日本循環器学会が禁煙宣言 医師の喫煙率4分の1に
| 日本循環器学会(北畠顕会長)は二十四日、「禁煙宣言」を行い、同日札幌市中央区で開幕した同学会総会・学術集会を全面禁煙にした。循環器関係の医師の喫煙率を、五年後に四分の一に減らすなど具体的な目標を定めた。
喫煙は肺がんや脳卒中を引き起こす原因となるため、医療機関は禁煙を勧めている。しかし同学会が全国の会員を対象に今年行ったアンケート調査では、循環器医療に携わる医師の喫煙率は男性が一四%、女性が一三%と高く、全面禁煙の医療施設は五%に過ぎなかった。 宣言に合わせ十項目の到達目標を設定。今後医師の喫煙率の低減、病院の全館禁煙とたばこの販売自粛の呼びかけ、禁煙啓発講演会の実施などに取り組んでいく。同学会禁煙推進委員会の藤原久義委員長は「遅きに失したが、今からでも足元から見直し、本格的に取り組みたい」と話す。 会場を全面禁煙にした今総会・学術集会で早速、「宣言」記載のチラシを配り、啓発を開始。しかし、会場ホテルの裏口の外に置かれた灰皿用バケツの周りには、たばこを加えて一服する参加者が絶えなかった。 2002/04/25 10:30(北海道新聞朝刊) |
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