cerebral palsy
CP
(検索用語句: 脳性まひ まひ )
乳幼児期以前の脳のレベルでの運動制御機能の障害によって、運動機能の発達が遅れたものである。障害の重症度の判定は、上肢機能と移動機能のそれぞれについて総合的に判断して指標としている。手足を動かそうとすると不随意運動が起こり思い通りに動かせないタイプと、筋肉の緊張が強く動作がぎこちなかったり緩慢だったり片まひがみられたりするタイプに大きく分けることができるが、等級は共通の基準で評価されている。 移動機能は実際の歩行に関する能力で評価されている。 脳性麻痺(Cerebral Palsy)は脳の損傷によって起こる障害で、特に運動や姿勢の制御に影響を与えます。 Palsyとは麻痺のことですが; 衰弱(不全麻痺)と言った方が、もっとも一般的な症状である筋肉の障害や、随意運動を起こしたり不随意運動やけいれんを抑えたりすることができなくなるといった症状を、適切に表現できるでしょう。 脳性麻痺には進行性、伝染性、遺伝性はなく、直接生命に関わるようなこともありません。病気ではなく障害なのです。 (JAN SOARより翻訳引用)