M32 全身性エリテマトーデス

Systemic Lupus Erythematosus

SLE

(検索用語句: 膠原病  コウゲン病  こうげん病  )

膠原病。自己免疫が全身的に起こり、腎臓をはじめとする諸臓器に障害が起きる。  この病気は、英語でsystemic lupus eryhtematosusといい、その頭文字をとってSLEと略して呼ばれます。Systemicとは、全身のという意味で、この病気が全身のさまざまな場所に、多彩な症状を引き起こすということを指しています。Lupus erythematosusとは、皮膚に出来る発疹が、狼に噛まれた痕のような赤い紅斑であることから、こう名付けられました(lupus、ループス:ラテン語で狼の意味)。発熱、全身倦怠感などの炎症を思わせる症状と、関節、皮膚、内臓などのさまざまな症状が一度に、あるいは次々に起こってきます。その原因は、今のところわかっていませんが、免疫の異常が病気の成り立ちに重要な役割を果たしています。 (厚生労働省難治性疾患克服研究事業 免疫疾患調査研究班(自己免疫疾患)作成の難病情報センターホームページから引用)


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