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在宅人工呼吸管理のPSVやPCVの問題点
日時: 2008/11/15 22:36:13
名前: ぼてん

在宅では、遠隔操作でもしない限り、医療従事者が換気条件の設定変更を行うことは不可能です。
在宅人工呼吸管理のPSVやPCVで問題になるのが、体位交換をするたびに、空気の入りやすさが変化してしまうことです。
座位と臥位、右側臥位と左側臥位、さまざまな姿勢になる可能性があり、本来なら、そのたびに設定変更が必要なはずです。
急性期の病院なら、医療従事者が対応できるでしょうが、在宅ではどうにもなりません。
慢性期の病院でも、医療従事者が不足していますから無理です。
夜勤帯になると、100台の人工呼吸器をたった1桁の人数の看護師が監視することになります。
さらに、自力では動けない人工呼吸器未装着の患者さんも多数いますから、肉体労働の多さは想像がつくと思います。
給料は安いし、リスクは大きいし、賢い人なら、他施設への転職を考えるでしょう。
なんだか愚痴になって、話の方向がそれてしまいました。
そんなわけで、慢性期の病院や在宅人工呼吸管理ではVCVによる呼吸管理が必要になることが多いのです。

最近は、PCVやPSVで保障1回換気量の設定が可能な機種もありますが、設定が難しいですね。
短時間で判断すべきものではなく、長時間の観察から設定を判断すべきだからです。
呼吸管理に精通した看護師がいると助かるのですが、こればかりは難しい問題です。
優秀な人ほど、去ってしまう確率が高いので…。
また、愚痴ってしまいました。

呼吸器側の作動データをPCに取り出せるようになると、生体情報と比較することで、設定調整がやりやすくなるのでしょうが…。
在宅用人工呼吸器は、設定ロックをすると、モニター値を隠してしまうものが多いので腹が立ちます。
日常点検ができなくなるじゃないか!
かといって、ロック解除すると、不慣れな看護師が操作するのは危険だし・・・。
設定変更のために役に立つ情報収集もできないのです。

マスクフィッティングを誰がやっても同じ様にやるためには、リーク量等のモニター値がある程度は参考になるのですが、機器の開発者は現場の状況を全くわかっていないようですね。

在宅用人工呼吸器なら、モニター値が見れなくても良いなんて思っている人は考え方を改めてください。
絶対に必要な情報なのです。
設定ロックは、条件変更さえできないようにすれば良いのです。
大事なモニター値を隠そうとするな!
最後まで愚痴になってしまいました。

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Re: 在宅人工呼吸管理のPSVやPCVの問題点 ( No.1 )
日時: 2008/11/20 21:56:30
名前: 管理人

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ぼてんさんのご指摘どおりだと思います。

在宅向けの呼吸器はできるだけ簡単にみせるようにディスプレイを小さくして難しいパラメーターを隠すようにしていますよね。

チェックリストに沿ったチェックでさえ簡単にできませんよね。
操作法を熟知していないスタッフが触ると危ないですよ。

そして在宅向けだからこそ、各アラームの機能も充実していなければいけないと私は思っています。
Re: 在宅人工呼吸管理のPSVやPCVの問題点 ( No.2 )
日時: 2008/11/21 22:33:51
名前: ぼてん

モニター値以前に、設定値の確認もできない機種があって、理解に苦しみます。
製造する人も困ったものですが、輸入販売する国内の業者さんにもセンスのなさを感じます。

たまに、自分のところで使用していない機種を持ち込んでくる患者さんがいるのですが、操作方法がわからなくて困ります。

全国の医師にお願いしたいことがあります。
他の病院に人工呼吸器を使用している患者さんを紹介する場合は、医療者向けの取り扱い説明書を送ってくれないと、設定が変更できない場合があります。
こんなこと、ここで愚痴ってもしょうがないですね。

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