疾患非特定
機能障害「運動機能(運動協調、不随意収縮、振戦、歩行パターン等)」による
活動制限「遅刻、早退、欠勤をしないで出勤すること」 に対して有意な効果がある環境整備
平均問題発生率: 34.8±3.5%
- |
- |--「生活全般について相談できる専任の相談員」(p=0.005)-->(6.7±6.3%; 60例) (RR=3.29: 1.26-8.58)
- |--「職場の出入りの施設改善(ドア、スロープ、駐車場、非常口など)」(p=0.000)-->(7.8±4.4%; 141例) (RR=3.03: 1.68-5.45)
- |--「病気や障害に関わらずキャリアアップができるための人事方針」(p=0.001)-->(9.4±5.3%; 117例) (RR=2.41: 1.34-4.31)
- |--「職場内の移動の施設改善(手すり、通路、床面、案内など)」(p=0.002)-->(10.6±5.4%; 123例) (RR=2.17: 1.27-3.71)
- |--「コミュニケーションに時間をかける配慮」(p=0.002)-->(10.9±5.2%; 138例) (RR=2.11: 1.28-3.49)
- |--「必要に応じた同僚等の作業補助」(p=0.000)-->(12.2±4.2%; 238例) (RR=2.04: 1.40-2.98)
- |--「職場内で必要な休憩や疾患の自己管理ができる場所の配慮」(p=0.002)-->(11.4±5.1%; 149例) (RR=2.04: 1.27-3.27)
- |--「上司・同僚の病気や障害についての正しい理解」(p=0.001)-->(12.2±4.8%; 181例) (RR=1.94: 1.27-2.96)
- |--「勤務中の休憩をとりやすくする」(p=0.003)-->(11.9±5.0%; 160例) (RR=1.92: 1.22-3.01)
- |--「仕事上の相談にのってくれる同僚・上司・上役」(p=0.000)-->(13.0±4.2%; 247例) (RR=1.91: 1.33-2.75)
- |--「マンツーマン個別実務指導(オンザジョブトレーニングなど)」(p=0.034)-->(11.3±6.9%; 80例) (RR=1.90: 1.01-3.59)
- |--「仕事の内容や仕方の個別的な調整や変更」(p=0.001)-->(12.5±4.6%; 200例) (RR=1.89: 1.27-2.82)
- |--「勤務時間帯の変更(時差出勤、フレックス勤務等)」(p=0.003)-->(12.2±5.0%; 164例) (RR=1.88: 1.21-2.92)
- |--「仕事用の機器や道具、作業机等の個別的な環境整備や改造」(p=0.012)-->(12.4±5.7%; 129例) (RR=1.80: 1.11-2.92)
- |--「能力的に無理のない仕事への配置(デスクワークなど)」(p=0.002)-->(13.2±4.5%; 219例) (RR=1.77: 1.21-2.58)
- |--「偏見・差別防止のための管理職・職員への啓蒙」(p=0.012)-->(12.9±5.6%; 139例) (RR=1.75: 1.10-2.76)
- |--「産業医・産業保健師による事業所内の健康管理」(p=0.004)-->(14.1±4.7%; 213例) (RR=1.68: 1.16-2.44)
- |--「トイレ、休憩所、食堂等の施設改善」(p=0.005)-->(14.0±4.7%; 214例) (RR=1.67: 1.15-2.42)
- |--「通院への配慮」(p=0.003)-->(15.7±4.0%; 318例) (RR=1.59: 1.17-2.17)
- |--「短時間勤務」(p=0.035)-->(14.2±5.8%; 141例) (RR=1.57: 1.01-2.43)
- |--「従業員の意見を積極的に聞く企業側の態度」(p=0.035)-->(14.8±5.6%; 155例) (RR=1.53: 1.02-2.30)
- |--「社内の従業員の親睦活動、サークル活動などの参加しやすさ」(p=0.029)-->(14.9±5.3%; 175例) (RR=1.52: 1.03-2.25)
- |--「勤務時間中の服薬や自己管理、治療等への職場の配慮」(p=0.013)-->(15.4±4.4%; 259例) (RR=1.51: 1.08-2.11)
- |--「冷暖房、エアコン、空気清浄機など」(p=0.014)-->(16.0±4.1%; 312例) (RR=1.48: 1.08-2.02)
2005年難病患者の雇用問題研究会調査結果による
職業上の活動制限一覧に戻る
機能障害一覧に戻る