T905　頭蓋内損傷（脳損傷）の後遺症

Sequelae of intracranial injury (brain injury)

（検索用語句：脳外傷　脳卒中　脳梗塞　交通事故　失語症　遂行機能　ゲルストマン　高次脳機能障害　）

特定の部位の脳神経が損傷しすることにより、その部位が担っていた機能が脱落し、精神面・身体面にわたる一定の機能障害（巣症状）が生じる。脳血管障害によるものと比べて、頭部外傷によるものは広範で複雑な脳部位の損傷により臨床像も複雑になりやすい。

頭蓋内損傷の後遺症　意識障害あり　
頭蓋内損傷の後遺症　器質性精神障害あり　
頭蓋内損傷の後遺症　見当識障害あり　
よく知っている道で迷う。家の近くの写真を見せてもわからない。
頭蓋内損傷の後遺症　言語障害あり　
頭蓋内損傷の後遺症　高次脳機能障害(詳細不明)あり　
高次脳機能障害の詳細が分かっている時はこれを選ばずに、「高次脳機能障害（軽度認知障害）」から選んで下さい。
頭蓋内損傷の後遺症　排尿排便障害あり　
ゲルストマン症候群　　
失算、失書、左右障害、手指失認の４症状を示す場合を、ゲルストマン症候群と呼ばれています。1999年になり、メイヤーと言う学者が、頭のなかでイメージを回転して操作することができないことが、この症候群の本質であり、失算，失書もそれで説明が可能と発表しました。
出典