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大阪駅から電車を乗りついで1時間半の変更点

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!!!大阪駅から電車を乗りついで1時間半
                          (室月 淳 2013年11月24日)

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大阪駅から電車を乗りついで1時間半,駅から歩いて30分ちょっと,さらに山門から300段余の石段をのぼった丹波の山なかに,竹林山常勝寺があります.きょうは35年にいちどの秘仏 本尊千手観音像のご開帳がありました.
大阪駅から電車を乗りついで1時間半,駅から歩いて30分ちょっと,さらに山門から300余段の石段をのぼった奥丹波の山かげに,竹林山常勝寺があります.きょうは35年にいちどの秘仏 本尊千手観音像のご開帳がありました.

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千手観音像は像高がせいぜい50cmちょっとのもので,とてもよくできたつくりでしたが,むしろ同時開帳された薬師如来坐像が,それはそれはみごとな像でした.そちらの写真をアップいたします.例のごとく人目をぬすんで,というほど人はいませんでしたが,なんとなくこっそりとった写真です.

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奥丹波の山のなか,晩秋の風にふかれ,もみじがあかく映える石段をのぼっていく.拝観した薬師如来のお顔はわすれても,あのときの風のにおいはずっとわすれないと思います.
あるガイドブックの文章をそのまま引用します.「天台宗,竹林山.開山・法道.飛鳥時代の大化年中(645-9)開創.盛時は120もの堂宇があったが,安土桃山時代の天正年中(1573-91)明智光秀の兵火で全山焼失した.その後再建されるが,規模が縮小された.毎年2月11日の追儺式は法道上人の面をつけた子供の後を鬼が追う珍しい行事」

住職さんとともに地域のひとたちが何人かでつめていて,ご開帳の世話をしています.地域ぐるみでこういった古い寺院をささえてきたのがよくわかります.

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1日をかけて知らない土地の知らないお寺をたずねる.わたしの人生でふたたびここに来る機会はおそらくないでしょう.

奥丹波の山のなか,晩秋の風にふかれ,もみじがあかく映える石段をのぼっていく.拝観した薬師如来のお顔はわすれても,このときの風のにおいはずっとわすれないと思います.

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