認定遺伝カウンセラー®

認定遺伝カウンセラー®(Certified Genetic Counselor;CGC)は、質の高い臨床遺伝医療を提供するために臨床遺伝専門医と連携し、遺伝に関する問題に悩むクライエントを援助するとともに、その権利を守る専門家です(参考:認定遺伝カウンセラー制度規則第1章第1条)。
CGCは、日本遺伝カウンセリング学会と日本人類遺伝学会が共同で制定した認定遺伝カウンセラー制度に基づいて設置された認定遺伝カウンセラー制度委員会による認定試験に合格し、両学会の理事長より認定されます。認定期間は5年で、同制度で定められた手続きを行うことで更新することができます。また、CGCは日本認定遺伝カウンセラー協会に入会する必要があります。
認定試験の受験には、「同制度委員会が認定した遺伝カウンセラー養成課程にて修士号の学位を取得している」、「受験時に日本遺伝カウンセリング学会あるいは日本人類遺伝学会に入会して2年以上経過している」などの条件があります。日本には約290名のCGCがおり(2021年4月現在)、当協会会員の一覧はこちらで確認することができます。

日本医学会の「医療における遺伝学的検査・診断に関するガイドライン」(2011年)では、遺伝カウンセリングの主な担当者として、医師を対象とした臨床遺伝専門医と非医師を対象としたCGCをあげています。
多くのCGCが遺伝カウンセリングの担い手として働いていますが、活躍の場は医療機関にとどまりません。大学や研究機関に所属し教育や研究に従事するCGCもいますし、製薬会社や臨床検査センターで勤務するCGCもいます。