Re: Untitled 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/02/03(Sun) 02:00:24

 え?アメリカって性にオープンじゃないですか?風俗って無いんですか?映画やドラマで出て来るストリートガール(こう言うかァ?)って、何する人…?


[321へのレス] Re: Untitled 投稿者:もも 投稿日:2002/02/04(Mon) 14:54:39

風俗はあります、売春婦もいます。でも、’日本よりは裏に隠れているという感じです。日本のほうが堂々と宣伝しています。あと、日本のほうが断然数が多いでしょう。ソープとか、おねえちゃんがいる”店”はアメリカには無いです。あるのはストリップと、ストリップに毛が生えたようなものです。

友人とのたわいのない会話でも日本語だと”しもねた”が自然にでてきて、そんなにいやらしい訳でもなく面白いですが、アメリカ英語ではかなり”しもねた”はタブーで冗談になりにくいです。強烈な日本の男友達が”いやあ風俗いっちゃってね”とか言ったとしても、”病気には気をつけなよ”と軽く言えるけど、強烈なアメリカ人の男友達が、”いやあ風俗にいってね”とかいうのは考えるだけでおぞましいです、かなり不自然だから。”いやあ、バーであったかわいい娘を昨晩ラッキーがあってんね”だったら、”病気には気をつけなよ”という感じです。

公共の場での日本でみかける風俗系の広告はやはりこちらより多い、新聞も含め・

わかっています。男性というものは全世界皆同じだと。でも、日本はわりと、男性も欲望をそんなにおさえこまずに、それなりに発散しても社会、文化自体が自然な事だと受け入れているような気がします。

欧米で、いちばん性にオープンなのはフランスらしいです。とにかく凄いらしい。日本も顔負け??


[321へのレス] Re: Untitled 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/04(Mon) 15:15:40

ひろさんの話は、ひろさんがモテるっていうだけの話かもしれませんよ。なーんて。私は、職場の仲間と韓国人女性を何回か誘って全部断られたのが唯一の印象です。それにしても、ひろさんの旅先の話はとても楽しそうです。性的に奔放なのが三流ではない、という発言にも余裕を感じます。

純粋なサウジアラビア人、というので思い出したのですが、西洋の男性は気軽にアイラブユーとか言うみたいで、そういう言葉や気遣いに日本人女性がコロリ、みたいなことを私は聞きました。そういうのはないのでしょうか。それと、気軽にアイラブユーなんていう単純な口説きかたは純粋とは違うのでしょうか。

日本人も、フィリピン人や南米人と結婚したら見下されるでしょう。このまえ横領で女性に貢いだ役人の男性がいてニュースになりましたけど、多分彼も多くの日本人から見下されているでしょう。私も心情的に見下しているかもしれません。

アメリカではレイプがどのくらい多発しているのでしょうか。非常に気になります。アメリカ人は性的な自由も自慢していますが、イスラムの女性が顔や体を覆うことによりレイプや不倫を減らしているのであれば、むしろイスラムの方が女性や子供にとって幸せだとも言えるのではないかと思います。メーリングリストでフルヤさんというかたが、モスクで女性が男性より後ろで礼拝するのは尻が淫らに見えるからじゃないか、と言っていました。まあ、顔隠せば全て解決、というやり方は安易で、いまならもっと良い方法を考え出せるのかもしれないのにとは思いますが、レイプ多発な国の人間が何を言ってるんだ、とは言えるのではないでしょうか。それに、日本では顔にコンプレックスを持っている人が多いんじゃありませんか。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[321へのレス] Re: Untitled 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/04(Mon) 15:53:36

ここ三カ月かそれ以上のあいだ、駅を出るたびにキャバクラらしい店のティッシュ配りがとてもウザいです。あ、これは不況だからでしょうかね。で、ただ「おねえちゃん」がしゃべってくるだけの店に何万も使うような商売が成り立つことが信じられません。アメリカでは成り立たないでしょうね。

そういえばアメリカ映画では、あの棒のついた舞台しか出てきませんね。「昨晩ラッキーがあってね」とは何だか多少上品に聞こえます。日本のテレビの中のタレントはそういうとき「食っちゃった」という言葉を使っています。

私の会社の同期で、あまり親しくないのですが、噂で「給料を貯金せず風俗につぎこんでいる」と言われている人がいました。外見は普通の人です。噂を聞いてびっくりしました。掛ける言葉はありません。

まあ日本人はシステム化されなくちゃダメだっていうそれだけのことかもしれませんよ。多くの国では、いわゆるストリートガールっていうんですか、適当なところでサービスを受ければいいのしょう。交渉は自分でするんでしょうね。日本では、客引きがいて、店に入ればあとは全自動、っていう感じなのではないでしょうか。だから市場化されて競争原理が…。海外進出とかしないんでしょうかね。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[321へのレス] 早速統計 投稿者:もも 投稿日:2002/02/04(Mon) 18:22:11

http://www.rainn.org/statistics.html

のページより。2000年で性的暴行を受けた人の数、261,000人。その内、完全なるレイプの犠牲者92,000人、レイプされそうになった犠牲者55,000人、その他(日本語でいう痴漢など)の犠牲者114,000人ですって。


[320] 無題 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/01/30(Wed) 01:01:25

ルビィさんへ、ちょっとお聞きしたいことがあります。
私は田口ランディさんというコラムニスト(あの桃太郎さんとはエディタスクールで一緒だった人)のメルマガを購読していますが、その中で、以下の記述がありました。

(以下、メルマガから抜粋)
「死後結婚」の話しを書いたら、メールで「インドでは兄が結婚しないと弟が結婚できないので、木と結婚させる木婚というのがある」という情報をいただきました。これって凄いんじゃないでしょうか。インドの木婚についてご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。私は初めて知りました。(抜粋、以上)

信憑性については私には分かりませんが、このインドの木婚の話ってご存知ですか。もしルビィさんから参考になる話とかお聞きできましたら、私からランディさんに紹介したいと思っています。
(尚、つまらなかったら本投稿は削除する場合があります。)


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ほうむれす 投稿日:2002/01/30(Wed) 01:49:24

>これって凄いんじゃないでしょうか。

なにゆえにすごいのですか?


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ほうむれす 投稿日:2002/01/30(Wed) 23:11:16

何故「凄い」と思うのかを考えると、おもしろいと思ったのですが・・・


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/01/31(Thu) 01:21:52

> 何故「凄い」と思うのかを考えると、おもしろいと思ったのですが・・・

どーして??

まあ、事実だとしたら、させられた男性が哀れですね。人権上の問題とか?


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ほうむれす 投稿日:2002/01/31(Thu) 22:28:08

>どうして?
このへんがおもしろいところだと思います。
つまりインドでは、兄が結婚しないうちはその下の男兄弟は結婚ができない。
それは兄が結婚をしていないのに、それをさておいて弟のほうが先にするべきではないという一種の「謙譲」ともいえるもので・・・だから逆に兄は「木」とでも「結婚」してもらって、弟のためになってもらう・・・。
これは、心情からすると理解できないことではないのではないかと思うのですが。

しかし、インドって離婚は出来るんですか???


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/02/01(Fri) 12:23:17

 インドの木婚について、調べてもらった結果です。インドで広く行われていることではありません。又、個人的見解ですが、これは、儀式的なもので、木と結婚したから人間と結婚出来ないというものではないと思います。

『インドは ひろくて 多くの 民族が いますから、いろいろな 習慣があるんでしょうねぃ。ネットで 検索した かぎりでは 南インドのブラフマンが かつて おこなっていた みたいですが、南インドのカースト制度は 地域差が あるはずなんですが、どの地域のどういう カーストが 行っていたか までは わかりませんでした』


[320へのレス] ありがとうございました 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/01(Fri) 12:55:10

ルビィさん、こんなことで他の方を通してまでお手数をおかけしてしまい、すみませんでした。いただいたレスは、近々、ランディさんにメールでそのままお伝えするつもりですが、差し支えないでしょうか。

一応、私の方で検索して、以下のHPを見つけました。
http://www.net-ibaraki.ne.jp/moriyasu/page/other/treemarriage.html
http://www.asahi-net.or.jp/~cx2a-knn/98_10_15_b.htm


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ほうむれす 投稿日:2002/02/02(Sat) 03:32:37

参考までに。

 アジアの国々から見えた日本の尊き価値観--野村進

「アジアの後進性を私は言おうとしているのではない。階層が違えば人を人とも思わぬメンタリティを、少なくとも戦後これまでの日本人が否定してきたことの尊さを強調したいだけだ。
「人権」や「平等」といった、最近の日本では軽視されがちな、いやしばしば揶揄や嘲笑の対象になりさえする価値観が、どれほど得難いものであるかを、日本を長く離れてみて初めて痛感するからである。(中略)
かの日本人青年は、とりたてて「人権」や「平等」を日本で学んだわけではなかろう。戦後の日本で育つうち、自然と身につけたものであるにちがいない。
だが、インドの子供たちに伝えられるほど血肉としている、そのことの貴重さを、われわれ日本人はもっと自覚していい」


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/03(Sun) 00:41:28

ルビィさんへ、申し忘れましたが、私の為にわざわざ調べて下さった方にも、私からのお礼を御伝え願いますか。ちょっと私の方が、初めに半ば思い付きで書き込んだような点があり、すみませんでした。
ランディさんには、ルビィさんのコメントのコピーをメール(出版社宛てのアドレスのもの)にて御伝えいたしました。

ほうむれすさん、なるほど。インドの木婚の話を聞いて、単純に凄いとだけ感じるだけではなかった感性は素晴らしいと思いました。ただ、実態が不明なので、人権上の問題とか何とも言えません。


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/02/03(Sun) 02:05:26

 小川さん、あまりお役にたちませんですいません。

ほうむれすさん 
>アジアの国々から見えた日本の尊き価値観--野村進

 の引用文ですが、この方が言いたかった事、ほうむれすさんが言いたかった事がどういうことかわかりませんでした。



[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ほうむれす 投稿日:2002/02/03(Sun) 05:57:47

小川さんが「木婚」ですかさず「人権」を持ち出してきたのは、引用にある

【かの日本人青年は、とりたてて「人権」や「平等」を日本で学んだわけではなかろう。戦後の日本で育つうち、自然と身につけたものであるにちがいない】

という要素が強いと思います。無論こういうことは同じ日本にいても、人それぞれの資質や環境などによって一概には言えないことだとは思いますが、おおまかに言ってこういうことはあると思います。(この引用文ついては、全文がこちらにあります。
http://www19.u-page.so-net.ne.jp/jd6/so-local/nomurasusumu.html
全文をお読みなられれば、おそらく説明は不要であるかと思います)
ところで「木婚」ですが、僕は日本には上のような美徳があると思うと同時に、その「人権」や「平等」などまでが、「効率性」など工業製品などに本来あてはめられるべきものに侵食されてきていはしないかというような感を持ちます。
『兄』が結婚しないうちは『弟』は結婚ができない。また、『弟』に結婚をさせるために未婚の『兄』に「木婚」をさせる。これらはいずれも「人権」や「平等」の観点からいけば間違ったものでしょう。また「木」と「結婚」させるなどそれこそ尋常ではないと考えることも間違っていないと思います(だけど日本の風習のなかにも、ここまではいかなくてもけっこう尋常ならざるものがあるような気がします)。しかしながら、その背後にあったはずの「謙譲」などの美徳までもが否定されるべきではないと僕などは思います。その「木婚」を知って、「凄い」と考えるところには、僕はその「謙譲」の美徳という人の情がすでに薄れてしまっているからではないかと感じたわけです。
これは会社組織などにも言えることで、今は人を自分より「年長」だからといって敬うというようなことは以前よりなくなりつつように思われます。これは確かに「実力」や「効率」「生産性」などからいけば─「平等」ということからも─組織体としては不都合がないのでしょうが、はたして人間はそんな割り切り方ができるほど物事が見極められて、また何が正しいかを誤りなく判断ができるのだろうかと疑問に思ってしまいます。「年長者」というのは、何がしかの経験を積んできています。何かをやるときに、その蓄積が、「姿・かたち」としてはわからないものでも、どこでどう作用してどこかで良い結果を生んでいるかはわからないと思うのです。しかし「わからない」から評価の対象外、というのが今の多くの人たちの考え方ではないのでしょうか。
『狂牛病』もそうです。肉骨紛というのは、「効率性」から牛に与えられていた食餌です。本来は牛は草食動物です。また肉骨紛というのはその同じ「牛」が原料にもなっています。にもかかわらず「わかっていることで問題は見当たらない」「これを使わないと使う同業者との競争に勝てない」という理由などで全世界的に拡大してきたという経緯があります。
結局今そのしっぺ返しを人類は受けています。
謙虚さ、真の科学性がなくなっているなというのが感想です。わからないものは「科学的ではない」のではなくて、わからないものをわからないとするのも科学なのではないでしょうか。ちなみに肉骨紛のようなものは─世の中のほとんどの製品、工業製品や医療品、日用雑貨など、ほとんどありとあらゆるものについていえることですが─「商業科学」とでも命名したいと思います。この場合、牛などを効率的に飼育することは研究されますが、その結果起こることの不確定な要素などについてはその時点で問題にならないものであれば等閑にふされます。実は、こちらのほうの研究や究明のほうが多くの場合時間と予算がかかるものであるにもかかわらず、しかもそれ自体はお金につながらないからです。こちらの「副作用」の究明は、製品が世の中に出され、そのうち問題が起こってはじめて本格的に手がつけられるということになっています。しかし、これは「科学」という観点からいくと、一方の究明をないがしろにしているという点で不完全なものです。僕が「商業科学」と言う所以です。

「木婚」はたしかに尋常ではないかもしれないけど、「凄い」ですますのもやめようや、と思ったりもします。


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/04(Mon) 16:10:06

木婚という制度がある、と聞くとまず素直な反応は「すごい」でいいんじゃないですか。状況にもよりますけど、むしろ酒席の話題に属することだと思います。そのあとで真面目な人が「人権問題だ」と言い出すと、おいおい、となるでしょうし、突き詰めると「謙譲の美徳」を感じられるのだと思います。いやあ、多分欧米人なんかは真面目になって文句をつけてきかねないと思います。

私も冗談でインド人に訊いてみましたけど、聞いたことないそうです。日本の東北地方に伝わる伝統なんかを外国人に聞かれても私が答えられないのと一緒でしょうね。その程度のものなのでしょう。

田口ランディは最近すごく人気ありますね。桃太郎さんが田口ランディと同じエディタスクール、っていうのは本当ですか。桃太郎さんをここでは全然見かけませんね。このまえふと思い出して桃太郎さんのページをサーチエンジンで
探そうとしてあまりに一般的なハンドル名なので断念した覚えがあります。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/04(Mon) 17:22:50

ごみさんへ、桃太郎さんのHPは以下です。
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/2687/
私が検索する場合はinfoseek Japanにて「桃太郎|国際結婚」で検索すると、桃太郎さんのHPをリンクしている他の国際結婚関連のHPが出ますので、そこから入っています。

ランディさんとエディタスクールで一緒だった件ですが、かなり前、桃太郎さんのBBSでたまたまランディさんの話題が出たときに、桃太郎さんが触れていました。ただ、それも20年くらい前のことで、その後いろいろあったそうで、既にお互い同士の交信は全くなく、桃太郎さんもランディさんの情報には触れたがらないみたいです。

でも、なんでランディさんって、どうしてあそこまで人気が出るのでしょう。私には秘訣がよくわかりません。


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/05(Tue) 23:44:43

リンクどうもありがとうございます。

桃太郎さんがランディさんの情報に触れたがらない、というのはハッキリしていることなのでしょうか。だとしたら興味深くはありますが、大きな事件でもない限りそんなことはないと思います。どうなのでしょう。小川さんは桃太郎さんとは割と親しいのでしょうか。


私は田口ランディが割と好きです。というのは、多分彼女も自分の文章が時にイヤらしく思われるということは十分過ぎるほど分かっていると思うのですが、それでも書き続けているのはとても好ましく思います。娼婦にあこがれていた、という回想も気取っていなくてよいと思いました。アウトローに憧れていた、なんていう言葉を本当のアウトローはなかなか言えないものだと思います。ちょうど対極にあるのが「俺は東京生まれヒップホップ育ち、悪そうなやつらは大体友だち」かな。

ただ、やはり考え方はどうにも嫌な感じ。


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/06(Wed) 09:22:47

> 小川さんは桃太郎さんとは割と親しいのでしょうか。
いえいえ、桃太郎さんとランディさんの仲に関する情報は、私が上でお伝えした通り、桃太郎さんが自身のHPのBBSに記載されていた範囲での情報です。詳しいことは私は知りませんし、いずれにしても我々には関係のないことです。
尚、ランディさんとはお目にかかったことはあります。勿論、桃太郎さんのことは話していませんが。そういえば、以下のランディさんのファンサイトがあるの、ご存知ですか。
http://www.din.or.jp/~happy/randy/


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ごみ 投稿日:2002/02/06(Wed) 14:27:42

ところで田口ランディの盗作疑惑がありますけどご存じですか。

http://member.nifty.ne.jp/~cybazzi/back_number/01_05/0523.html

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/02/07(Thu) 12:53:06

知りませんでしが、ご紹介のサイト、なんか低俗的なものですね。ただ揚げ足取りして騒いでいるみたいす。売れてる作家はいろいろバッシングにも合うのでしょう。


[320へのレス] Re: 無題 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/02/08(Fri) 00:25:09

思わず覗いてきました。盗作といわれている部分だけですが載ってたので斜め読みしました。

 う〜ん、盗作ってより、こういう倒錯の世界でやることってパターンが決まってるんじゃないですか。同じような体験すれば(見たり)こういう風になってもおかしくないですよ。問題は、この部分じゃなくて、全体のストーリーでしょう。

 それと、低俗と言うか、悪意を感じるサイトですね。問題外と思います。


[319] 竹のエキス 投稿者:ごみ 投稿日:2002/01/24(Thu) 16:45:45

アジア国際通信が電波色を帯びてきてしかも更新が停止したのかと思ったら、最近更新されていました。すべての答えは「竹のエキス」だそうです。


人類と地球を救う!現代版『竹取り物語』
http://tanakanews.com/jimbo/233.html

アジア国際通信
http://tanakanews.com/jimbo/


信じますか?

竹から油がとれてそれが石油の代わりになるのかな、と思って読んでみたのですが、そんな記述はいまのところありません。

ところでバイオテクノロジーで油を作る生物を作れないものなのでしょうかね。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[319へのレス] Re: 竹のエキス 投稿者:ひろ 投稿日:2002/01/24(Thu) 21:53:53


 神保さんは、いつも新しいテーマに挑戦される方ですからね。当たり外れがあって当然じゃないですか? 「今年のテーマは竹なんだよ」と言ってましたから、これぐらいでは終わらないんでしょう。楽しみです ^^)/

 とはいえ、なんでも支持するわけにはいきません。エネルギー資源としての「竹エキス」については、評価保留ですが、殺菌作用については、そこまで過大評価できないと思います。

http://tanakanews.com/jimbo/233.html より
> 「О-157」は、院内感染の元凶といわれる「メシリン耐性黄色ブドウ球菌」
> (MRSA)などと同様、従来の化学薬品では手におえないものであった。

 これは嘘ですね。両者とも、アルコールはおろか逆性石鹸でも即死します。問題は、これらが「体内にいて悪さをしているとき、どう退治するか」なんです。体のなかを消毒するのが難しいため、抗生物質を使ったりという「技」が必要になるのですね。もし、「竹エキスを飲めば、これらの細菌が死ぬ」というなら世紀の大発見ですが、「噴霧して皮膚を殺菌するだけ」というなら、アルコール消毒と大差ありません。

http://tanakanews.com/jimbo/233.html より
> 今では化学薬品を遥かに凌駕する殺菌力を持ったこの「竹エキス」が、人体
> に安全無害な殺菌剤、鮮度保持剤などとして、病院をはじめ生鮮食品のさま
> ざまな流通過程などでも広く使用されるようになっている。

 ただし、竹エキスとアルコール消毒剤との違いは、一度、噴霧すれば「効果が1週間経てもまったく変わらなかった」という点でしょう。おそらく不揮発性の液体なんでしょうね。1週間風呂に入らないヒトには効果的かもしれません。ただし、水虫は悪化するでしょう ^^;

 すべての細菌に効く消毒薬は存在しえません。

 まず、私たちの体もまた、細胞の集合体だということを思い出す必要があります。ですから、あまりにも強力な消毒薬(ホルムアルデヒドとか)は、人体に有害となります。人間には無害で、細菌だけには有害な消毒薬など、生物学的にありえません。ですから、いつも消毒薬というのは中途半端なんですよ。何かには効いて、何かには効かないもんです。そして、ブドウ球菌のようなありふれたヤツがやっつけられている間に、別のマイナーな細菌がこれ幸いに増殖するもんなんです。

 なぜヤクルトを飲むとお腹が丈夫になるか御存知ですか? 「乳酸菌が入っているから」。その通りです。では、なぜ乳酸菌を飲むとお腹が丈夫になるんでしょう。それは、何にも悪さをしない乳酸菌が増えれば、相対的に悪さをする病原菌が増えにくくなるからなんです。

 同じことが食べ物にも言えます。ブドウ球菌とか、大腸菌とかはですね。多少、増えたって大丈夫ですよ。メシリン耐性黄色ブドウ球菌=MRSAって大騒ぎしてますが、私たちの喉にだっているんですよ。ごみさんの喉にだってね。子供とか、お年寄りは、避けたほうがいいですけど、体力のある私たちには悪さができないんです。

 竹エキスを鮮度保持剤として活用するということは、きわめて危険な行為です。ありふれた細菌であるブドウ球菌が追い出された結果、他のマイナーな細菌が必ず増えるからです。だから、薬なんかで鮮度を保持しようとせず、新鮮なうちに食べるのが一番ですよ。
 で、この竹エキスの場合は、想像するに真菌が増えやすくなるでしょう。

 真菌、つまりカビはですね。系列としては植物なんです。ですから、同じ植物である竹から抽出したエキスが、動物系の細菌に有効だというのは説得力がありますよ(ペニシリンは青カビから採られたものだったし)、でも逆を言えば、カビには無力でしょう。というわけで、真菌由来の水虫とか、カンジダとか、その他カビに由来する疾患は、竹エキスの能力を過信すれば発症・悪化すると思われます。

 もう一点、大切なことがあります。細菌は耐性を獲得する能力に秀でています。勝手に自分の遺伝子を書き換えて、環境に適応します(だから進化という手段を選ばなくて良かった)。まあ、そういうわけで、竹エキスが1週間も功能が続くというなら、簡単に耐性がつくでしょう。

 というわけで、話題の竹エキス、化学性の防腐剤の代替としては注目すべきかもしれませんが、それ以上ではないと思われます。


[319へのレス] またまた 投稿者:もも 投稿日:2002/01/26(Sat) 07:47:12

色々勉強になります、この掲示板。

かなり、というか完全にトピずれですが、失礼してちょっと書き込みします。
なんかまた、田中真紀子外相の周りでごたごたがあるみたいですが(言ったとか言わないとか、、、またくだらないことで税金の無駄遣いはやめてくれえ)、今回田中外相が涙を流した事が大きく載っていてびっくり。私的な考えでは、女性が仕事上で涙と見せるという事は、男性が、仕事上で暴力をふるう事に値すると考えています。男性の腕力が強いのは、当然、それを仕事上で利用するのは、許されない事だと思っています。女性の涙腺が男性より比較的弱いのも結構常識、だからってそれを仕事にもちこむのはいけないと思う。女性の涙は武器になるからです。男が暴力をふるうと女はひく、女が涙をながすと男はひくでしょう。が、私達だって人間、時には間違いも起こすし、たまには人情沙汰もあるでしょう。けど、田中大臣にはしっかり謝罪していただきたいです。謝罪をもとめないなら、日本の男性は女性に甘いと私は思う、女性も男性と同等な権利と主張するなら男性と同じように行動に責任をとらなければいけないと思う。みなさんはどう思いますか?


[319へのレス] 女の涙 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/01/26(Sat) 20:56:23

ももさんのご意見に同感です。子供じゃあるまいし、田中大臣には、それが逆効果だということに気づかないのでしょうか。これまで周囲にいろいろ迷惑かけてきたのにね。
私の経験からしても、昔から(一部の)女性は、涙を見せれば自分の思い通りになると思い込んでいるような言動がある気はします。そんなんで男女同権なんて言えるのでしょうか。


[319へのレス] 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/01/26(Sat) 23:53:25

 おお、ももさんのカキコで蘇った記憶。はるか昔、若かれし頃、ある男が『涙の一つもこぼせよ。そうしたら、男なんて、皆あんたに同情して、何でも手伝ってくれるんだから。』と職場で悪戦苦闘の私に言った。もちろん、私は拒否しました。あの時の憤怒の記憶が…!!

 そして、私は、職場でどんな時でも泣かない可愛くない女として恐れられるようになりましたが。女が仕事の失敗で泣いたら、その時が完全なる敗北です。私も仕事で涙を流すような方に、重要なポストについて欲しくありません。


[319へのレス] MADE IN AMERICA は駄目 投稿者:もも 投稿日:2002/01/28(Mon) 12:57:23

田中外相に謝罪を求めるどころか、同情が集まり、支持が増えたとか?やはり日本は女性に甘いなあ。だからそのひずみで、まじめに女性の権利を主張している女性達が(確かに中には中身か空っぽで主張だけしている女性達もいますが)、生意気とかうるさいとか煙たがれるんだろうなと思いきや、今度は相手方も涙???これって本当に幼稚なのは報道の方ではないのか?こんなくだらない事をいちいち大きく報道して無駄なんだよ!と思いきや、もしかして自分の考えはアメリカナイズ過ぎかんとも思いはじめました。

アメリカの価値観でみると日本にはほんと無駄が多いです。なんにしても。ビジネスでも、”念の為”の仕事が沢山。念のためのレポートが死ぬほどあって、実際に必要なのはほんのひとにぎり。明日でも間に合うのに、念のため今日中にやっておくとか、念のためにあれもこれも、、とほんと働きものですが、無駄も多いと思う。日本のスポーツ選手もよく”練習しずぎ”と言われます。なにかというと練習、練習、試合の次の日から練習、中には日本が弱いのは単に練習しすぎというこちらの監督もいました。でも、だからって日本をアメリカの価値観で判断するのは時には危険なんですよね。

今日メイドインアメリカのアルバムを購入したのですが、これがまたとんでもない不良品。写真が張り付かないし、うまく閉じないし、、、気がつくと、アメリカ製だからしかたないかと思っている自分がいました。いやあ、なんだかんだいっても日本製の物はいいですよ。素晴らしい。服でも機会でもなんでも。これってやはり無駄を無駄と思わない日本人の真面目さ、真剣さがつくりあげた日本の文化なんですよね。無駄には無駄に見えてもそれなりの意味があり、実際は日本では無駄ではないんでしょうね。人間関係もアメリカより複雑だしね。私も日本人、アメリカナイズされているけど、日本人のいい所はなくさないように、こうして時々反省していこうと思います。


[319へのレス] 遅ればせながら 投稿者:もも 投稿日:2002/01/28(Mon) 14:48:23

misaさん、ベビー関係の情報ありがたいです。ありがとうございました。情報の洪水でなにかと混乱したりしてますが、ベテランママさんのアドバイスはほんとうに助かります。


[319へのレス] いえいえ、 投稿者:misa 投稿日:2002/01/29(Tue) 09:31:02

どういたしまして。
実のところ、真剣味の足りない投稿で、ももさんに不快な思いをさせたのではないかと、心配してました。初めての体験は何にしてもナーバスになりやすいものですから、笑い飛ばしていけたらなあ、と思ったもので。

ちなみに私は普通分娩でしたが、病院が変わってたらしく分娩室と陣痛室が別の部屋でした。その上ちょうど出産ラッシュの日で、陣痛室でぎりぎりまでもたせて、分娩室までダッシュするっていう(!)ものすごい体験をしました。看護婦さんと先生に引きずられて、生まれる寸前の妊婦がダッシュ!!!!ですよ〜。後々まで笑える体験でしょう??世の中にはいろんなことがありますね(笑)。

ももさんも今のうちに妊娠生活を楽しんで下さいね。昔と違って、今はそうそう何度も経験できることじゃないですから(ももさんにその気があれば別ですが^^;)。とりあえずぼちぼちがんばって下さい。決して無理はしないように、甘えられるものには全て甘えて。なんてったって大イベントですから。


[319へのレス] 妊婦がダッシュ! 投稿者:もも 投稿日:2002/01/29(Tue) 13:55:39

どうも。かなり笑いました。胎教にいいです。あと約5週なんで、楽しみます。母って凄いよねえ。一つの命を自分の体の中で育てているんだもの。自分で感動しちゃってます。

話は戻って、やはり報道の力は大きいですよね。
CNNもねええ、最近のENRON 関係の報道を見ていると、クリントン時代のClear Water 報道と比べてなんなんだと思いますね。やはり力の強い者のほんと勝ちね。
かえって、非営利団体の放送のほうがなるべくきちんと報道しようとしています。でも、アメリカって、もうここまでくると、個人のレベルで臭いものにふたをするような感じなんで、もう、だめだなこの国は、なんちって。

日本はアメリカのようにしがみつくプライドもないし、謙虚だから、くさい物のどんどんふたをとる報道組織ができたら、若者も、”俺達でなんとかしよう”って、夢も希望ももてるようになるんじゃないかなあ。明治時代みたいに。

なんかまとまりなくて、しかも御気楽な書き込みですみません、妊婦のたわごとみたいになってしまった。


[319へのレス] Re: 竹のエキス 投稿者:ごみ 投稿日:2002/01/30(Wed) 10:30:35

ひろさん、興味深く勉強になりました。ありがとうございます。

一つ疑問に思ったのは、たとえ比較的無害な乳酸菌でも、増えすぎた影響で有害な菌だけでなく「有益だけど生命力の低い菌」が死滅してしまったりはしないのでしょうか。

医学とか生物学には分からないことが多いです。体臭は表皮に住む菌だかバクテリアの種類によって決まるそうですが、体臭のコントロールは出来るようにならないのかだとか、狂牛病の元と言われるブリオンが「タンパク質の単位で変異が伝染する」という意味不明の説明だとかです。


田中真紀子辞任との見出しが朝刊に踊っていました。涙に大きく反応した人が多いみたいですが、私はちょっと目をぬぐっただけの映像しか見ていません。あの程度ならかまわないのではないでしょうか。田中真紀子も留学組なんですよね。涙が通じるとは思っていないでしょう。

田中真紀子は親中国っぽいので私も早くやめてほしかったですが、今回の件は全体を見ると田中真紀子は悪くないでしょう。NGO の代表がウソをついたとは思えませんからね。それともこの代表が別件での憂さ晴らしをしたのならウソをついた可能性もなくはありませんが。NGO の代表が本当のことを言っていると仮定すれば、十分に状況証拠となりえていると思います。つまり、鈴木宗男がこの代表を煙たがっていたことが特定NGO の会議からの排除につながったと。


このスレッドは話題満載になってしまいましたね。ちょっとでも別の話になりそうならば分けた方がいいですよ。冒頭の私の「竹エキス」の部分を見て、ああこの項はこの話題だけなんだと読みとばす人もいるでしょうから。だとしたらもったいないです。

エンロンはなぜこうもあっけなく潰れてしまったのでしょうか。非常に気になります。湾岸戦争で中東での大口の受注を得たとかで、ブッシュだかその系統との強いつながりを指摘する記事が私の中で印象に残っています。

私は日本的なシステムは好きではありません。「身内」同士のじめじめした関係に、大多数の「部外者」がカヤのそとです。でも、性質こそ違えど、実態は各国とも似たようなものみたいで、うんざりします。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[318] 風の谷のナウシカ 投稿者:もも 投稿日:2002/01/12(Sat) 13:50:56

ビデオ屋で見つけました。ビートたけしの BROTHERもあって、両方観ました。ナウシカは良かったです。ナウシカは本当にいい物語ですね。ただ、、、旦那はBROTHERの方は、面白がってみていたくせに、ナウシカは途中で寝ました。(男の人ってほんとドンパチが好きですね、、)こんなにいい物語なのにと、私が結構怒ったので、本日改めてナウシカをもう一度観るそうです。ただ、ナウシカの方の英訳が良くないです、これはかなり手抜き、またはプロによるものでは無いと思いました、映画の質もこれで半減。ただでさえ、宮崎氏の世界はアメリカ人には理解しにくいと思うので、英訳の役割はかなり重要だと思います

ナウシカと指輪物語を比べると、西洋と東洋の違いが見えてとても面白いです。


[318へのレス] Re: 風の谷のナウシカ 投稿者:potresti 投稿日:2002/01/13(Sun) 03:59:32

 横から失礼いたします。
 ジブリアニメのプロデューサーが以前テレビで言っていたことを思い出しました。「もののけ姫」をアメリカで公開する際にアメリカ側の担当者から『もっと敵と見方をはっきりと分けて描く様に作品を編集し直してもらえないか。』といった趣旨の要請を受けたそうです。彼はその要請を断ったと言っていました。
 一概には言えないと思いますが、アメリカ人(西洋人?)には「敵と見方」や「善と悪」をはっきりと分けることを好む傾向があるのではないでしょうか。「もののけ姫」がアメリカであまりヒットしなかった訳や、宮崎駿の世界がアメリカ人に理解しにくい理由はそのあたりにもあるような気がします。


[318へのレス] Re: 風の谷のナウシカ 投稿者:potresti 投稿日:2002/01/13(Sun) 04:12:15

 上の投稿文の「見方」を「味方」に読み替えて下さるようにお願いします。(削除キーの設定をするのを忘れてしまいました。)


[318へのレス] Re: 風の谷のナウシカ 投稿者:ごみ 投稿日:2002/01/15(Tue) 15:45:14

ドンパチといえば、私の弟は香港映画の「男たちの挽歌」の大ファンみたいです。

タイムリーですねえ。日本でもつい最近またテレビでナウシカやっていましたよ。もういいやと思って見ないでおこうと思ったけど結局見ました。見て良かったです。1986年の映画とは思えません。今回見て思ったのは、軍事っぽい部分でニヤリとしました。あと、映画はコミックスと比べて…と私も思いますが、映画は映画でうまくまとまっているなと感心しました。

http://www.nausicaa.net/

で、海外ではどうなっているのかな、と思って早速サーチエンジンで探してみたのですが、なんか全然駄目です。放映されたのでしょうか。文化の違いなのでしょうかね。アメリカで人気なのは結局ドラゴンボールとセーラームーンという分かりやすすぎる作品だけみたいですからねえ。去年インドでもドラゴンボールZ がケーブルテレビで放映開始されたそうで、知り合いがとても面白いと言っていましたけど、バットマンと同類に扱われているみたいなので、やはりヒーローが悪者をこらしめるのがウケているのでしょう。

天空の城ラピュタなんか、かなり善悪がはっきりしていると思うんですけどね。この名作が海外でほとんど知名度がないのは不思議でしょうがありません。ナウシカの英訳が拙いというのもガッカリです。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[317] エイズ日本で爆発感染! 投稿者:もも 投稿日:2002/01/06(Sun) 13:05:30

今の10代の40%がエイズに感染しているって記事があったけど、これってしゃれにならないと思う。先進国でエイズの感染は増えているのは日本だけ。まったくどこまで臭いものにふたをすれば気が済むのか、日本人は日本人を皆殺しにしたいのか?

ここまで日本人を平和ボケより本物ボケにして一体なんになるのか?病気や、戦争はビデオゲーム、テレビの中だけのでき事では無いのに。


[317へのレス] Re: エイズ日本で爆発感染! 投稿者:もも 投稿日:2002/01/06(Sun) 18:39:28

、、、10代の40%じゃなくて、全体の感染者の40%が10代でした。失礼しました。日本語ってほんと曖昧ね。


[317へのレス] Re: エイズ日本で爆発感染! 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/01/06(Sun) 22:43:02

 あら、ももさん、案外あわて者ですね。でも、全体の40%が10代って、案外深刻な事態ですよね。これから、恋愛も何回も経験する人も多いだろうし、結婚して子供も欲しくなる人も出るだろうし、無自覚の場合、感染が広がりますよね。

 それに、以前ほどエイズのことTVも含めてやっていないですよね。


[317へのレス] Re: エイズ日本で爆発感染! 投稿者:もも 投稿日:2002/01/07(Mon) 07:21:43

32週に入って (あと8週)時々自分が自分じゃないような気がしますが、あわて者なのはもとからです、お騒がせしました。

でも、日本にもっと性病に関する教育があったほうがいいと思ったのは確かです。エイズに関わらず。性病ってかなり”タブー”になっていて、検査しない人達が多いですよね。自分の”汚点”になるような気がするのかな?そのわりには、性がどんどんオープンになってきている、簡単に性交渉をする。なぜが、皆”自分は大丈夫”みたいに思っているように見えました。たしかにこれから日本を背負う10代がこんなのでは、心配です。大人の責任でもありますね。


[317へのレス] Re: エイズ日本で爆発感染!なんちゃって 投稿者:ごみ 投稿日:2002/01/07(Mon) 13:02:30

一瞬びっくりしました。ははは。

私の頃でも高校の授業、いや中学でしたっけ、コンドームがどうこうというのを教わった覚えがあります。いやはやまったく縁のない話でしたけどね。

私には三年年下の弟がいるのですが、彼が言うには、自分より下の世代でかなりの変化があると言っていました。いまでは高校生が平気で金髪ですからねえ。

結局なにが原因なのでしょうか。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[317へのレス] Re: エイズ日本で爆発感染! 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/01/08(Tue) 10:26:36

このBBSには合わない書き込みにも思えますが…エイズの原因を若い人の性的行為だけに絞って考えなくてもよいと思います。アジアでの売春ツアーみたいなものが日本にウィルスを持ち込んでいる一番の原因のような感じがしますけど、規制できないものか。また、血液製剤や他の輸血時の問題とかも考慮に入れてはいかがでしょう。
性教育の徹底化という意見には疑問です。それより、未成年者は性的行為にむやみに走らないよう徹底したほうがいいのでは。若い人にはもっとプラトニックに恋愛に悩むことを経験すべきです。なんか、時代と共に日本人の恋愛感が歪んでいく気がして。これも戦後のキリスト教的な欧米文化の影響でしょうか。
余談ですが、ピルの公認の問題については、エイズ問題にも絡んで反対です。必需品ではないと思うのですが。


[317へのレス] Re: エイズ日本で爆発感染! 投稿者:もも 投稿日:2002/01/08(Tue) 11:36:15

アジアの売春ツアーですか!そんなものがあるんですね。プラトニックラブって、”古き良き日本”という感じでいいですね。でも、私個人の意見では、昔のようにはもう戻れないんじゃと思います、どうでしょうね。でも新しい方向で歪んだ恋愛をもっと綺麗なものにもっていく事はできると思います。でも、テストをきちんとしたり、正しい知識はもっていたほうがいいとも思いますね。売春ツアーか、、、アジアにいかないまでも風俗や、複数の性関係を持ち、あまりに危険だと思っても、以外にきちんと性病に関する知識が無く、テストもうけようとしない人が結構いるなとも思ったので。

キリスト教は、もとは結婚するまで、性交渉はしてはいけなかったんですがね。どこがどうなってしまったのでしょうか??

ピルは私はしばらく使っていました。便利でしたよ。でも、必需品か?と聞かれれば、そうではないと思いますが、住んでいる社会、文化にもよりますね、、おっと私は複数の関係を持っているわけではありません。共働きで忙しく、この子のあとは数年は作らないので、ピルは楽で効果があっていいです。それにあまりに、ポピュラーであたりまえのように皆使っているので、抵抗はありません。ただ副作用のほうがまだはっきりしていないとも聞きました。

今まで、日本はピルなしできたので、必要ないのかもしれません。日本の女性はどう望んでいるのでしょうね。私も、もし今まで使っていなかったとしたら、必要と思うだろうか?


[317へのレス] Re: エイズ日本で爆発感染! 投稿者:ひろ 投稿日:2002/01/08(Tue) 14:40:16


> ピルの公認の問題については、エイズ問題にも絡んで反対です。

 このあたりの正確な知識が、中枢のピル反対派の戦略もあってか普及していないような気もします。

 欧米での疫学調査では、ピルを解禁したほうがエイズの拡大を抑止するという結果が出ています。これは「そんなデータもある」という話ではなく、「常識」の域に達しています。

 エイズの感染経路は、1.性行為、2.医原性(血液製剤など)、3.母子感染、の3種類があります。コンドームは、確かに性行為による感染を予防します。しかし、ピル使用者も、危険のある性行為のとき(通常のセックスパートナー以外との性交)には、コンドームを使用することが多いようで、少なくとも欧米では、ピル使用者のエイズ感染率が高いという結果は見られませんでした。

 一方、ピルは母子感染の予防においては、コンドームをはるかに上回ります。コンドームでは失敗による妊娠がありますが、ピルは完璧ですからね。つまり、「エイズ感染女性の望まぬ妊娠=エイズチルドレンの発生」を予防できるのです。

 ある程度、エイズが蔓延した国では、同性愛や売春といった古典的な発生要因よりも、この母子感染が深刻な問題となっています。ですから、日本の今後のことを考えても、ピルはエイズ蔓延を防止するために必要だと私は考えています。

 なお、手元の資料では、日本で発生したHIV感染は5300例となっています(実際はもっと多いでしょうが・・・)。そのうち、異性間性行為が2600人で、血液製剤2100人。また、このうち2000人が外国人です。ですから、小川さんが指摘されるように「外国人の売春」がエイズの背景には色濃いのは事実です。でも、私は言うべきではないと思います。問題を内在するものと捉えず、外国人のせいにする風潮が生まれてしまうからです。

 これは、エイズ発生当初、アメリカで「エイズは同性愛者の疾患」とレッテルを貼ってしまったのと似ていませんか? アメリカでは、「だから同性愛者とつきあうな」という風潮が先行し、対策に乗り出すのが遅れました。

 日本人は、ただでさえ排他的ですからね。そして、排他という手段には、きわめて残酷ですからね。気をつけないと、歓楽街の外国人女性を危険視したり、外国人との恋愛をタブー視したりするようになっちゃいますよ(もうなってるか?)。


 よろしければ、こちらも併せてお読みください。

 新たな避妊の選択肢・ピル(国際保健通信 1997年10月15日)
 http://square.umin.ac.jp/ihf/news/1997/1015.htm
 


[317へのレス] 狂牛病 投稿者:ごみ 投稿日:2002/01/11(Fri) 09:53:25

全然関係ないんですけど、狂牛病ってどうなのですか。これも保健ですよね。肉を食べていますか?


あと、アジア国際通信のページがなにやら電波色ついてきたような気がするのですが、神保さんというかたは大丈夫なのでしょうか。炭疽菌に感染しても身近な治療法があるとか言っておきながら結局書くのやめたとか、クリーンなエネルギーがあるんだとかいって詳細を言わないとか、ヤバい感じがします。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[317へのレス] Re: エイズ日本で爆発感染! 投稿者:ひろ 投稿日:2002/01/14(Mon) 00:28:07


ごみさん

肉食べてますよ、牛スジも行きつけの屋台で毎回食べています。厚生労働省の食品保健部監視安全課という、まさに担当部署の男と、大晦日には焼肉をたらふく食べました ^^;

私に言わせれば、狂牛病を気にして牛肉を避けるよりも、タバコとカップ麺を控えたほうが、生命予後は格段に改善すると思われますね。テレビ見てると、主婦がスーパーとかで「牛肉は危ないので、魚にしてます」と言ってるのを観ると笑ってしまいます。最近まで「魚には、ダイオキシンや環境ホルモンが入ってるので避けてます」と、言ってたのにですね〜

マグロなどの大型魚には、かなりダイオキシンが蓄積してますから危険ですよ。実際、妊婦は食べるべきではない。あまり食べ過ぎると胎児に蓄積して、結果、奇形児が生まれるリスクが高まるのは「事実」です。アメリカでは、妊婦はツナを食べないように指導されていると、講義で習ったんですが、本当ですか? >ももさん

「だから狂牛病など気にしなくていい」と言ってるのではありません。できる対策は、早急に打つべきです。でも、そうやって行政を批判するのなら、同時に、自分たち自身の生活習慣をふり返って、改善すべきことは、改善してゆく姿勢も求められるでしょう。

まあ、僕は、タバコの煙立ち込める屋台で、まずは生チューをグイっとやって、そんで牛スジ食べながら熱燗を一杯やるのが大好きです。それが私の Quality of life なもんですからね。

本音を言えば、「なあ〜に、発症するまでには治療薬が開発されるさ!」。生活の質を退行させるよりも、私は人類の英智をあてにして生きています。


[317へのレス] 狂牛病について 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/01/15(Tue) 06:24:51

私の情報不足かもしれませんが、狂牛病で実際に人が死んだりした例を知りませんが・・・あるんですか?騒ぎ過ぎのような気がして。

世界の海は、やはりダイオキシンで汚染されているということでしょうか。私は寿司が好きです。


[317へのレス] 私も寿司好き 投稿者:もも 投稿日:2002/01/15(Tue) 12:20:48

こちらでは、ナマ物はさけろと言われましたが、、寿司、たまには食べています。そうですか、今日からはマグロは、そしてナマ魚もやめます、、、マグロは料理しても危ないのでしょうか? 怖いですね。でも、食べ過ぎたわけではないので大丈夫でしょう。

狂牛病で死んだ人達はたしかイギリス人だったと思います。


[317へのレス] Re: ヤコブ病日本で爆発感染? 投稿者:ごみ 投稿日:2002/01/15(Tue) 15:34:38

いやあ、聞いてみるものですね。役人が普通に食べているというのはそれなりに安心です。どうもありがとうございます。

私は週刊誌の情報を頼りにしているのですが、脳髄や脊髄が危なくてあとは大丈夫なんじゃないかと漠然と思っています。イギリスには脳を食べる料理があってそれが死因みたいですよ。日本には一応それっぽい患者がいたとかいないとかいう話になっていますがどうなのでしょうね。

カップ麺が危ないのは、週刊誌によればビーフエキスを使っているからだそうで、骨髄も一緒に使われているからだとか…。最近私は食べているのでヤバいかも。

海外では生魚が新鮮じゃないので寿司が多少匂うと聞きましたが本当ですか。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[317へのレス] クロイツフェルト・ヤコブ病 投稿者:ひろ 投稿日:2002/01/15(Tue) 17:16:32


小川さん;
> 狂牛病で実際に人が死んだりした例を知りませんが・・・あるんですか?

 狂牛病(正式には牛海綿状脳症)というのは牛の病気でして、ヒトに感染した場合、クロイツフェルト・ヤコブ病という疾患を発症すると言われています。このクロイツフェルト・ヤコブ病、発症すると、脳がどんどん萎縮してゆくので、歩行不能になるほどマヒしてゆき、また痴呆も進行します。最後は、無言無動状態になって、呼吸が止まって死亡します。発症から死亡まで、だいたい数ヶ月から2年です。有効な治療法はありません。

 クロイツフェルト・ヤコブ病には、感染性(80%)と遺伝性(20%)があるのですが、前者の感染経路には、1.ウシの脳脊髄・眼を食べた場合、2.ウシの硬膜を移植した場合、の2つが疑われています。

 ウシを食べたことによる感染者は、2000年末のデータでイギリスで88名が報告され、その他フランスで3名、アイルランドで1名が報告されているだけです。ただし、この中には菜食主義者もいたため、他の感染経路もあるんじゃないかとか、牛エキスもヤバイんじゃないのとか、混乱が助長されているようです(遺伝性でないことは、特徴的な脳波で鑑別できます)。

 ウシの硬膜を移植したことによる感染者は、最近訴訟にもなっていることで御存知ではないでしょうか。1998年5月のデータでは、全世界で約50例、そのうち43例が日本で発生しています。狂牛病のことが騒がれていながら、日本の脳外科手術で汚染された硬膜移植を続けた結果ですので、まあ、厚生労働省の責任が問われても仕方がないかもしれませんね。


[317へのレス] ダイオキシン 投稿者:ひろ 投稿日:2002/01/15(Tue) 17:19:07


ももさん;
> 今日からはマグロは、そしてナマ魚もやめます、、、マグロは料理しても危ないのでしょうか? 

 こちらはダイオキシンの話題ですが・・・

 ダイオキシン被害は、米軍が枯葉剤をベトナムでばら撒いたことで有名になりました。枯葉剤にはダイオキシンが含まれていましたので、当地での奇形児をたくさん発生させたと言われています。ダイオキシンとは、サリン以上の毒性をもつ強力な化学物質です。しかし、ダイオキシン研究はあまり進んでいません。予算がつかないんですよ。それでも、使命感をもって地道にやっている研究者もいるようですが、騒ぎ好きの左派評論家がトンデモない見解を述べたりしているので、解かりにくい分野ですね。

 んで、ここでは、事実だけを列挙します。

1.地球表面はダイオキシンによって汚染されている
 ダイオキシンは、日々、ゴミの焼却処理によって大気中に拡散しています。そして大気から海に溶けて、食物連鎖に沿って、大型魚ほど高濃度に蓄積されています。もちろん、最終的に一番蓄積されるのは、ヒトですね。さらに、ヒト(母体)からだけ栄養を得ている(つまり食物連鎖の最高峰である)胎児・乳児が、一番、ダイオキシン濃縮がすすんでいます。

2.ダイオキシンは脂肪に含まれる
 ですから、トロなんかは結構ヤバイ。そして、脂肪分がたくさんの母乳にも多く含まれます。加熱しても、焼却しても、ダイオキシンは残ります。

3.母体から胎児・乳児への移行
 胎盤や母乳(脂肪が多い)を通じて移行します。おかげで母体のダイオキシン濃度は低下するほどです。で、どんな影響があるのかってことですが、妊娠12週までは奇形を呼ぶ可能性があることが分かっています。でも、それから先は不明。アトピー性疾患との関連を指摘する人もいますが、正確なところはわかりません。

 こんなところです。一時期、母乳はヤバイってんで、人工乳にしようという運動があったりしましたが、これは明らかに誤りです。母乳には、貴重な免疫性のタンパク質が含まれていますし・・・ 母性心理的な役割もあるでしょう。そして、人工乳にだって母乳に負けず劣らずダイオキシンが蓄積してるのです。「安全です」と気休めを言う気はありませんが、「気にしても仕方がないっす」とは言えると思います。

 要は、私たちがダイオキシを発生させている文明に生きている以上、ダイオキシンから逃れる術はないということです。人類全体の問題として、ダイオキシン削減の努力をはじめるか、もしくは大量消費型文明の副作用として受け入れるか、どちらかなのでしょう。


[317へのレス] げろげろ!! 投稿者:もも 投稿日:2002/01/16(Wed) 13:34:49

たいへん勉強になります。、、でも、私もひろさんのように、あまり神経質にはならないようにしますが、できるだけは気をつけたいと思います。人口は増えすぎているので、こんな状況になるのも自然なのかもしれませんね、自然の浄化作用には人間は勝てん。あ、これから一人産むんで、これには最善をつくします。

ところで、ちょっとひろさんに質問してもよろしいでしょうか?、もし、専門外だったら失礼。アメリカでは無痛分娩が多く、私の行っている病院も75%が無痛分娩。でも、私にはどうしても赤ちゃんを危険にさらす行為としか思えないんです。アメリカは製薬会社の力が石油産業にまけず、かなり強いので、なんでもかんでも薬に頼る傾向があるので、私は個人的にアメリカのでの薬の使い方には、医者や、周りの勧めよりもなるべく自分で判断するようにしています。が、しかし、医療関係にはほとんど無知なんで、難しい時がありますね。

今の時点ではEpiduralsはできるだけ避け、Narcotic pain relievers (すいません、日本ではなんと呼ぶかわかりません。英語でも、初めて聞く言葉なんですから)を必要に応じて使おうかなと思っています。まったくのペインキラー無しは、恥ずかしながら自信無しです。American Scientific Magazine に人の子は頭が大きいので、麻酔を使う事は自然な事とあったなどどいう友人もいるので、なんとなく混乱しています。もし、おすすめの麻酔とか、つかわないほうがいいとかあったらおしえてもらえると助かります。again, 専門外だったら失礼しました。


[317へのレス] ももさん。 投稿者:misa 投稿日:2002/01/17(Thu) 09:23:39

妊娠生活、お疲れさまです。
ちょこっとお邪魔させていただきます。
アメリカでは無痛分娩が多いんですか?日本ではあまり一般的ではないようで、こちらの友人知人の中には一人もいないようですが。もっとも、子宮収縮剤とかを使ったという話はよく聞きますが。麻酔を使って痛くなく産むってのは・・・、どうでしょう?とりあえず、経験者の一人として我慢できる程度の痛みだったとだけお答えしたいと思います(笑)。じゃなかったら、何人も子供を作るお母さんはいないに違いない!生まれた後の楽しみを思ってがんばって下さいね。私個人的には無痛で産もうが水中分娩しようが、生まれてしまえば同じかな?とも思いますが。(今日本のベビー雑誌を見ると、いろんな出産の方法が書かれていておもしろいんです^^;)

ところで、そんな事とも少し関連するのですが、ダイオキシン問題。うちの子が生まれたのは7年前で、ダイオキシンについてはそんなに騒がれてはいなくて、子育ては母乳が一番!という風潮でした。ところが妹が子供を産んだ3年前はダイオキシン問題が盛んに言われている時だったので、母乳はあげても3ヶ月、それ以降は人工乳で育て、母乳は絞って捨てなさい(!)と。なんでも母乳はダイオキシンが体外に出るチャンスなので、この機会を逃してはいけない!とかいう話だったような(爆笑)。んで、去年妹が二人目を産んだのですが、その時はダイオキシンの話はほとんど聞きませんでした。たかだか7〜8年のうちこんなに話が変わっていくので、人と世間の噂ほどあてにならない物はないな〜と思いますが、いかがでしょう?

ちなみに、ベビー用品コーナーも移り変わりが激しく、7年前はプラスチック用品が主流でしたが、3年前はほとんど陶磁器でした。で、今はどっちもありな状況のようです。ほんと、あてにならないですね(笑)。


[317へのレス] Re: ダイオキシン 投稿者:ごみ 投稿日:2002/01/17(Thu) 16:26:13

ダイオキシンを地球から回収しようと思ったら、要するに人間に集まってくるわけですから、火葬場でちゃんと回収すればいつかなくなるってことになるのでしょうか。

風の谷のナウシカで、腐海が地球の毒素を浄化する、なんて言っていますけど、あれはどういう原理なんでしょうね。結晶化なんて言いますけど毒素の成分がうまく結晶化してくれるんでしょうか。それともバクテリアが分解してくれるとか。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[317へのレス] Re: ダイオキシン 投稿者:ほうむれす 投稿日:2002/01/18(Fri) 23:59:07

そういえば、ベトナム戦争当時、枯葉剤を積んだB52は沖縄から飛び立ちました。
今も・・・あまりかわりないことをやっているようで・・・。

「平和主義」もいろいろなものがあります。あくまで、対話をつらぬきとおすか、『武力でねじふせるか』。
日本には、「平和」一つとっても、確乎としたものを育てあげてこなかったような気がします。


[317へのレス] Re: ダイオキシン 投稿者:ほうむれす 投稿日:2002/01/19(Sat) 23:20:36

医療に関係したことなのですが、看護学校では日本からベトナムにボランティアで看護婦が行っている事なども紹介するそうです。
しかし、枯葉剤の散布は、今に至るもその土壌汚染が問題になっており、実際ボランティアで派遣される地によっては相当な危険がある地域があるそうです。そして、ベトナムへのボランティア活動を紹介する教師や医師がそもそも、そのような情報に疎いようなのです。
「行って帰って来た人に異常はみられないから・・・」と答える医師も実際いるようですが、年配の医療従事者の人に聞くと、やはり危険な地域は確実に存在するということです。

ボランティアということではアメリカの一般市民のその意識はとても高いものがあり、世界各地でそれに助けられている人々は多くいるのではないでしょうか。
ただ、地雷撲滅運動もそうですが、「地雷禁止条約」はアメリカの市民レベルで始まった運動が、100カ国を超える国が参加する世界的なものになったにもかかわらず、アメリカは政府が「国」としては拒否しています。
枯葉剤のダイオキシン問題にしろ、そもそも爆弾投下しなければ、上にあげたような愚かな状態も生まれませんでした。
基本的なところで、本当に学ぶということを大事にしないと、これからの「ハイテク」時代を人類は破滅の道にするのではないか、と考えています。


[317へのレス] 日常の中で 投稿者:ほうむれす 投稿日:2002/01/21(Mon) 22:39:41

この掲示板にはアメリカ在住のかたもおられるようですが、僕は何もそういうかたがたに対する非難などといったことで書いているのではないので、どうか御諒解下さい。それどころか、逆に、期待なぞ持っているのです。
一人一人が---別に何かの運動のようなことをしなくても---ここの掲示板に書きこみをされているかたのように常日頃、物事に対して真摯であれば、世の中は自然と良くなっていくと僕なぞは考えています。


[317へのレス] 高山さんへ 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/01/22(Tue) 00:54:58

遅くなりましたが、為になる貴重な書き込み、ありがとうございました。ダイオキシンの問題って、あまり騒がれない割に深刻なんですね。


[317へのレス] Re: エイズ日本で爆発感染! 投稿者:Hiro o HCM 投稿日:2002/01/28(Mon) 17:26:36

はじめまして、管理人さんと同じ名前なので居場所を付けましたが、今ベトナムのサイゴンからです。
エイズ感染者の40%が10代っていうのが本当だとしたら本当に恐い事ですね。大人の横暴な価値観と子供の無防備さ、お先真っ暗な気がします。
いろいろと勉強させて頂きます。

http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Oasis/3703/


[316] 皆様、管理人のひろさん、明けましておめでとうございます。 投稿者:もも 投稿日:2002/01/01(Tue) 06:51:49

今年も皆さんが健康でいられる事を御祈りします。

昨日、The Lord of the Rings という映画を観てきました。こちらでは Harry Potter を抜く勢いなんです。とにかく素晴らしい映画でした。特殊効果だけじゃなく、内容に私は感動しました。西洋の善と悪の
価値観がよく現れていると思ったからです。やはり西洋の価値観、人生感は私の東洋のものとは違う。まあ、テロとも重なってこの映画をみる人達の思いは複雑な物があると思います。みなさんも、興味があって、もし機会があったら、是非観てみてください。

ユーロの流通が始まったのですね。時代はどんどん動いていく!閉鎖的はヨーロッパは、なんだかんだいっても差別は凄まじいらしいですね。同じ国民の中でも上流、下流で差別が凄いんですね。私達は黄色い猿?と扱い??実際日本育ちの私は差別された経験が無く育ったんで、あんまり、ピンとこないですね。人間は愚かだけど、あきらめるのは嫌ですね、と、昨日の映画の影響ですね。


[316へのレス] Re: 皆様、管理人のひろさん、明けましておめでとうございます。 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/01/01(Tue) 13:03:05

 謹賀新年。2002年の幕開けですね。戦争や紛争が少しでも減りますように。 

 一難さって又一難…。ケーブルTVのインド番組が、全て止められてしまいました。パキスタン人にとって、アフガンの問題よりカシミール問題の方が重要なのです。しかも、多くの情報は、インドのニュースから仕入れているので、一般市民は、何がなんだか分らない状態になっています。

 カウントダウンの昨日は、海辺は多くの若者と家族連れでおお賑わい。女の子だけの車が時々あり、それを見ると若者たちが踊りをしながら奇声をあげる。何処の若者の気持ちは、同じ。

 戦争と隣り合わせに暮しながら、自分たちの生活を楽しむことは、忘れていないですね。南方民族は、根がその日暮しという所があるので、あまり、日本人のように深刻にならないようです。基本的に、どうにかなると思っているようです。

 アメリカの映画は、パキスタンで映画館で上映されますが、インド映画は、上映されません。しかし、老若男女、みんなインド映画が大好きです。インドの有名な俳優も、ムスリムが案外多いのです。歌あり、踊りあり、ラブシーンあり、アクションあり、そして、勧善懲悪の3時間映画です。みなさん、ケーブルTVとビデオやBVDで楽しんでいるのです。義父など、インドのケーブルが見られなくなったら、早寝になりました。


[316へのレス] Re: 皆様、管理人のひろさん、明けましておめでとうございます。 投稿者:もも 投稿日:2002/01/02(Wed) 07:30:25

ルビィさんの書き込みをここで読む事ができるので、視野が広がります。インドとパキスタンは火種ですね。でも、最悪の事態にならない事だけを祈っています。

インドの映画みた事あります。昔インド人がボリウッドという所ではハリウッドより多くの映画が作られるって、誇らしげに語っていました。だた、私はミュージカルさえ苦手なんで、私にはインド映画の良さがわからないんです。旦那も私と似た嗜好なんで、インドの映画は残念ながら好んでは観ないです。逆に、私が好きな”Akira Kurosawaの”生きる”とかインド人がみたら、完璧途中で寝てしまうかな??

シアトルではスペースニードルで花火があがりました。とても綺麗でしたよ。

今年、ルビィさんの周りが危険にさらされない事祈っています、、、、とかいって、こっちこそテロかなんかで爆撃されて危険なめにあるかもしれませんが、、それに東京で大地震が起きれば、津波でシアトルは、ほとんど破壊されるという話も聞きました。おおっと、年明けから縁起でもない事を。でも、私も深刻にならず、自分の生活を楽しんでいきます。


[316へのレス] 夢をみせる映画 投稿者:ルビィ 投稿日:2002/01/03(Thu) 23:13:40

 ももさん、インド映画は癖がありますから、ハリウッド映画になれているとい、げっ?てなもんです。でも、面白いなぁと思い始めると、癖があるぶんハマルんですよぉ。ハリウッド映画のパクリも多い。

 しかし、あの踊りと歌…、好きなんです。女優の美しさは、世界一と思います、若き日のエリザベステーラーやブルックシールズ級がゴロゴロおります。しかし、男優さんは、個性派で美形は多くない。

 ボリウッドは、年間に千本以上の娯楽映画を作ってるそうですよ。真面目な映画で、外国で評価の高い物は、民衆に受けないそうです。夫曰く『日給の半分を映画代で使って、後は食い尽くしてしまう貧しい市民が、自分達と同じような人の生活映画見て何処が面白いの?夢を見せてくれるから金払うんでしょ。』はっ、ごもっとも。

 黒澤映画も初期のものは、面白いですよね。娯楽的要素も多いし。“生きる”って、どんなんでしたっけ?志村喬の主演映画でしたっけ?見た事ある気がするけれど、多分、戦後間もなくか、もっと前か、貧しい人々の話しだったような。インドの大衆は、多分、見ないでしょう。夫の言った理由から。

>今年、ルビィさんの周りが危険にさらされない事祈っています

 ありがとうございます。カシミール問題は、今に始ったことじゃないですからね。戦争にならないと思います。ももさんも、今年は、お母さんになりますね。生まれるとしばらくは、ゆっくり寝てられないから、今のうちゆっくりしてくださいね。


[316へのレス] Re: 皆様、管理人のひろさん、明けましておめでとうございます。 投稿者:ひろ 投稿日:2002/01/04(Fri) 14:36:00


あけましておめでとうございます。

ももさんをはじめ、皆さんの議論にナルホドと感動してばかりです。
私の方は、3月の国家試験へ向けてカウントダウンがはじまっており、私の新年はそれまでおあずけといったところです。

皆様にとって、今年が豊かで活力ある1年となりますように・・・


[316へのレス] Re: 皆様、管理人のひろさん、明けましておめでとうございます。 投稿者:小川隆司 投稿日:2002/01/04(Fri) 21:04:04

私からも、あけましておめでとうございます。
21世紀初めの年であった昨年はいろいろありましたが、今年は皆様、そして世界の多くの人達にとり幸せな年でありますことを祈っております。
高山さん、国家試験の方、皆様と共に成功を祈っておりますので。

ルビィさん、「パキスタン映画」って、あるのですか?
関係ありませんが、私は昨年の暮れに「千と千尋の神隠し」観て感激しました。この正月は「ハリーポッター」観まして、イギリス情緒(?)はありましたが普通かなって感じでした。


[316へのレス] Re: 皆様、管理人のひろさん、明けましておめでとうございます。 投稿者:もも 投稿日:2002/01/05(Sat) 19:18:14

”生きる”は。長い物に巻かれていきていた公務員が、死を宣告されてから、長い物から飛び出して生きるという話です。志村さんの演技がいいんです、特に目でする演技。
なるほど、パキスタンやインドの人達はそういう好みで映画をみるんですね。

ところで、今週からラマーズのクラスを取っていますが、こちらではビデオで、凄い所まで全部みせるんです。XXXXXて感じで、さすがに頭が出てくる所は、目を背けてしまい、ずっと旦那にしがみついている状態でした。私は、異常に”血”とかが苦手なのです。医療系にいかなかったのもそれが一番の理由。確かに勉強にはなるが、いやあ強烈すぎました。日本もここまで見せるのでしょうかね?


[316へのレス] あけおめ。 投稿者:ごみ 投稿日:2002/01/07(Mon) 13:23:04

今年もよろしくおねがいします。

The Lord of the Rings っていわゆる指輪物語ですよね。三部作になるのだとか。ファンタジー好き向きか子供向きだとばかり思っていましたけど、普通に大人も楽しめるんですね。この映画のことを私が知ったのはウルティマオンラインというゲームのコミュニティサイトでなのですが、このゲーム自体にも多少西洋的な価値観を感じることがあります。犬と猫と馬を殺すとカルマが下がるのに、他の動物を殺しても全然なんともありません。これも多分西洋の善と悪ですよね。

ユーロでびっくりしたのは、各国の通貨って早くも二月末までに全て使えなくなってしまうそうですね。とても早いです。手にした知り合いが、おもちゃのお金みたい、って言っていました。あと、今年になってふと CNN をつけてボーッと見ていたら、ドルを基準にした各国の通貨レート表示で、ユーロを差し置いてまだ円が一番上にありました。CNN 以外は知りませんが…。

パキスタンってそんなにインドの影響を受けているんですね。おどろきました。ますます、パキスタンが近い将来アメリカとインドによって地図上から消えてしまうのではないかと思えてきました。

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[315] アンパンマン事件発覚!! 投稿者:もも 投稿日:2001/12/22(Sat) 09:52:36

この間、asahi.comをあけてびっくり!なんとトップニュースがアンパンマンの像盗まれるだったんです。そうかそりゃ国家の一大事だ、どうしよう!!
なんて一体思った人が何人いたんでしょうね。どこをどうやって編集したらこんな結果になるんでしょう。情けないです、、、。

そろそろ日本にも情報革命が起きて欲しいものです。せめて24時間だれでもアクセスできるニュースチャンネルとかね。アメリカにはCNNがあるがこれができてからアメリカ人はかなり変わりましたね。アメリカ人は日本人よりもっとひどい世間知らずだったんですもの。なにげなく流れれくるちいさなニュースにも“ああ。世界は広いんだな、世界はアメリカとヨーロッパだけじゃない”ってだんだんわかるようになってきたんです。これは参考にしても損はないぜと思いますね。

だた、日本にはわかのわからない法律、慣習があってなかなか新しい事がてきないらしい。記者クラブとか?電波法とか??、詳しい事はわからないがあるようですね。石原知事みたいに、物事をぱっぱとできる情報の専門家がはやく現れて欲しいと願っています。いやあ、私にその力があったらなあ、でも、命がけの仕事になるでしょうね。とりあえず、今はできる事しかできませんね。

それに特に最近の番組はくだらないものが増えすぎたと思う。しかもどこのチャンネルをにしても同じようなくだらない、あたまが空気状態になるものばかり。小林よしのりさんにしろ、櫻井よしこさんにしろ、こういう人達がどんどんテレビで意見を話せるようにならないものだろうか?タレントの好物をあてたり、タレントがいすとりゲームをしているのを観て、一時間を過ごしたり、アンパンマンの銅像がぬすまれた事は一大事件だというそんな生活を送っているうちに日本人は平和ボケというか、本物ボケになって、脳が腐って、そのうち日本はめちゃくちゃになっていくとしか私には思えない。

決して馬鹿ではない、どっちかというと、賢い日本人。大人が物事の臭いもののふたを取ってちゃんと考えるようになったら、子供もきっとちゃんと自分の人生を考えるようになると思う。

、、、と、ごみさん、なにがおそれ多かったのでしょう??私には理解不能。


[315へのレス] ドラえもーん、何か道具だしてよう 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/25(Tue) 17:18:03

アンパンマンですか。それはすごいですね…。朝日新聞がそこまで露骨とは思いませんでした。私はまだ親と同居しているんですけど、親がそれまで日経と朝日とっていたのを、朝日やめることにして、私が産経とりはじめました。こっちはこっちで日経と比べると不審船の扱いがでかいので面白いです。北朝鮮どうこうでいまさらながらに金丸がなになにだったという記事が一面に載るぐらいです。

CNN ってそこまで大きな影響力があったんですね。ほかに、ディスカバリーチャンネルがどうこう、なんていう話もたまに聞きます。まあなんでしょうねえ、向こうでは歴史上の英雄といえば第一にアレキサンダー大王で、アジアの歴史は歴史じゃなくて地域研究なんて言われているそうですからねえ。もう意識の根元から、アメリカとヨーロッパが世界の中心だと思っているのでしょう。

私の好きなコンピュータゲームの話をしますと、Age of Empires シリーズはチンギスハーンとかを大きく取り上げていて、決してヨーロッパだけでない歴史のとらえ方をしているのですが、最近出た Empire Earth というゲームにはガッカリしました。その時代その時代に現れるヒーローやヒロインがみなヨーロッパ系です。多分このゲームのデザイナーがいいとこ標準的な欧米人なんだろうなと思います。


テレビですか。私は最近、モーニング娘。がお気に入りです。いまの時期はテレビはみんな特番ですねえ。私も基本的にくだらねえなあと思って見ないのですが、たまに見ると面白いです。でもやはり、若い人たちには、これがすべてだとは思わないでほしいです。それが一番の憂いです。

あ、あとスポーツ新聞ですか。あれ読んでる人がいると、バカっぽいなあ、なんて思っていましたけど、一応あれって活字なんですよね。日本人はなんだかんだいっても電車の中で活字を読んでいる人が多いです。でも、私はこのまえ通勤中に「のび太の恐竜」をひさびさに読み返しましたけど、これほど時間を感じさせずに読書に没頭できたのは久しぶりでした。そのうち新聞も漫画みたいになったりして。

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[315へのレス] Re: アンパンマン事件発覚!! 投稿者:もも 投稿日:2001/12/26(Wed) 08:18:50

そうなんです。アメリカ人はアメリカとヨーロッパが世界なんですよね。ここ、シアトルはまあアジア系が多いので、かなりアジア人にとっては暮らしやすと思います。前は、南部の某大都市にいたのですが、かなり差がありますね。顕著な例などは、以前就職活動をしている時、某一応大会社から面接にきて欲しいという電話があったのは良かったのですが、話を聞くと、ベトナム語を名話せる人材を探しているとの事。私が、いや、私Japanese であってVietnamese でなないんですと説明してもその人事だかなんだか知らないがその人はなにが私の言ってる意味をまったく理解しなかった。しかも履歴書にも日本語とは書いているが、ベトナム語なんて書いてなかった。友人も私と知り合う前はHong KongはTokyoにあると思っていたとかね。ちなみにはTokyo国ではなくて都市、、、。、、がしかし反対の例もあります。ある日本にしばらく滞在していたーストラリア人が、日本で一番頭にきた事は自分をみんながいつもアメリカ人に間違えた事だと言っていました。アメリカで起きたニュースをみて、君の国でこれこれがあったよとか言われたそうです。

結局、興味の無いことは頭をすり抜けて出て行ってしまうんでしょうね。だからほんと気軽にアクセスできるニュースは絶対いい事だと思う。情報は知識。知識は財産。ぽかんとただ聞き流していてもいい、それでも、映像を眺めているだけでも違う。疲れて帰ってきたらなかなか活字に集中できない事もあるしね。楽しい番組も必要だけど、報道番組が少なすぎると思うんだなあ。

モーニング娘ですか。実はじゃんけんぴょんだとかなんだとかが一位になっていた時、私は日本にいたのですが、その時は、大人がこんなのを聞いているのかと思うと、なにかなんだか理解できませんでした。でも、その時、友人に、別に皆じゃんけんぴょんとかいう歌詞に聞き入ってきいているわけじゃない。ただみんなかわいらしくて、聞いてて楽しいんだって。見方を変えなよと言われましたね。そういえば日本はキャラクターが多いですもんね。大手の銀行もほとんどキャラクターと使っている。ドラえもんもいますよね。東京で、日本に長くすんでいるアメリカ人が、あんまりキャラクターが多いので日本人は精神年齢が低いのか?と言った時には、ちょっと不快に思ったが、ああ、そう見えるのかもとも思いました。でも、精神年齢が低いわけでもないでしょう。日本人はストレスをためやすい文化だから、その裏返しでキャラクターが私達を癒しているのかな?と私は思う。うちの旦那も東京で、ばりばりのスーツと着たバリバリのビジネスマンが携帯を取り出した時、携帯にいろんなキャラクターがぶら下がっているのを見て、最初は驚いたが、そんなキャラクターが日本の社会で果たしている役割を理解するようになりました。漫画も絵があると子供向けと見えるのかもしれないが、そんな事はないんですよね、日本では。私も育児、出産も本を日本語、英語両方読んでますが、英語のほうは、活字ばかりでなかなか読む気が起きません。でも、両方読んでいた方がいいので、無理やり読んでいますが、日本の本はかわいいイラストが沢山あってほんと読んでで楽しいし、なんかわくわくしてきます。イラストがあるからって内容が劣っている事はまったくありません。

スポーツ新聞は、日本らしくて私は好きです、、、がただ私は女性なんでエッチな記事にちょっと抵抗あるな。特に電車の中で前の人が読んでて、目の前にエッチな記事あったりると、胃がきもち悪くなったりしたなあ。アメリカ人の女性がみたらたぶん日本人の特に男性に悪い先入観を持ってしまうかもね、それはもっと嫌ですねえ。日本人が性に関してオープンなのは賛否両論ありますね。

いやあ今日はこちらはクリスマスです。だけど、シアトルは.COM企業が沢山あった(過去形)んで、寒いクリスマスを迎えている人たちが沢山います。アメリカのバブルも完全崩壊です。


[315へのレス] パワーパフガールズ事件発覚!! 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/26(Wed) 10:33:48

はははは。いやあ、面白いです。ベトナムと日本を一緒にしてた人がいたんですね。世界第二位の経済大国であるはずの、そしてアメリカの少なくとも二番目かそれ以上の同盟国であるはずの日本をそんな目で見ていた人がいたということに驚きます。

ところで東京都の予算の規模は、ヨーロッパではドイツとフランスだか忘れましたが一部の国を除くどの国よりも大きいそうです。

かなり前の話ですが、あるバラエティ番組で、センターマンっていうキワモノキャラに対抗して、センターマンUSA という外人キャラが出てきたのですが、実は演じている人はオーストラリア人なんだっていうのをセンターマンが言っていました。まあでもそうでしょうね、オーストラリアやカナダとかは観光地という印象しかないでしょうね。

キャラクターものですか。いやこれまさに私も誰かに言おうと思っていたところです。精神年齢が低いのか? なんてことやはり思われているんでしたか。むしろ私はこれは日本の自慢だと思っていたので…。私の職場の近くにある大通りには、内親王誕生のときに一斉に日の丸が街灯にぶらさげられました。それはまあ壮観なものです。ところが、クリスマス前になるとこれらが一斉に、アメリカ産アニメキャラクター「パワーパフガールズ」のピンクのペナント一色になりました。それで今朝、クリスマスが終わったからでしょうか、また白々しく全て日の丸に戻っていました。いやもうかなり笑えました。写真とっておけば良かったです。

アメリカのバブルって完全崩壊なのですか? うーん。ニュースでは、強気の企業が多いとかで、減産せずにいると聞いています。路上で寝てる人とかいるのですか?

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[315へのレス] Re: アンパンマン事件発覚!! 投稿者:もも 投稿日:2001/12/26(Wed) 13:20:36

路上で寝てる人はいつもいますが、、増えたと思います。

いつも強気なのは、単なるアメリカ人の習性でしょう。1999年頃、あのグリーンスパン議長が、今の時期は10年後に振り返ってみるとバブル景気だったということになるだろうといっていたにも関わらず、みんな強気だった。でも、それがアメリカの強さ、良さなんですがね。

日本はアメリカから見ると、そんなに重要な国ではないと思います。これだけアメリカで日本の物と金が氾濫しているにも関わらずです。日本ではアメリカはほんと同盟国のようにいつも報道されていますが、、、アメリカにとって、同盟国、、、又は、重要な国は、まず、ヨーロッパの国々、南部ではもちろんメキシコを始めとするラテン系の国、ロシア、中東、、、アジアではなんといっても中国が日本の先にくるでしょうね。これはアメリカ人の非というより、私は日本の国際社会における政治力に問題があると思います。日本はアメリカのポチかもしれないが、いくらポチでも主人に多大な影響を与え、存在力を示す事はできるはず。

でも、私個人的には中身の無いアメリカにどう思われてもあまり、、というかどうでもいいですが、、私はもちろんアメリカは好きですが。

あるフランス人はアメリカ、オーストラリアへの転勤をかたくなに拒んでいました。ところが日本の転勤要請がきたとたんに二つ返事で承諾しました。私はその人の気持ちがわかります。私達はとても素晴らしい文化と歴史を背負っているんです。

若い世代はそんな事はないが、日本の年配の方々は今でもアメリカに劣等感を持っている人が多いですね。でも、そのアメリカはヨーロッパにとてつもない劣等感を持っている。フランスとかは特に。そのフランスはかなり昔から、日本文化と交流をもち、影響を受け、日本文化には敬意を払っているみたいですね。フランスの映画や雑誌をみてもわかる。私と旦那がフランスに住んだとして、もしかして見下されるのはアメリカ人の旦那で日本人の私のほうが尊重されるのかな??ヨーロッパの事情はわかりません。この掲示版をみている、ヨーロッパ在住の方いるかな?


[314] なんとなく恐れ多いので別スレ 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/19(Wed) 14:41:41

ルビィさんとももさんの話って面白いですねえ。特にルビィさんは旬のパキスタンで生活してらっしゃるんで、たまに高山さんが書いている MSN ジャーナルとかにポンと出てても何の違和感もないだろうなと思いました。なんのビジネスはじめたんですか?

日本全体はどうか知りませんけど、私の会社やその周りでは下のような男女差別はもうありませんよ。平均年齢が低いからでしょうかね。それとも私が開発系だからで、営業とかではまだ続いているのでしょうか。お茶もコーヒーもセルフサービスですよ。お客さんが来たときには総務の女性がいれますけど。

私の部署では二人の女性がプロジェクトリーダークラスです。一人はかなりバリバリ仕事をしている印象があり、怒ると怖いみたいです。そうでないときはニコニコしていますけどね。嫌煙派のリーダーで、かつて喫煙所を事務所の隅に押しやったそうです。

もう一人は割とほんわかした人で、かわいい感じの人なので人気があります。私は一度だけ彼女の下で働いたことがありますけど、仕事はそんなに出来る人じゃなさそうですが、普通にやっています。でも最近プロジェクトが厳しいらしくて、結構残業したり土日出勤したりして、会議で上の人に「あなたのとこ大丈夫?」「大丈夫です」「あなたの体調のことを言ってるんじゃないんだよ」「…」という会話があったらしいです。

という話をしてくれたのが、一つ前のプロジェクトで一緒にやった女性の先輩なのですが、彼女はその前の仕事では、本当は開発なのに受付をやらされたと言っていました。なんだかよくわかりませんねえ。本当のところはどうかしりませんけど、受付にまわされてまんざらでもなさそうでしたよ。


男対女の大戦争ですか。なんか面白い発想です。男軍団に捕らわれてしまった女軍団のスパイ、なんていう設定に興奮しそうです(それだけかい!!)。

結婚の制度がなくなるとどうなるんでしょうね。結婚という制度がない中で子供を産むというのはどういうことになるのでしょうか。どっちかが育てるんでしょうか、それとも両方が育てるのでしょうか、あるいはどこか社会の施設に育てさせるのでしょうか。それとも、結婚じゃなくなって同棲になるだけだから変わらない、ってことですか。


全然関係ありませんが、女性の就職難というのが日本で、特にこの不況下で言われていますけど、理科系に来なさいよ。技術系に来なさいよ。私の出た工学系の学部は男女比 94:6 でしたよ。実際のところ、技術系とくに情報系は慢性的な人材難です。女性は頭が悪くて数学やコンピュータが出来ないのでしょうか。英語に力を入れる女性がなぜ多いのか分かりません。あと、女性の方が明らかに華のある仕事につきたがる傾向があります。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[314へのレス] 訂正 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/19(Wed) 15:28:01

一つ前のプロジェクトで一緒にやった女性の先輩の話で、さっき確認とったら私の勘違いでした。受付ではなくて、テスターだそうです。プログラムを書くんじゃなくて、テストする人のことです。

>そう、テスターだったのよ。
>他の人はみんなプログラマーしてたね。
>***から1人テスターで出さなきゃいけなかったのは決まってたんだけど、
>私になったのは、
>そのテストグループの上の人が女の人がいいと言ってたらしいのと、
>プログラマーは残業激しくて、***の上の人が女にそんなことさせたくないってタイプの人だったらしい。
>からと聞いた。(人つて)

勤務中に私用でマシン使って IPMSG 飛ばして雑談が出来る国って日本ぐらいだとか。

http://nestoris.virtualave.net/frame.html


[314へのレス] 今回はごみさんに同感。 投稿者:misa 投稿日:2001/12/20(Thu) 09:22:43

お久しぶりです。
私が身を置いているのは、高山さんと同じ医療系なので、ルビィさんやももさんのおっしゃる話はぴんとこないんです。技術職だと男女差で給料や雇用条件は変わらないし。(事務職はすみません解らないんですが。)だから、今回は仕事のことはごみさんに同感です。

実家の仕事は自営業でそれも食べ物系なので、男女差は全くなく、かえって女ががんばってないとどうにもならない職場だし、そんな中で育った私は仕事上ではほとんど男女差別で困ったことはないです。一番大変だったのは結婚してからかな〜。

うちの家では手が空いてる人が家事をしてたので、女が全てをやって、男は何もしないで座ってていい!?なんて世界がまだあることに気がつかなかったです。ああ、浅はか。まあ、これも個人のキャラクターの問題でしょうけど。ちなみに私の父は母より掃除が上手だし、兄は妻のパンツの洗濯を抵抗なくできる男です。私自身は仕事より家にいたいのですが、状況が許さないので働いております。ほんと、人それぞれですね(笑)。

ところで、イスラムの世界を男尊女卑だと言った人はだれだろう?よっぽど日本人の方が男尊女卑だと思うけど。特に家庭において。それとも近頃の人達は大丈夫なのかな?私は間違って選んじゃったようですが。ははは。


[314へのレス] Re: なんとなく恐れ多いので別スレ 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/21(Fri) 16:47:24

misa さんの場合は私から見ても変わっているというか進んでいるというか…。でも最後の「私は間違って選んじゃったようですが」がすごく気になります。深く突っ込まない方が良い部分でしょうか…。

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[314へのレス] Re: なんとなく恐れ多いので別スレ 投稿者:ルビィ 投稿日:2001/12/22(Sat) 04:07:08

 ごみさん
 そうですか、身近にそういう事が無いですか。考えてみれば、仕事を辞めて5年以上、最後の5年は、結局、かなり自分風に改善していたので、10年以上前の話しということですものね。

>なんのビジネスはじめたんですか?

 日本食材輸入販売、日本人専用の日本食レストランです。来年度の地球の歩き方パキスタン編には、載るでしょう…多分。何せ、パキスタンで、日本から直接輸入しているのは、私達だけですから。先駆けの旨味と落とし穴の連続ですわ。日本人も戻って来て、何とか生き延びられそうです。

>結婚の制度がなくなるとどうなるんでしょうね。結婚という制度がない中で子供を産むというのはどういうことになるのでしょうか。<

 結婚の形態が変るだけじゃないでしょうか。平安時代などの妻問婚(あれ?こんな字でしたっけ?)とか、新たな時代は、夫の元に通うとかね。子供は、やはり、妻が幼少の頃は育てるのでしょう。これは、近親婚を排除する上で必要なのでしょう。母親が子供の父親が誰か知っているという点も含め、同腹のこの同士は、結婚できませんよね、昔から。

 う〜ん、昔に逆戻り?これでは、面白みがないですか、それとも、あれが、自然の男女関係と家族社会なのでしょうか?そうであれば、そこに戻るのでしょうか。

 やはり、子供に財産を相続させようという考えは、私有制度がある以上当然で、その為に子供を欲するでしょう。ま、財産だけでなく、ある説によると、実は、主役は遺伝子で、固体の人間は、自動車のような乗り物に過ぎないという話しです。遺伝子の作用で、女は子供を産みたがり、男は、子供を産ませたがる。でも、昔のように死亡率が高く無いので、子供を作りたがる傾向が、先進国ほど弱い。本当かい?

 追伸:
 女性と男性の差は、右脳と左脳にあるとかないとか。ごみさんに頭悪いといわれてしまった範疇の女性としては、でも、感は、良いんです。瞬時に感じたことを選択すると、最後までいきますね。迷路。人生迷路もですわ。

misaさん
 始めまして…、ですよね?技術系ですか、凄い。尊敬。(゚o゚)


[314へのレス] どうでもいい事ですが・・・ 投稿者:小川隆司 投稿日:2001/12/25(Tue) 00:55:35

もうすぐ50,000ヒット達成ですね。(毎回、私がお知らせしているもので。)以上。


[314へのレス] Re: なんとなく恐れ多いので別スレ 投稿者:misa 投稿日:2001/12/25(Tue) 10:36:26

ごみさん。
ご想像どうり失敗だったので(笑)、現在お気楽なバツいち生活です。っていっても自分からなかったことにした訳でなく、給料アップのため仕事を変わって精神的にアップアップしてる隙に、なかったことにされてました。まあ、思いやりが足りなかったのでしょう。でも、今の生活から以前の生活には決して戻りたくありません。って言ったら大変さが想像つくでしょうか? しっかりした日本女性ではないようなので(笑)妻、母、仕事を持った社会人、すべてをこなすのは私には無理です。ははは。
ちなみに、私のいる高知県では離婚率が高くてうわさでは5組に1組は離婚してるそうです。女が強すぎるのも考えものです。

ルビィさん。
>始めまして…、ですよね?技術系ですか、凄い。尊敬。(゚o゚)<

私の方は桃さんちのHPでもお見かけしてるので、始めましての気持ちがありませんでした。失礼いたしました。

高校卒業時に理数系しか(!)出来なかった私には全く選択肢がなく、今の仕事についたのでたぶん偉くはないんじゃないかな?(笑)と思います。ごみさんの言うように理数系の強い女の子は少ないようなので、時代が今だったらもうちょっといろんな方に行けたんですが。ルビィさんみたいに、やりたい仕事をする!というのが理想なんですけどね。こちらこそ尊敬してます。


[314へのレス] Re: なんとなく恐れ多いので別スレ 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/25(Tue) 17:57:29

ルビィさんにビジネスについて聞くのは下のスレッドの方がまとまりが良かったです。うっかりしていました。貿易とか経営っていうのは技術系の人間からすればある種あこがれの目で見てしまいます。で、何とか生き延びられそう、って書かれていますけど、連れのかたも収入があるんですよね。それとも二人で稼がないと生きていけないのでしょうか。

日本ではダイエーとかしぶとく生き長らえていますけど、いっそつぶしちゃったら駄目なんでしょうかね。潰れたら、多分あの近辺の客を狙ってスーパーとかを経営してやろうっていう人が自然と店を作ると思うのですが、どうなのでしょうか。ももさんの言う日本のしがらみなのでしょうか、大きい会社はなかなか潰れませんねえ。

昔の子育てですけど、百姓や平民についてはどうなのでしょうか。どうも貴族のイメージが強くて…。

人間は遺伝子の乗り物だ、なんていう説がよく取り上げられますけど、あれは私に言わせればバカげた考え方です。父親と母親の遺伝子を半分ずつ持った子供なんて、主体的に言えば全く別のものです。なぜそれを「遺伝子が多世代に渡って人間を乗り換えて存在し続けている」と言うのか、まったくもって意味が通りません。

ああ、私は勘が悪いです。これは自覚症状があります。うーん、論理構築的な頭と直感的な頭は両立しえないのでしょう。私は迷路を解くときは袋小路を塗りつぶしていきます。ってこの方法は頭使いませんね。


高知県とかの一つの地域の離婚率が高いってのはどういうことなのでしょうね。昔っからなのでしょうかね。それを伝統で押さえ込んでいたとか…。

で、女性はどういう風にして進路を決めるんでしょう。女性は、と決めるのもどうかと思いますけど…。私が高校生のときには、クラスの男で、えっ、あの人が、という人が理系だったりして、理系率はそんなに低くはなかったですよ。でも女性はあまりいませんでしたねえ。理系文系の選択科目のときはクラスが一時的に分かれちゃって、数少ない共通科目のときにちょっと嬉しかったりしましたねえ。

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[314へのレス] Re: なんとなく恐れ多いので別スレ 投稿者:ルビィ 投稿日:2001/12/28(Fri) 03:49:58

>で、何とか生き延びられそう、って書かれていますけど、連れのかたも収入があるんですよね。それとも二人で稼がないと生きていけないのでしょうか。<

 いえ、一緒にこの仕事をしています。ここでは、一流大学卒業して政府系の銀行などに運良く入って数年、妻子がいても3万円程度の収入です。私のように国際結婚をして現地に住む日本人妻が、精神的ストレスを最小に押さえて、文化的生活を維持する為には、親子4人程度で持ち家であって(家賃を払う必要が無い)、約10万円程度が必要です。

 私たちは、夫が日本で働き送金するというような家族バラバラの生活をしない為に、自分達の仕事を始めたのです。しかし、この、誰もやったいないが故に、成功する確率の高い仕事は、日本人の私が日本の会社とやりとりしなければなりません。

 しかし、港にあがってからうちの会社が引き取るまでは、夫でなければ出来ません。又、お店の維持管理の手配も、夫にしかできません。つまり、夫婦で働かねば、お店は維持できないわけです。

 買物に来る日本人は、1回で5千円から1万円、多い方は、2万円も使います。さらに、レストランを使う方々が1回に支払うお金は、5スターホテルの夕食ビュフェの約3倍ほどにもなります。

>昔の子育てですけど、百姓や平民についてはどうなのでしょうか。どうも貴族のイメージが強くて…。<

 そう言われると、妻問婚などは、牛車に乗った烏帽子の貴族が〜といった感じですね。出て来るのは、光源氏だの小野小町、和泉式部…。

 日本は、母系社会だと昔読んだことがあるのですが、江戸時代などは、すでに嫁すというように男側に入っていますよね。

>ああ、私は勘が悪いです。これは自覚症状があります。うーん、論理構築的な頭と直感的な頭は両立しえないのでしょう。<

 あ、感じゃなく、勘という字が正解ですか、感じ返還してもしっくりこなかったわけですわ。多分、理論的構築は、理論化しえない資料を切り落とす傾向があるんでしょう。そして、案外、理論化できない資料こそが、最終判断に必要なのかもしれません。などと思ったりします。


[313] 312の続き 投稿者:ルビィ 投稿日:2001/12/19(Wed) 03:40:49

男女平等、或は、男女同権という主張じたいは、時代の流れの中で、叫ばれ活動する人がいて、救われた人々が沢山いたんだと思います。ですから、今もそれを追求する人を応援しても否定する気持ちは、ありません。

 実際、差別とかの問題は、される側が積極的に何かをしようとする時に立ちはだかるもので、普段は、余り見えないものです。これは、私自身の日本での職場や、組合などで体験したことなので、確信持って言い切ります。

 例えば、一生懸命に働き、お茶汲みも上司の個人的お使いもして、宴会では、お酒の酌までする女性は、悪い事は言われません。もちろん、それが、いけないとは言いません。

 しかし、それに疑問を持ち『何で、女性だけがお茶汲みしなきゃならない訳?』とか『あなたの私事の為に、雇われている訳じゃないのでお断りします。』とか『私は、あんたの女じゃないし、ここで働いている訳でもないのに、何で酌しなけりゃなんないのよ?』などと言おうもんなら、もう、『生意気な女』というレッテルを貼られます。

 そうしたレッテルを物ともせずに進むには、実績をあげねばなりません。しかし、お茶汲みやコピーや資料整理しかやらせてもらえなければ、実績を上げようが無い気もします。私の仕事は、営業もあったので返上の機会には、恵まれました。それでも、実績をあげれば『色仕掛け』などという陰口を男性からされる事もあるので、女って損じゃないのと思う事もしばしば。

 もう、仕事をやめて5年以上たつので、日本社会は、変ったのでしょうか?セクハラという範疇に入る言動は、毎日のことでしたので、私は、そんなにぴりぴりしてませんが、今考えると、日本社会は、結構働く女性をめげさせる要因が多いなぁと感じます。

 でも、小川さんの言う女性のイメージは、悪くないですよ。気持ちは、良く分ります。私は、母にそういうイメージを持っていましたから。しかし、そういう部分を持っている人も、持っていない人もいるので、どちらも良しとしなければならないと思います。それさえ認められれば、どのような女性像があっても良いと思います。と言いつつ、小川さんが、そういう女性に遭遇する率は、やはり、母たちの年代に比べ、低いと思います。

 私は、イスラム国に大都市に住んでいて、夫もその兄弟もまた、かつては、義父も外国で働いていた人なので、非イスラム的な文化などにも、そこそこ理解があるので、楽しています。つまり、美味いとこどりの感じですね。

 イスラムでは、女性にあまり外の仕事をさせたがらない傾向があります。その代り、男は、買物から公共 料金の払い込み、家で壊れた所があれば、業者を探し、交渉し直させて、お金払って…、子供の学校の送り迎えもやって〜、はっきり入って、仕事より大変そうです。

 女性は、家でご飯を作るくらいでしょうか。少し裕福になれば、何処でも使用人がいて、掃除洗濯はやりませんから。我が家の場合、ご飯作る人もいるので、やること無いです。あ、今は、自分のビジネスはじめたので、朝から夕方までは、会社。予約が入ると、夜の12時頃まで仕事になります。もちろん、会社にも使用人がいるので、私がやることは、仕事だけです。あら、日本人の男性みたいですね、私。

 夫は、その私の仕事で、私の出来ない分野をやる上に、帰ると義父母の買物や親戚めぐり、姉家族の用事などをこなします。会社の仕事より、よっぽどハード。ここで、男って大変と分ったのです。でも、日本では、男性は、私と同じで仕事だけ。しかも、家にお手伝いさんがいないから、後の事は、全部奥さんがやっている。ここでは、3人分以上の仕事です。あ。子育てもあれば、4人分だわ。と、つくづく、日本人既婚女性の働きぶりに感心しています。

 あらら、話しがそれて来ました?小川さんのカキコに反応して感じたことを書きました。

ごみさん
 DNA鑑定が必要というのは、そういう意味でしたか。う〜ん、夫婦間でこれが必要になる日が来る時って、どんな社会なんでしょうね。多分、一夫一婦制じゃなくなってるんでしょう。

 天皇の問題ですが、女帝が駄目になったのは、いつからなんでしょうか。歴史では、何人かの女帝がいましたよね。駄目な根拠が、不明ですね。肉体的限界と言っても、出産を挟んだ何ヶ月かですよね。別にその時は、夫(この場合、女帝の夫を何て呼ぶんでしょう?)が代行すれば良いし、昔と違い、国家の指揮運営しているのが天皇ではないのだから、男でも女でも良いのにと思います。多分、国民の半数以上がそう考えるんではないでしょうか?


[313へのレス] Re: 312の続き 投稿者:もも 投稿日:2001/12/19(Wed) 12:06:35

一度、男対女の世界大戦争なんてのをやった面白いかも。とりあえず、最初は素手での格闘と考えると、、そしたら、体格も小さく筋肉も少ない小柄な女は男にぼこぼこにやられるでしょうね・が、しかし、今は、核兵器、生物兵器、computerに、機械に戦闘機に、、、もう、体がでかい、力は強いだけじゃ戦いには勝てない時代。これを総合したら、女も結構いい所までいくかも。、、、でも、基本的に女は戦争は苦手でしょうね。男のほうがちいさい時から、飛行機や、機械、拳銃なんかのおもちゃであそぶしね。女は花と人形で遊ぶ。やっぱ。好きこそ物の上手なれって、やっぱ、男が勝つかもねえ。なあんてこんな戦争はきっとおこりませんね。男と女はお互いにとても必要としている生き物だから、人間はね。性交のあとオスを食ってしまう、かまきりとは違うんですよね。


人類の歴史なんてほんと短いんですよ。文明の歴史も。そして文明はどんどん進化する。儒教が入ってくる前は、日本では女性の立場はかなり尊重されていたし、差別されていた武士がやがて天下をとり、現在では武士でも皇族でもない平民が日本の権力を握っている。時代なんてそんなもんですよ。あの中国だって文化大革命で文化がひっくり返りましたよね。今までの価値観に浸っているとそのうち年ととって。新しい世代に“うざい存在”としてはじによけられる存在になるでしょう。

私の赤ちゃんがもし85年以前に生まれていたら、日本人の国籍がとれなっかったそうですね。理由は私が男じゃないから。父親が日本人じゃないとだめだったんだそうです。結婚も両性による合意じゃなかったんだよね、ちっと前までは。
今でも裁判で判決される、子供の死の賠償金は男の子の方が高いそうですね。なんかね、むかつきますね、こういうのは断固許せません。


まあ、西洋のフェミニズムもどんどん進化している事は確かです。最初はなにがなんだかわからなかったみたいね。だからなんでもかんでも平等をとりあえず目指した。これでいきすぎたのね。だけど、所詮男と女は違うものだという事が含まれるようになってきた。そうえいば数年前にあのマドンナが凄い事をテレビで言ってた。“結婚?私はねえ、結婚ってまだ女性が生活費を稼ぐ事ができない時代に女性を縛るため、そして助ける為にあったものよ。結婚なんて今の時代、必要が無いと思う、私はそう思う。私は自由に生きる”ってな事を言ってて、私は“マドンナしかこんな事言わないだろうなあ”と思いましたね。でも、かの女、結婚しましたよね。きっと彼女の考え方もあれからどんどん進化したんでしょう。
いきすぎがあった、いや今でもあるが、西洋の女性はおかげて選択の権利を得ましたね。専業主婦になる権利、働く権利、子供を産んで、育てながら働く権利、自分でやりたい事は自由に選べます。

それにもうねえ、体力があるから、筋肉があるから金を稼げる時代でもないでしょう。これだけ物があるんだから。生理ねえ、たしかに一ヶ月に一度はブルーになりますね。でも、男も“たまる”みたいですね。それは一ヶ月に一度よりもっと早いサイクルでやってくる、、それは実際の行為だけというわけでもなく、だた女性との会話の不足でもかなり影響がでる。まあ人によるかもしれないが。イスラムの男達はなんであんなに凶暴なのか?それは宗教のため、女性と接触できないからという理由もある。という極端な意見の記事はいくつかあったが、嘘ではないかもと思いますね。やはり男性に生まれた以上、女性によって満たされないと自然じゃないと思う。が、イスラムは厳格な宗教みたいなので、それでも凶暴にならず、素晴らしく厳格にいきているイスラムの男性が多いんだろうとは思いますが。、、、、でも、男性もそんなく強くないと思うよ。ひきずるしね。女性なんでアイスクリームでも食えばぱっと、気ととりなおして仕事にうちこめるが、男性はなんだかいつも長いねえ、ひきずるのが。ひどい男は家でワイフに暴力振るうもんね。

女性はいつもどの時代も社会で働いていました。働かなかったのはほんの一握りの上流階級だけ。特に、戦争の後は、子育て、農作業、仕事、家事をすべてやっていましたよ。だって男はみんな戦争で死んじゃったんですものね。専業主婦もねえ、産業革命の後、中産階級ができて生まれた言葉です。それもねえ、現在は洗濯機に、乾燥機、食器洗い機に、冷蔵庫、掃除機に、、、、、、、とはっきりいって家事なんでかなり短時間で終わりますね。一日なんてかからない。仕事大好きな私は仕事したいですね。社会がそれを阻止しようとしたら断固たたかいますね。だた、特に日本はほとんどのシステムが男専用になっているから大変ですよね。女性はなかなか入れない。いやこれは女性差別を超えているかも。でるくぎは打たれるように、男性でもインサイドにいないアウトサイドな男性は昇進もなんにもできない。契約もとれない。ただ、インサイドにいる男性だけが望むものを手に入れられる。、、、、、、今の日本のシステムはいきづまっているように思えます。なんとか、新しい日本独自のシステムをつくり上げていきたいものですね。外国のシステムは反面教師にするなり、参考にするなり、、だた日本の女性はかならず、その新しいシステムに入ろうとすると思いますよ。そして、きっとそれは女性の性を生かしたものになると思う。

女性の社会進出を頭ごなしに否定する男達の中には、女性の社会進出が怖いんだなと思わせる男性も中にはいますね、女性が独立して男なしてもいきていけるような気がするのかな?女性に頼られる事で、“俺なしには生きられない”みたいに思う事でその男性は幸福感を味わっているのでしょうね。だけど、女性が社会に出て、金を稼ぐ仕事につく事は女性が男性から独立するなんて、それは勘違いだと思う。女性はもちろん男性無しには生きられませんよ。男性が女性無しにはいきられないように。男と女は大昔からいろんな意味での労働を分け合ってきたものです。どちらかにかたよるとひずみが生じて問題が起きる。だからお互いの利点をいかしてうまく助け合っていきたいものです。

るびいさん、ありがとう。元気な赤ちゃんを産みまっせ!


[312] 女性の地位向上はアメリカのお陰か 投稿者:小川隆司 投稿日:2001/12/13(Thu) 01:06:00

ももさん、遅くなりましたが、レス有り難うございました。ご意見は理解できますし、当然ながら私は、ももさんを批判している訳ではありませんので。ただ、1点、気になったことをお伝えします。(一部、暴論が混じりそうですが、ご了承下さい。)不評なら削除します。

ももさんの「アメリカの影響が無かったら、女性の地位が日本でこんなに、戦後向上したかなとも思うんです。」の個所です。現代の女性らしいですね。何処の国であれ、アメリカが介入しなくても、その国なりに女性は普通に尊重されていませんでしたか?

そもそも、戦後のアメリカは、真に日本女性の行く末を思って憲法草案に盛り込んだのではなく、単に日本を占領しやすくアメリカ化したかったことの政策の一部ではないでしょうか。要は自国の文化を押し付けた訳です。一方で、例えば今回のアフガン関連でも、北部同盟が制圧したカブールで、ブルカを外した女性の写真が世界に流されましたが、一見素晴らしいことに見えて、あんなのアメリカによる典型的なプロパガンダではないですか。「女性の解放=いいこと」というイメージがあり、それを政治的に利用したのではないか。そんなわけで「アメリカが女性の地位を向上させた」という考え方には疑問を持ちます。

欧米的な男女平等の考えは、バリバリ仕事だけに人生をかける女性にはよいかもしれませんが、少なくとも東洋文化では、伝統的に合わないところがあると感じませんか。私にとって女性のイメージって、おしとやかで礼儀正しく純情な感じなのが理想なのですが、メディアの影響か、社会全体的に別の方向に変わってきています。男性、女性のあるべき姿を、もう少し追求してもよいのではないか。何でも古いものが悪いわけではありません。あと、「社会での男女差別を無くせ」と言う人に対しては、「男性にも子供を産む能力を与えてから言いなさい」と言い返したいです。


[312へのレス] とか、書き込んでしまいましたが… 投稿者:小川隆司 投稿日:2001/12/13(Thu) 09:50:34

ちょっと、言い過ぎだったかな。

当時GHQのスタッフで、日本国憲法の草案作成時に“男女平等”を盛り込んだ功績者として知られる、ベアテ・シロタ女史に関するHPを検索してみましたので、紹介します。
http://www.v-shinpo.com/99special/05/special.html
http://www.cc.matsuyama-u.ac.jp/~tamura/watasihadanjobyodowokaiya.html

上記HP文章より「運命のイタズラ」「日本女性にはタナボタ」だったようですが、当時偶然に来日した22歳の一人の素人女性が、その後のあまりに数多くの日本女性の運命を変えという功績をされたのは、尊敬に値します。ももさん、目を通してみる価値はあります。(今の日本の女性は彼女に感謝するべき。)
ただ、あくまでベアテ・シロタ女史個人の功績によるもので、アメリカという国の功績ではないことを、念を押しておきます。


[312へのレス] Re: 遺伝かな… 投稿者:ルビィ 投稿日:2001/12/14(Fri) 23:54:02

>あと、「社会での男女差別を無くせ」と言う人に対しては、「男性にも子供を産む能力を与えてから言いなさい」と言い返したいです。<
 
ごみさんと対照的な小川さんのご意見。出産は、制度でなく生理ですから、人間がどうこう出きる領域ではないかと思われます。ま、仮に可能になっても、産みたいという男性がどれだけいるか…。

>国際結婚の夫婦に生まれたお子さんがどちらの人種に偏るか、という問題は、常に殆ど半々なのでしょうか。また、偏る場合は、何か要因とかあるのでしょうか。<

 う〜ん、どうなんでしょうね。私の息子も友人んの所の子供も、日本人にしては、目が大きく鼻が高いですよね。でも、パキスタン人の子供に比べ、かなり鼻の付け根が低いし、頭が大きい。どちらかと言うと、目のくりっとした日本人にしか見えないような気がします。

 色は、父親の色がすごく黒い場合は、夏の海辺の子供くらいの色になりますが、平均的日本人の子より少し焼けてるという程度。日本に暮している時は、息子は、日本人の子と同じ肌の色でした。これは、私が、小さい頃から今に至るまで、日本人のなかでも色が白いといわれるくらいであるのと、夫がパキスタン人にしては、色が薄い方だからでしょう。

 ただ、時に日本人の血が入っているのか?というくらい、パキスタン人の風貌の子供が生まれますね。でも、私の周囲では、比率としては、目が大きく鼻の高い日本人の子で通用する子たちの方が多いです。卵子の遺伝子の方が強いんじゃないでしょうかね?しかし、じゃあ、母親似かというと、全然そうじゃない。パーツ(耳の形とか唇や鼻の穴など)がどちらかに似ているというのは、有りますが

 私の従姉妹は、アメリカ人と結婚し娘が2人いますが、日本人にしては、色が白く、髪が茶色ぽく、鼻が高いけれど、やはり、ちょっと東洋的な顔立ちですね。男性が日本人で、女性が外国人の場合、どうなんでしょう。

 優生遺伝、劣性遺伝ていうのがあるからそれで決まってくるのではないでしょうか。例えば、二重は優生遺伝:友人の所も含め、子供たちは、みんなくっきり二重で、母親たちとは、くらべもんにならんくらい目がでかい。


[312へのレス] じょてー 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/17(Mon) 13:25:12

まあプロパガンダでしょうね。非常によくできています。これが、メーリングリストで江川さんが言っていた「ソフトパワー」というやつなのでしょうか。単なる政治的宣伝という以上に、自分たちの価値観に信念を持って、それを世界中に広めようとしているわけですから、武力さえ伴っていなければ非常に正当な方法だと言えます。…でもこれでそこの社会が不安になったら困りますけどね。

すべての女性が社会進出する必要はないんじゃないですか。見渡してみても、そんなに積極的に進出したがっている人はいないように思います。進出したいという人のためだけにまず広げるべきでしょう。

少し話が違いますけど、皇太子夫妻に子供が生まれましたね。女の子でした。現在の日本の法律、あ、あれは法律ではないんでしたっけ? ともかく女性の天皇はありえないことになっていて、さっさと改正してしまえばいいのに、なんて思っていました。でもやっぱり女性はならないほうがいい、っていう意見を読んでいるうちにだんだんうなずけてきました。生理で定期的に体調がおかしくなるから激務がこなせない、なんていう感じでした。

あ、いま気づきましたけど、なんでアメリカ側は天皇を男だけっていう法律を変えなかったんでしょうね。

でもオランダとかでは女帝ですからね。別にどっちでもいいし、実務に差し支えるからダメ、というのは順序としては逆で、まず天皇になってからあとのことを考えるべきだと私は思います。


どなたが書かれたのか忘れましたけど、アメリカの男女平等(セクハラ禁止)の実態、みたいな書き込みはいまさらながらに非常に興味深く参考になっています。覚えてますか? 厳しすぎるという意見が出てるとか、社内恋愛ご自由に、とかです。


[312へのレス] Re: 女性の地位向上はアメリカのお陰か 投稿者:小川隆司 投稿日:2001/12/17(Mon) 18:13:21

ルビィさんには近いうちにレスしたいと思っておりますが…とりあえず、MSNジャーナルに、関連するかもしれない記事が載ってましたので紹介します。気が向きましたらいかがですか。
「女性の社会的地位の上昇にともなう結婚観・恋愛観の変化」
http://journal.msn.co.jp/articles/nartist2.asp?w=97292
(それにしても、MSNジャーナルは昔と比べて内容が味気なくなりましたね。)

女性の天皇を認めるかという問題ですが、個人的には構わないと思っています。そもそも今の国民主権の時代、天皇の性別の違いで政治的にどんな影響があるというのでしょうか。

よろしければ、他の皆様も、ご自由にお書き込み下さい。(私が言うのも何ですが)


[311] ちょっとアメリカをdefendしちゃいます 投稿者:もも 投稿日:2001/12/08(Sat) 17:05:24

皆さんの批判のように、はっきり簡単に言えば、アメリカは世界中に武器を売り、国々を軍隊化して金儲けし、そのうえ、問題を作り出して戦争をしかけ、そんでもっと金儲けをしているんじゃないかなあ。これは私が言った事ではなく、数人のアメリカ人の口から出た言葉です。もちろん、こんな事を言ったら、激怒するアメリカ人は多いでしょうが。でも、悪玉はいつか崩壊するでしょ、それが国全体なのか、団体なのか、なんなのかは神のみぞ知る?かな。

だけどね、物事はもっと複雑かもしれません。今日、今年の5月にでたアメリカの女性雑誌をカフェで読んでいたら、アフガンで未亡人の為にボランティア活動をしていて、タリバンにスパイとして捕らえられた75歳のアメリカ人女性の記事が載っていました。5月といえばテロ前です。この人が本当にスパイかどうかはわからないが、アフガンの未亡人の人生は、かなり悲しいものみたいですね。

日本も戦争に負けたが(原爆も落とされたけど)、アメリカの影響が無かったら、女性の地位が日本でこんなに、戦後向上したかなとも思うんです。全部が全部アメリカの影響ではないかもしれないが、戦後を生きた弁護士さん達によれば、やはり女性の地位の向上はアメリカの影響が大きいみたいですね。

とかいって、その向上のおかげで、日本女性は大和撫子ではなくなったという声も聞きます。確かに、50年代の日本映画などを観ると、”自分は一体なんなんだ”と思ったくらい、そこにでてくる日本女性はつつましやかで本当に素敵でした、、、、、、だけどねえええええ。私のような女には、やはり、差別は耐えがたいものがあります。小さな頃は、たとえば私は”医者になりたい”といえば、医者??あなたは女なんだから看護婦でしょ?”と言い返され、”なんで女なのに4年生の大学にいく必要がある?”といわれた事もあります。

中学になって、学校で一番成績のいいこが女だったりして、”なんで彼女が医者になるのがおかしいんだ?”と思ったり、男尊女卑だけじゃなくて、先輩、後輩の関係ができてきて、たった一年早く生まれたというだけで、一体なんなんだと思う奴に敬語を使う事、すごいなあ、と心から尊敬する後輩から敬語で話されることが本当に奇妙でした。そりゃ、男と女は基本的に違うし、礼儀を学ぶのも重要ですが、その当時、、嫌今でも私個人が納得いく答えは日本にはありませんでした。

そして、それははっきり、主張できる、自分が納得するまで戦えるのがアメリカです。差別はあるが、自分の権利は守る、主張できる。おかしいと思ったら、おかしいと主張すればいい、戦えばいい。ちょっと前までは差別で土地も変えなかった、アジア系の移民。でも、現在のここの州知事は中国系アメリカ人です。歴史が無いかわりにとらわれるものが無いからどんどん前に進める。これがアメリカの強さであり、私にとっては、いや多くのアメリカ人にとっても良い所でしょう。だた、強い物はこうして成功していくが、弱いものはどんどん蹴落とされてくけどね。それに、全部の主張が認められる訳でもない。だた、自由と権利と可能性をみなが信じている所が強み。そりゃ、タブーも聖域もあるがアメリカは本当少ないよ、多分世界中で一番少ない。

この間、イスラムの女性はそんなに虐げられていないという記事があったが、、、、、、、だた私は日本にはまだ男女差別があると思うが、無いと思っている、日本女性は十分に男性から尊敬されていると思っている女の友人もいるように、アフガン、いや、イスラムの中にもきっと私のような変わり者の女性がいると思うよ。なんでこんなものかぶらないといけないとか、なんで、男は何人もワイフをもてて、私は夫をひとりしかもてないの?なんて髪をそめたらいけないんだ?なんで学校にいけなんだ?とかね。結構多かったりして。

最近のアメリカのニュースは、アフガンの開放された人達をアピールしていて、アメリカの爆撃を正当化し、”アフガンの人達はアメリカがタリバンを壊滅すよおかげて、前よりもずっと自由で素晴らしい生活がくるとみな喜んでいる”と報道しているので、、、、、見ているうちに、あきれかえって、、、、目が点になって、、、、そのうちに目が無くなってしまいそうなので、最後まで見ないで消す事が多いです、、、最近、、、でも、心のどっかで、全部が全部嘘ではないかもしれない、、とも思っています。


確かにアメリカの価値観には問題が沢山あるとは思うが、、、、それに押し付けているのはかなり問題があるが、、、、、、
現在は日本の敬語は素晴らしい日本の文化だと理解し、特に、ビジネスには最高(時々意味不明な時もあるが、、)だし、、それでも、友人レベルでは、今でも尊敬していない年上に敬語を使う事、尊敬する年下が敬語で私に話してくる事は、どうもでも不快であり、アメリカ英語を話している時にかなり楽になる自分を見つけると、敬語の件は私個人の問題だが、このアメリカの常識の中にももしかしたらいい影響を及ぼすものもあるかも、と思ったりしますね。


[311へのレス] おおっと 投稿者:もも 投稿日:2001/12/08(Sat) 18:39:37

今日はパール ハーバーの日でしたね。特番があったんだ、見逃してしまった。アメリカを正当化するばかりでもない番組もたまにはあります。パール ハーバーは日本の奇襲だったというのと、アメリカが参戦するための口実だったという意見があれば、私はやはり後者が本当だったんじゃと思いますね、、、がしかし、歴史ってつきつめていくと、わりと、善悪より、人間ってほんと不完全な生き物って所にたどりつく事が多いので、、、なんかやりきれませんね。

テロのすぐ後、テロで子供を無くした対照的な二つのアメリカの家庭がテレビにでていましたが(アフガンの爆撃前)、もちろん、二つの家庭共に、大変な悲しみようでしたが、ひとつの家庭は、報復はするべきではないと訴えていました。憎しみからは何も生まれないって。死んだ子供はたしたか10歳くらいだったけど、両親は、子供は一生懸命生きて死んでいった。子供の死から私たちが憎しみを持っても子供は救われないって。もう一つの家庭は、戦争は反対だ、できれば避けたい、でも、うちの子供が死んだ以上、感情はコントロールできない。報復するべきだ。そうしないと、子供が殺された悲しみの行き場が無いって言ってました。

私も旦那も直接太平洋戦争で死んだ親戚がいません、私は関東なんで原爆にも遠かった。いたら、結婚なんてありえなかったかもね。個人的な恨みとかあったら、物事はもっと複雑だったろうなあ。

という事で、今回の書き込みな長いねえ。今日はパール ハーバーの日って事で、すこし昔は戦っていた、憎しみあっていた日本とアメリカ。でも、今日2001年の記念日は、私のお腹の中で半分アメリカ、半分日本の命が息づいているので、今日は真剣にこの子と平和を祈ります。そして今ある命に感謝。


[311へのレス] 女性の地位と敬語 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/10(Mon) 14:54:17

女性の地位ですか。ルビィさんの話を聞いたせいもあって、地位が低いということになっていても一方的に低いなんてことはまずないだろうなと私は思ってしまいます。でも社会進出という面では明らかに地位が低かったそしていまも低いですからねえ日本は。

でも仕事以外では女性の方が地位が高いでしょう。家庭でも、遊び場でも。っていう話はダメですか。

最近読んだ戦前生まれのある女性の半生に面白い話がありました。家で一人留守番しているところに兄の親友が一人来たので家に上げて待ってもらっていて、ろくに会話をしなかったそうなのですが、最後にその親友が一言なにか言って、その一言に対してこれまたちょっとした一言を返したところ、それでもう婚約したことになっていたそうです。それで相手は大喜びして、その女性は嫌で嫌でしょうがなくてなんとか婚約を解消しように掛かるのですが、家族に相談して色々手を打ってもらっても結局駄目で、しまいには相手が「結婚してくれなければ自殺する」とか言い出して、ついに結婚したそうです。

アフガンの未亡人がかわいそうだというのは想像できますけど、自由主義諸国の女性たちにもかわいそうな層はいるんじゃないですか。娼婦のなれのはてとかです。日本の、宝くじ売っている売店のおばちゃんなんかは、不法滞在の外国人との結婚率が高いとか。人情で書類上協力しているのかもしれませんが。

なんか男女差別問題は男には分かりにくいなあ。差別だ差別だなんていう女性と接触する機会があんまりないし。そういう女性とではなくかわいい女性とだけつきあいたいと思っているでしょうねえ。そうじゃないと接近しようとも思わないでしょうし。


敬語は…ははは、そういうものなのですか。私は小学生にも下手をすると敬語を使います。親しくない人には敬語、親しい人には普通の言葉、という風に使い分けているから無理もありません。うーん、敬語=尊敬の印、と捕らえるからではないでしょうか。…ってそれが日本語なんですけどね。尊敬する年下の有能な後輩に敬語で話しかけるのですか?


私もアメリカを信じることが出来る部分はあります。それは、人種差別を徹底的にやめようと教育している点です。人命尊重や平和というのも多分徹底的に教育されているんでしょうね。だから戦争にもある程度歯止めがきく、…と信じたいところです。報道されなければどうしようもないところがあるのですが。

重婚をアリにすると、どうなるんでしょうね。一夫多妻が多くなるか、多夫一妻が多くなるか。


[311へのレス] Re: ちょっとアメリカをdefendしちゃいます 投稿者:ルビィ 投稿日:2001/12/11(Tue) 04:34:11

 うん、ももさんの言うこと、そんなんだろうなと思います。アメリカのやり方とか嫌いだけれど、だからと言って、アメリカのやって来たこと全部を否定するのも、やっぱり間違いなんだと思います。

 きっと戦後の日本で、アメリカの持ち込んだ民主主義に救われた人々が、確かに沢山いたんだろうと思うし、そこに、アメリカの思惑とか陰謀があったにしても、今の日本の現状については、日本人の問題であり責任です。

 誰かが、戦後、アメリカが家畜の飼料を日本人に食べさせたという話しで憤慨していたような気がしますが、食料事情が悪く、栄養失調で病気や死ぬ子供たちがいるなら、食えるもんなら家畜の餌だって無いよりましだと私は、思います。

>このアメリカの常識の中にももしかしたらいい影響を及ぼすものもあるかも、と思ったりしますね

 それは、そうです。無理強いする所に問題があるだけです。パキスタンの上流層は、かなり欧米化した価値観を持っています。それは、強いられたことでなく、自分達が好んで取り入れてきている訳です。時代錯誤に昔の風習などの閉じ込められそうな女性などにとっては、アメリカ的な考えが適度に入ってくることは、喜ばしいことでしょう。

 保守的な人が、堕落だ退廃だと言っても、閉鎖性を誰しも好まない(されている者は)ので、受け入れられて行きます。それを、良いとか悪いとか言えるものではなく、流れですので流れるだけ。

 敬語に関して言えば、私は、目上の人に使います。一応、長く生きてることに敬意を表して。働いていた時は、お客さんには、一応、みんな敬語。私生活では、明らかに年下の場合、使いません。何故か、多分、目上の人に使うもんだと教え込まれたから。

 話しは変り、ももさんが、アメリカを好きだからといって、ももさんを批判するなんてとんでもない話しですし、ももさんが、もし、『それでも、アメリカが好きなの』という気持ちを隠さなければならないような雰囲気ならば、そっちの方がおかしい。何か、的外れな方向に話しが行ってるかしら?

 ハーフの子供は、どちらの国をも理解できる人になって欲しいですよね。我が息子6歳。ウルドゥと日本語は、自由に話し、学校では、国語(ウルドゥ)とイスラミア(アラビア語)の他は、全て英語の授業の為、読み書きは英語。

 息子が、どんな大人になるか分らないけれど、少しづつ人間になってきているので安心しています。ももさん〜、元気な赤ちゃん産んでね。

 すんません。かなり、支離滅裂なカキコかもです。

 


[311へのレス] おとうさん似 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/13(Thu) 10:38:33

このまえ週刊誌で面白い話を読みました。

赤ちゃんが生まれた直後の病室で交わされる会話の中で、赤ちゃんのどこの部分がどっちの親に似ているか、という会話を統計的に調べた学者がいるそうです。結果は、どこどこが父親に似ている、という会話が、母親に似ている、の倍もあるとのことです。

遺伝子からすれば、統計的に見て父親と母親の両方から平等に子供に引き継がれるはずなのに、なぜ父親似であることが強調されるのでしょうか。その理由は、生まれてきた子供が母親の血を引いているのは確実なのですが、父親の血を引いているかどうかは確証がないからではないか、とのことです。特に、生んだ母親が父親に向かって「ここがあなたに似ている」と言った回数がかなり多かったとのことです。

なんだか悲しくなります。女性は、生まれてくる子供を偽ることができますが、男性にはそれができません。自分の血を引いていなくて、他人の子供であっても、自分が働いて育てなければならない場合があるのです。

生まれてきた子供に遺伝子調査を行うことを義務づけることが、男女平等にとってどうしても必要だと思います。

多分事実として、これまでに無数の偽りがあったと思います。男が妾を何人も持てること以上にひどいことだと思いませんか?


[311へのレス] Re: おとうさん似 投稿者:ルビィ 投稿日:2001/12/14(Fri) 17:14:59

 わはは、ごみさんらしいかもです。でも、これって、もしかして、深層部の男の本音でしょうか。私は、20代前半まで、女に生まれたことを残念に思いつづけてきました。今は、男は男なりに大変なんだと思いますし、女は特だと思う世界(イスラムの都市部)にいるので、女でよかったと思っています。

>生まれてきた子供に遺伝子調査を行うことを義務づけることが、男女平等にとってどうしても必要だと思います。<

 これが、男女平等とどう関りがあるんでしょう?まぁ、調べなくては、いられない男性がおり、その気持ちは、否定しませんが、それが、平等に必要?ごみさん、よければ、説明してもらえます?

 あ、『あまたの子供よ』と言い、夫を騙す女性は、確かに愛人を囲う男性よりひどいと思います。私だったら、その騙す男(夫)に深い恨みでもない限り、1人で育てます。深い恨みがあれば、う〜ん…騙すかもしれんなぁ。言えなかったでなく、騙し、復讐するという確信犯的にやるなぁ。我ながら、容赦のない性格ですわ。


[311へのレス] 横レスで失礼します 投稿者:小川隆司 投稿日:2001/12/14(Fri) 19:13:27

ルビィさんへ、本題からそれるようですみませんが、ちょっと気休めというか、半分は好奇心で質問してみます。
国際結婚の夫婦に生まれたお子さんがどちらの人種に偏るか、という問題は、常に殆ど半々なのでしょうか。また、偏る場合は、何か要因とかあるのでしょうか。気が向きましたらで構いませんので。

私の[312]の書き込み、不快でしたらごめんなさい。支離滅裂でした。


[311へのレス] 托卵倒産 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/17(Mon) 13:04:45

自分がこれから育てる子供が本当に自分の子かどうかを知る権利が男女不平等だということです。まあ女性にとってみれば、腹の中の子が自分の子じゃないなんてことは、…あ、受精卵を埋め込まれたりすることがあるかもしれませんね。男でそれ考えて実行に移したらすごいことです。かっこう? 托卵でる人はおそらくいないでしょう。

ところで、随分昔に私のいとこで国際結婚した人の子どものことをここで書いた覚えがあるのですが、この前のテロで旅行業界が不況だそうで、相手のイラン人が経営していた小さな旅行会社がつぶれてしまったそうです。どうなるんでしょうね。


[310] ありがとうございます、そしてナウシカについて 投稿者:北村 則子 投稿日:2001/12/08(Sat) 03:45:45

ひろさんへ(皆が呼んでいるので遠慮無く)
卒試で忙しい中だったのではないですか、わざわざ質問に答えていただいてありがとうございます。バックナンバーは全部ではないですがかなり読ませていただきました。いろいろ思うことはあります。また、お話できる機会があれば良いのですが。 ただどうしても、伝えたいと思ったのが、ナウシカの事です。
テロ事件の後、いろいろ考えていた時に、同時にずっと思っていたのが、ナウシカのことでした。この映画翻訳して世界中に見せたいなーと思って、台詞起こしまでしようとしたんですよ。スタジオジブリにメール出してみたり。実はもう翻訳があるって知らなかったんで。内容もさることながら、映画を見なおして、あ!!ペジテがアフガンにそっくりだ!と思ったわけです。最新の高山さんの記事を見て、本当に舞台がアフガンだって知ってびっくりして、同時になるほど―こう言う解釈ができるのか、と思ったわけですが、、、、。
今世の中で起こっている事のなぞを解くかぎが、ナウシカにあると私も思います。細かい話は抜きにして、
「腐海は着実に広がっている、なのにどこへ行っても戦に餓え、、、どうしてこの谷の様に暮らせぬのか?」という問いですよね?
もともと「風の谷」の様に暮らしている人達にはこの映画は必要無いのかも知れない、とも思いましたが。

ナウシカは偽りの希望に頼っても、生きねばと言っています。
医者の力は、ともに、生きる力になるでしょうか?
そう信じて、今は、早く医者になりたいと思うのですが、、、どうでしょう。




[310へのレス] ナウシカ 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/10(Mon) 14:24:18

ナウシカはそんなに深みのある物語なのでしょうか。私は、宮崎駿という人を考えたら、設定にそんなに深い意味があるとは思えません。書かれた年代がひょっとしたらアフガンとかと関係あるのかもしれませんが。でもペジテは工房都市でしたよね。

関係ありませんが、韓国が日本文化を開放するときに、日本はナウシカを持って行ったようなのですが、こんな古いのもうとっくに見てる、みたいな感じでほとんど観客が入らなかったとか。詳しくは知りません。

宮崎駿のインタビュー記事を二次的に何かで読んだのですが、結局宮崎駿は最後は何が正しいとかじゃなくて、人間は色々な病気や争いがあってもとにかく生き続けなければならないんだろうな、ということしか言えなかったそうです。

私も大体似たようなことを思うのですが、ただ一つ、非常に気になることがあります。このまま自由恋愛で人類が子を作り続けていくと、種としての人間が劣化してしまうのではないか、ということです。遺伝的に弱い個体を保護していってしまうといつかは破滅が訪れるでしょう。この問題について医学関係のかたから考えをうかがいたいところです。

ところで、米の日本への流入ルートってもう定説になっているのですか?

また、歴史上で、イラン型の王政からギリシャ型の王政に輪廻した例はあるのでしょうか。

ナウシカで私が印象に残っているのは、やはり終盤の、人間の制御から離れた粘菌が暴走するところです。あれで唐突に終わりになってしまったのは、宮崎駿が物語と主張を放棄した象徴のように思います。


[310へのレス] Re: ありがとうございます、そしてナウシカについて 投稿者:北村 則子 投稿日:2001/12/12(Wed) 18:19:04

そうですね、私も宮崎駿はあの話を終わらせることができなくなって、無理に終わらせた感じがありました。多分答えが出せなかったんでしょう。
でもあの話答えがあるとしたら、どうなるんでしょうか。

自由恋愛の話ですが、直接の答えはわかりませんが、
前読んだ本の中に書いてあったのですが、特殊化した動物はやがて滅びる運命にあるそうです。像も今残っている種はアフリカ像とインド象の2種だけ。
そのほかにも例が挙がっていたのですが忘れました。
これらの動物は進化の袋小路に入り込んでしまって、やがて滅びる運命にあるとか。
これでいいでしょうか.


[310へのレス] 追加です 投稿者:北村則子 投稿日:2001/12/14(Fri) 00:28:28

すいません、前慌てて書いたので適当になってしまって。
弱い遺伝子、、と言うのからやはり少し外れるかもしれませんが、
生き物は環境に適応して生きています。もし環境の変化があったときに、生き残れる可能性があるのが、偶然遺伝子が変化して、より環境に適応できるある個体です。その個体と同じ遺伝子を持つものは新しい環境に適しているので、生き残って行けると言うのが、進化論ですよね。(間違ってたらどうしよう、、、!)また、マラリア流行地域には、鎌状赤血球症という病気がありますが、この病気はマラリアに抵抗性があるので、本来なら貧血が起こって不利なので、排除されるべきですが、マラリア流行地では生き残っている、つまりある状況では不利なものが違う状況では有利に働く時、特別な遺伝子が残り生き残っていく。
弱い遺伝子と言うのが、例えば、感染症に弱いと言う意味で、もし何らかの病気の大流行があって、そう言う人達が皆死んでしまうというのが、滅びると言う意味なら、ありえるかもしれません。
ただ、私は多様性が失われる事の方が滅びる可能性が高いと思います。生物多様性と言うのは、生態系を維持するのには大切であると言われています。いろいろな種が共生し、微妙なバランスを保って全ての生物が生きています。
遺伝子も、単一の遺伝子になるとやはり、先ほど言ったように、環境に適応する能力がどんどん落ちてしまう。また近親相姦が続くと、奇形が多くなります。結局ちゃんとした答えは言えませんが。一つ言えるのがこのまま環境を破壊しつづけたら、全ての種が滅亡します。


[310へのレス] Re: ありがとうございます、そしてナウシカについて 投稿者:ごみ 投稿日:2001/12/14(Fri) 13:08:38

そういうものがあるんですね。勉強になりました。マラリアの方が掛かると大変なので貧血ぐらい問題にならないわけですね。…ということは、他にも似たような理由で残っている病気もあるんでしょうね。

私が言う遺伝子の劣化は、昔は生まれながらに体が弱い人は生まれてすぐに死んでいたのに、いまでは生き続けて次の世代に遺伝子を残せてしまう、それで種全体として遺伝子が劣化するのではないか、ということです。…いま思ったのですが、体は弱いが特殊な能力を持っているような人が生き残って逆に多様性が増す可能性もありそうです。

進化の袋小路ですか。ある意味人間も袋小路にはまっていますよね。文明が崩壊したら生き残っていけなさそうです。