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市立全校で全面禁煙 広島市
中国新聞地域ニュース'03/9/2
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn03090204.html

 広島市のすべての市立学校と幼稚園計二百三十四施設で一日、終日全面禁煙が始まった。教職員たちは校内の灰皿を撤去し、夏休みを終えて登校してきた子どもたちに、煙を断つ決意を示した。各校は学校を訪れる保護者にも協力を要請する。

 中区吉島東の吉島中では午前七時すぎ、阿部信行校長たちが校内の灰皿を一掃。給湯室と兼用の分煙室などにあった据え置き型の吸い殻入れ六基と、来校者用の灰皿約三十個すべてを、倉庫に片付けた。

 教職員二十九人のうち喫煙者は七人。一日一箱を吸っていたという阿部校長は、続いて臨んだ始業式で「たばこをやめるのは苦しいが、皆さんの健康を守るため努力したい」と生徒に誓った。

 校舎内だけでなくグラウンドや体育館も終日禁煙。同校はすでに保護者にプリントを配り、二十日の体育祭での協力を呼び掛けている。

 市教委によると、全国の政令市での学校全面禁煙は、二学期(十月)から始める仙台市と並ぶ先進的な取り組み。中区の市教委事務局も終日禁煙に踏み切り、喫煙室は来客専用とした。男性職員(39)は「学校現場の教職員とともに頑張りたい」と話し、勤務中はたばこを吸わないという。


【写真説明】分煙室の灰皿を片付
ける吉島中の阿部校長
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