name
e-mail
url
subject
comment
トップページ > 過去ログ > 記事閲覧
手術室の器械出しについて
日時: 2007/10/08 08:17:31
名前: ともにゃん

臨床工学技士が手術室で器械出しすることについて皆さんはどう思われますでしょうか?現在、法律等で規制されていないため一部の施設で開始されているようです。

@賛成(それで人員が増えるのなら)
A賛成(法律、業務指針等で示されたら)
B賛成(無資格者でもOK、
    ずっと同じ器械出しをすればスペシャリストになる)
C反対(それはやっぱり違うんじゃない?)
D反対(法律、業務指針等で規制すべき)
Eその他

Page: 1 |

Re: 手術室の器械出しについて ( No.1 )
日時: 2007/10/08 14:25:44
名前: Mr.T

Eその他
基本的には賛成です。
ただGOに成るには、色々な問題を解決する必要が有るとも思います。

1:法的な問題(含:保助看法との絡み)
第5条 この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、
傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。
第31条 看護師でない者は、第5条に規定する業をしてはならない。
ただし、医師法又は歯科医師法(昭和23年法律第202号)の規定に基づいて行う場合は、この限りでない。

「規制されていない」ってのは拡大解釈の様にも思いますが、
臨床工学技士自体がどこまでこの「診療の補助」の業務独占に
今後食い込んで行くかだと思います。
現在、既に機械出しをされている施設も有りますが、
公にはあまり言われていないのもここら辺りが有るように感じます。
(無資格者も含めて業務をされている、某・国立大学にも見学に行かせて頂きました。)
法に抵触しないので有れば指針には無くても当院では、
「施設内で誰が業務を行うのが一番妥当か?」を考えて、
色々な業務を行っています。(勿論、当院及びCEの責任においてです。)

2:人員的な問題
人員が増えるから@ではなく、機械出しを行うのであれば、必要な人員確保は行います。

3:看護師との関係
現在、既に機械出しを実施されている施設の多くは、7:1看護で病棟に看護師が必要に成り、
その結果 数に制約が無いOP室の看護師を病棟に出し、代わりにCEを機械出しに・・って所が多い様に思います。
ただ、看護師に聞き取りを行うと、OP室業務の中では機械出しが一番やりたい仕事(花形的)な様で、
「機械出しが無くなるので有れば、OP室勤務をしたくない!!」って方も多く居ました。
ここらを病院の方針と押し切るかどうかも、問題では有ります。

アメリカでは専門職として「Surgical TechnicianとかSurgical Specialist」だったかな?のライセンスも有るようですが、日本ではまだ確立してないのが現状です。


これらを踏まえた上で、当院でも現在は模索しております。
ですが当面は、機械出しまでは多分行わないと思います。
ただ今回、業者の立ち会いに関して調べるために色々と調査したのですが、
整形関連で問題に成った業者の立ち会い、確かに必要で有るとも思えました。
関節系のOPでは、かなりの数の機器&機材が有り、
看護師の方が覚えるにしても、かなりの経験が必要に成ると思います。
現場看護師からの希望としては、業者の立ち会いが駄目に成るので有れば、
難しい機材の「機械組み」をCEさんにお願い出来ないか??との声も。
まだ模索が終わりそうに無いのが現状です。(笑)

それと上にも書きましたが、するorしない ってのは、
その施設で考えなければ成らない事だと思います。
(注:指針に無い事ですので、責任も踏まえたうえでの事です。)
臨床工学技士法だけが業務独占に関する事項が無い。
これは返して言えば、まだどこまでもやれる可能性を残しているとも思えます。
当然、新たな医療機器は今後も出て来るでしょうから、
検査&放射線関連以外の機器については、「指針に無いから・・」って考えでは、
施設内での信頼は勝ち取れないと私は思って業務を行っています。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.2 )
日時: 2007/10/08 18:57:26
名前: きつね

C
地方は人手不足でMEが器械だししないとOPが出来ないからやっているという既成事実がありますが、日臨工のワークショップを聞いていた範囲では、器械だしは違うだろっていう声も聞かれました。
なんでも屋でもいいから需要を増やしたいという方向に行ってしまうと、これってMEの業務なの?MEじゃなくてもいいんじゃないの?って思う業務に囲まれてしまいそうで。
業務指針をもう少ししっかりしてほしいのでDな部分もあります。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.3 )
日時: 2007/10/09 10:20:26
名前: bbb

器械出しはすべきではない。はっきりと拒否すべきでしょう。
それ以外に、もっと技士じゃないとできない業務がいっぱいある。
まずは技士の業務を確実に行い、さらにやるべき業務の拡大をすべきです。
誰がやってもいいような業務は、技士としても行っても世間的にはまったく評価されないと思いますよ。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.4 )
日時: 2007/10/10 10:00:24
名前: Mr.T

素朴な質問です

きつね氏>
何でも屋でOKとは思っていませんが、「MEじゃなくても良いんじゃないの?」
って業務はするべきでは無いとお考えですか??
(例えば、業務指針に無いものとかですか??)

bbb氏>
「世間的には評価されない」と有りますが、世間とはどこを指しているのでしょう??
施設内ですか?技士仲間ですか?患者様って意味なのでしょうか??
Re: 手術室の器械出しについて ( No.5 )
日時: 2007/10/10 21:49:54
名前: きつね

上記質問にお答えしますと、透析室におけるベッドメイク等、その環境でMEとしての業務もしながらできるものはやっています。
しかし器械だしなど、ME業務とは考えにくいし、手洗いをしてそれに専念するもの等に対して、現在やっていないのであれば新規で受けることはしない方がいいと思います。
心カテをはじめ、業務指針だけではうまく業務範囲が決められないものはあると思いますので、業務指針にこだわるつもりはないです。
でもある程度やることをしぼった方がいいと思います。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.6 )
日時: 2007/10/10 23:32:28
名前: ちょっと ちょっと

臨床工学技士でないとできない仕事をやりましょうよ。
機械だしはチョット違うきがしますが・・・・。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.7 )
日時: 2007/10/11 06:57:11
名前: cool

そういえば、日臨工のポスターでMEが積極的に器械だしをやっていますって発表している施設がありましたね。
微妙な空気が流れていましたが。
ME業務ではないものにまで手を出さないと信頼を勝ち取れないって寂しいですね。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.8 )
日時: 2007/10/11 08:47:44
名前: ともにゃん

 みなさん、ご意見ありがとうございます。特に、Mr.Tさん法的な問題等詳しく解説ありがとうございます。
 補助看法で「看護師」が「診療の補助」ができる、「臨床工学技士の指針等には記載されていない」ってところがキーワードですかね?
 確かに「規制されていない」ってのは拡大解釈の様にも思いますが、病院側がどれだけ臨床工学技士に頼みたいかってのがポイントになると思います。
 当院では師長さんが「そんなんあり!?」って感じだったので、器械出しはないと思います。ただし、整形のインプラントの立会いが無くなった場合、我々が代わりをする?ってことはあるかもしれません。

 個人的にもCです。最近学会等で臨床工学技士の器械出しの発表等がありますが、離職率が高いって聞いてますし、学生の頃から「業務としてこんなこともあるんですよ」って教育されていて、世間から認知されていかないと専門職として発展していかないと思います。

 臨床工学技士の業務指針については、改定され心カテ等は盛り込まれるんでしょうが、今後出てくる新しい機器や先進医療には、対応できないでしょうね。
 施設基準の要件において、「臨床工学技士が居なければ成らない」の文言が出て実際に業務する人数が増えてきてからでないと進まないと思います。臨床工学技士の資格自体がそうでしたし・・・・

 器械出しをされている施設さんのご意見はございませんか?
Re: 手術室の器械出しについて ( No.9 )
日時: 2007/10/11 12:52:08
名前: Mr.T

きつね氏>
レスありがとうございます。
何となくですが、きつね氏の考えは理解しました。
業務指針に拘らない考えも、私見と似ていると思います。

ともにゃん氏が書かれている様に、指針に無い物でCEが業務を行なっている物も多いのが現状です。
当院でも先進医療にあがっている業務を、いくつかCEが関わって行なっています。
当然、法にも指針にもあがっていません。
要件では「臨床工学技士が居なければ成らない」と成っているのにです。
既に矛盾?が起こっているのが現状です。
(先進医療が広まって保険点数が付くので、指針が遅くなるのも理解出来ますが。笑)

余談:先進医療の要件でCEの名が出ていない業務でも、当院で行なっている物もあります。
先進医療で最初に申請・認可された施設でCEが関わっていなかった場合、
残念な事に大抵はこの要件にCEの名があがりません。
業務指針以外の事をCEが行なっていないと、先進医療に名前があがって来ないのが現状なのです。

cool氏>
「ME業務ではないものにまで手を出さないと信頼を勝ち取れないって寂しいですね。」
何故寂しいのか、理解に苦しみます。
上に挙げた様に当院では、指針内で当院に関する業務を行なった上で、
指針に無い業務も色々と行なっています。
「ME業務」とよく書かれていますが、指針内の業務のみって意味ですか??
「CEでないとできない仕事」も書かれている方が居ましたが、
CEに独占業務は有りません。医師でも看護師でも法的には行なえます。

ただ以前にも書いた様に、当院の基本は「施設内で一番誰が関与するのが妥当か?」を考え業務に取り入れています。
放射線&検査以外の機器で、看護師さんが触るには難しい。
また安全面から考えても、CEが関与した方がリスクが減る。
こういった業務は、CEが行なうのが妥当であると当院では考えています。
勿論、明らかに法的に駄目な物は行ないませんし、指針に無いものですから、
経営陣及びドクターサイドとも協議し、責任も踏まえた上でです。

最初に私が書いた様に、器械出しに関する論点は法的解釈なだけです。
これがクリアするのであれば、後はそれぞれの施設で決めれば良い事だと思います。
現在のオペでは、かなりの機器・機材を使用しています。
今回、当院で器械出しの話が出たのも、医師側からの依頼でした。
アメリカではSpecialistが居るが、日本ではまだライセンスが無い。
看護師では離職率も高く、Specialistが育ち難いとの声から調査をしました。

ハッキリ言うと、個人的な意見では私もC番です。
しかし調べている内に、医師の要望も理解できるのでE番で肯定にしました。
ただCEが関与した場合、法的な解釈の問題、看護師サイドの
モチベーションの問題、施設として責任の問題、当然CEの意見等も踏まえ、
色々と現在も検討しているのが現状です。
現状では多分、行なっても器械組みまでで、器械出しまでは行わないと思いますが。

最後に、既に器械出し業務を行なっている方、または他にもオペ室で業務を
行なっている方からの意見も聞いてみたいです。
法&施設内の意見さえクリアされるのであれば、今後Specialistとして
ME業務の中の1業務と成り得る可能性は十分あると私は考えます。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.10 )
日時: 2007/10/12 01:05:10
名前: ミゲ

非常に興味深い内容ですので、書き込みさせて頂きます.
当院は年間約1000件の手術を行っており、消化器外科、整形、眼科が中心です.心臓はありません.その中で、1名のCEが担当しており、全ての医療機器・医療設備の管理を任されております.当院の看護師はモニターアラームの音量変更も出来ません.腹腔鏡手術装置なども一切解りません.臨床工学技士業務と手術室看護師業務とは完全に区別化されおります.
数ヶ月前、看護部長・事務長から7:1看護の影響でCE科への器械出しの要請がありました.経営陣は7:1は絶対に逃したくないので、必死です.事情は良くわかりますが...
この要請について現場の医師、看護師と検討した結果、「器械出しは看護師が行いたい(器械出し業務に誇りを持っているから)」「そんな(7:1を取るという)理由では要請には応じられない」ということになりました.
CEが器械を出しを行う為には法的な問題も含め現場看護師のモチベーションなど問題が無数にあります.当院の結果では上記のCとなりました.個人的には状況次第では有りと思います.施設としてどう考え、検討するかが最も重要だと思っています.

 〜一部書き込みについて個人的な意見〜
CE業務に独占業務はありません.これは可能性が無限にあると私は解釈しています.だから当院でもCEの責任の下、色んな業務を請負います.また施設内の会議なども積極的に参加し、そこでも信頼を得ようとしています.「CEだから透析だけやっていればいい」という人が私の身の回りには多い気がしますが、大切なことは医療従事者として、社会人として、患者、病院から何を求められているか、どう前向きに検討し、実現するかだと思います.政治的な背景もありますが、臨床工学技士の認知度が低いのはこのような方々が多いからだと思うことがある今日この頃です...
乱文失礼しました.
Re: 手術室の器械出しについて ( No.11 )
日時: 2007/10/12 02:40:39
名前: neko

たしかに誰がやるのかはっきりしない業務において、その候補に手を挙げて業務拡大をするのもいいことだと思います。
そこで「CEとして」その業務に取り組めればよいですが、看護師よりコストが安くて、看護師のように業務指針や看護部の方針を持ち出して、これはやるけどこれはやりません!みたいなことを言わない便利な人々という風に見られてしまうと、何でも屋の方に向かっていきそうで、難しそうだと思いました。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.12 )
日時: 2007/10/12 12:54:13
名前: JavaT

個人的にはやりたいとは思いませんが、各病院の実情によってはやる必要のある業務だと思います。

「業務指針にないから」「臨工の業務ではないから」という意見を多くみますが、業務指針にない業務をやっている施設も多いのではないでしょうか?

当院では
「心カテ室でのポリグラフ、物品の準備、EPS、アブレーター、ペースメーカーのプログラマー、カルト設置などその他多数」
「ペースメーカー、ICDチェック、設定変更など」
「心電図、各種心臓血管エコーなど(有検査技師・看護師免許)」
「内視鏡業務介助など」
その他上げれば数限りないほどの指針外の業務を行っております。(含まれているのがあれば申し訳ありません)
他の施設の方でも同様に指針外の業務を行っている方は多数いるのではないでしょうか?
臨工の業務から遠からず近からず内容とも、ME機器を用いているからというのはそれこそ理由にならないと思います。
学会に行っても指針外の業務の発表をされてる方はたくさんいらっしゃるようですが。

何しろ臨工が吸引を行えるよう業務指針に組み込まれるよう技士会も動いていますからね。吸引とME、機器の管理には吸引は必要ないですが現場の意見として必要性が高まってきたから指針に組み込まれる。自然な流れだと思います。

臨工でないとできない業務は存在しません。Mr.Tさんがおっしゃるように臨工に独占業務はないのです。現在の指針に書かれている内容は当時の臨工に必要だと考えたから指針に上げられたものであってそれが10年たって20年たっても不変である必要はなく、求められ、認められたならばそれを臨工の業務の一つとして確立し、やがて指針に含まれるよう努力するのも新しい世代の仕事ではないでしょうか。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.13 )
日時: 2007/10/12 17:23:04
名前: ともにゃん

みなさま力の入ったレスありがとうございます。これも皆さんが業務について、悩み苦労しているからだと思います。今後もこのような
建設的な議論が出来たらうれしく思います。
JavaTさんの施設では、大変多くの業務をされているようですが、これだけの多様で多くの業務をこなしていくとなれば、教育やローテーションが大変だと思われますが、何か工夫とかありますでしょうか?というのを新しいスレッドで聞いてみたいと思います。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.14 )
日時: 2007/10/12 21:21:26
名前: 守ろうよ

臨工でないとできない業務がないとか、臨工に独占業務は有りません。とかの発言がありますが、一般に資格がないとできない業務を「業務独占」と言うと思いますが・・・、臨工はりっぱな業務独占の業務”生命維持装置の操作”があります。もちろん医師も看護師もできる業務ですが、裏を返せば医師、看護師、臨工しかできない独占業務です。検査技師、理学療法士等にはできないのです。病院で臨工しかできない業務はこの先絶対ありえないと思います。医師はすべての業務ができることにしておかないと病院がなりたたないと思います。そんなことにしたら医師は開業もできませんし。
業務指針は守るべきだと思います。他の施設が守ってないから守らなくてもいいのですか?これってみんなが信号無視してたら自分も守らなくていいと同じですよね。これって警察に言っても許してくれませんよ。守らなかったら何のための指針ですか?守らないで医療事故があった場合誰の責任ですか?やった本人?上司?病院長?もし指針以外の業務を行う場合は必ず前記の許可を得るべきだと思いますが・・。まだまだ、
指針の業務もできていない病院も多くあるようにですので、まず、それが先だと思います。それに今は医療機器の管理業務が非常に重要になっています。どこの病院もしっかりできるようにがんばりましょう。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.15 )
日時: 2007/10/13 07:25:57
名前: 業務指針

なお、当指針は医療の発展や変容等に応じて、必要があれば適宜見直されるべきものであり、臨床工学技士の業務を定型化することを意図するものではない。

業務指針がいつまで経っても変わらない事が、意見の相違が起こる根本原因。

みんなが信号無視してたら自分も守らなくていいと同じですよね。

こんな程度の低い後ろ向きな考えの人が多いのが、いつまで経っても変わらない理由の一つ。

Re: 手術室の器械出しについて ( No.16 )
日時: 2007/10/13 08:14:32
名前: bbb

白熱した討論になってますね。

いろんな意見がありますが、やっぱりME業務として法的にも認知的にも確立した(もしくはできる)業務を中心として充実すべきだと思います。
例えば、機器管理にしても施設間で雲泥の差があり、できていない施設もいっぱいあるわけです。そのような状況下で他の施設は関係ないとばかりに自施設では器械出しを行うのはどうかと思います。臨床工学技士界全体を考え、そのなかで底上げをしていかないと社会的・学会的・業種的評価はしてもらえないのです。自施設だけではなく全体を考えて行動してもらいたいと願っています。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.17 )
日時: 2007/10/14 01:59:06
名前: kkk

いろいろな意見もありますが、 業務指針さんの意見に賛成です。

実際に器械出しをやっているものですが、最初は確かに抵抗はありました。しかし、器械出しをやっていくうちに手術全体が見えた感じがします。今までやってきたCEの立会業務(内視鏡の立会い業務等)がまだまだほんの前座に過ぎない業務だったのかなって思いました。消耗品や器械の把握や管理などいかに看護師業務が大変か思い知らされました。それに加え器械出し看護だから頭が下がります。看護業務をサポートしたい気持ちが高まったのも事実です。

また器械出し業務を通して機器にも精通しているCEは術中に医師から説明を求められても答えることが出来たり、機器が多い眼科手術では動きがいいことから医師への信頼関係が高まったのも事実です。実際、医師からの依頼業務も増えました。


看護師全体の総数に比べてCEの総数はまだまだビビたるものです。いろいろな業務拡大をしていき、職域を増やすのもCEが飽和状態になるのを防止する一つの策ではないでしょうか?
 

手術看護学会の一部の方からは器械出しも立派な看護なのでCEには任せるのはちょっとという意見もあります。また、病院経営も苦しい現状の中でこれは看護師業務と言ってられない現状も有ります。

この器械出しの件は大いに議論していただいて、皆が納得いく方向にいけたらいいのでしょうか。

実際にやらせてもらえる今の現状に感謝してる者より
Re: 手術室の器械出しについて ( No.18 )
日時: 2007/10/14 11:43:46
名前: neko

吸引も日本臨床工学技士会はやれるようにしたいけど、看護協会の猛反対に合っていて、在宅ではヘルパーさんがやっていることでも、院内では手を出せないようになっています。
手術も外回りは忙しいときに手伝わせるけど、器械出しはやってほしくない、自分たちの業務にかぶらずに、忙しいときだけ動いてくれる存在でいてほしいようです。
臨床工学技士の人数はもう飽和状態なのかもしれません。
日常業務量がそれほどないのに、当直制などをするにはそれなりの人数が必要だから、日勤帯に余っていることもあるように思います。

機器管理など本来やるべきことをやってから、業務拡大を考えた方がよいと思います。
業務指針に、機器管理についてもっと具体的に示されれば、機器管理に人員がさかれて、他の業務に手を出す余裕がなくなるかもしれませんが。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.19 )
日時: 2007/10/15 13:14:15
名前: ともにゃん

白熱した議論ありがとうございます。印象的な意見がありましたので少しまとめてみます。
bbbさん>機器管理にしても施設間で雲泥の差があり、できていない施設もいっぱいあるわけです。

確かに臨床工学技士界全体を考え、底上げしていく必要があります。
臨床工学技士の雇用されている施設は約3〜4割、機器管理が出来ている施設がその半分程度だとすると、もっと全病院が機器管理をしなければならないような仕組みを作る必要があると考えます。具体的には、生命維持管理装置の法定点検化です。車検のような仕組みでもかまいません。エレベーターは、1年1回以上の点検が義務付けられています。生命維持管理装置の方がより点検等が必要です。生命に関わるリスクからいけば、出来ていないのが不思議なくらいです。
法定点検化は、病院経営者から猛反対されるでしょうが、みんなで業界全体を盛り上げ、日臨工といっしょにがんばっていかなければなりません。

実際に器械出しをやっているkkkさんコメントありがとうございます。「実際にやらせてもらい感謝してる」という言葉には、驚きと重みを感じました。
>看護業務をサポートしたい気持ちが高まったのも事実です。
我々臨床工学技士の業務は、患者さんのための安全な医療の提供が第一目的です。そのために、機器管理等で医師・看護師が安全に働きやすい環境を整えるというのが、医療と工学の知識をもった我々だけにできる業務であるように思います。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.20 )
日時: 2007/10/15 13:29:55
名前: Mr.T

色々な意見が出てますが、賛成or反対で平行線な感じがします。
議論のような、単なる思いを書いている様な・・・
ただ色々な考え(思い)が有るのは、理解出来ました。

確かに反対意見の方々が書かれている様に、まだMEは病院で確立された組織に成っていないのが現状です。
昨年の大阪府が行なった調査でも、施設内にMEが居る施設が約30%でした。(サンプル数390施設)
この現状を考えると、技士会として力を入れている”機器管理及び立ち合い”に関しては、
裾野を広げる意味で大いに理に適った行動だと思います。
全く異存も無く、それぞれの施設でこれ等に関する業務にCEが関与し、
施設内での業務確立に貢献すべきだと考えます。
(その方向で当院でも業務を行なっています。)
実際、今までCEが居なかった施設でも、今年の求人を出している施設も聞いています。

だからと言って、施設内での業務拡大を反対する理由には成っていないと思います。
指針の内容を行なったうえで、その他CEが関わった方が良いと思われる業務を、
「指針に無いから」って理由で行なわないのもどうかと感じます。
(色々な政治的理由も含めて、指針が現在の医療より遅れているのが現状では?)
CEとして医療安全に関して意見を出し、必要で有れば業務に携わって行く事も立派なCEの業務だと思います。

当然それぞれの施設間で、業務内容や施設内での認知度(力)に開きが有ると思います。
例えば、やっと一人目のMEを雇った施設と、20年MEが居る施設とで足並みが揃うわけも無く・・・
底上げ意見は大賛成ですが、ある程度指針の内容が行なえ業務が確立している施設では、
新たな指針に盛り込まれるべく業務を手掛け、今後のCEが行なえる業務を確立していくのも大切な仕事と考えます。
(注:責任を伴いますので、あくまでも私の個人的な意見です。)

意見が平行線に感じますので、私としての考えは以上の通りで今後とも指針以外の業務でも、
看護師が扱うには難しく、CEが関与する方が安全面でも望ましい場合は行なって参ります。
明らかに法に抵触する物は避けますが、指針に無いものに関しては今後も安全管理委員会等の関連委員会に議案を提出し、
院内のコンセンサスが得られれば業務として行ないます。(これだと議事録に記録も残りますし。)
あくまでも”当院及びCEの責任において”は、理解した上でです。

賛成意見の中にも何人か同じような考えの方が居られましたが、
指針に無い業務に携わっている方は、もう一度良い機会と捕らえ、
個人及びMEのリスクを再考してみては如何でしょう??
病院としてのコンセンサスだけは得ていないと、医師個人もしくは
担当科だけとの話し合いでは、少し弱く感じます。
Re: 手術室の器械出しについて ( No.21 )
日時: 2007/10/16 18:25:02
名前: カッピバラ

Eその他
 反対ではあるが仕方ない流れ。

技士が器械出しをする施設で働き、実際に器械出しと技士を兼任しているものです。
現在5人の技士が勤務しトップのみが技士専任として働いています。そして毎週交代で2人をオペ室に貸し出しています。

器械出しを経験した私の考えでは『反対』です。理由として…
@器械出しとME業務を両立しにくい(時間的制限)
A無資格でもいいのなら無資格者でいいのでは。
BMEでもいざという時は無資格者と同じ扱いをされるため納得いかない。
C器械出しとして独り立ちするには時間がかかる(当院の場合、新卒でも半年間ME業務には関われません)よって技士が育たない。
Dどうしても看護師に使われているイメージが強く、下っ端という扱いになりやすい。
E看護師のMEという職種に理解がない。
F看護師不足だから技士に声がかかるのはわかる。しかし看護師が補充されたら技士はさよなら?

いま考えられるのはこれ位。
入職して2年。いい経験できたと思うものの、本当につまなきゃならない経験してない自分が不安です。
技士の本業が当院の心外や循環器の衰退で少なくなる中、器械出し確保のため募集だけは多くなるのが現実です。




Re: 手術室の器械出しについて ( No.22 )
日時: 2007/10/08 14:22:30
名前: Mr.T

○6その他(機種依存文字は使えないためこのように表示します)
基本的には賛成です。
ただGOに成るには、色々な問題を解決する必要が有るとも思います。

1:法的な問題(含:保助看法との絡み)
第5条 この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。
第31条 看護師でない者は、第5条に規定する業をしてはならない。ただし、医師法又は歯科医師法(昭和23年法律第202号)の規定に基づいて行う場合は、この限りでない。

「規制されていない」ってのは拡大解釈の様にも思いますが、臨床工学技士自体がどこまでこの「診療の補助」の業務独占に今後食い込んで行くかだと思います。現在、既に機械出しをされている施設も有りますが、公にはあまり言われていないのもここら辺りが有るように感じます。(無資格者も含めて業務をされている、某・国立大学にも見学に行かせて頂きました。)法に抵触しないので有れば指針には無くても当院では、「施設内で誰が業務を行うのが一番妥当か?」を考えて、色々な業務を行っています。(勿論、当院及びCEの責任においてです。)

2:人員的な問題
人員が増えるから○1ではなく、機械出しを行うのであれば、必要な人員確保は行います。

3:看護師との関係
現在、既に機械出しを実施されている施設の多くは、7:1看護で病棟に看護師が必要に成り、その結果 数に制約が無いOP室の看護師を病棟に出し、代わりにCEを機械出しに・・って所が多い様に思います。
ただ、看護師に聞き取りを行うと、OP室業務の中では機械出しが一番やりたい仕事(花形的)な様で、「機械出しが無くなるので有れば、OP室勤務をしたくない!!」って方も多く居ました。
ここらを病院の方針と押し切るかどうかも、問題では有ります。

アメリカでは専門職として「Surgical TechnicianとかSurgical Specialist」だったかな?のライセンスも有るようですが、日本ではまだ確立してないのが現状です。


これらを踏まえた上で、当院でも現在は模索しております。
ですが当面は、機械出しまでは多分行わないと思います。
ただ今回、業者の立ち会いに関して調べるために色々と調査したのですが、
整形関連で問題に成った業者の立ち会い、確かに必要で有るとも思えました。
関節系のOPでは、かなりの数の機器&機材が有り、看護師の方が覚えるにしても、かなりの経験が必要に成ると思います。
現場看護師からの希望としては、業者の立ち会いが駄目に成るので有れば、
難しい機材の「機械組み」をCEさんにお願い出来ないか??との声も。
まだ模索が終わりそうに無いのが現状です。(笑)

それと上にも書きましたが、するorしない ってのは、その施設で考えなければ成らない事だと思います。
(注:指針に無い事ですので、責任も踏まえたうえでの事です。)
臨床工学技士法だけが業務独占に関する事項が無い。
これは返して言えば、まだどこまでもやれる可能性を残しているとも思えます。
当然、新たな医療機器は今後も出て来るでしょうから、検査&放射線関連以外の機器については、「指針に無いから・・」って考えでは、施設内での信頼は勝ち取れないと私は思って業務を行っています。

Page: 1 |