日野原フェローシップ
日本の「プライマリ・ケア教育」の質を高める一翼を担う
日野原フェローシップは、ハーバード大学医学部主要教育病院であるベス・イスラエル・ディーコネス・メディカルセンター(Beth Israel Deaconess Medical Center: BIDMC)のプライマリ・ケア部門(Division of General Medicine and Primary Care)により運営されています。日本に選考委員会があり、プライマリ・ケア教育に熱意を持って取り組んでいる研修病院指導医や大学教員1名を隔年で1年間フェローとして派遣します。
BIDMCの前身Boston's Beth Israel Hospitalは「ケアを受けるならベス・イスラエル」と言われるほど患者中心の暖かいケア・最高水準の医療で知られ、米国で初めて総合診療科/プライマリ・ケア外来を設立した病院です。プライマリ・ケア教育・研究の草分け的存在ともいえ、今日に至るまで、優れた臨床指導医による先進的な教育プログラムの提供、プライマリ・ケア領域の最先端の研究が行われています。充実した環境で一流の指導医による臨床教育や研究への取り組みを学べるフェローシップは、日本のプライマリ・ケア教育を牽引するリーダーを育成し、プライマリ・ケア医療の推進を目指すものです。
応募のプロセス
まもなく、2026年度のフェローシップの公募を開始します。
(留学期間2026年7月または9月から1年間)
Coming soon!
スケジュール
9月上旬 | 公募開始 |
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11月末日 | 締め切り⇒書類審査 |
12月 | 結果通知・日本側の選考委員会によるオンライン面接 |
1月 | BIDMCのDr. Kenneth Mukamalによるオンライン・インタビュー |
⇒フェロー決定 | |
7月/9月 | フェローシップ・プログラム開始 |
*偶数月第2木曜日朝7時-8時に、BIDMC指導医によるオンラインレクチャーをZoomで実施しています(8月のみ第3木曜)。視聴希望者はご連絡ください
選考委員会 委員
五十音順 (*委員長)
井上真智子 浜松医科大学地域家庭医療学講座特任教授
梅田 珠実 国立国際医療研究センター客員研究員
大滝 純司 東京医科大学医学部兼任教授/多磨全生園内科医
小坂鎮太郎 練馬光が丘病院 総合診療科 科長
武田 裕子* 順天堂大学医学部医学教育研究室教授