総合臨床研究センターについて

センター長挨拶

総合臨床研究センター長 石澤啓介

2022年4月1日付けで、楊河宏章センター長の後任として、徳島大学病院総合臨床研究センター長を拝命いたしました石澤啓介です。私は現在、徳島大学大学院医歯薬学研究部医学域臨床薬理学分野および徳島大学病院薬剤部の責任者をしておりますが、このたび歴史ある総合臨床研究センターをマネジメントさせていただくこととなりました。今後とも何卒よろしくお願いいたします。当センターは1999年4月に「治験管理センター」として発足し、2002年4月に「臨床試験管理センター」、2020年4月からは「総合臨床研究センター」として、曽根初代センター長、苛原第2代センター長、楊河第3代センター長のご薫陶のもと、大きく発展してまいりました。近年、総合臨床研究センターが担う役割は急速に拡大しており、CRCを主体とした治験の信頼性担保機能、研究者主導臨床研究の相談支援機能、倫理委員会の支援機能等をさらに充実させることにより、高度先端医療の開発と推進に取り組んでいます。

最近の当センターの活動としては、徳島大学初となるALSの第Ⅲ層医師主導治験の主幹施設として立ち上げ当初から支援し、その成果はJAMA Neurologyに掲載されました。また、当センターが支援した整形外科・小児科の治験はLancetに掲載されるなど、質の高い治験の信頼性担保にも貢献することで各診療科からもご評価をいただいております。2019年度からは各診療科にクリニカルリサーチマネージャー(CRM)を設置し、より質の高い研究の実施と信頼性の確保に務めていただいております。今後もCRMが当センターのカウンターパートナーとしてご協力いただくことにより、臨床研究や治験の推進に繋がることを大いに期待しております。

医療に関連する研究開発の大部分は、人を対象とした検証を行う必要があります。当センターは徳島大学研究支援・産官学連携センターと連携・情報共有し、研究構想の段階から臨床研究を見据えた研究者支援を行っています。特定臨床研究においては、当センター教員が研究立案等に関与するとともに、臨床研究の実施を支援しています。昨年度から新たに臨床研究推進費を設置いただいたことで、臨床研究の更なる活性化が期待されます。今後実施が予定されている再生医療に関する医師主導治験においても、当センターは全面的に支援することとなっております。

当センターは、研究者が有する先進性の高い基礎研究成果やシーズを発掘・育成し、臨床試験への展開を支援することで、徳島大学における臨床研究の基盤構築と種々の研究シーズの実用化に貢献できるよう活動してまいります。今後ともご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

センター発足の経緯・あゆみ

1999年4月治験管理センター開設
2002年4月臨床試験管理センターへ名称変更
2015年4月病院経理調達課臨床研究支援係をセンターに併設
2020年4月総合臨床研究センターへ名称変更
治験推進部門について
論文等発表報告