TCP・NTCPの臨床応用への提案(Cutting Field IMRTを例として)

開 催 日 :2006年 3月 20日
武蔵村山病院 放射線治療センター 平 栄 先生

TCP、NTCPは複数の計画の比較や、アルゴリズムの改善などに用いられてきたが、個々の臨床例での使用の方法論については、いまだ確立したものは存在しない。今回、矩形回転照射と固定多門照射を組み合わせた照射方法であるCutting Field IMRTで、TCPを比較的保ったまま、NTCPを減らしてゆく作業の実例について示すことにより、TCP、NTCPの臨床応用の方法論の提案をしたいと考えている。