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ウェーブレット変換を用いた加算平均心電図解析
LPの記録、解析に関してはART社の機械がデファクト・スタンダードだと思うんですけど、このソフトはARTで採ったファイルをウェーブレット解析するものです。DOSで動きます。いずれ暇ができたらWindows用に書き直そうと思ってたんですけど、いまだに書き直す元気がありません。最近採用されてるFAT32では動かないと思います。おまけとしてサンプルのデータがついてます(健常者、OMI-VT、ARVDなど)。exeファイルと同じディレクトリに入ってるARTのファイル(*.R??形式)はすべて解析します。みためもキレイなので試してみて。またこのページの下の方に最近作ったWindows版もアップしました。こちらもおすすめです。
体表面マップの周波数解析
ちょっと前に加算平均心電図じゃなくて普通の心電図の長期記録を周波数解析するのがはやりましたよね。また心房細動の心内心電図を周波数解析したり、相関係数をとって部分的にオーガナイズされてるとか、左房内ではより速くまわってて、Bachman束を通って右房に抜けるときにはWenchebachみたいな感じで2:3でつながってるとか。。。このソフトはフクダ電子社製VCM-3000のファイルをFFT解析します。作ったときは左房は後ろの方にあるから胸郭の前面と背面で優位な周波数成分が変化するとおもしろいなぁ。と思ってました。おまけに心房細動と心房粗動のファイルを添付しました。
1280*1024以上の解像度のモニタで「大きいフォント」の設定で使用して下さい。そうしないとまともに表示されないと思います。
心筋シンチの解析
ゲートをかけたシンチの画像をリアルタイムに表示したり、拡張期とのカウントの差分をBull's eyeで表示(%count increase mapとでも言うんでしょうか)したらなにか見えてこないかと思って作ってみました。それからカウントも最大値でとるんじゃなくて、プロファイルの面積を使用するHybrid方というのが何かの文献に書いてあったと思います。Hybridも計算するようにしてます。おまけにDCM患者のデータが入ってます。DCMみたいに心機能の悪い症例はいいんですけど、健常者では収縮期に心尖部が心基部に向かって寄ってくるから、収縮期と拡張期ではスライスの幅を変えて計算しないといけませんよね。そこらへんで悩んじゃって、途中で投げ出してしまいました。
1024*768以上の解像度のモニタで「大きいフォント」の設定で使用して下さい。そうしないとまともに表示されないと思います。
バスケットカテーテルを使った心内心電図の解析
うちではEPのシステムはBARDを使ってるんですけど、なんといっても96チャンネルというところがいいです。8x8電極のバスケットを心内に挿入して、1-2 , 2-3 , 3-4....というぐあいに8x7=56チャンネル記録してもまだチャンネルがあまります。それぞれの誘導のタイミングを検出してセルをリアルタイムで光らせたら頻拍がどのように回ってるのか見えるかもしれないと思って書いてみました。心房粗動や心室頻拍は結構キレイに見えるんですけど、かんじんの心房細動はやっぱりむつかしいです。。。。。。。おまけに右室流出路型の心室頻拍のデータを添付しました。movieは8x7で動かしてください。
1024*768以上の解像度のモニタで「大きいフォント」の設定で使用して下さい。そうしないとまともに表示されないと思います。
心室頻拍のシミュレーション
簡単な心室頻拍のシミュレーションです。40個くらいのセルを並べて頻拍回路を作り、そのセル間の刺激の伝導速度、ERPなどを設定して、それぞれのセルでペーシングできます。デクリメンタル・コンダクションがあるとPostpacing interval (PPI)はあてになりませんよね。このソフトはデクリメンタル・コンダクションがある時にペーシング部位をいろいろ変えて、PPIがどのように変動するか考察するために作ったものです。AHAにも抄録出したんですけど落ちました。悲しい。。。。うまく回るサーキットのデータをいくつか添付しました。パスワードを聞いてきたら"taka"と入力してください。
僕のプログラムはウィンドウが大きすぎると言われましたので、今回は800*600以上のモニタなら使えるようにしました。またシステムフォントの大きさに依存しないようにしました。画面のサイズも変えられます。アメリカにいるときに作ったので表示は英語です。DelMar → CSVファイル変換ソフト
HRVや1/fの解析でいろんなソフトがあるわけですけどフォートランなんかで書いてあって、データがASCII形式のファイルになってないと解析できないことって結構ありますよね。このソフトはDelMarのホルター解析器のファイル(*.hrv形式)をCSV形式のファイルに変換するソフトです。HRVをやってる先生にたのまれて作ってみました。DelMarのシステムをお持ちの方は一度使ってみては。これで学会の演題が1つ2つ作れるかも知れません。
1024*768以上の解像度のモニタで「大きいフォント」の設定で使用して下さい。そうしないとまともに表示されないと思います。
いくみ電卓
電卓です。平方根も計算できないし特に高機能というわけではありません。VTシミュレーションのプログラムにはこの電卓の機能が入ってるんですけど、それを分離したものです。BMPファイルやJPEGファイルをウィンドウス・エクスプローラーからドラッグ・ドロップすると背景の画面がかわります。
いくみおみくじ
無責任にも今日のあなたの運勢を占います。1日に2回以上使用してはいけません。かなりの確立で当たります。でも人生の重要な決断をするときには使用しないでください。責任もてません。
バスケットカテーテルを使用した心内電位の解析(再)
今度はQMSやTime-Shading法などを試してみました。そこそこ動くようになったらそのうちアップします。開発中のプログラムのイメージは見ることができます。[1]
Takachanフォント
英語で手紙を書くときに使ったフォントです。太田君の直筆ふうの手紙が書けます。1つ1つスキャナで読み込んで作りました。(アルファベットのみ)。モニタ上では結構ギザギザしてますが、印刷してみると意外といけます(本人談)。
心電図コレクション「たんぽぽ」
病院のサーバに入っている患者さんの心電図を解析するために作り始めたプログラムです。とりあえず12誘導の画面表示とプリンタ出力ができるようになったので、学生さんや研修医の教育用に使ってます。特徴としては12誘導10秒の中から任意の5秒間を肢誘導、胸部誘導同位相で表示するため不整脈のフォーカスの部位診断に適しています。1発でも不整脈がつかまっていれば12誘導に出力できます。またクリップボード経由でpowerpointなどにはりつけることができます。プリンタはEPSON LP-9400用に開発したのでLP-9400であればぴったり1秒=25mmで出力されます。他の機種でも「Printer Setup」のところで「ペンの幅」や「余白」を適当に変更すればなんとかなると思います。またプリンタの設定は必ずA4縦で使用してください。また1200*1024以上の解像度のモニタを使用してください。おまけにいくつかサンプルの心電図がついてます。
「たんぽぽ」用心電図150枚セット
「たんぽぽ」用の心電図コレクション150枚セットです。学生さんや研修医の教育用に役立てば幸いであります。役に立たなかったらごめんなさい。400枚セットもあるんですけど15MBほどの大きなファイルです。このセットの中には150枚セットが含まれていますのでこちらをダウンロードしたかたは150枚セットをダウンロードする必要はありません。このコレクションを作る前は心電図読み当番のときに教育用に使えそうな心電図をみつけてはコピーをとってファイルしていたんですけど、コピー機の調子によってはグリッドがかすれて見にくかったり、QRSのようなシャープな振れは薄くて見にくかったり苦労してました。このコレクションはいつまでも色あせず、コピーを繰り返して画像がゆがんでしまうこともないのでおすすめです。ただし心電図室でとったものしかサーバに入っていないのでAMIの心電図がないのが欠点です。これを作るために3万人分のデータをチェックしました。
ウェーブレット解析forWindows
以前DOS用に作った加算平均心電図のウェーブレット解析のソフトのwindows版を作ってみました。。解析結果はCSVファイルにセーブすることができます。昔作ったプログラムも見直してみると、あのころはかなり幼稚なプログラムを書いてたんだなあと思います。1200*1024以上の解像度のモニタを使用してください。おまけにいくつかサンプルの心電図がついてます。簡単な印刷エンジンがついてますがかなり手を抜いてます。
内科認定医病歴要約for一太郎
僕個人は退院サマリーも内科認定医・専門医の病歴要約もファイルメーカーで管理していますが、ファイルメーカーは持ってる人が少ないので一太郎で病歴要約の簡単なフォーマットを作ってみました。そもそもワープロソフトなのでファイルメーカーと比べると見劣りしますが、一応チェックボックスはついています。(男・女)(手術 有・無)の「○」はマウスでドラッグして移動してください。僕のようにA4までしか印刷できないプリンタをお持ちの方は一太郎の縮小印刷機能(「印刷設定」のところにあります)でA4に縮小印刷して最後にコンビニ等でB4に拡大コピーをとるといいでしょう。ああ大学の医局にいたときはプリンタ使い放題でよかったなぁ。今なんか紙を自腹で買ってるもんね。EPSスライド作成ソフト「ひまわり」
いろいろなEP-Labシステムが発売されていますが、僕はというか、うちの施設ではBARD社製のものを使用していいます。BARDのシステムはチャンネル数が多く、またモニタの解像度が高いのが特徴ですが、付属の画面キャプチャソフト(通称モナリザ)で画面をキャプチャしてスライドを作ってみると、解像度が高いぶん、線が細くて会場の後ろの方からだとよく見えなかったりします。そこでPhotoshopに読み込んでぼかしてみたり、みなさんEPのスライド作成には苦労してらっしゃるみたいです。このソフトはBARDシステムより「data export」コマンドでフロッピーディスクに書き出したデータをスライドにするためのものです。線の太さ、色、位置、電位の大きさなどを変更することができます。また隠しコマンドで12誘導を通常の心電図風に出力することができます。いろいろいじってみて納得のいく電位が表示できたらPowerpointにコピペです。プログラムの性質上、画面の解像度ができあがりのスライドにそのまま反映されますので、できるだけ解像度の高いモニタを使ってください(1280*1024以上)。また、かなりのCPUパワーを必要とします。ぼくは1GHzのマシンを使用していますが、それでももたつきます(特に線を太くすると)。快適に作業するコツとしては、まずは線の太さ=1で作業して、スライドにする段階で最後に線を太くすることです。おまけにWPW症候群のデータをつけました。遊んでみてください。最近心に余裕ができたので、かねてより要望のあった印刷エンジンを追加しました。モニタ画面上の線の幅やスタイルがある程度印刷に反映されます。論文執筆の時に使ってください。用紙設定は「A4横」でお願いします。
心電図クイズ ダウンロードコーナーにある僕の心電図コレクション「たんぽぽ」からいくつか心電図を選んでクイズを作ってみました。このプログラムの出力する心電図の普通の心電図と少し違うのは、肢誘導と胸部誘導の5秒間は同位相で表示してありますので、たとえば肢誘導の2拍目が期外収縮だったら、胸部誘導の2拍目も同じ期外収縮ということになります[1]。不整脈のフォーカスの部位まで診断してみて下さい。
1280x1024ピクセル以上の解像度のモニタじゃないと心電図が画面からはみだしてしまうかもしれません。
プログラムとコレクションのファイルをダウンロードすればWindows系のプリンタならたいてい問題なく心電図を出力することができます[2]。
またプログラム上ではキャリパー機能が使えるので休止期が代償しているかどうかなど容易に判断することができます。
新研修制度がスタートして教育担当の先生には便利なプログラムだと思います。400枚近いコレクションです。ためしに使ってみてください[3]。

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