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Step 4 職場環境整備の選択 |
機器の異常音への対応
聴覚障害を持つ人が、フォークリフトなどの重機の近くで働いたり、運転したりすることについて、多くの企業が 懸念を持っています。 聴力保護用具を着用しなければならない場合が多く、その結果、聴覚障害のあるなしに関わらず、作業現場内の音が聴き取りにくくなります。 そこで、これらの懸念を解決しうるアイデアを以下に示します:
フォークリフト、車両、その他の重機などが通行する通路を定めます。 粘着テープ、ペイント、ロープなどを用いて経路をつくります。 交差点では車両が一時停止をしなければならないという規則を定める。 ライトや鏡を乗り物に装備し、周囲の環境から視覚的手がかりを得られるようにします。 道路鏡のような鏡を設置するという案もあります。 聴覚障害を持つ人の中には、色分けされた安全帽もしくはジャケットを着用することで、自分が聴覚障害を持っていることを知らせるようにしたい人もいるで しょう。 振動式ポ ケットベルの利用も考えられます。 ポケットベルのコントローラーを車両内部の利用しやすい場所に設置して、運転手がバイブレーターを作動させられるようにする。 車両内に携帯用のCCTV (閉回路テレビ) を設置して、運転手が周囲の状況を視覚的に捉えられるようにする。
聴力保護具
重機を利用する現場での聴力保護具の利用について懸念がもたれています。 同僚の声を聴き取れなくなるのではないかという懸念もあります。 携帯式の電子聴力保護具が効果的な場合があります。人間の声と同じ周波数 (800Hzから4000Hz) の音だけを通し、それ以外の雑音を遮断する聴力保 護具の利用が効果的な場合があります。 ボリューム調整機能を使えば、特定の周波数の音だけを増幅することも可能です。
環境整備はこの他にも存在します。 疑問点がある場合はJob Accommodation Network (1-800-526-7234 (V/TTY) ) までお問い合わせください。
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