F7 精神遅滞(知的障害)程度・詳細不明

Mental Retardation

MR

(検索用語句: 精神薄弱  精薄  知恵遅れ  ちてきしょうがい  精神遅滞  )

知的機能は生後の発達の過程で習得される様々な能力の基盤となる。身体機能面は発達していても、知的機能の障害によって、獲得されるべき能力の発達が遅れる。 A.明らかに平均以下の知的機能:個別施行による知能検査で、およそ70またはそれ以下のIQ(幼児においては、明らかに平均以下の知的機能であるという臨床的判断による) B.同時に、現在の適応機能(すなわち、その文化圏でその年齢に対して期待される基準に適合する有能さ)の欠陥または不全が以下のうち2つ以上の領域で存在:コミュニケーション、自己管理、家庭生活、社会的/対人的技能、地域社会資源の利用、自律性、発揮される学習能力、仕事、余暇、健康、安全 C.発症は18歳以前である。 (DSM-IV-TR: 精神疾患の診断・統計マニュアル,医学書院,2003)


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