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オープンバルブ?の流量波形
日時: 2008/12/17 11:54:54
名前: 厳島神社

先日県の臨床工学技士会に参加した際、Evita XLを始めて見ました。
スタッフがテスト肺を押しながら色々と波形を教えてくれたのですが、Evita XLのオープンバルブはかなり優秀なように感じました。

そこでちょっとした疑問がいくつか浮かんできたのですが、

仮に成人で、挿管した状態で十分に自発があるとき、CPAPモード(PSVを併用しない状態・・・そんなことがあり得るかは抜きで)を使用したときには自発呼吸と同じサイン様カーブの流量曲線になるのでしょうか?

また、オープンバルブが完全に弁を閉めない状態で細かいコントロールをしているとすると、うちの病院には存在しませんが仮に1キロ〜3キロといった新生児にTCPL呼吸をするときに、患者の要求する流量が仮に5リットル/分と仮定した際、TCPLの定常流が10リットルや15リットル/分と、患者の要求を十分に満たす量であった場合、オープンバルブと同じ状態になりやはり流量波形はサイン様カーブになるんじゃないの???

と思ったのですが、残念なことに当院ではこどもの患者は受け入れていないのでわかりません。

どなたか小児医療や呼吸器に詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。

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Re: オープンバルブ?の流量波形 ( No.1 )
日時: 2008/12/17 16:11:22
名前: ももたろ・う

>仮に成人で、挿管した状態で十分に自発があるとき、CPAPモード(PSVを併用しない状態・・・
>そんなことがあり得るかは抜きで)を使用したときには自発呼吸と同じサイン様カーブの流量曲線になるのでしょうか?

CPAPでPSVを使用した際には、0cmH2O設定のPSVであると考えてください。そのため吸気開始トリガー、漸減フロー波形、吸気終了terminationが存在していて、動作はPSVになっています。Open valve動作にはなっていません。

・ここで記述に対する説明を終了してしまうと、どこかの掲示板のやりとりと同じになってしまうので、ここではその先のアドバイスを記しておきます。

自発呼吸評価のためにOpenValveを使用したいというのであれば、モードをAPRVにして、Low PEEP pressureをHigh PEEP pressureと同じ圧設定にするとOpen valve特性の自発呼吸が観察できます。またその際にATCを使用するとかなり気道内圧設定精度の高いCPAPとなります。

>また、オープンバルブが完全に弁を閉めない状態で細かいコントロールをしているとすると、うちの病院には存在しませんが
>仮に1キロ〜3キロといった新生児にTCPL呼吸>をするときに、患者の要求する流量が仮に5リットル/分と仮定した際、
>TCPLの定常流が10リットルや15リットル/分と、患者の要求を十分に満たす量であった場合、>オープンバルブと同じ
>状態になりやはり流量波形はサイン様カーブになるんじゃないの???
>と思ったのですが、残念なことに当院ではこどもの患者は受け入れていないのでわかりません。
>どなたか小児医療や呼吸器に詳しい方がいらっしゃいましたら教えてください。

当方では小児の重傷呼吸不全にはEVITA-XLを使用しています。導入当初だけではなく、離脱のためのアセスメントでもOpen valve特性を利用して自発呼吸をアセスメントしています。ここ数例使用したAPRVの患者体重は4kg程度でした。離脱のための自発呼吸の評価をする際もAPRVにして、Low PEEP pressureをHigh PEEP pressureと同じ圧設定で評価を行います。これは貴殿が記されたようにTCPLでの自発呼吸と同じ気道環境になると思います。
Re: オープンバルブ?の流量波形 ( No.2 )
日時: 2008/12/17 19:40:12
名前: 厳島神社

ももたろうさん詳しい説明をありがとうございます。

CPAP単独でも0cmのPSVと考えられるのですね。初めて知りました。人工呼吸器を用いたPEEPの付加では実際には呼気終末だけではなく、吸気時にも圧がかかっています。これは回路内の圧を保とうとしているのでしょうが、おそらくこれが0cmのPSVということなんでしょうか?

>当方では小児の重傷呼吸不全にはEVITA-XLを使用しています。
>導入当初だけではなく、離脱のためのアセスメントでもOpen valve特性を利用して自発呼吸をアセスメントしています。
>ここ数例使用したAPRVの患者体重は4kg程度でした。
>離脱のための自発呼吸の評価をする際もAPRVにして、Low PEEP pressureをHigh PEEP pressureと同じ圧設定で評価を行います。
>これは貴殿が記されたようにTCPLでの自発呼吸と同じ気道環境になると思います。

ということは、TCPLでも十分な吸気流量があればサイン様カーブの流量波形になるのですね。

EvitaXL...大変興味深い呼吸器です。色々勉強してぜひ使用してみたいですね。
Re: オープンバルブ?の流量波形 ( No.3 )
日時: 2008/12/18 08:13:57
名前: ももたろ・う

TCPLとopen valve下での同じ自発呼吸環境にあるのは、気道や肺胞 においての気体流動特性であり、フロー特性は、TCPL自体が定常流なので呼吸器自体のフロー表現はコンスタントのままです。口元フローセンサー(ネオフローセンサー)を搭載している機種ならば、アシスト換気動作のない完全な自発環境の場合に吸気フローはサインカーブで表現されると思いまず。

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